ねこがかわいそうな映画3選

近年、ねこがかわいいかわいいと人気である。空前絶後のねこ人気。 たしかにねこはかわいい。ねこがいるだけで世界は明るくなる。

かわいいねこが出てくる映画やドラマは多々ある。かわいいものを見て心癒したいのは人の性。しかし、そんかかわいいねこがかわいそうなことになる映画もある。許せない。ねこをかわいそうな目に遭わせるなんて!

映画の中でかわいそうな目に遭ってるねこをみて涙を流し、その分現実の世界ではねこに優しく接しようではないか。

ということで、ねこがかわいそうな映画を3つ選んだ。

太陽を盗んだ男(1979)

監督: 長谷川和彦(助監、相米慎二)
脚本: レナードシュレイダー
出演: 沢田研二、菅原文太、池上季実子

沢田研二演じる理科の教員が、ホームメード原爆を夢中になってアパートで作っているのだが、罪のない好奇心旺盛な猫ちゃんがかわいそうなことに…。

79年の作品であるが、そこかしこに漂う80年代のバイブス。 70年代末の渋谷の東急の風景。星勝手がける音楽も素晴らしい。トラック野郎を経た、70年末の菅原文太ここに在り。

都会の孤独の中で男が原子爆弾という圧倒的な力に託した夢。肥大した孤独と自意識が加速させる自警団的行動。核が理想から脅威になった70年代をぶっ飛ばすカルト的作品。

「9番目の核保有国、俺。」というのには痺れた。

当時20歳のアメリカ育ち池上季実子の時代を超えた美しさも眼福。

沢田研二はこういうサイコな役がよく合う。森田芳光監督の「ときめきに死す」でもまた違ったサイコな役で素晴らしかった。

ラストも切れ味抜群の終わり方である。

 

怪猫 トルコ風呂(1975)

監督: 山口和彦
脚本: 掛札昌祐、
出演: 谷ナオミ、大原美佐、室田日出男、山城新伍

ウルフガイ 燃えろ狼男 の山口和彦が手がける奇妙な猫ノワール! トルコ風呂に姉を売られ、殺された妹の復讐ドラマ!

黒猫が大活躍してくれる。かわいいし、頼りになる。迫力のフライングアタックも披露。しかし、そんな黒猫があんなかわいそうな目にあうなんて…

そして、これは鬼畜な室田日出男を堪能できる作品でもある。目がやばい。薬やってる目つきだ。

一見、善良ぶってる室田日出男だが、裏では極悪の女売り飛ばし野郎。昭和33年3月31日、赤線最後の日の後に誕生したトルコ風呂。赤線から足を洗った女、谷ナオミを室田日出男がゲスいやり方でつれもどし、そして最終的になぶり殺してしまう! 加えて、その妹も寝取ってソープに堕とす。なんという鬼畜さ。

しかし、その鬼畜な胸糞悪さが、リベンジのカタルシスに火をくべる。やられっぷりも見事な男、それが室田日出男。

ちなみに、山城新伍がソープでのサービスを受けて悶絶する客というだけの役で出ている。

ZOMBIO/ 死霊のしたたり (1985)

監督:スチュアートゴードン
脚本: スチュアートゴードン(原作 ハワードフィリップス、ラブクラフト)
出演: ジェフリーコムズ、ブルースアボット、バーバラクランプトン、デビッドゲイル、ロバートサンプソン

かわいい猫ちゃんがサイコな生体実験野郎の餌食に!

映画としては素晴らしく面白い。
グロくて血がたくさん出るが、80年代なケレンのあるホラーで、もはやコメディのレベルの展開の凄まじさに笑うしかない。

映画にでてくる医学生の部屋にTALKING HEADS のSTOP MAKING SENSEのポスターがあり、映画の後半でトーキングヘッド、つまり、話す頭、な展開になり、それをやりたかくてこの映画撮ったのでは!? くらいな突き抜け感。

しかしまぁ、医学生ハーバートウエストの恐ろしさ。あんな医学生いたらこわくて仕方ないよ。向学心がありすぎるのもどうしたものか。ちょっとダニエルラドクリフ君に似てる。

セクシーな女体も出るし、腸も飛び出るし、百花繚乱、憂鬱も吹き飛ぶ楽しい作品。

以上、ねこがかわいそうな目に遭うシーンのある映画3つ紹介した。

ねこが幸せに暮らす社会は人間にとっても幸せな社会。 これらの映画みて、ねこへの慈悲を高めたいものだ。

 

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映画、音楽、本のことを中心に、役に立つかどうか度外視して書きたいこと書こうと思っています。サブカルなイベントもよく行くので、そのレポートみたいなことも書くかもしれません。