Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。
「来ちゃったよみんな!ブースの中に!」と、冒頭から、ブースの中がいつもと違うことを伝えるTakuya Nagabuchi。
先週のスタジオにリスナー入れての公開放送に続き、今回はスタジオからさらに踏み込みブースの中にリスナーを入れての放送。 Takuya Nagabuchiも「緊張感ハンパないね」と特別な空気を感じている模様。
今回ブースの中に招かれたリスナーは
三児のパパ さん
よっしん さん
おくだしゅん さん
旅行だいすき さん
おふくろ食堂 さん
あい さん
の6名。
高揚感ある様子だが、「今日はこんなに記念すべき会。だけど…」と「蛍の光」のメロディをギターで爪弾き、「最終回でございます。」と残酷な事実を突きつける。ついに、この日が来てしまった。
「でも、嘆いていてもしょうがないんで!」と雨雲蹴散らすようにかまされた「どなり」、
Takuya NagabuchiのI’m a super star!!!
渾身の、会心の一撃!と言うべき「どなり」が響き渡る!
そして、一通のハガキが紹介された。
拙い字で「ラジオ大阪」と書かれているその手紙は、小学校1年生、ひらまつ ひでとら くんからのもの。「まいにち あついですね。おしごと がんばってね。」とTakuyaへのエール。そして、打ち上げ花火と一緒に打ち上がっている佐藤拓矢らしき人物の絵も添えられていたそうだ。幅広い層が支持するTakuya Nagabuchi、そしてこのラジオ。 本当にこれで終わってしまうのか…
いつものように番組クレジット「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家、ランドフリーダムの提供でお送りします」とかまし、CMへ。
ランドフリーダムのCM
CM明け、ブースのリスナーと軽くやり取り。それぞれ、寝屋川、神戸、大阪市内、東大阪、三重県などから来たそうだ。「遠くからありがとう!もみじまんじゅうを!」と先週の放送で食べていたもみじ饅頭を振る舞うTakuya Nagabuchi。先週と言っても、収録は2本撮りだから、ちゃんとフレッシュなもみじ饅頭である。
もみじ饅頭むしゃむしゃ食べている間にメールを一件紹介。
ラジオネーム 「よごれたサンゴ礁」さんから「はじめてメールします。先日のガイシホール参戦し、路上ライブもみました。11000円払った価値はありました!8月1日のほうで参戦でしたが、すごく暑い日でしたね。まだまだこれからも熱いパフォーマンスたのしみにしてます!」といった内容。
路上ライブ、名古屋の会場でも2日間やったそうだが、日差しを遮るものがなくあせだくで大変だったそうだ。
1日目はステイドリームの格好で。ヘッドセットのワイアレスなんかつかって。「路上ライブの域を超えてましたね」と自画自賛。2日目はふざけんじゃねぇ ツアーの格好で。「ベースのとくださん、ピアノのゆりちゃん、コーラスの かおる さんのバンド編成で」力入れて取り組んだという。
また、この「よごれたサンゴ礁」さんにはカスタムギターをもらったというTakuya Nagabuchi。
「自己満カスタムギターをわたしてしまい迷惑だったかもなぁと思っています。妻に話したら、気の無いおんなのひとから手編みのセーターをもらったらこまるやろと言われました。
ハングリー モデルっぽくなったので オブジェもしくはサブのサブのサブくらいで使って欲しいなと思いまして。周囲の、ギターやりたいってひとに渡してもらってもかまいません」とよごれたサンゴ礁さん。
それに対し「僕はうれしかったです。申し訳ないくらい。」と感謝を述べ、周囲のひとに渡してもいいという部分に関して「誰か欲しい?」とブースの中のリスナーに呼びかけ笑いを誘った。
よごれたサンゴ礁さんの定年退職後の夢は、自分でギターをつくることだという。「その時は佐藤拓矢にギターを渡したい」と抱負が伝えられた。
そして「せっかくなんでブースにいるリスナーにメールを読んでもらおう」ということで、おふくろ食堂さんに自身が以前送ったメールを読んでもらう流れになった。
「今日はラジオドラマのリクエスト、二つします。ひとつは、「とんぼ」 第5話「遠い記憶」において、英二がツネに、足洗えと説明する場面。「ツネ、お前足洗え」から「そんなもんだとこのやろう」までのところです。もうひとつは、「親子ジグザグ」第一話「鬼婆VSバカ息子」より、交番のサカイちゃんとのやりとり。補導された中学生を逃がそうとして「ソープ通いを奥さんにばらす」と脅すシーンです。ムラサキって娘がいてよ〜ってとこです。どちらかひとつお願いします。」 と読み上げるおふくろ食堂さん。
「せっかくメールくれた本人が来てくれたので、ドラマやりますか」とラジオドラマの流れに。
親子ジグザグの第1話は画面がないとイメージしづらいゆえ、とんぼの第5話「遠い記憶」がピックアップされた。
ドラマ「とんぼ」は1988年 10月から11月の終わりに放送。これで長渕剛の人生が変わったと言っても過言ではないドラマであり、Takuya Nagabuchiが幼少期に多大なる影響を受けたドラマだという。当時、少年佐藤拓矢は最終回のシーンをまねして近所のコンクリートの坂をまねしてころがったりしていたそうだ。
第5話は、哀川翔演じる舎弟の常吉のおふくろが田舎から出て来て東京で手術をする話。
親子のふれあいを目の当たりにした英二は、常吉に、お前足洗え、と言う。
英二と常吉の二役を演じ、Takuya Nagabuchiがラジオドラマでそのシーンを再現した。
常吉「あずささん、いまお帰りになりました。ほんとになんとお礼言ったらいいか。
ありがとうございました」
英二「(深いため息)…ツネ」
常吉「はい」
英二「お前、足洗え。今日からカタギになれ。行け。ほら。側ついててやれ」
常吉「ちょっと待ってくださいよ。どうしたんですか、急に。俺、英二さんに一生ついていきます」
英二「てめぇ、俺の言ってることが聞こえねぇのか!俺に着いて行ってどうなると思ってんだ!」
常吉「かまわねぇっす、どうなったって。俺、もう、その覚悟できてます」
英二「ばかたれぇ…おめぇにはそんな器ねぇんだよ」
常吉「俺、英二さんみたいになりたいんです」
英二「なれっこねぇ」
常吉「なりたいんです」
英二「なれっこねぇ」
常吉「なりたいんです」
英二「なれっこねぇんだよ!おめぇは! どう頑張ったっておめぇにはなれっこねぇんだよ…
それ、なんでかわかるか? お前と俺とじゃ、大元が違いすぎんだよ。お前には産まれた時からあんな自分の命よか大事にしてくれる人がいたわけだしよ..俺には そんなもんなんもなかった。(とんぼのメロディがながれる) 親戚や施設たらいまわしにされて、赤ん坊のあずさ抱えて、食うもんも食えず、さんざんっぱら、こづきまわされて。だから、だから、てめぇらいつかみてろよ、てめぇらいつかみてろよ…って、そんな気になった。こんな、ガキのころから ひねくれた目ん玉でやんちゃばっかやらかして、その結果ごらんのとおり、いまのザマよ。ツネ、お前にはあるじゃねぇか。ひきずってるものが。わかるな、ツネ。」
常吉「だとしても、だとしても、そんなもんよか、そんなもんよか、俺、英二さんのほうが…」
英二「そんなもんだと…そんなもんよか、だと、…この野郎!!!」
圧巻のラジオドラマ。英二に憑依したTakuya Nagabuchiの叫びが腹の底に響く。
長渕剛 とんぼ
とんぼ 第五話 遠い記憶
Takuya Nagabuchi とんぼ
そして、最後の弾き語りリクエストのコーナーへ。
「福岡のつよし大好きいやTakuya大好き親子」 さんから。
「Takuyaさんおぼえていただけてますかね。わたしは昔から剛が好きで、Takuyaさんの大阪での年末の86年のステイドリームの再現ライブをはじめてみたときは、本物かとおもい涙がでるほどでした。わたしは福岡在住でラジコのプレミア会員になってきいています。なので、ラジオずっとつづくことをねがっています。ラジオずっと続けてください。今日はわたしの大好きなシェリーをリクエストします」といった内容。
こんなにも終わりが惜しまれるラジオがあっただろうか。
「すいません。今日で最終回ですが、一番高いギターをもってきました。テリーズテリー。シェリー、歌います」と披露された「シェリー」
揺れている 2つの身体が
海の底深く
透き通る肌のまんまで
だまって 抱かれてる
身を震わして 俺を見つめてるどうして なんだろう なぜに お前は
そんなに切なく微笑む
今夜おれはお前の ためだけに 生きているんだ
悩まされた過去から 逃げてこいオー シェリー
俺は砂丘に立ち
真夜中を照らす
白い月をみている
オー シェリー
砂煙りが 舞い
海が吠えてる
今 お前に会いたい愛おしきお前を おれの肩先で
静かな 息をしている
濡れた首筋に 小さく 口付けをすると お前は
すべてを 吸い寄せて 泣いた絡みついた 流れる髪
俺の唇で遊ぶ
俺は目を細め
両手で強くひきよせると
瞼をとじて
お前は風になるオー シェリー
おれは砂丘に立ち
真夜中を照らす
白い月をみているオー シェリー
砂煙りが舞
海が吠えてる
今 お前に会いたい(一緒にうたう)
オー シェリー
おれは砂丘に立ち
真夜中を照らす
白い月をみているオー シェリー
砂煙りが舞
海が吠えてる
今 お前に会いたいオー シェリー
シェリー オンマイマインド
オー シェリー
ブースに響き渡る拍手。いつものように素晴らしい弾き語り。しかし、それも今日で最後。
稲田麗奈 シェリー
長渕剛 シェリー
みかふかのう シェリー
最後に、Takuya Nagabuchiは語った。
「今日はこれでお別れを言わなければ。かなしいですね。なんか去り際がばしっときまらないので…
ぼくも続けたいのはやまやまですが…
スポンサーさんやスタッフの意向もあり…
年末まで…
続行することが、
決まりました!!!
年末まで、12月まで、3ヶ月伸ばして続行することが決まりました!
最近まで、ほんとうはほんとにきょう終わるはずだったのですが、ちょっとさみしいよねってことでつづくことになりました!
来週もあります!」
と驚愕のサプライズ! なんということだ!
今年いっぱいはTakuya Nagabuchi冠ラジオ続く模様!
逸材 、Takuya Nagabuchi!!!
最後、ブースのリスナーと一緒に「また会おう」と締めくくられた。
メールは
takuya@obc1314.co.jp
ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで
まだこのラジオのこと、Takuya Nagabuchiのことをよく知らない人も、このブログの過去記事を読みYou TubeのTakuya Nagabuchiのパフォーマンス動画を観てみてほしい。全国的な世間認知はまだそれほどではないが、これからより多くの人に間違いなく知られることになるであろう逸材である。
夏の終わりでしんみりなどしている暇などない、引き続きこのラジオを追っていきたい!
さぁ、秋へ、どんな放送になっていくのか!
まだ終わらない!
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