前の日飲み過ぎて太陽がまぶしい連休初日の土曜、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchi の冠ラジオ、「I’m a SUPER STAR!!!」、第9回目の放送を聴いた。
Takuya Nagabuchiの冠ラジオ、「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。
まずはリスナーからのメール紹介から始まった。毎週の「どなり」生でやっているのであれば、もっとアレンジしたものを聞いてみたい、といった内容。
「いつもとは違うどなりではじめてみよう。」と前置きして「Takuya Nagabuchiの、I’m a SUPER STAR!!!」とどなりが繰り出されたわけだが、なんと、今回は「I’m a SUPER STAR」の部分がセクシーなウィスパーボイス!
いつもとは違った趣で、第9回目の放送の幕が開けた。
冒頭のメールの後半にTakuya Nagabuchiへの質問がいくつかあり、それらに答えていく流れとなった。
Q :Takuya Nagabuchiは普段着は?
A: Takuya Nagabuchiとして出かける時は90年代の長渕剛ぽい格好をしている。イスラムワッチという編み編みの帽子を被っている。ファッションであるとわかってもらえず、頭怪我してんですかと訊かれることもある。長渕剛のドキュメントとかみて服装研究してる。Takuya Nagabuchiではないプライベートの時は、ミリタリー系を好んで着る。ブランドはAVIREXなど。また、キャップをよくかぶる。ハットもよくかぶる。ZARAとかで買ったシャツを着ている。
Q: 長渕剛以外で、好んで聴く歌手は?
A:山崎まさよし、斉藤和義などの、アコースティックなアレンジのものを好んで聴く。
Q: カラオケでは何を歌いますか?
A: BOOWYとか、ギター1本では弾けないタイプの曲を歌う。しかしカラオケ自体あまり行かない。
Q: 名前が売れてくると付き合いない同級生から連絡きたりしますか?
A: 「ダウンタウンなう」に出演した時は、たくさんきた。仲のいい人には返したけど、無視したのもある。
Q: 長渕剛さんの歌で特に難しいのは?
A: 最近のは難しい。つかみどころがない。「嘆きのコーヒーサイフォン」など、ほぼセリフ。
長渕剛「嘆きのコーヒーサイフォン」
「番組オリジナルのシールステッカー、もうじき用意できます。二種類、送ります。」とたくさん寄せられるメッセージへのお返しを準備している旨伝えられた。来週もメッセージ続々紹介される予定とのこと。
そして、先週の放送であったリクエストに応えてのラジオドラマのコーナーに突入した。再現するドラマは、1987年にTBSで放送されていた「親子ジグザグ」。全20話の、長渕剛の関わった中でも一番長いドラマだ。
あらすじ
10年前に故郷を捨て上京した長渕剛演じる下別府勇次は食堂を営んでいた。恋人の安田成美演じる安西梨花と同棲しようとしていた時、勇次の息子と名乗る伊崎充則演じる勇があらわれた。恋李麗仙演じる勇次の母ノブも加わり、騒動を巻き起こしていく。
再現するのは第19話「ばっちゃんとの悲しい別れ」からのワンシーン。
「ゆうじの母、下別府ノブは、勇が東京でうまく暮らしていることに安堵し福岡に帰ろうとするが、ノブが末期の狭心症と知り、勇次はみんなで暮らそうと申し出るが、ノブは生まれ故郷の福岡でないと暮らせないと申し出を拒否した。」というところから始まるワンシーン。ノブ、勇、勇次の役をひとりで演じ分けるTakuya Nagabuchi。急遽楽器屋でピアニカを買って作ったという背景音楽もつけて。完成度の高いラジオドラマ!ドラマ自体が見たくなった!
そして、「ろくなもんじゃねえ! 」(Takuya Nagabuchiバージョン?似すぎでどっちかわからない)がかかる。
ろくなもんじゃねぇ!
“人恋しくて 誰かにしがみつき
弱虫ばかりで とびだした18の俺
愛はいつも 大嘘つきにみえて
知らないうちに 一人がすきになつてた
見えない何かに背中を押され
夢中でころがりやつとつかんだものに
心を引き裂かれちまった
心をなじられちまった
くやしくて かなしくて 堪えた夜
大嫌いだぜ 大嫌いだぜ
ろくなもんじゃねえ!“
「本物もぜひチェックしてほしい」と今回のラジオドラマが元ネタへの入り口になってくれればという思いが伝えられる。「このドラマのこのシーン!とか指定してくれてもいいから、ドラマのシーン再現リクエストも送ってほしい」とラジオドラマへの前向きな姿勢、やる気が示された。ラジオとして、もはや30分枠ではおさまらなくなってきそうだ。今後の盛り上がりが期待される。なにか送ってみようかと思う。
そして、弾き語りのコーナーに。リクエストで選ばれた曲は、「プンプンプン」。
“おとといの晩は どこかのディレクター
そして昨日の晩は どこかのプロデューサー
ひごとよごと お前のからだは
おとこたちの酸っぱいにおいでプンプンプン
そしてお前はホテルのベッドに横たわってる
なれなれしいことばを たくみにはきちらす
しけたからだで俺を抱きながら
まあ別に俺の心はプンプンプン
俺をなめくさりやがる
みえすいたてのうち
黒いバッグのなかには書き連ねた電話番号
お前のおとこたちへの 野心と利用とが
ふざけた体を妙にくねらせて吠える
プン プン プンプンプン たいしたタマだぜ
女ってやつは わからねえプンプンプン“
ラジオブースの熱気が伝わる熱いパフォーマンス。ライブで聴きたい曲だ。
「プンプンプン」を演奏している。拾った動画。これはこれで味がある。「沢尻エリカの胸が舐めたい」という絶唱。虫が踏まれたような切実な叫び。これはこれとして、ぜひラジオのタイムフリーでTakuya Nagabuchiバージョンを聴いてほしい。
そして、エンディングは、明日は昭和の日なので、アルバム「ライブ昭和89」より、「昭和」。
長渕剛「昭和」
「メール待ってるぜ」とTakuya Nagabuchi。
メールは
takuya@obc1314.co.jp
ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで
まだこのラジオのこと、Takuya Nagabuchiのことをよく知らない人も、このブログの過去記事を読みYou TubeのTakuya Nagabuchiのパフォーマンス動画を観てみてほしい。全国的な世間認知はまだそれほどではないが、これからより多くの人に間違いなく知られることになるであろう逸材である。
次はついに10回目! どんなラジオになるのか今から楽しみである。
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