出世していく人間のトイレでの一つの共通点について

本を売るためにタイトルはすごく重要なことはわかるんです。

もう本が売れないもんだから、刺激的な言葉を並べたくもなりますよ。

でも、ビジネス本だけはもうくるとこまできてるんじゃないかと。

早起きで夢を叶えてみたり、習慣化で目標達成してみたり、

そういうこと言い出だす奴は、即往復ビンタなわけですよ。もう本当に。

そういう本に感化されやすいのが、意識が高い、もしくは高くしたいビジネスマンで、

成功したいとか、たいそうなことを平気で言うわけですよ。

自己啓発というたぐいのものは、実に胡散臭いもので、

僕も薦められたり、貸してもらえれば、読むのですが、

クソの紙屑かよって思うことは実際あります。

なかには良書もあるとは思います。でも。。

一言で言えば、本のおかげで効率10倍になり出社60分で職場からいなくなってくれないかなって。

だけど!!だけどですよ。

僕もビジネス本みたいな考えを1つ、もっているのです。

僕は長い年月、会社にこの持論を持って出社していました。

そして、ひたすら会社でこの仮説について統計をとりました。

日常に潜むテロリストのように。

そして、つい先日の社員総会で結論がでました。

私の持論とは、

小便で便器との距離をあけて用を足す人ほど、出世しているです。

もうこれは間違いありません!

先日意識の高い営業マン同士がトイレで、私は運動不足なので、タワーマンションの25階から階段を使うようにしてるんですよと、便器との距離を最大限につめ、そう語っていました。

私は、1つ離れた便器からこいつ出世しないなと思うわけですよ。

語っていることも浅はかで、タワーマンションに住んでると言いたいだけなんですが、

重要なのは距離、距離!!って。もっと離さないと!って。心で思うわけですよ。

他人からどう見られているかということを、気にしすぎての距離の詰め方なんじゃないかと思います。

そして、先日の社員総会でこの仮説に決着がついたのです。

それは、社長が用を足すところに出くわしたためでした。

社長は便器との距離をちょっとぼけてしまっている老人や、用を足すことをようやく覚えて1人立ちした子供くらいに距離をとっていました。

今までの最高到達点を大幅に更新していました。

宮本武蔵と佐々木小次郎の間合いなんていう、ひりひりしたものではなく、

もう丸見えでした。

一瞬、こっちに見せてくれてるのかなって。

んで、ちょっと長めに目を凝らしていたら、

こっちに話しかけてきたわけですよ。

『君はちゃんと親と話しているか』って。

凝視していたので、最初注意されると思ったのですが、

あまりにびっくりして、はい!って普遍的な返事してしまったんです。

そしたら『それならよかった』と社長が言って、

自分のものをぶんぶん振り回して、ズボンに収納して、トイレを後にしていったわけですよ。

そのとき、仮説が定説になった瞬間でした。

僕の中で一つのビジネス本が出来た瞬間でもありました。

世に出ていない自分のなかにある、ビジネス本をどんどん積み上げて。

ぜひ出世していきたい。

ちなみに僕の場合は、

人がいないときは便器との距離をあけ、

人がくるとじりじり間合いをつめていく系男子なので、

出世できない内弁慶タイプの用の足し方という結果になったことをここに報告させていただきます。

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