レコードと暮らす 2018 年 9月 前半 〜エリッククラプトン、イーグルス、ジェフベック、It’s A Beautiful Day、サイモン&ガーファンクル〜

ついつい、レコードを買ってしまう。

気づけばレコードがたまっていく。物理的にまさにレコードに囲まれて暮らしている。
ミニマリストな暮らしからひどく遠いところにいる。

レコードは買って満足しちゃう部分もあるゆえ、買ったままたいして聴いてない盤も多々ある。

それじゃやっぱり不健全だと思い立ち、最近は1日1枚、片面だけでもレコードを聴くようにしている。

レコードは囲まれるものではなく、聴くもの。

プレイヤーにレコードのせ、針を落とし、ヘッドホンでひとり耳を傾ける。ストリーミングやネット動画で音楽を聴くのとは別の向き合い方。

どんな聴き方にも違った良さがあるが、ひとりでレコードで聴くことで初めて聴こえてくる音があったり、見えてくる景色があるのではないか。

聴く行為を習慣にするためにも、聴いたレコードについて、記録としてあれこれ書いていきたい。

プレイヤーはaudio technica のAT-PL300。音が良くなるかなと思いBEHRINGERのUFO202をつないでる。ヘッドホンはSHUREのSRH240A。全部合わせても3万いかない。

聴く盤も基本的にはレコ屋でワンコイン、もらいもの、などが多い。 ごくわずかにちょっと稀少盤。

そんな私のレコードとの暮らし。

今回は、9月の前半。以下の5枚について。

 

エリッククラプトン スローハンド(1977) 聴いた日 9月5日、6日

なんでエリッククラプトンってスローハンドって呼ばれているの?という疑問から調べて、昔知って、気になっていた作品。ディスクユニオンでワンコインであったので最近入手。日本盤。

白いバックにストラト抱えてGコード抑えてる、首から下を写したジャケがかっこいい。だらだらと憂鬱に1曲ごとが長すぎないのがいい。テクニシャンたちがテクニックをひけらかすのではなく、しっとりがっちりバンドアンサンブルにしてる。いろいろ経験を積んだ人たちのこなれ感のあるブルースロックアルバム。思い出したように聴きたくなりそう。

SIDE 1

1曲目 Cocaine (3:38)
ベース、ドラム、そしてギター。その組み合わせの妙技。がっちりあわさっている。

2曲目 Wonderful Tonight(3:43)
甘い。とても甘い。懐かしい気持ちになる。ベースのCarl RadleとドラムのJamie Oldaker、鍵盤のDick Simsの布陣にクラプトンのギター。がっちり合わさりかっこいい。

3曲目 Lay Down Sally(3:51)
抑制の効いた各楽器のあわさるのが気持ちいい。ギターの音が気持ちいい。それはベースとドラムが気持ちいいから。

4曲目 Next Time You See Her(3:59)
なんだかボブディランを彷彿とさせる。ボブディランというブランドの強さ。やっぱりベースとドラム気持ちいい。

5曲目 We’re All The Way (2:31)
やさしく包み込むようなバンドアンサンブル。これがブルースの優しさか。

SIDE 2

1曲目 The Core(8:42)
これぞストラトの音。この女性ボーカルは誰だろう。グルーヴィーなリフ。それにしても長いなこの曲。

2曲目 May You Never (2:59)
軽快な曲。アコギ。これもバンドアンサンブルよい。グルーヴ感ある。

3曲目 Mean Old Frisco (4:38)
ブルージーなイントロから幕開け。まさにブルースなテンポで展開。

4曲目 Peaches ans Diesel (4:48)
明るい!インスト。天気雨みたいな曲。ギターが泣きのメロディ。〆にふさわしいナンバー。

イーグルス ホテルカリフォルニア(1976) 聴いた日 9月7日、8日

ちょっと前に、知人の米国人からもらった1枚。米国盤。けっこう年季入っている。ジャケは傷んでいるが、盤は無事。

名盤と呼ばれるにも納得な、アルバム表題曲以外にもいい曲がたくさん詰まった作品。ハードなリフのロックな曲から、西海岸の夕暮れの風を吹かせるメロウな曲まで振り幅が広く、バンドの器のでかさが感じられる。かっこいいスライドギターも堪能できる。風に吹かれてビールが飲みたくなる。言わずもがなの表題曲のすばらしさにも心酔。

SIDE 1

1曲目 Hotel California (6:30)
イントロのなれ親しみ具合すごい。ツッチャカ、ツッチャカってリズムがいいね。バンドアンサンブルの良さに酔いしれていると、けっこう長めのギターソロが侵入してくる。

2曲目 New Kid in Town (5:04)
軽やか。一曲目の怪しい感じとは対称的。コーラスのハモりも美しい。There are so many things you should have told her (あなたは彼女にいうべきだったことがたくさんある)というフレーズがフッと脳に焼きつく。広くウケそうな美メロ。でも一番有名なのは一曲目。なんか怪しいパワーがあるからな。

3曲目 Life In The Fast Lane (4:46)
歪んだトーンのギターリフから始まる。黒いグルーヴ。イーグルスってこんな曲もあるのか。この曲も後半のギターソロがけっこう長いな。

4曲目 Wasted Time(4:55)
イントロの鍵盤、コードの感じから、もう名曲の風格ある。夕暮れの西海岸、西日さす横顔って感じ。すごく好きなタイプの浸れる曲。

SIDE 2

1曲目 Wasted Time (Reprise) (1:22)
壮大なストリングス。side 1からの続き。

2曲目 Victim Of Love (4:11)
ハードロックなリフ。ためのあるリズム。こんな曲も入っているのね。ギターソロ、スライドギターがシビれる。

3曲目 Pretty Maids All in a Row (4:05)
スケール感あるメロウなナンバー。嗚呼、西海岸の夕暮れ。Wasted Timeとも被る。これもかっこいいスライドギター炸裂。

4曲目 Try and Love Again ( 5:10)
これも気持ちい曲。風に吹かれてビールが飲みたくなる。ずっと聴いていたくなる。

5曲目 The Last Resort (7:25)
まさに〆な曲。残りのレコードの溝を使い切るかのようにしつこいアウトロ。しかしながら、ミドルテンポでメロウないい曲です。

 

ジェフ・ベック BLOW BY BLOW /ギター殺人者の凱旋(1975) 聴いた日 9月9日、10日

レスポールの音を聴くならコレ!って推薦されていたのを覚えており、ディスクユニオンでちょうどよくワンコインのものを見つけ、最近ゲット。帯付き、日本盤。

すごいプレイヤーたちによる、神々の遊戯。ファンキーでフュージョンでハイパーな音が詰まっている。ジェフ・ベックのレスポールの伸びがあって太くて丸くて甘い音が鼓膜を犯す、ギター殺人者。鍵盤のマックスミドルトンの存在感も甚だしい。

SIDE 1

1曲目 You Know What I Mean/わかってくれるかい( 4:05)
ファンキーなリフから、ハイパーで太いギターの音が雪崩れ込んでくる。ギター、暴れ狂っている。

2曲目 She’s a Woman (4:30)
中南米なリズムにハイパーな音のギター。エフェクトかかった声でなんか言ってる。ベースはフィル・チェン。ドラムはリチャード・ベイリー、鍵盤マックス・ミドルトン。安定のバンドサウンドに乗せて、楽しそうにギターを繰り出すジェフ・ベック。

3曲目 Constipated Duck (2:48)
変なタイトル。ガチャガチャした曲。すぐ終わる。

4曲目 Air Blower (5:09)
ダチーチーなドラムのFUNKYなイントロ。ハイパーなギターの音。テンション高いキーボードソロがかまされる。そして急にテンポがスローダウンして色気のある甘いギター。色どり豊かな曲。マックスミドルトンの存在感たるや。

5曲目 Scatter Brain(5:39)
前の曲から間髪いれず激しいドラムの連打で幕開け。壮大かつテクニカル。どの楽器もうねり狂う中、どこかクールでしかし的確に殺しにかかるギターに狂気を感じる。もうそろ曲終わりかな?と思ったらまたはじまりだしたり、もはや怖い。

SIDE 2

1曲目Cause We’ve ended as Lovers/ 哀しみの恋人たち(5:41)
ギターのVol.つまみを増減させながらプレイする、フュージョンとかでよくある色気のあるギターテク。70年代の刑事ジャンル映画のBGMにありそう。ここでもマックスミドルトンの鍵盤がいい仕事している。そして、邦題のセンスいい。

2曲目 セロニアス(3:11)
これまたファンキーな曲。ベースの音が太くてびっくり。ギターも変なびっくりエフェクトかかってる。声にもダフトパンクみたいなエフェクトが。

3曲目 フリーウェイジャム(4:57)
引き続き、なんだか異様なエフェクトのギター。がっちり組み合わさりジャムってる演奏が気持ちいい。自由奔放なんだけど、とってもテクニカルで音がハイパー。ここにきてリチャード・ベイリーのドラムのパワフルさ、技の多彩さ、安定感に驚かされる。

4曲目 ダイアモンドダスト(8:24)
デオダードの曲のような幻惑的なシンセから始まる。ハードボイルドなギターがストリングスと絡み合う。ギターソロがとても長い。でもいい音。伸びがあって太くて丸くて甘い。長い曲だ。レコードの溝をすべて使い切ろうとアウトロが続く。ここでもマックスミドルトンが良い。

It’s A Beautiful Day (1969) 聴いた日 9月14、15日


ジャケ買いした一枚。ジャケと目が合った。西新宿のアンカーレコードで。裏ジャケ破れのためワンコイン。US盤。バンド名とアルバムが同じもののようだ。

ジャケのインパクトあるアルバム。全体的にサイケな曲調でだらだらとしすぎてる部分もあるが、いくつか素晴らしい曲が入っている。ふらふらとラリってるのかな、と思いきやシャープでパワフルなバンドアンサンブルを繰り出してくるから油断できない。ジャケの写真とside 1 の2曲目のHOT SUMMER DAYのブルースハープでクレジットされているBRUCE STEINBERGは気になる存在だ。

SIDE1

1曲目 White Bird (6:06)
Linda Laflamne、David Laflamneとクレジットされている。男女のツインボーカル。
まさに60年代サイケな音。サイケっぽいリズムをループするベースとドラム。LSDでもやりながら聴いていたのかな当時は。White Bird in a Golden Cage。黄金の檻の白い鳥、というイメージ。

2曲目 Hot Summer Day (5:46)
クレジットは上記と同じ。イントロのブルースハープからのバンドアンサンブルが絶妙!諦めと陶酔がムラサキ色の煙の中でゆらゆらしているかのような。ブルースハープのBruce Steinbergいい仕事してる。よく見たら、ジャケの写真撮っているのもこのBruce Steinberg!きになる男だ。

3 曲目 Wasted Union Blues (4:00)
クレジットはDavidのほうのみ。ギャンギャンにFUZZで歪んだギターが鳴り響く。途中からリズムパターンが変わり、バイオリンが暴れまわる。邦題をもしつけるなら、ヤク中の集いのブルースってか。ラリってなくてもラリってきそうな曲。

4曲目 GIRL WITH NO EYES (3:49 )
クレジットはLindaとDavid両方。「部屋のかべに目のない少女が見える。 こっちを見てる」と物哀しい曲調にのせ歌われる。クスリでバッドトリップしてる時の気分を表現してるのかな。オルガンの音がしたたる、サイケブルース。

SIDE 2

1曲目 BOMBAY CALLING (4:25)
Vince Wallace、David Laflamneのクレジット。スローなイントロからだんだん速度あがっていく。バンドアンサンブルのバイオリンとのからみがいいね。Mitchell Holmanのベースがいい仕事してる。70年代の日活バイオレンス映画に合いそうな曲。

2曲目 BULGARIA(6:10 )
クレジットはDavid。重苦しいベース音とリズム。深夜に聴いてると眠くなってくる。インドのお経みたいなうねうねしたメロディ。

3曲目 TIME IS (9:42)
クレジットはDavidさん。不気味なコード。ベースがこれまたいいね。眠気覚めるような疾走感。さっきの曲は布石か。「タイム!タイム!タイム!」と連呼したかと思うとひたすら長いインスト。レコードの溝を使い切るぜ!と疾走。Val Fuentes のドラムソロまで繰り出される。ラリっていては叩けないようなシャープでパワフルなドラミング。それが2分くらい続く。みんな出し尽くそうと音を鳴らす。そしてパッと急に終わる。

サイモン& ガーファンクル BRIDGE OVER TROUBLED WATER(1970)

だいぶ前に北海道の釧路駅の裏にある古本屋で買った。店の人が「それは名盤!いいチョイスだ!」と買う時言ってくれたのを覚えている。300円くらいだった。日本盤。

久々に聴いたが、こんなにいいアルバムだったとは。表題曲の美メロもいいし、タイトな尺でグルーヴィーにかますロックンロールな曲がまた最高。Hal BlaineとJoe Osbornのリズム隊のハマりっぷり。ベスト盤のようなサイモン&ガーファンクルの到達点の音楽。どんな曲にもポールサイモンの寂しさが根底にあるようで、曲調が明るいほどにそれが突き刺さる。ジャケの写真がこれまた最高の一言に尽きる。

SIDE 1

1曲目 BRIDGE OVER TROUBLED WATER (4:52)
壮大で美しく、ブルージーなメロディ。文句なしの名曲。ヘッドホンからアートガーファンクルの高音ボイスが耳に突き刺さる。鍵盤はLarry Knechtel、ストリングスはJimmy Haskell、Ernie Freeman。1曲目からいきなりクライマックス感全開。

2曲目 El Condra Pasa (3:06)
これもよく知られている曲。ベスト盤みたいな流れだ。民族音楽なアレンジ、笛の音。この物哀しさはやはりポールサイモンのなせる技か。

3曲目 Cecilia (2:55)
プリミティブなドラムのリズムに元気のよいメロディ。Hal Blaineのドラミングがいいね。これもタイムレスな名曲だなぁ。大勢で歌うといいですね。

4曲目 Keep the Customer Satisfied (2:33)
KEEP 目的語 補語 の構文ですね。バンドアンサンブルが気持ちいい。Joe Osbornのベースがいい仕事してる。靴磨きの人のブルース。明るいメロディがブルースを際立たせているね。曲の長さもちょうどいい!

5曲目 So Long, Frank Loyd Wright (3:41)
サイモンとガーファンクルのハモリが気持ち良い。アコギとストリングス。いいメロディだ。くるりにカバーしてほしい。

SIDE 2

1曲目 The Boxer (5:08)
泣きのアルペジオ。ライララーイのメロディが耳にこびりつく。これもなんと美しいメロディなのだろう。連休の最終日に聴くとなおのこと切ない。

2曲目 Baby Driver( 3:15)
カッコいいアコギのフレーズからはじまり、イカしたベースがうねる。ビートルズ初期と遜色ないグッド・ロックンロール・メロディ。途中から入るホーンがまたいいね。ワッツマイナンバ〜のキメのところ超かっこいい。長さもパーフェクト。

3曲目 The Only Living Boy in New York (3:57)
これは映画「さよなら僕のマンハッタン」の原題の元ネタの曲ですね。シンプルなアコギ、ベース、美メロ。そんなシンプルな組み合わせが、大きな宇宙を描き出すのだ。コーラスがまたいいねこりゃ。
4曲目 Why don’t you write me( 2:45)
軽快なアレンジ。これもJoe Osbornのベースがいいね。壮大なロックや美メロソングもいいが、S&Gはこういうロックンロールな曲も最高。

5曲目 Bye Bye Love(2:55)
力強いアコギのストローク、観客の熱狂の声のSEがバックに。Bye Bye Love, Bye Bye Happiness, Hello Lonlinessって歌詞が泣ける。曲調が明るいのがまたグッとくる。これはずるい。

6曲目 Songs for the asking (1:39)
アルバムをしめくくる、子守唄のように優しく美しいメロディ。ポールサイモンのソロ曲のようなパーソナルな響き。このアルバムを最後にS&Gが事実上の解散となったというのも感じ取れる、しめくくりであり、新たなはじまりでもある曲。

というわけで、9月前半の聴いたレコードの記録でした。

継続して書いていきたい。

 

東京孤食日記 新宿 横浜ラーメン町田家

雨の土曜日。

新宿五神製麺所に行こうとしたが、並びすぎていて萎えたちめ、どこか別にないかと探して歩いていたら見つけた。


緑と黄色と赤の店構えに惹かれて入店


食券は昔ながらの番号札みたいな。場末のピンク映画館の趣。


ラーメン並と味玉を頼んだ。


濃い、ガツンとくるスープ。太めの麺と絡みあう。ベテラン男優のような濃厚で汗だくな絡み。


塩分と油を強く感じるストロングスタイルなスープ。となりの席ではスラッとした女の子が一人で食べていた。


味玉も濃厚。濃厚なスープと相性よし。


ぶつかり稽古のごとく汗をかき、スープを飲み干した。

外に出ると雨。夏の終わり。平成も終わっていくね。


ラーメン食べた後は映画。この日はシネマート新宿でSPL 狼たちの処刑台を観た。

今日食べたラーメンのように濃厚なアクションだった。予定調和ではない地獄のような展開も痺れた。

濃厚な日々を過ごしていきたいものだ。

 

映画 「愛しのアイリーン」を観てきた感想

最近、新井英樹の漫画をいくつか読んだ。

「宮本から君へ」は血と汗が飛び散る、中小企業のセールスマンの青春物語だった。「ザ ワールド イズ マイン」 は目を背けたくなるほどの過剰で無慈悲な暴力が吹き荒れる壮大な叙事詩だった。

どちらもパワフルな作品で、圧倒された。

吉田恵輔監督による映画「愛しのアイリーン」は新井英樹の同名漫画の映画化である。

原作漫画は読んだことはないが、上に挙げた作品と同じように、パワフルな作品であると聞いている。

パワフルで過激な新井英樹作品をどう映画化しているのかみてみたく、劇場へ足を運んだ。

愛しのアイリーン (2018)、監督・脚本は「ヒメノアール」「犬猿」の吉田恵輔。原作は新井英樹。安田顕、ナッツ シトイ、河井 青菜、ディオンヌ モンサント、福士誠治、品川徹、田中要次、伊勢谷友介、木野花らが出演。

青森の田舎の村、親と同居しながらパチンコ屋で働く42歳の岩男。結婚できない、セックスもできない現状にほとほと我慢の限界、彼はフィリピンで嫁を買ってきた。それがアイリーン。 差別的で過保護な母が猟銃を持ち出すまでに反発しながらも、最初はぎこちなかったアイリーンと岩男は、徐々に関係を深め、お互いを知っていく。そんな最中、伊勢谷友介演じるやくざ者(まさにトリックスター)が暗躍。彼と岩男との接触が、この物語をある方向へと決定づけていく…

岩男の働くパチンコ屋、そして岩男の実家。どちらも空気が淀んでいそうな、閉塞的な空間。それらの場面を中心に映画が進んでいくので、観ているほうもなんともいえない閉塞感に苛まれる。解放感、自由、風通しの良さ、といったものから遠いところにある世界を映し出すカメラ。しかしこの閉塞感が、後半のある展開以降、まさに狂気で血塗られていく。ブレイク オン スルー トゥー ジ アザーサイド。

この映画、なんと言っても印象的だったのが木野花演じる岩男の母。村社会のいやーなところをおそるべきレベルで体現している。差別的な思考に基づく差別的な言動、それに加えて、障子に穴開けて岩男がマスかいてるところを監視するほどの異様な過保護さ。アイリーンに対する発言がなかなか衝撃的で、ケダモノ、サル、便所で拭く紙以下、などなど耳を疑うような容赦ない言葉を喚き散らす。本当に性格が悪い。岩男にとっては、村での暮らしの閉塞感の象徴のような存在。過保護を通り越して狂ってるのは青春の殺人者の市原悦子、嫁に求めるものが容赦ない性格悪いババアとしてはふぞろいの林檎たちの仲手川よしおの母の根岸季衣を思わせた。

この岩男の母が体現する強烈なヘイトが、この作品のテーマである「愛」を、深く切実に虚飾なく描くうえで大きな役割を果たしている。憎しみを描き、愛の輪郭を浮かび上がらせている。

また、滑稽でいて生々しくてどこか哀しい性的な描写の数々にも唸らされた。愛とはなんだ。それは性、セックス。お金で買えない愛を求めていた岩男だが、欲求不満は募るばかり。岩男はお○んこって50回以上は言ってる。河井青葉演じる子持ちの女の、リアルな生々しいヤリマン的発言や行動の数々もエロいのなんの。そういうふうな女性には一見みえないところとか、ね! 母が連れてきたお見合い相手が寝てるとこでの安田顕の魂のオナニー、その相手が後日訪ねてきてのオナニー返しの流れ! うーむ。それらの滑稽で陰鬱な性描写の中で、岩男とアイリーンの初夜の様子が極めてストレートに愛を感じさせるものとして際立っている。

映画秘宝でのインタビューで吉田恵輔監督はこの作品で「出し切った」感があるというような発言をしていた。それもうなずけるような、パワフルな作品。

前作の犬猿も良かったし、ヒメノアールも評判よい吉田恵輔監督。ヒメノアールまだ観てないから観たい。

しかし、犬猿においての「地道に真面目にやることで、自分の生き方の正当性を保っていた主人公が、それを覆された時に屈辱にまみれアイデンティティの崩壊をきたし、そこからブレイクスルーする」という話運びと、この愛しのアイリーンは通じるものがあるな、といま犬猿のことを思い出して思った。

犬猿においては嫉妬と憎しみの果ての兄弟愛を、愛しのアイリーンにおいては性と憎しみの果ての男女の、親子の愛を描いてるっていうわけだ。

吉田恵輔監督の次なる愛と憎しみの物語が楽しみでならない。

 

佐藤允の魅力を堪能できる映画5選

佐藤允(さとう まこと)を知っているだろうか。

2012年に惜しくも亡くなってしまったが、50年代から70年代にかけての戦争映画、クライムサスペンス映画などでの存在感たるや甚だしい。

和製ブロンソンとも言われたそのあじわい深いフェイス。ニカッと笑うそのスマイルが印象的だ。

意外なところだと、もののけ姫のタタリ神の声を演じていたりする。その声の表現力もお墨付きだ。

魅力にあふれた、実力派俳優、佐藤允。その魅力を堪能できる映画を5つ選んだ。

独立愚連隊 (1959)

監督:岡本喜八
脚本:岡本喜八
出演:佐藤允、三船敏郎、鶴田浩二、など

大東亜戦争末期の満州の戦場、従軍記者としてフットワークよく動き回る佐藤允演じる荒木。戦場という極限状況の中で、どこか飄々としていて風通しがよい荒木の佇まいに、佐藤允のニカッと歯を見せるスマイルがよくはまっている。

モラルが腐敗している軍部。そのなかで、飄々と、正義感とか良心とか言ってたら命が何個あっても足りない、とうまくやる愚連隊の風通しのよさ。

愚連隊という落ちこぼれアウトロー集団が一番まともで、表面上しっかり規律守ってるやつらが一番腐ってるという皮肉。自身が戦地を経験した岡本喜八監督が描く、戦場の滑稽さと、不条理と、悲惨さ。

危険が迫ると手が痒くなる、目をみれば、嘘をついているかどうかわかる。戦地において生き延びるために要求されるのは、そういう勘であるという描写が、なんだかとてもリアル。

50年以上前のモノクロ映画であるが、驚くほどにエンタメとしてよくできており、辛気臭くなく、重くなく、ぐいぐい引き込まれて楽しめる作品。佐藤允が射撃の腕をみせる序盤の場面が終盤で回収される!映画的カタルシス。

しかし、そのような軽やかさがあるからこそなおさら「死にたくないやつはみんな死んでしまった。生きていてもしようがない俺だけ生き残ってしまった。」と放たれる生々しい言葉がずしりと映画を観た後も残り続ける。

血と砂 (1965)

監督:岡本喜八
脚本: 岡本喜八、佐治乾
出演: 三船敏郎、佐藤允、仲代達矢

反骨の戦争映画。ディキシージャズの音楽隊が奏でる「聖者の行進」のメロディーが明るいほどに、ああ悲しい!

佐藤允は、三船敏郎演じる歴戦の名うて軍人である小杉に惚れ込む、気風のよいナイスガイ、犬山一等兵を演じている。

音楽学校でてすぐで兵隊になりまともな訓練を受けていない10代後半の少年たち、小杉、犬山一等兵、天本英世演じる葬儀屋。彼らは行けば死ぬことが見えている焼き場へと向かう運命に。

戦場という極限状況での人間の滑稽さ、愚かさ、無力さ。銃弾の雨の中、少年たちが最後に手に取ったのは銃や手榴弾ではなく、楽器。ハーモニーを保っていけるか。ひとつまたひとつと各楽器の音が消えていく。うぅ…。

ただ、決して全編にわたり重々しい映画ではない。童貞の少年たちが、水に濡れたセクシーな女性を見てアレが反応してしまい、それをみた三船敏郎が「お前ら若いなぁ」って言ったり。戦場だということを一瞬忘れるほど、なんだか青春群像劇のような清々しさもある。
そして、戦争映画でありながらも、活劇として純粋に面白くて、ぐいぐい引き込まれる。

その日、昭和20年、8月15日。「小杉さんよう、なんでみんな死んじまったのかのう。」そのセリフが残す余韻の重さ。答えのなさ。戦地に行って、生き残った者による「なんでみんな死んじまったのかなぁ」という問い。その重さ。

「こいつらは20にもならないうちに死んでしまった。悲しい曲では報われない。ディキシーで派手に弔ってくれ!」

悲しい曲では報われない! 暗い映画では浮かばれない! 弔いであり、痛烈な風刺。

血とダイヤモンド (1964)

監督:福田純
脚本:小川 英
出演:宝田明、夏木陽介、佐藤允、水野久美、中川ゆき、石立鉄男、藤木悠

ダイヤモンドを4人組が強奪するが仲間割れ! 私立探偵や医者とその娘もまきこみ泥沼密室劇へと雪崩れ込む。白黒のシャープな画面、クールな演出。パワーゲームの天秤がスリリングに動き、サスペンスが持続し高まり続ける。

ワイルドすぎる佐藤允。キザな宝田明。良い顔した役者たちが勢ぞろい!

苦悶の汗の佐藤允が「捕虜にごぼうを食わせてやったのに、木の根をくわせた!と訴えられ戦犯死刑になった」父親の話を語る。勝った側が正義なんだ!という諦念、リアリズム。

後半の密室劇での心理戦が圧巻。

床にちらばるダイヤモンドの惨めさ。たかがこんな石ころのために、血を流し、汗を流し、おかしくなっちまう。

皆殺しの霊歌(1968)

監督 加藤 泰
脚本 加藤 泰、山田洋次
出演 佐藤允、倍賞千恵子、大泉晁、たこ八郎

白黒の重厚なトーンで展開するノワール サスペンス。
佐藤允の濃い顔に白黒がよく映える。

次から次へと女たちを残忍に無慈悲に殺していく佐藤允演じるシマ。狂気の殺人マシーン。

佐藤允が飛び込んでカツ丼を頼んだ店の娘、倍賞千恵子演じるハルちゃん。彼女もまた、わけありであった。なんと、手に負えない兄を殺した過去があったのだ!

山田洋次、タコ八郎、倍賞千恵子、手に負えない兄。この組み合わせは、そう「男はつらいよ」。寅さんみたいな兄は本当だったら妹に殺されてしまうということか。「男はつらいよ」がいかにファンタジーな話かわかる。「男はつらいよ」は1969年。この映画と併せて観るとまさに裏と表。

佐藤允演じるシマは、冒頭は無慈悲な人の心ないシリアルキラーに見えるが、その印象はあることが明らかになるにつれ変わっていく。イタリアのマッシモ・ダラマーノ監督のWhat have you done to Solange?(1972)という映画のプロットを彷彿とさせる展開。

特筆すべきは、影のある美人を演じた倍賞千恵子。幸が薄い訳ありな美人の役がこんなに合う女優がいるだろうか! 華がある。美しい。不幸。最高!

とある場面ではサイケな音楽に乗せて踊り狂う女たちの様子が映る。日本でも1970年までLSDは合法だったというのだから、当時のサイケ文化を伺い知れる。

トラック野郎 御意見無用 (1975)

監督:鈴木則文
脚本:鈴木則文、澤井進一郎
出演:菅原文太、愛川欽也、佐藤允 中島ゆたか

菅原文太演じる星桃次郎、愛川欽也演じるやもめのジョナサンの二人のトラック野郎を中心に、恋と友情とトラック野郎たちのプライドかけた勝負がめくるめく人気シリーズの一作目。

佐藤允は九州の凄腕トラック野郎、ドラゴンを演じているぞ!

菅原文太扮する星桃次郎はトラック野郎が集うダイナーで働く、中島ゆたか演じる洋子に恋をする。しかしながら、洋子の兄は九州の曲者トラック野郎のドラゴンときたもんだ。

ドラゴンと一悶着ありながらも、洋子と関係を深めていく桃次郎。しかし、洋子には以前婚約した人が! 富豪を轢き殺して、その賠償金で苦しめられていたのだ。そいつもまた、トラック野郎だった…。加速する人情。トラック野郎、星桃次郎の一世一代の爆走!

暑苦しい人情ドラマでありながら、桃次郎を筆頭にトラック野郎たちのアナーキーな振る舞いが楽しめる。恋には一途な桃次郎だが、それ以外ではトルコ風呂に通うし、警察はぶっ飛ばすし、痛快な暴れ太鼓。

鈴木則文映画に通底している権力や体制への中指たてたアナーキーさが、トラック野郎を、毒のない人情喜劇から一線を画する作品に仕立てあげている。

以上、佐藤允の魅力に触れることのできる映画を5つ紹介した。

これらの映画を観て、佐藤允のようにニカッと笑ってビールを飲もう。


純生 ドドンと 音頭

 

星野みちるの冠ラジオ「今夜も最高か!」2018年9/24の放送を聴いた。

星野みちるの「今夜も最高か!」はbayFMモザイクナイトという番組内での30分番組。
月曜の深夜27時(火曜の3時)というディープな深夜枠のラジオ番組だ。radikoのタイムフリーを使えばディープな時間の番組もイージーリスニング!

「ちゅるんてぃー 千葉県出身のシンガーソングライター 星野みちるです!満ち潮どっぴゅん ぷしゅー」という独特な自己紹介で今回もスタート!

最近、ついに浅草線の歌舞伎の新型車両に乗ったという。先頭の電車の顔が歌舞伎のやつ。たまたま乗ったのがそれだったそうだ。電車がホームに入ってきた時、あれ、と思い急いで写真とった。母といたが「あれ、あんた電車の写真なんか撮るの」と驚いてたとのこと。
「かぶいてました」と星野みちる。

通常の「最高です」メールをいくつか紹介。
ラジオネーム 「ごろう」さんから「先日みちるちゃんの古巣の後輩がはりきっておすすめしていた、「カメラを止めるな」を見てきました。有名な俳優さんはひとりも出でいないながらも、めちゃくちゃおもしろかったです。はじまりは、ゾンビ映画を撮影していたら、本物のゾンビがあらわれて..という感じなんですが、これ以上は絶対に言えません。劇場内大爆笑の渦。前半、ん?と思ったことも後半に回収されて、最後は感動であちらこちらから鼻をすする音。もし間に合えば、絶対にみたほうがいいと思います。」という内容。

「知りませんでした。話題なんですね。ゾンビ映画ですか。きになる。みにいこうかな」とコメントする星野みちる。

地殻変動の音が聞こえる。革命の娯楽映画「カメラを止めるな!」


カメラを止めるなは大人の青春映画

次に、ラジオネーム「ハーフ」さんから「みちるさんの曲についてひとつ質問があります。アルバム「You Love Me」に入っている「ちょっとsomething new」という曲なんですが、歌の一番の後ろの間奏で、みちるさんがなにか英語でひとこと歌っているのですが、それがなんと言っているのかわからず歌詞カードにも載っておらず、ずっときになって夜も眠れません。I’m a ではじまって、Fではじまる言葉を言っていると思うのですが。みちるさんのファンになって2年。みちるさんの歌をちゃんと聞き取れない未熟で不届きものの私を一人前のどんぐりファンにしてください。」という内容。

ちょっとsomething newはノーナリーヴスの奥田健介が手がけた曲とのこと。
「ハーフさんすごいですね。I’m a freeっていってます。わたしは自由だ みたいな」と星野みちる。

そして「間奏のところ耳の穴かっぽじってきいてください」と言って雪崩れ込んだ曲、「ちょっとsomething new」


星野みちる ちょっとsomething new


ちょっとsomething new

いい曲。星野みちるの声はほんとにいい。 ミドルテンポ、コード感の気持ちいいポップス。
シンセの音が気持ちいい。

そして、「人間っていいな」のコーナーに。

「人間っていいな」のメロディに替え歌の歌詞を乗せ、星野が歌う、あの衝撃的な歌がまた披露された!

ツチノコ 膣のこ かくれんぼ

ツーケー(ケツ) 出した子一等賞

近所のパン屋のネェちゃんに

ニート扱い

いいいないいな人間っていいな

OBあつまり ズキズキ頭痛

写真を撮られて テレビに見切れ

千葉に帰ろう おうちへ帰ろう

まん まん まんぐりがえって

ちゅるりんぱ

人間っていいな「最高か」バージョン、一番の歌詞だ。

このコーナーは、ひとに興味をもてない星野みちるがひとに興味をもつためのコーナー。

ラジオネームだけではどんなひとかわかりません。ルックスや職業、趣味についてなどなど、「あなたの生き様が知りたいのです」と星野みちる。

前回は、スタジオに上野ユウカ、その前は脇田もなりが電話にでていたため、ガチのリスナーとの会話は久しぶり。

電話がつながらないこともあるが、今回はちゃんとみつかっているとのこと。

ラジオネーム 「あなたの街の妄想族、たけにょん 」さん。

「みちるちゃん、スタッフのみなさん、ちゅるってぃーす。いつもティッシュ片手に拝聴させていただいております。みちるちゃん、守谷のロックシティでのミニライブで会ってから、もうぞっこんずっこん。お電話コーナーがあるということで、いてもたってもいられず、メールしました。あぁ、全然怪しいひとです。気にしないでくださいませ。や、や、やっちゃうよー! よろしくお願いします。」というメールを送っている人。

「なんかところどころ変な感じのひとですね」とコメントする星野みちる。

そして電話に出た「たけにょん」さん

「どうもーたけにょんでーす」とテンション高く始まったかと思うと、彼のアルターエゴのようなものが出現。「なんだ今のは?もしもーし たけにょんです。 しこしこどっぴゅん!」と暴走。

「やばいひとにつながってしまった」と星野みちる。

「あれ、さっきは通りがかりのひとがはいりこんできちゃって」と我に帰るたけにょん。
「いまどこにいるんですか」と星野みちるが尋ねると「いまは森の中です」と返答。

「ちょっとめんどくさそうですね。」と星野みちる。

たけにょんは2016年の9月頃、星野みちるの守谷でのライブに行き握手してもらい。それ以来、手を洗ってないという。

「おいつくつなんですか」という質問には「10万と39歳です」と返答。

「職業は?」「不良です。」

そして、たけにょんの大喜利力を試すために、みちる大喜利塾とやらがはじまった

お題 :みちるあるあるを教えてください
答え :ライブでコールやペンライトがないと、楽屋に帰って、エ〜ルボ〜

「いやーおもしろくなかったなぁ」とコメントする星野みちる。

ちなみにたけにょんさんの将来の夢は「大きくなったらいちごになりたい」とのこと。

そして、「なにか言い残したことはあありますか?」と問われると

「もう眠くなってきたんで、最後にひとことだけいいですか?」と前置きし、「人は、なんのために生きているのか。それは、生きている意味を探すためです。」とかました。

そのまま「じゃあね〜」と星野みちる。

リスナーからの「ぼくやわたしはこんなひとです」を募集中

電話に出てもいいひとは、電話番号も明記の上、件名に「人間」といれて、
mozaiku@bayfm.co.jpまで

送ってみようかな。

ライブのお知らせ

11月18 日 日曜 星野みちる バースデイスペシャルライブ !
11月19日が誕生日の星野みちる。目黒 ブルースアレイジャパンにて。
弾き語り、バンドセットでの2部構成

この日に全てを賭けているという。気合の入ったライブになりそうだ。

最後に、星野みちるで「ディスコティークに連れてって」


星野みちる ディスコティークに連れてって

星野みちるのいい声。メロウで包容力があり、色気もある。アクティブなベースの音が気持ちいい。星野みちるの曲のアレンジは低音がしっかりしている。


ディスコティークに


連れてって


星野みちるのゆるく楽しいトーク、そのしゃべりの声からも癒しの波動が出ている。
そしてかかる曲はもれなくすばらしい。今後も聴いていきたい。

 

9月の4回目の土曜の週末、気づけば9月も終わろうとしているなんて…いったいどうなっているんだ!radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」30 回目の放送を聴いた。

Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。

冒頭、いきなり弾き語りから始まった。
クリアトーンのアコギで奏でられたのは、なんと! 夏終わりのハーモニー!

今日の ささやきと
昨日の 争う声が
二人だけの 恋のハーモニー

夢も あこがれも
どこか 違ってるけど
それが ぼくと 君のハーモニー

夜空を ただ
さまようだけ
誰よりも あなたが 好きだから
素敵な 夢 あこがれを

いつまでも ずっと 忘れずに

今夜の お別れに
最後の 二人の歌は
夏の夜を 飾るハーモニー

夜空を ただ
さまようだけ
星屑の 間を 揺れながら
二人の 夢 あこがれを

いつまでも ずっと 思い出に

真夏の 夢
あこがれを
いつまでも ずっと 忘れずに


夏の終わりのハーモニー

美しいハモり、Takuya Nagabuchiとハモっているこの声はいったい…!?

「番組かわったね!とおもったでしょ?冒頭から Takuya Tamaki。もう夏も終わりに近づいてきましたので、たまにはこんな回も。今週もはりきってまいりたいとおもいます!」と述べられ、かまされた「どなり」

Takuya NagabuchiのI’m a super star!!!

ハイトーンの切り裂くような「どなり」!

今回は記念すべき30回目。

長渕剛だけじゃなくていろんなアーティストを聴いてきたというTakuya Nagabuchi。Takuya Tamakiにとどまらず、Takuya Masamune( SPITZの曲)、Takuya Saitou(斉藤和義の曲)なども今後期待したいところだ。

そして、録音ではなく毎回その場で読み上げられる番組クレジット、「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家、ランドフリーダムの提供でお送りします」


ランドフリーダムのCM

「今日は急遽、素敵なゲスト!」と言って紹介されたのはシンガーソングライターの吉岡尚吾さん!

大阪を拠点に、全国を回り活動しているとのこと。

Takuya Nagabuchiとは10年来の付き合いで、同い年(84年生まれ)だという。

10年くらい前、名古屋の今池に住んでおり、2人出会った模様。

当時は「週8くらいで一緒にのんでいた」ほどの仲良しっぷり。

Takuya Nagabuchiは仕事が終われば、自分の部屋ではなく吉岡尚吾の家に帰ったという。

料理が得意な吉岡尚吾に頼って「今日の晩飯はなに?」とその日の昼には連絡していたそうだ。「音楽より、料理人になれ!と言っていた」とおどけるTakuya Nagabuchi。

9月、ちょうど台風が大阪に直撃した日、その日はラジオの収録日だったが、収録が振替になり時間が空いたため、Takuya Nagabuchiは吉岡尚吾のところに泊まり、旧交を温めたという次第。

台風のためあまりスーパーも空いていなかったが、あいてるスーパー回って食材を調達し、お好み焼きをつくってもらったというTakuya Nagabuchi。

その流れでラジオ急遽きてもらったというわけだ。

吉岡尚吾のプロフィールが簡単に紹介された。

高校生の時にアコースティックギターを弾き始め、大学卒業後サラリーマンとして働くも、
音楽がしたいと一念発起し、音楽の道へ。

愛知県で一年間の音楽活動を経て、生まれ育った大阪府に活動拠点を移し、ライブハウス、ライブバー、カフェ、路上ライブなどで歌いながら、自分のステップアップとして大先輩をお招きするイベント「今宵はこの人と歌いたい」を南堀江knaveで企画。

さらにもっとたくさんの人にきいてもらいたいと思い、2013年、2015年に心斎橋BIG CATでワンマンライブを、2016年には梅田AKASOでワンマンライブを行い、いずれも大成功を収める。

https://www.youtube.com/watch?v=Kv5elfyFc4M
新宿で路上ライブをする吉岡尚吾


梅田AKASO ワンマンライブ

歌声がいい。空気が澄んでくる秋から冬の季節に聴きたくなるグッドメロディとクリアな声。

ここで「これ自分で書いているんでしょ?」 とTakuya。「いやちがうひとにかいてもらっている」と吉岡尚吾。「おれ自分で書くけどこういうのたまに恥ずかしくなるよね」とTakuya。「そう、それがいやだからひとにたのんで書いてもらっている。」と吉岡尚吾。

旧知の仲ゆえに交わされるフランクな会話のやり取りが、なんだかよい感じ。

プロフィールの紹介が続けられた。

バンドのサポートメンバーとして参加していただいた元T-SQUAREの松本 圭司さんプロデュースで、2016年7月にミニアルバム タイムトラベルをリリース。そのアルバムを関西だけでなく全国各地に届けていきたいと思い、2017年より地方でのライブも開催。

ライブ活動以外に、楽曲提供、アレンジなどマルチな活動を行っている。

大阪、名古屋、東京でも、なんかのライブの空き時間などを活用して頻繁に路上ライブをしているという。

大阪だと 大阪駅 御堂筋北口 あたり の広場。
昼の12時から夜の12時まで10時間近くいることもあるという。

「いままであった変なお客エピソードは?」とのTakuyaの質問には、「先週、道端で、ワンカップとメロンパンたべながら、1曲やるごとに小銭いれてくれるおっさんがいた」という吉岡尚吾。

路上ライブの情報は吉岡尚吾のtwitterでわかる

今年の10月には音楽活動はじめて10年目の節目で、ワンマンライブを梅田で行うようだ。
10月25日
@梅田TRAD
open 19:00
start 19:30
前売り 4000 円 当日 4500 円
ローチケでチケット買える
LCode 53814

「まずは路上ライブで観てから、ワンマンも是非!」とのことだ。

「ほんとに、吉岡はぼくと同い年で音楽一本でお互い食ってる仲。ほかに同世代でいない。ぼくも彼に負けまいとがんばってる」とTakuya Nagabuchi。Takuya Nagabuchiにとって吉岡尚吾とはよき友であり、ライバルであるかけがえのない存在であることが伝わってくる。

そして、吉岡尚吾のオリジナル曲「タイムマシン」の弾き語りへと雪崩れ込んだ。

これまでのことを やりなおせる
場面があるなら
いままでとちがうほうを選ぶ

昨日の思いが 今日をつくってく
明日もつくってる
たぶんぼくは 同じ道を選ぶだろう

でも どうにもならない 時があるから
答えみつけだす タイムマシンに
乗ってみたいけれど
なにかだめな気がする
この心が

揺れる思いを横目に
昨日の自分が
いまの自分の支えなら
なんども立ち上がってきたこと
忘れてしまってないか

うれしいことだけじゃなくて
涙も流した
すべてがあるから

あしたをつくる いまのすべてが答えさ
これからも


吉岡尚吾 タイムトラベル ダイジェスト動画

とてもいい声だ。そして、ストリートをガツガツこなしているリアル・シンガーであることがわかる安定した声とギタープレイ。

続いて、今日の弾き語りリクエストのコーナー。吉岡尚吾にピアノを弾いてもらうスタイルで。Takuya Nagabuchiは吉岡尚吾に紹介してもらった先生のところでピアノをならってるという。披露された曲は「ふたり歩記」

住み慣れた部屋を 今日限り ひきはらい
また次の場所へ いこうと思うんだ
最後の荷物を 車に積み込んだら
いろんな思い出がふととおりすぎた

ひとりぐらしの僕に きみはどんなときでも
花一輪のやさしさをもってきてくれた

でも朝になれば夢が醒めるように
みじかいひとときがさみしすぎた

きのうまでの災いごとに
別れを告げ
ドアを閉め
階段を降りる

今度こそ 幸せになれますように
そんな願いで 車を走らせた
時のはざまの思い出は置いていこう

いくつもの夢と
いくつものいたわりあいが

この街を後に 長い影をひいていく
あなたとの暮らしがはじまるのはいつからなの
涙するたびにそっとおいかけてたね

いつわりのないきみのそんな瞳をみたとき
薄汚れたぼくの 過去がうつっていた

だからもうきみを
死ぬまで放しはしない
ぼくはきみはんだし
きみはぼくなんだよ

きのうまでの災いごとに
別れを告げ
ドアを閉め
階段を降りる

あぁ こんどこそ しあわせになれますように
そんな願いで 車を走らせた
時のはざまの 思い出は 置いていこう


長渕剛 二人歩記


稲田麗奈 二人歩記


二人歩記 カラオケ


ふたり歩記

ピアノの伴奏といい声、ブルースハープ!
さすが、息のあった、すばらしい弾き語り。
サイモン&ガーファンクルのように、ふたりでなにか楽曲を出してほしい!

今日のエンディングはドラマ家族ゲームのED 「グッバイ青春」

https://youtu.be/lw7vEgFR18U
グッバイ青春


稲田麗奈 グッバイ青春

https://youtu.be/R-u4MxgYOA0
グッバイ青春


グッバイ青春


グッバイ青春

Takuya Nagabuchiのライブも続々決まってる。
10月7日 日曜 鹿児島 2周年アニバーサリー SAMURAI
LIVE IN KANOYA
15:30 open
16:00 start
前売り 4000円 当日 4500円
アコースティックライブバー SAMURAI

10月14日 日曜日
LIVE IN TOKYO 明け方までにはケリがつく
17:30 open
18:00 start
前売り4000 円 当日4500円
大塚 ハーツネクスト

11月24日 土曜日
LIVE 18 宮崎 剛再び
18:00 open
18:30 start
前売り4000 円 当日4500円
ニューレトロクラブ

12月23日 日曜日
LIVE IN CHIBA ぼくだけのメリークリスマス 2018
15:30 open
16:00 start
前売り4500 円 当日5000円
稲毛ケイズドリーム
こちらのライブはeplusでも販売中

メールは
takuya@obc1314.co.jp

ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで

Takuyaと吉岡尚吾と一緒に「また会おう」 としめくくられた。

まだこのラジオのこと、Takuya Nagabuchiのことをよく知らない人も、このブログの過去記事を読みYou TubeのTakuya Nagabuchiのパフォーマンス動画を観てみてほしい。全国的な世間認知はまだそれほどではないが、これからより多くの人に間違いなく知られることになるであろう逸材である。

来週は9月も終わりの週。Takuya Nagabuchiは秋味のビールを満喫しているだろうか。
引き続き追っていきたい。

 

ザ プレデターを観てきた感想。

最近、シュワルツェネッガー主義という本を読んだ。シュワルツェネッガーのことしか書いてないという稀有な本だ。

その中で、シュワルツェネッガー出演作の1つとして87年の「プレデター」も取り上げられていた。

それで最近「プレデター」を観て、プレデター熱が高まっていた。

そこで、今年公開の「ザ プレデター」。87年の「プレデター」で、シュワルツェネッガー演じるダッチ率いる部隊の中で一番最初に血祭りにあげられた男を演じたシェーンブラックが監督というではないか。

シュワルツェネッガーは出ていないが、これは観ておかなければと思い観てきた。

「ザ プレデター」(2018) 。監督、脚本はシェーン・ブラック。ROGANのボイド・ホルブルック、ムーンライトのトレヴァンテ・ローズ、ジェイコブ・トレンブレイ(ワンダーのオーギーくん)らが出演。プレデター、三度目の地球参上の巻。プレデターが舞い降りた密林っぽいとこの近くにたまたま居合わせ、そして運よく生き残ったボイド・ホルブルック演じるクインマッケンナ。マッケンナは運よくかすめ取ったプレデターの装具の一部を自宅に送る。誰も開けないように私書箱に送ったつもりが、私書箱のお金払われていなかったためにジェイコブ・トレンブレイくん演じるマッケンナの息子が開けてしまった。それで天才児なものだから、プレデターのある秘密を解読してしまう…。クインマッケンナを中心としたワケあり軍人崩れ軍団「ルーニーズ」、プレデターの秘密を追う政府機関、マッケンナの息子の天才児、そして最初に来たプレデターを追う後から来たプレデター、とそれぞれが入り乱れ、プレデターが隠しているあるものへと向かい物語はヒートアップしていく。

今作の魅力の一つとしてまず多くの人が挙げるのは、軍人くずれの個性的メンツ軍団「ルーニーズ」のホモソーシャルで男臭く、バカバカしい、悪ノリ活躍だろう。それは、オリジナルの「プレデター」においてダッチ率いる部隊の個性的なメンツの個性的な言動の楽しさが魅力の一つであったのと通じている。実際に監督のシェーン・ブラックもそこは意図的だったようで、劇場パンフによると、「ルーニーズ」の俳優たちには「ノース・ダラス40」、「スラップ・ショット」 というような、これぞスポ根映画!という映画を観てもらったという。実際に現場でも和気あいあいと撮影に臨んでいたようで、想像すると微笑ましい。

そして、今作は実際にそこに在って映っているものと最新の映像技術でCGで表現されているものの組み合わせの塩梅が非常によかった。派手なアクションシーンでは多くCGが使われながらも、プレデターの中にスーツアクターが入り、実際にそこに在るものとして躍動しているのだ。プレデターという魅力的な造形のおそろしさ、気持ち悪さ、チャーミングさがより伝わるようになっている。パンフにはプレデターの中に入って演じたというブライアン・プリンスのエピソードも。毎日プレデターのスーツを着て撮影に臨んだが、着るのにひどく時間がかかるため、朝一で着て、自分の出番が出るまで撮影スーツ着たまま待っていたという。ただ座っているだけでも、着てるだけですごく大変だったとか。

また、冒頭、プレデターが登場し肩慣らしに人間を血祭りにする流れは、今作の一番の盛り上がりポイントのひとつだろう。森の中で、定番の木に逆さ吊りからの…バシャーン! 「プレデター」でのシェーン・ブラックの役がどういう末路を迎えたかを思い出しながら観ると、これまたグッとくるシーンなのだ。

今作では、プレデターは三度目の地球訪問ということになっている。87年と97年に来たことがあるという設定だ。つまり、「プレデター」、「プレデター2」の流れを汲んだ物語世界というわけだ。直接的にストーリーが続いているわけではないが、オリビア・マン演じる進化生物学者が、ラボで眠らされているプレデターの説明を一通り聞いて、「狩りをゲームのように楽しむのなら、プレデターっていう名前は適切ではない。それだと、捕食者ということになる。捕食は生きるための行為。狩りをゲームのようにするなら、スポーツハンターとかが適切なのでは?」と正論のようなことをかましたら、まわりのラボのやつらが「まぁそうだけど。プレデターって名前かっこいいだろ? それでいいじゃん、かっこいいんだから!」といういい意味でテキトーな感じが80年代っぽくてなんかよかった。

ラストの展開はあまり好きではない。一作目のマックたちのようなホラー映画風味もある散り際と、今作のヒロイックなあのラストの展開であれば、一作目みたいなほうが趣味がいいと思う。それに、アイアンマンの亜流みたいなの出てくるし。なんだよありゃ。

しかし、楽しい映画であることは間違いない! ルーニーズ最高! プレデター最高! あまり出番なかったが、イボンヌ・ストラホフスキー演じるマッケンナの奥さんもよかった。強い男の、強い奥さんって感じで。肉付きも良かった。

ザ プレデター、おすすめです。

 

大堀彩 オリンピックへの道⑩ ~ チャイナ・オープン 2回戦 ~

山口茜との対戦となった2回戦は18-21  21-14 21-17で、負け、またも勝利を飾ることがかなわなかった。これで山口との国際大会は大堀の3戦全敗となった。山口相手に、ある程度戦えたことは次につながると思うが、しかし、そろそろ勝たないと負け癖が染みついてしまいそうな気がする。

 

私にとってはこれ以上ないほどの好カードとなったが、テレビ、ネットでの動画の提供はなく、世界バドミントン連盟(BWF)のLive scoreでの観戦となった。Live scoreでは得点の推移しかわからないのだが、選手の動く映像がない分、リアルタイムで更新されていく得点に余計に緊迫した印象を受けた。

 

9月25日からはコリア・オープンが始まる。大堀の一回戦の相手はSung Ji Hyun(世界ランキング9位 1991年生 韓国)である。なぜか大堀はこのSungに対して相性が良く、対戦成績は大堀の3勝1敗である。ランキングトップ10の相手で唯一勝ち越しているのがSungではないだろうか。

 

今回はドローに恵まれ、その後勝ち進めば、準決勝でRatchanok Intanon (世界ランキング4位 1995年生 タイ)と戦う。世界選手権を18歳で制したことのある強敵だ。

 

そうこうしているうちに、もう10月になろうとしている。大堀彩、リン・ダン、リー・チョン・ウェイの共通は何かわかるだろうか? それは、全員10月生まれということだ。10月はデンマーク・オープン、フランス・オープンが控えている。自分の誕生月をワールドシリーズ初優勝で飾ってほしいものだ。

 

そして、なにを隠そう私も10月生まれである・・・

 

過去のバドミントン記事はこちらからチェックできます。

http://jincouchinou.com/tag/%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3/

 

9月の3回目の土曜の週末、夏も終わり?いやまだ蒸し暑い!radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」29 回目の放送を聴いた。

Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。

もう9月も半ば。この放送の翌日の9/16はTakuya Nagabuchi、LIVE IN SHIRAHAMA!
場所は白浜シーサイドホテル。来週あたりにライブのレポートもあるだろうか。

「9月も忙しくやっていきます」と述べかまされたどなり、

Takuya NagabuchiのI’m a super star…

なんと、いつものパワフルなどなりではなく、拍子抜けする、すかしのようなどなり!

いつもはライブでの冒頭バージョン、今回のはライブでの合いの手バージョンとのこと。「どなり」もまだまだ奥が深い。

そうして始まった今回の放送、まずは先日の大阪での台風について触れられた。

今回の放送の収録日は、ちょうどあの台風が直撃した次の日であるという。

本当は台風の日での収録が決まっていたが、急遽延期になったという。台風直撃、9月4日。上陸した時間が2時すぎくらい。Takuya Nagabuchiはその時神戸にいた。ホテルチェックアウトしたら、ものすごい風と雨。もう10メートル先がみえない。車に乗っていても揺れるし、海の中走っているような状態。これはいかん、すぎるのを待とうと商業施設の駐車場で過ぎるのを待った。

しばらくして、風と雨はだいぶやんだが、高速はすべて閉鎖していたとのこと。道路はひどく混んでいて、信号機もほとんど止まっていた。大きい交差点で直進すると、右からも左からも車きて、みんな譲り合い。ああいう時、誰もクラクションならさないのがすばらしいとおもったとTakuya Nagabuchi。

結局、高速乗れば30分くらいで着く距離が、3時間くらいかかったという。橋にトラックが2、3台ひっくりかえっており、かなりの被害が出た模様だった。

Takuya Nagabuchiは荒波の中をかきわけ収録にこ漕ぎ着けたようだ。

「地震のときも話したが、やっぱり自然には勝てない。大自然には勝てない。備えていくしかない。備えていても、ありえないことは起こる。ここ最近、しかし、気候がおかしい。とにかくみな無事でいてほしい」とTakuya Nagabuchi。

そして、この番組の12月までの継続に対する喜びのハガキがたくさんきているということで、先週に引き続きいくつか紹介された。

「ハガキになんかビーズはいったやつを貼っている」という凝ったハガキを送ったのは、ラジオネーム12色のクレパスさん。「毎週土曜日の楽しみが年末まで続き、大変嬉しく思います。本当にありがとうございます。夏も終わり秋めいてきてライブもあり忙しいと思いますがお体に気をつけてがんばってください」といった内容。

今週は、先週の過去最多のメール数を更新するくらいたくさんきているそうだ。

続いて、和歌山のマキるんるんさんから。「やったーー! 12月まで延長!ありがとうございます!前日の24日から、あー明日で最終回、とどんよりしていたので、Takuyaさんの発表に大喜びです。またハガキを書き続けますね」というのが1通目、そして、「やったー!やったー!8月25日が最終回だと思っていたので、番組冒頭のギターでのほたるのひかりでうるうる、弾き語りでのシェリーで公開収録にきている人にTakuyaさんが一緒に歌ってと言ったことに涙、本当に終わってしまうんだ、毎週書いてきたハガキでTakuyaさんに私の気持ちを伝えることもできなくなるんだと思った時に、年末まで続行することが決まりましたとのTakuyaさんの言葉、もう飛び上がって主人とハイタッチしました。よろこんですぐさまこの喜びをSNSにアップしました。」というのが2通目。いつも熱いメッセージを送るマキるんるんさん。

そして、ラジオネーム、正体バレバレの鶴舞ちよこ、こと、マチ子さん。「ラジオ大阪の番組担当のスタッフの皆様、「土地を売るなら〜ランドフリーダーム」の社長様、そしてTakuyaさんをささえるスタッフの皆様、ありがとうございました。年末までと区切りはありますが、また張り合いができました」という内容。

また、ラジオネームカスバの女さんからは「まさか年末までの延長、とてもうれしいです、Takuyaさんを追いかけて4年。あちらこちらの会場に出向き、定年過ぎての年齢を忘れて楽しませてもらってます。」と言った内容のお便り。

かつて、カスバの女という歌があったという。ヤクザ映画などでつかわれていた。ドラマ「とんぼ」でも小川英二が口ずさんでいた。車の中、常吉が運転していて、サザンのみんなのうたをかけてたら、英二が「けせこのやろー」っつって、歌う歌だった。


カスバの女

そして、カスバの女さんからのリクエスト、JEEPツアーでの「流れ者」!

「一番だけでも歌おうかな。」と、弾き語りが披露された。

ちょうしっぱずれの
都会の路地裏で
飲んだくれた帰りに
しこたま吐いた

いんちきまがいの
くさいおとこの屁理屈に
へどがでるほど
不愉快な夜だった

真っ赤にただれきった
いまどきの露骨な
おとこの優しさ
しまいには
ついていけねぇ

煮詰まった1日を
へたくそなカラオケで
すすりなくように歌われるのはごめんだ

いらつく世間に
おさまりがつかず
歩道に唾を吐き
けんかをふっかけた
ぼろぼろになって
胸引き裂かれたけど
俺にはちっとも痛くもかゆくもなかった
どうせおいらは どこかの 流れ者
おいらのしかめっつら
いまさらなおるわけがねぇ
どこかの
流れ者

生まれつきのラブレター
こきたねぇくらしに乾杯


Takuya Nagabuchi 流れもの

豪快なアコギのストロークと青春な歌詞の歌が沁みる。

次に紹介されたのは長文メール。

ラジオネーム記載ないが、いのうえ まい さんという方から。

「わたしがTakuyaさんをはじめてきいたのは2016年の鹿児島のかのやのさつき園です。長渕剛が好きな母に連れられて。私たち兄弟は物心つく前から母の影響で長渕剛さんの曲しかきいていないほどで、口ずさむ曲は、すべて長渕剛さん」

「親の影響でライブにきている若い人は多い。」とコメントを挟むTakuya Nagabuchi。

「小さい頃は歌詞の意味も知らず、いま思うと、そんな曲よく大きな声で歌えていたな!周りはなんておもっていただろう?と恥ずかしくなるような、「ヒロイン」や「素顔」、「俺たちのキャスティングミス」、「恋のランデブー」など、なんて教育されてんだ!って思われていたでしょうね。」

「これ、ながぶちファンじゃない人にちょっと言うとですね、ヒロインなんかは、こんな歌詞が出てくるんですね。”夢まち通りのLOVE HOTELまでお願い 恋のヒロイン演じられるかしら”って、これはまずいね子供がうたっていたら!「素顔」「俺たちのキャスティングミス」もちょっと大人の、ドロっとしたラブソングですね。恋のランデブーとかもいいですね。”お前のくびれた腰に手を回し やさしい乳房にかおをうずめたいんだから 水割りを片手に ちょいと恋のランデブー おいら今夜お前をくどくつもり”って。これは小さい子が歌っていたらまずいですね!」と解説コメントをはさむTakuya Nagabuchi。

https://youtu.be/hUkTAEloLAY
長渕剛 素顔


稲田麗奈 ヒロイン


Takuya Nagabuchi 俺たちのキャスティングミス

「そんな私たち家族は、長渕剛さんの特に昔の声や曲が大好きなのですが、昔のきれいな声がきける、とどこかでききつけた母が誘ってくれて、かのやでおこなわれるTakuyaさんのライブに初めておじゃますることになりました。広いホテルでビュッフェ、こんな雰囲気でライブ?と思っていたら、西武球場のライブの時の青い衣装、長い髪のカツラをかぶって登場したTakuyaさん。はじめ、ん!?となったのですが、Takuyaさんが声を発した瞬間鳥肌が止まりませんでした。それから私たちはTakuyaさんの虜。長渕剛が大好きな弟や職場の人も誘い、ライブにお邪魔しています。なかなか全国のライブにいけるわけではないので、このラジオで毎週Takuyaさんの声がきけるのが新鮮でうれしかったのですが、終わっちゃうんですね」といった内容。

「年末まで続きますからね ぜひ今後も聞いてください」とTakuya Nagabuchi。

CMを挟み引き続き怒涛のメール紹介。ラジオネーム 淡路島のやっつんさん。「おいおいおいおーい!番組最後にビッグサプライズ!年末までがんばってください。とにかくうれしいかぎりです。淡路島から応援しています、どうか近場でライブしてくださいね! リクエストは、マイナス100度の冷たい街です。」といった内容。

「マイナス100度の冷たい街」はグッバイ青春のB面に入っているという。本人はあまり歌わない曲。当時を再現してのスタジオ生ライブで披露の流れになだれ込んだ。

おお パパママ
許しておくれ
つまずいた石を
転がすために

出ていくおいらを
とめないでくれ
後悔だらけの
昨日をとりもどすために

やりばのない拳を
ふりおとす自分がほしい

からっぽの今日を吐いたら
多くの失敗をバッグに詰め込み

マイナス100度の冷たい街を
力のかぎり走っていこうよ
マイナス100度の冷たい街を
俺たちの愛でいっぱいにしようよ

おお パパママ
わかっておくれ
人生の地図を
燃やしたいんだ

出ていくおいらを
とめないでくれ
なくしてしまった
明日を探すために

孤独というやつとしばらく
つきあってみたいとおもう
常識と非常識のすきまを
ながれる川をこのままくだって

マイナス100度の冷たい街を
力のかぎり走っていこうよ
マイナス100度の冷たい街を
俺たちの愛でいっぱいにしようよ

マイナス100度の冷たい街を
力のかぎり走っていこうよ
マイナス100度の冷たい街を
俺たちの愛でいっぱいにしようよ

マイナス100度の冷たい街を
力のかぎり走っていこうよ
マイナス100度の冷たい街を
俺たちの愛でいっぱいにしようよ

マイナス100度の冷たい街を
力のかぎり走っていこうよ
マイナス100度の冷たい街を
俺たちの愛でいっぱいにしようよ

「おい!」の掛け声から、陽気なブルースハープとリズム。
タイトルに反して、アップテンポな曲。

https://youtu.be/NO_zK4WrcQ0
声が若い


マイナス100度の冷たい街

「ひさびさに歌ったけどいいなこれ! マニアックだけど、昔聞いてた人は知ってるくらいな、こういうリクエストいいねぇ!」とTakuya Nagabuchi。 長渕剛の隠れた名曲をTakuya Nagabuchiを通して知ることができるのはこのラジオの醍醐味である。

今日のエンディングは、LP「時代は僕らに雨を降らしてる」から「交差点」


長渕剛 交差点


稲田麗奈 交差点

Takuya Nagabuchiのライブは続々と決まっている。

10月7日 日曜 鹿児島 2周年アニバーサリー SAMURAI
LIVE IN KANOYA
15:30 open
16:00 start
前売り 4000円 当日 4500円
アコースティックライブバー SAMURAI

10月14日 日曜日
LIVE IN TOKYO 明け方までにはケリがつく
17:30 open
18:00 start
前売り4000 円 当日4500円
大塚 ハーツネクスト

11月24日 土曜日
LIVE 18 宮崎 剛再び
18:00 open
18:30 start
前売り4000 円 当日4500円
ニューレトロクラブ

12月23日 日曜日
LIVE IN CHIBA ぼくだけのメリークリスマス 2018
15:30 open
16:00 start
前売り4500 円 当日5000円
稲毛ケイズドリーム
こちらのライブはeplusでも販売中

「みんなからの熱いメッセージまってます。みんなからの熱いメッセージじゃんじゃん待ってます」とのことだ!

メールは
takuya@obc1314.co.jp

ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで

「来週はすてきなゲストよびますから、楽しみにね」と述べ、「また会おう」 としめくくられた。

まだこのラジオのこと、Takuya Nagabuchiのことをよく知らない人も、このブログの過去記事を読みYou TubeのTakuya Nagabuchiのパフォーマンス動画を観てみてほしい。全国的な世間認知はまだそれほどではないが、これからより多くの人に間違いなく知られることになるであろう逸材である。

すてきなゲストとは一体誰だろうか。佐藤拓矢? 稲田麗奈の二度目の登場も期待したいところだ。

 

星野みちるの冠ラジオ「今夜も最高か!」2018年9/17の放送を聴いた。

星野みちるの「今夜も最高か!」はbayFMモザイクナイトという番組内での30分番組。
月曜の深夜27時(火曜の3時)というディープな深夜枠のラジオ番組だ。radikoのタイムフリーを使えばディープな時間の番組もイージーリスニング。

今回は冒頭から、「15秒でみせる ちるそん」のコーナー。

「どうも 夢見るスター 星野みちるです ぐりぐり」とかましてはじまった。

これは星野みちるに作詞作曲をしてほしい15秒ソングのお題をリスナーから募集し、そのお題で15秒という短い尺でインパクトのある曲を作り、どんぐり頭の才能をリスナーにみせつけようというコーナーとのこと。

今回は第一回目ということで星野みちる自身がお題を決定した。

今回の15秒でみせるちるそん お題は

「あなたのおともにbayFM」

ドライブのおともにはわたしを選んで
イヤホンのおともには僕らを選んで
ららら bay FM bay FM 声を聞けばきっと
ららら bay FM bay FM ほら 笑顔になる

曲に関してはバシッと決める星野みちる。いいメロディ。さすがのクオリティだ。

そして、タイトルコールからの「ちゅるんてぃー 千葉県出身のシンガーソングライター 星野みちるです 満ち潮どっぴゅん ぷしゅー 」という独特の自己紹介。

今回のちるそんのお題、最初ということで何がいいか考えていたが、「どんぐりの曲」とか 「こけしの曲」とか、いいのが全然思い浮かばず、そのまま収録の日が迫っていたという。悩んだ末にやはり最初はbayFMかとお題を決めたが、それでもメロディが思い浮かばず、収録の前日の夜にもできていなかった。もう間に合わないと思っていたが、ギリギリセーフで完成した。

星野みちるが曲をつくるときはサビや曲の大事なとこのメロディがまず頭に浮かぶそうだ。そのときはメロディと言葉だいたい一緒に浮かんでいる。今回は ららら bay FM bay FMのところを最初につくって、それから最初の部分とかを作った。ほんとぎりぎりできてよかった」と安堵の星野みちる。

「ちるりん村」(星野みちるの部屋のことか?)のスタジオの設備はノートパソコンがあって、それに プロトゥールスという音楽つくるソフトが入っているという。それからもうひとつ細長い機械があり、パソコンとその細長い機械をつなげて、そこからまたキーボードにつなげる。コードがぐちゃぐちゃいっぱいある。細長い機械のところにマイク挿したりしているとか。

キーボードはYAMAHAのもの、しかし、ペダルがついておらず、録音するときは音が途切れてしまうので、気休めで音にリバーヴをかけて誤魔化しているらしい。ピアノのスタンドも椅子もないので 床にき、しゃがみこんで ピアノを弾く。

「ゆくゆくはCMソングとか狙いたいですよね」と星野みちる。こうやっていろいろつくっていくきっかけができたので、新曲にも活かしていきたい、と決意表明。

リスナーから、星野みちるにみせつけてほしい15秒ソングのお題を募集

件名に「ちるそん」と明記し
mozaiku@bayfm.co.jp
まで

「どんぐりの才能をみせつけるでー」とかまされた。

見せつけるといえば、先日、「某赤坂のスタジオで宇田丸さんの番組に出演」してライブをみせつけてきたという星野みちる。

どんぐりごにょごにょ 赤坂編、ということでそのときのダイジェストやらを繰り出すという。

その前に、なだれこんだ曲。

星野みちるカバーの わたしがオバさんになっても!


星野みちる わたしがオバさんになっても ドラムカバー
シティポップに選ばれし声。おばさんになっても歌ってほしい。ベースラインが気持ちいい、足腰のしっかりした軽快なアレンジ


森高千里 わたしがオバさんになっても
オリジナルも最高

https://www.youtube.com/watch?v=2V1XXv946Lw
ほんと、これはけしからんですよ

https://www.youtube.com/watch?v=d3TBqp18m2g
そういえばtofubeatsとやってたのもよかったよ

気を取り直して

どんぐりごにょごにょ 赤坂編

「どんぐりごにょごにょ どんぐりにょー」と幕開け

「9月12日水曜 くもり。わたしは 某宇田丸さんの番組に出演するために、千葉県のちるりん村から汽車を乗り継いで、花の都 東京の赤坂にいってきたよー」と星野みちるによる冒頭ナレーション。

「赤坂という地名の由来は、紀の国坂と赤土が多い土壌に幾多の坂があるというところからきているんだよ。古くは赤みがたくさんあったことから、茜坂とも呼ばれていたそう。
わー おだあかねさんを思い出すね。昭和30年代初頭からはザギンと並ぶ高級な繁華街として栄え、高級クラブ、ナイトクラブ、ゴーゴーなどが多く集まってききたんだよう。
そんな赤坂の地にラジオ局ができたのは昭和30年。フランキー堺さんのラジオの生放送ドラマ わたしは貝になりたい。素敵な作品でしたよね」と赤坂のうんちくをゆるい調子で紹介。

そして、アトロクでの舞台裏の音声が!

「いま、リハーサルがおわり、楽屋にきて、台本が手元にきたところです。今日はスタジオで4曲もうたいます。ピアノは井上薫さん、ギターは竹之内カズヤさんがきてくれて、3人でがんばります。緊張するよ がんばるぞ」と緊張の伝わる声。ドキュメント感!

そして、あのアトロクのテーマが!

そして、実際の放送での宇田丸、星野みちるのやり取りを星野みちる一人二役で再現。

星野「こんばんはー 星野みちるでーす」
宇「やったー」
星野「お久しぶりでーす」
宇「お久しぶりでございます 大変ごぶさたしております」
星野「もう32歳になっちゃいましたよ」
宇「どうもおめでとうございます」
星野「だいぶ前ですけどね」
宇「いやいやいや、お待ちしていたんですよ」
星野「ありがとうございます」
宇「というわけで星野さん、この番組になって毎日のようにスタジオライブをやっているにもかかわらず、ですよ、半年経ってはじめておむかえする」
星野「もう干されクイーンですよー」
宇「はははは、ほされ、ほされクイーン! ほされ、ほされじゃない!では、こっから先お任せしますね。星野みちるさん、スタジオライブです!」

そして、スタジオライブで歌われた曲がダイジェストで流された!

まずは、週1ロマンス
https://www.youtube.com/watch?v=674Pr5tPJ94
「あなたは他人のステディー わたしはシーフキャット」というはじまりにドキリとする。ムードのあるいい曲。

そして、夏なんだし

夏も終わってしまったな。。。

そして、行きたい方へ

星野みちるとして、行きたい方へいくという感動的な

前歯をがくがくさせながら、花の都赤坂で緊張しながらも歌ってきたという。

このライブ音源は後日配信リリース!!

ライブのお知らせ。
9.22、23はソレイユのソレイユライブでコーラス
9.24 アトリエ るるるみちる @vivid soundスタジオ
チェロのきらみやこさんと
11.18 バースデイスペシャルライブ 11.19が誕生日の星野みちる。弾き語り、バンドセットでの2部構成。

「星野みちるでした、ありがたき〜 」としめくくられた。

エンディング曲は、 流れ星ランデブー

ビッグバンドを従えたアレンジのムーディーな曲。こういう曲の星野みちるもまた、いいんだなぁ。

ゆるいトークとよい曲の星野みちるのラジオ。これからも聴いていきたい。