才能とモラルと税金と ~福島由紀・桃田賢斗 ドーピング検査・同部屋事件について考える~

今年の5月に東京都北区のナショナルトレーニングセンター(以下トレセン)で行われた日本バドミントン代表合宿時に、女子ダブルスの福島由紀が、ドーピング検査の対象時間に自室におらず、その時間男子シングルス桃田賢斗の部屋にいたとの報道があった。

 

事前にドーピング機構に対して、ドーピング検査を受けることが可能な時間帯内の行動予定を届けるルールになっているのだが、福島は届け出た場所である自室におらず、朝6時に桃田の部屋にいたということである。

 

まず届け出た行動予定外の行動をしてしまったという過失がある。昨今のスポーツ界ではドーピングに対する意識はますます高まっている中、福島のこの行動は浅薄な行動である。

結局検査は受けることができたということだが、年に3回検査を受けられなかった場合、資格停止となる可能性があるとのことである。

 

次に問題となるのは、合宿中に、その合宿所の異性の個室へ一人で訪れて良いのかということである。大人の男女が二人きり、それも朝6時に部屋にいたとなるとなんらかの男女関係を疑われるのは当然である。それが自宅ならなんの問題もない。しかし、代表合宿中のトレセンでの出来事である。つまり仕事中ということである。

 

桃田は2016年に発覚した違法賭博事件での1年間の謹慎から見事復活を果たし、日本男子シングルス初の世界ランキング1位となった選手である。日本バドミントンを代表する選手であるが、その違法賭博事件の件で、悪い意味でも有名な選手である。私の周りのバドミントンに興味のない人間でも、「違法賭博事件のあのバドミントン選手」というと大方の人が、わかってくれるぐらいだ。

 

一方の福島の方は、賞金ピンハネ容疑等で再春館製薬所を追われた今井彰宏氏を追って、岐阜トリッキーパンダースへと移籍した経緯がある。一説によると今井氏と男女関係があったと報じる向きもあるぐらいで、はっきり言って今の日本バドミントン界でかなりグレーな存在なのである。

 

水泳の千葉すずと山本貴司、瀬戸大也と馬淵優佳など同種目の選手の結婚は多い。一つの競技に生活を捧げているアスリートにとって、出会いがその競技の場となるのは当然だろう。しかし、時と場所をわきまえるのは当然である。何もなかったとしても、周りはそうは思ってくれない。特に桃田は約2年をかけて自分への信用を回復してきた最中でのこの報道である。

 

2人とも甘いとしか言いようがない。

 

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