内藤剛志ゲスト回後編。宇垣さんの最近読んだ本とは? 内藤剛志の家でのこだわり、役者にとって大切なこととは? 犬や猫と暮らすことの意義についても語られた! 篠田麻里子、宇垣美里、篠田麻里子の冠ラジオであり宇垣美里アナが助手を務めるラジオ「グッド・ライフ・ラボ」第4 回目の放送を聴いた(10月23日)

「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。

篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。

radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。

「ここはよりよい暮らしを追求するgood life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。

篠田「グッドライフといえば、秋の夜長に本を読むのもいいよね。」
宇垣「いいですよね!私、本を読むのが大好きなので。なんだかんだ一日一冊読んでるんじゃないかなぁ」
篠田「何読んでるの?」
宇垣「昨日は、日日是好日って本読みましたし、一昨日は侍女の物語 読んだし 毎日なにか読んでますね。」
アポロン「僕も愛読書ありますよ。」
宇垣「え、なに読んでんるんですか?」
アポロン「手のひらをアポロンにすかしてみれば、という僕の本です」
宇垣「あ、宣伝やめてもらっていいですか」
アポロン「冷たい」

と冒頭の小芝居をはさみ、かまされたタイトルコール。

「篠田麻里子のグッドライフラボ」

所長の篠田麻里子、助手の宇垣美里、占い助手のアポロン山崎の布陣で今回もお届け。

今回は、4回目の放送。

先週に引き続き、俳優の内藤剛志をゲストに迎えての放送。

「師匠と呼びたいくらいです」と宇垣さん。

前回はグッドライフにつながる濃い話をしてくれた。

内藤剛志、登場。

「先週から、素晴らしい話をたくさんしていただいて」と篠田麻里子。

しかし「でも忘れちゃってるでしょ?」と内藤剛志。

「たしかに、寝たら忘れるタイプかも」と篠田麻里子。

今週もまた同じ話をしようかとおどける内藤剛志。

すると、どこからともなくSFっぽい効果音が。

占いのコーナーの合図。

「この研究所に来たからには、避けては通れない音です」と宇垣さん。

占いコーナーである「アポロン山崎の、メイク ア フォーチュン」が始まった。

占いが大好きだというアポロン。

内藤剛志を誕生日で見たときに、全て「体験学習」というのが出ているという。先週の「すみずみまで生きる」という言葉があてはまる、と。

内藤剛志はたくさん体験して、やり続けて、それを活かしていきたい人だという。

「たしかにそうしてきたと思う。人生を輪切りにしたらきっとどこでも同じはず。言葉を変えて、同じことを思って、言ってきたはず」と内藤。

手相では、運命線とやらがしっかりでているという。 幸せ線というのも。いまが幸せだから大丈夫という人には出ていない線であるという。

「たしかに、人生行けるところまで行こうというつもりで生きている。人生楽しい」と内藤。

違う人生への憧れもあるという。役者の引退。引退しなければできないこともある。

「わかるなと思ったのが、内藤さんは貪欲にいろんな人の作品をよく見たり、人に聞いたりして、自分の糧にしてる印象がある」と篠田麻里子。

「人の可能性というものについて考える。同じ人間でも、ある人は脳外科の手術ができて、ある人は飛行機飛ばす、ある人は演技をする。それは、その人のなにかの可能性を伸ばしてそこに至ったわけで。人間というものに興味がある」という内藤剛志。

だから、人のインタビューを読むのも好きだという。

「とにかく忙しそうですが、内藤さん自体はどのような生活しているんですか?」と質問する篠田麻里子。

「とにかく芝居をしている。343日くらいはカメラの前にいる」という内藤剛志。

仕事というよりは、たのしんでやってる、と。

「休みの日、映画を見ても、楽しみながら、それを演技にどう活かせるか考えている」という。

「家でいる時の過ごし方のこだわりみたいなものはありますか?」と宇垣さん。

「2つあります。防音室を作っているんですよ。音大を受ける人たちが練習するような、小さめのもの。電話ボックスみたいな。その中で、セリフを練習している」と語る内藤。

セリフは、本番と同じように、しっかり声を出して練習しないといけない。それを家族に迷惑だから防音室でやっているそうだ

防音室がない頃は、外で、山手通りの陸橋の上でやっていた。

ちゃんと、想定した、本番の音でやらなければいけない。

それは芝居には絶対必要という。

「それでは、音に引っ張られて、芝居とは関係のないところに行ってしまうのでは?」と篠田麻里子。

それに対し「技術はやはり必要。どれだけモーツァルトが好きでも、バイオリンを弾けなければいけない。ドレミからやる。まずは弾ける状態にしてから、感情こめる。まずは言える状態にしてから、感情。その意味で、ある程度の音量は必要。 俳優としての技術と、役を作る事は別に考えたほうがいい。技術は、ドレミを弾けること。俳優は、そこをおろそかにしてる人も多い。まずは技術。あたまから、気持ちだなんだ言ってるやつに、ロクな役者はいない!」と内藤剛志。

これはなかなか考えさせられる。あらゆる物事に通じるのではないか。

「ほかの職業でも、まずは形から入らないと、何者にもなれない、ということですよね。」と宇垣さん。

家でのこだわりとしてのもう1つは、「大きめのリビングのスペースで、家族全員が一緒にいられる時間を作ること」だという。

「生活音聴きながらの勉強もはかどりますよね。」と宇垣さん。

ここで、一曲、内藤剛志の選曲。

内藤出演のドラマの主題歌を提供してくれたというGLIM SPANKY。

もともと好きだったユニットだという。

操作一課長というドラマに、All of usという曲を作ってもらった。

どんな気持ちで演じてるのか?という部分もつたえて、作ってもらった。ドラマの世界観をよく伝えている曲だという。


GLIM SPANKY All Of Us

内藤剛志といえば、猫が大好きだという。

物心ついた時から、ずっと犬か猫と過ごしてきた。

犬と猫どちらも好きだという。

動物と生きるということは、死を体験させられるということ。

一緒に暮らす。それは不都合もたくさんある。

人と過ごす時、こいつ合わない、という人もいる。猫や犬も同じ。面倒くさい。でも、それとともに生きることが大事なことなのかもしれない。それが、民主主義。

ベッドに寝てて、猫がそこにくると、最高、だという。

猫は人間にあまり遠慮しない。
むしろ人間が猫の下僕。

宇垣さんも実家時代、猫を飼っていたという。

集団でやる仕事でも、合わない人でも、面倒くさくても、一緒にやっていくことが大事。
それは、動物と暮らすことで学べる。

「本当にためになります! 」と宇垣さん。

まさに、グッドライフへのエッセンスに満ちた内藤剛志のトーク。

「いろんなものから学ぼうという向上心がすごい。そういう人間になりたいなと思う。」と篠田麻里子。

いい話を聞いても。すぐ寝たら忘れてしまうというが、

「忘れてしまうということは、その悩みや問題が解決したということですよね」と宇垣さん。

ナイス発言。

メッセージも待っているという。

番組へのメールは
lab@tbs.co.jp
まで。

来週はどんなゲストでどんなグッドライフの話が聞けるのか。

今後も追って行きたい。

 

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映画、音楽、本のことを中心に、役に立つかどうか度外視して書きたいこと書こうと思っています。サブカルなイベントもよく行くので、そのレポートみたいなことも書くかもしれません。