Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。
冒頭から「とんぼ」がかかる。
「おお、いてえ、、うう、、ううお、、Takuya Nagabuchiです。」といつもとは一風変わった幕開け。
涼しくなってくると、持病の腰痛がやってくるというTakuya Nagabuchi。
今日も、局の廊下を這って歩いてきたという。まるで「とんぼ」の最終回のように。
とんぼ 最終回
Takuya Nagabuchiは6、7年くらい前から、毎年この9-10月の境目に腰痛発症しており、だいたい腰が痛くなると、秋が来たな、と感じるという。
「腰痛持ちの人も、そうでない病気もちの人も、とんぼの最終回の小川英二のように、背中を刺されても生きていくぞ!という感じで今週も頑張って生きましょう」と述べ、そしてかまされたどなり、
「Takuya Nagabuchiの、I’m a super star …ああ…いてえ」
腰痛の痛みを伴うどなり!!
「えー、痛みとともにはじまりましたが!いろんな病気をお持ちの方もいるでしょう、僕自身もひとつやふたつの痛みとともにあります。そういったものへの処方箋とはいいませんが、このラジオ番組が癒しになれば」と健康に苦慮する人へのメッセージ。
「身体が弱ると心も弱ってだめですね。こんな週もありますね」と腰の痛みで弱気になっているTakuya Nagabuchi。
そして読み上げられる番組クレジット、「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家、ランドフリーダムの提供でお送りします」
ランドフリーダムのCM
今回は33回目。放送日が10月13日。
10月13日といえば、Takuya Nagabuchiファンにはおなじみの日であるという。
ちょうど4年前の10月13日。Takuya Nagabuchiのはじめてのワンマンライブが、名古屋の芸術創造センターで行われた日なのだ。四年前のこの日からTakuya Bagabuchiが始まった。
四年前のライブの一夜限りで、そこで終わるかもしれなかった。キャパ676席。そこを、半年くらいかけて、剛ファンの知り合いがひとりもいないところからはじめて、全席埋めたという伝説。
その日はなんと季節ハズレの台風が来ていて、名古屋直撃!
名古屋に台風が来るのは、夜中にきて夜中に通りすぎることはあっても、真昼間にくるというのはとても珍しかった。それがその日は真昼間に台風直撃。JRも、夜の8時で止めますとアナウンス。
「開催できなかったら、676枚、払い戻しするのか?!」「これが払い戻しになったら、何百万の借金を抱えるんだ?!」と戦々恐々としていたという。
開催はなんとかできるということになったが、1曲削らなければならなくなった。一夜限りのライブのために準備して、676人呼んで、それが夢でやりたい!ってことで臨んでいたため
一曲でも削りたくなかった。泣く泣く 一曲だけ削ったのがCaptain of the ship だった。長い曲だったので、それをカットした。
「いま思うと、懐かしいと思うライブだが、そのころより、自分がやりたいことはできるようになっているし、そのときに100パーセント思い通りにいかなかった部分もあって、悔しい気持ちや、まだやりたい気持ちがあったから、まだ自分がやりたい限りは 楽しんでできるうちは続けていこうとおもっている。そうやって続けて、いろんな人と知り合えて、こうやってラジオ大阪ってだいそれたところでしゃべらせてもらってる。」と4年前から現在に至るまでの心持ちを語るTakuya Nagabuchi。
先日は佐藤拓矢自身の誕生日だったがこの、10月13日はTakuya Nagabuchi の誕生日だといえる。
お祝いのメッセージがたくさんきているということで、いくつか紹介された。
滋賀県のラジオネームSo-netさんから「誕生日おめでとうございます! お久しぶりです、So-netです。実はTakuyaさんの誕生日10月1 日は私たち夫婦の結婚記念日なんです。本当にダブルてでめでたいです。今年で結婚19回目を迎えます。最近は昔のギターをリペアしたり、押入れからハーモニカを引っ張りだしたりして剛さんの曲を練習したりしていますが、嫁さんに「いよいよ歌手になるんか?!」と言われている今日この頃です。たぶん、私以外にも多くの方々がTakuyaさんに影響されて、歌やギターをまた始めてるんじゃないかな。いまではなかなか味わえない、剛さんのあの頃の曲。みんなそれぞれに当時の思い出と風景がある。そんな剛さんの名曲たちを、Takuyaさんの力でますます私たちに届けてください。ちなみに、いま練習しているのは、西新宿の親父の唄、2018 大阪城 Takuya バージョンです。」 という内容。
そして、ラジオネーム「お誕生日は嵐です」さんから「Takuyaさんお誕生日おめでとうございます。もうすぐ僕も30歳。あれから丸四年ですね。いろんな場所に行って、いろんな人に会って、いろんな歌を聞いて、Takuyaくんに本当に楽しませてもらった4年でした。これからもまだまだ楽しませてもらいますね!いま台風の中でメールしています。これからも嵐を呼ぶTakuyaでいてください」という内容。
そして、「まきルンルン」さんからは「Takuyaさんハッピーハッピーバースデイ!Takuyaさんの歌声はみんなを幸せにしてくれます。私もTakuyaさんのおかげで毎日るんるん気分です。Takuyaさんのことをこれからもずっと応援し続けますね。Takuyaさんの夢が叶いますように。本気でやれば、夢が叶うぞー!」といった内容。
それに加え、ダンボールで一番搾りと秋味ビールが届いているという。「太陽の船」の歌詞が書いてあるハガキでつきで。Crew タカヒロ エス マナミ さんから。
「太陽の船に俺は君をのせてー!」と歌うTakuya Nagabuchi。
そして、「今日は腰もこんななんで、ギターの話でも」とギターに関する話に。
TakuyaNagabuchiがギターを始めたのは小学校5年生のころ。1995年1月5日。はじめて長渕剛コンサートにいったのが1997年の「ふざけんじゃねえ」ツアー だった。
その時の一曲目が「とんぼ」で、ブルージーなピアノから始まり、4カウントとともにバンドがバーっと始まって、照明がつく、かっこいい演出でのとんぼの始まり方だったという。
そのライブで特に印象に残っているのが、長渕剛のギターのフレットがピカピカに磨かれていて、照明に反射していたこと。
それからというもの、ステージに立つ前、弦を張り替えるときはフレットをピカピカにするようにしているという。
楽器屋でフレット磨くやつないか、ときいて買ったのが、チューブ型の研磨剤、フェルナンデスの水色っぽいマークのスクラッチメンダー946というもの。これをつけてクロスでみがく。
スクラッチメンダー946
みがいた後は錆びにくくするため、フェルナンデスのサーフェスプロテクター956で仕上げ。これで磨いた後に表面をフッ素皮膜で保護してる。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/110029/
サーフェスプロテクター956
「ギター弾いてる人で、フレットが光ってない人は蹴り飛ばしたくなるくらい!」だというTakuya Nagabuchi。ギターのボディもピカピカに磨いた状態じゃないとステージに立ちたくないし、ブリッジの下の部分、ここに埃がたまっているのも許せないとのこと。
ギターの質問、弾き方の質問のメールもどんどん送ってほしいということ。ギタープレイヤーとしてのーTakuya Nagabuchiもとても興味がある。 アコースティック以外、エレキはなにを使っているのか。アンプ、エフェクターなどはなにを愛用しているのか。張っている弦もきになる。
そして、弾き語りリクエストのメール紹介。
「ごぶさたしてます。おふくろ食堂です。実は番組が終了すると思っていたときに送った最後のメールで、Takuyaさんにあるリクエストをしていました。ほかのアーティストの曲を剛の声で歌ってほしいというものです。剛の曲を待っているリスナーがいる以上、無理なおねがいかと諦めていましたが、先日冒頭でTakuyaさんが玉置浩二の曲を歌っているのをきいて、諦めきれなくなりました。」
「夏の終わりのハーモニー」を吉岡省吾がゲストの回で披露していた!
「選曲は迷ったのですが尾崎豊のI love youを。ライセンスくらいの時期の声がいいです。Thank you, man. とか Please againとかの雰囲気が合うんじゃないかと思って。年末までじゃなくて、長く番組が続いたら嬉しいな。わたしもまた頑張ってメール書きますね。ますますのご活躍を期待しています。」といった内容。
剛の曲じゃないけど「やってみっかー!」とTakuya Nagabuchi。
長渕剛には長渕剛特有のメロディの浮き沈みがある。それが、また別のアーティストの曲を歌うとなると、メロディラインや伸ばし方、語尾の癖が違う。
さらにいうと、尾崎豊のI love youのキーがAだが、ロックバンド期と言われるこのころ長渕剛に、キーがAのバラードはない!剛のよく歌うバラードは、Gのキーが多いという。
「今回はその間をとって、AフラットでI love you!」ということで、ロックバンド期の長渕剛の声で、尾崎豊のI love you が披露された。
I love you
いまだけは 悲しい歌
ききたく ないよI love you
逃れ 逃れ たどり着いた
この 部屋なにもかも許された恋じゃないから
二人はまるで 捨て猫みたいこの部屋は落ち葉に埋もれた
空き箱みたいだからお前は
子猫のような鳴き声で軋むベッドの上で
優しさもちより
きつく体抱きしめ合えばそれからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に
愛が白けて
しまわぬようにI love you
若すぎる
二人の愛には
触れられぬ秘密があるI LOVE YOU
今の暮らしの中では
たどり着けないひとつに重なり生きていく恋を
夢見て傷つくだけの二人だよ何度も愛してるって聞くおまえは
この愛なしではいきてさえいけないと軋むベッドの上で
優しさもちより
きつく体抱きしめ合えばそれからまたふたりは
目を閉じるよ悲しい歌に
愛が白けてしまわぬようにそれからまたふたりは
目を閉じるよ悲しい歌に
愛が白けてしまわぬように
フルコーラスで歌い上げる、尾崎豊のI love you!
これはまたすごい次元のパフォーマンス。その時代の長渕剛が尾崎豊の曲を歌っている。素晴らしい。
「そのときの長渕さんの特徴をまぜながらやりました。けっして、ちゃかしてるわけではなく精一杯やりました! またこんなリクエストあると嬉しい」とTakuya Nagabuchi。単なるモノマネではなく、工夫とスキルと魂こめたパフォーマンス。
かつて長渕剛が尾崎豊についてラジオで「あんなに彼が若くして売れて、若くしていなくなってしまったのは、業界のせいだ!」と語っていたという。
また、ステイドリームのツアーのパンフレットにも 「尾崎豊はニューヨークでなにしてるんだろう きになるなぁ 」というセリフが書いてあったりするそうだ。「面識があったのかまではわからないが、カリスマ同士気にしていたのでは」とTakuya Nagabuchi。
今日のエンディングはアルバムHold your last chanceより「カムバックトゥーマイハート」
10月14日は東京でのライブ。
残念ながら、ふんどしゆで太郎はチケットうりきれで行けず…
東京でもTakuya Nagabuchiはその名を轟かせている。
稲毛のクリスマスライブはいまからチケット取らないと!
メールは
takuya@obc1314.co.jp
ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで
「ギターのこととか、この声で歌ってとか、なんでも送ってちょうだい」と述べ「また会おう」としめくくられた。
まだこのラジオのこと、Takuya Nagabuchiのことをよく知らない人も、このブログの過去記事を読みYou TubeのTakuya Nagabuchiのパフォーマンス動画を観てみてほしい。全国的な世間認知はまだそれほどではないが、これからより多くの人に間違いなく知られることになるであろう逸材である。
来週はどんな放送になるのか!
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