大堀彩 オリンピックへの道③ ~ダイハツ・ヨネックス ジャパンオープン2018 展望(2)

バドミントンの国際大会であるダイハツ・ヨネックス ジャパンオープン2018が明日9月11日から開催される。ここでは、大堀以外の注目選手を独断と偏見で紹介したい。

 

〇女子シングルス

山口茜 1997年生

今年日本人女子シングルス初の世界ランキング1位を獲得した日本のエース。中学3年生での日本代表入り、インターハイ3連覇など、日本バドミントンの新時代を象徴する存在である。

先日のアジア大会団体戦では、まさかの全敗という結果だったが、個人戦では、銅メダルを獲得し、最低限の結果を残した。プレーの印象は、奔放、まさに天才児がそのまま大人になったという感じである。ゴム毬のように跳ねる印象のフットワークから強烈なスマッシュを打ったかと思えば、落差のあるカット、繊細なネットプレイで相手を翻弄する。とにかく、センスのかたまり。漫画が大好きらしい。

 

奥原希望 1995年生

日本人女子シングルス初のメダリスト(リオ五輪銅メダル)であり、美容製品のCM等にも出演し、知名度は女子シングルNo1である。得意なショットはクリアーと自認し、先述の山口とは対照的に、堅実なプレーが持ち味で、粘りのラリーに持ちこんでいくプレイスタイルである。

父親が高校教師(科目は物理?)で、お兄さんが医学部の大学生らしい。自分も通信制の大学に通いながら、国際大会を転戦し、結果を残し、文武両道を実践している。

 

載資穎 (Tai Tzu Ying タイ・ツー・イン) 1994年生 【台湾】

現在世界ランキング1位の台湾人選手。山口茜を身長を高く少しスリムにし、手足を長くした感じでプレースタイルも似ているような気がする。インスタで、自撮りの割れた腹筋をアップしているが、とにかくフィジカル面は女子No1だろう。昨年のジャパンオープンは欠場しているため、今年は世界的な選手になってから初の日本登場である。

大堀が勝ち進めば、準決勝で戦うはずだ。

 

 

〇男子ダブルス

遠藤大由(1986年生)・渡辺勇大(1997年生)

今年は園田・嘉村ペアの活躍に押されて、影が薄いが、私が最も好きな年齢差ペアである。遠藤の高いフィジカルと老獪な判断に基づく広い守備範囲に支えられた11歳年下の渡辺が、トリッキーなプレイを展開する。

遠藤は早川賢一とのペア時代を通してみても、ワールドシリーズ(旧スーパーシリーズ)優勝の経験がない。大先輩遠藤に優勝をプレゼントすべく、渡辺にはぶっ倒れるまで走ってほしい。

 

ギデオン(1991年生)・スカムルヨ(1996年生) 【インドネシア】

世界ランキング1位の優勝候補ペア。とにかく前衛のスカムルヨのプレイに注目すべし。常人とは思えないリターンを連発し、音で表記すると「ぱぱっーん ぱぱぱっぱん っぱん!」みたいな高速ラリーを展開する2人。地元インドネシアでは、このペアのラリーが速すぎて、頸椎捻挫になった観客多数とか(大ウソ)

つい2か月まで、スカムルヨの標記はスカムルジョだった。外国人の名前ってそういうのあるよね(汗)

 

園田啓悟・嘉村健士(通称ソノカム、ともに1990年生

そのインドネシアを追う日本男子ダブルスのエースペア。二人は高校時代からペアを組んでおり、先輩の遠藤・早川ペアを追いかけていた若者ペアのイメージだったが、いまではワールドツアー優勝、世界選手権準優勝など、日本男子ダブルスの実績を更新し続けている。

プレースタイルはギデオン・スカムルヨペアとほぼ同じ。ロブを上げないノーロブ展開を得意とする。今年は後衛の園田の成長が著しく、連続スマッシュはギデオンに引けをとらない。

 

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