大堀彩 オリンピックへの道② ~ダイハツ・ヨネックス ジャパンオープン2018 展望~

バドミントンの国際大会であるダイハツ・ヨネックス ジャパンオープン2018が9月11日から開催される。国際大会のレベルでは、上から二番目のsuper750というグレードの大会であり、世界の有力選手がこぞって出場する。(世界ランキング上位の選手で欠場するのは、病気療養中のリー・チョン・ウェイぐらい)

 

昨年の大会、大堀彩は、準々決勝でChen Yufei(1998年3月生、世界ランキング5位【9月6日現在】)に負け、ベスト8という結果だった。しかし、自分より完全に格上の相手に、21-13  10-21  21-19 と接戦を演じ、ここでの自信をステップに、11月の全日本総合での準優勝へとつながったという印象だ。しかし、その後、ワールドツアーや世界選手権では、ふがいない戦いが続き、1,2回戦負けが続いている。

 

そして、今年のジャパンオープン、また大堀の前に中国選手が立ちはだかる。世界ランキング30位台の相手と戦う一回戦に順当に勝てば、2回戦でHeBingjiao (1997年3月生、世界ランキング7位)と戦うことになる。対戦成績は大堀の1勝5敗と大きく負け越しているが、この同級生対決(大堀は1996年10月生まれ)に勝つことができれば、山口・奥原との埋められない壁を打破する突破口になりえるはずだ。

 

昨年のジャパンオープンの1回戦を観に行った私は、タイのBusanan Ongbamrungphan に勝利した大堀が、控え室に帰る際の姿が印象に残ってる。通路脇の観客からサインを求められた大堀は数人にサインした後、アテンドに促され、まだサインを待っている客を残し、厳しい顔で控え室に戻った。格下相手にファイナルまでもつれてしまったLin Dan が、その場にいた数十人全員にサイン、求められれば写真までも応じていたのとは好対照だった。

 

もちろん、大堀が狭量だとか言って非難しているわけではない。Lin Danの余裕振りがただただすごいのだ。しかし、大堀が世界のトップと対等に渡り合うには、技術やフィジカルといった要素はもちろんだが、そのような図太さも必要だ。

 

今年は私もサインをもらいたい、 図太さでテレを隠しながら…

 

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