無職が世界の中心でアイを叫んだけもの

平成30年3月20日、僕は仕事をやめた。

 

職場のビルを出た瞬間「節子ーーー!」と叫ばずにはいられなかった。

 

何も成し遂げていないのに、ただそこの職場から脱出できる!という解放感だけで

バドミントンやっていてIH出場決めた時より達成感があったように感じた。

いや、ただホントに逃げ出しただけなんだけど、、、。

そこが逆に切なくもある。これが社会人になってから数十年経た結果かよ、と。

 

ここ数か月は毎日朝起きるのが地獄で、朝を迎えたくないから寝れずに睡眠不足になる。職場にいるだけで胃がキリキリして変な汗をかくこともあった。

 

それは最終出社日まで続き、最終日も「何事もなく無事に返してくれ!」と願うばかり。

実際ここ数日は何事もなく、毎日椅子に座って胃を痛めながら残っている残作業を粛々とやって定時がきたら帰る。という生活を送れていた!

 

しかし、人生はそう甘くなかったですね。

午後を迎え、安堵しかかっている僕のもとに上司が「これどーなってんのか確認しろよ。」と書類を持ってきて迫られた。

???のまま話を聞くと、僕が以前に納品した納品物に問題があったらしく、上司のもとにクライアントから問題の指摘箇所がびっしり書かれた書類が届き、その原因と対策をどうするのかまとめろ。という事らしい。

原因は「社内で俺の納品物をチェックする奴がいなかったからじゃねーかよ。」と叫びたくなったが、一応ひとりでやっていた仕事でもあったので渋々作業を行う。

 

が量が多く、定時を過ぎても残業確定。

あれ?おかしいな、今日は最終出社日なんだけどな。

このままだと仕事残ってるから木曜以降の出社も求められるんじゃないか、とか最悪の展開が僕の脳裏をよぎる。そうなったらほんとに出社拒否するしかないよね。どうしようかな。

ララララー、ララララーとくるりの“東京”が脳内BGMで鳴り響く。

 

そんなことしているうちにオフィスも一人二人と帰り、気づけば上司も帰ろうとしている。

そこはさすがに慌てて止めた。

僕「この書類はどうしましょうか?というか私、今日が最終出社日なんですが?」

 

上司「そうだな。後でメールで送ってくれればいいや。出来たところまででいいからメールで送って。」

僕「使用していたPCなど、デスク周りのものはどうしましょう?」

上司「PCはとりあえず机の中にいれておいて。あとは残っている人達に預けておいてもらえばいいや。」

 

と言って上司は疲れた顔をして帰っていきました。

最後の挨拶はこれだけです。いやほんとにマジで。自分がおかしいのか?

 

僕は唖然とするとともに、これまでの10か月が走馬灯のようにかけめぐり、

「この10か月は何だったんだろう??」という虚無感だけが残りました。

 

いやほんとに何だったんだろう???

結局、自分にとっても、会社にとってもマイナスにしかならなかったのでは?

 

肩の力が抜けてしまった僕は、そそくさとメールを送り、後片付けをして帰りました。

退館申請の為、最後に対応してくれた方がいい人で、玄関まで見送ってくれたりして、ちょっとだけ救われた気にもなりましたけどね。

 

もうこんな経験は二度としたくないんで僕が感じたことを残していきたいと思います。

 

今回の教訓

1.この会社の環境、なんかおかしいな、居心地がよくないな。と感じたらすぐ次の選択を探した方がいい。

2.上司の姿は未来の自分の姿。

3.会社以外に自分の居場所を作る。

 

1に関しては、なるべく早く決断する勇気が必要。

一ヵ月いてみてその環境に馴染めなかったから、プロジェクト単位で一時的に好転することはあっても長期的には良くなることはありません。

2に関しても、辞めた職場にいた上司は、一緒に飯食いに行ったときに、青白い顔して「死にてー」とかこぼしてるんですよね。夜、残業してるときに疲れてデスクで仮眠とってる姿も見たことあるんですけど、その余裕のなさは下に働いている僕の所にも響いてきましたし、何よりここで働いて出世してもああいう姿になっちゃうんだと思ったら、絶対に続けていきたくないです。

3は鬱になってしまった時、誰も頼る相手がいなくて、ひとり家にいて会社と往復するだけの生活だったらと思うと今でもぞっとします。このブログや飲み会の場で愚痴をこぼしたりする友人がいたからこそ救われた部分はかなり大きかったんじゃないかと思って感謝してます。

趣味でも何でもいいんで、私生活で仕事以外のコミュニティに入るというのは仕事と同じくらい大事だと思います。

 

最後に

生きる選択肢は一つではない。

仕事辞めたって、ダメだって、他の所で自分の価値を見出せばいい。

 

「そうだ!僕はここにいていいんだ!」

エヴァに乗らなくても自分が存在する価値を見つけたシンジ君みたいに。

 

そして見出せた時に言われたい。

 

おめでとう

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