大堀彩 オリンピックへの道⑯ ~全日本総合選手権1回戦、2回戦~

11月27日から始まった全日本総合選手権は、日本のバドミントン選手にとって、特別な大会である。サッカーの天皇杯のように、中学~大学、社会人などあらゆるカテゴリーの有力選手が参加する大会であり、真の日本一を決める戦いが繰り広げられる。

 

過去の女子シングルスの優勝選手は以下の通り

 

2017年 山口茜

2016年 佐藤冴香

2015年 奥原希望

2014年 山口茜

2013年 三谷美菜津

2012年 今別府香里

2011年 奥原希望

 

大堀彩(日本ランキング4位、前回大会準優勝)の一回戦の相手は 青森山田高校の高橋美優(青森山田高校1年 日本ランキング45位)だった。動画配信はなく、スコアのみの確認だったが21-5 21-9 で危なげなくストレート勝ちを収めた。

 

続く二回戦の相手は中西貴映(日本ランキング15位 大宮東高校→早稲田大学→日本ユニシス 1995年生)である。同じサウスポーで、身長も長身170㎝(大堀は169㎝)の中西との対決は、21-19、21-8 で大堀のストレート勝ちであった。

 

30日の準々決勝へと駒を進めた大堀とおそらく対戦するのは、高橋沙也加(日本ランキング5位 高岡西高校→パナソニック→日本ユニシス 1992年生)になるはずだ。大堀にとって、高橋沙也加という存在は、特別な存在だ。

 

まず、国際大会において、大堀は高橋に勝利したことが一度もない。また、今年5月のユーバー杯では、国際ランキングでは上位だった大堀ではなく、なぜか高橋が選出された。加えて、国内チーム団体戦のS/Jリーグで、所属チームユニシスの優勝がかかった最終戦において、高橋は二年連続で山口茜を倒している。調子のいい時の高橋は、世界ランキング2位の天才山口茜をも凌駕する力を発揮する。

 

2人の直近の対戦は2015年であり、高橋が膝の大けがをする前なので、現時点での実力差は不明だが、大堀にとって強敵であるのは間違いない。

 

もし、その高橋に大堀が勝利すれば、山口茜と準決勝で戦うことになるはずだ。

 

私は、大堀は山口に勝てると考えている。本気でそう考えてる。

 

ブレイクスルーはもうそこまで来てるはずだ

 

明日から会場に応援に行く

 

過去のバドミントン記事はこちらからチェックできます。

http://jincouchinou.com/tag/%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3/

 

京孤食日記 東京 小川町 路地裏の極上カレー ジンコック

東平日の夜。

仕事終わり、トボトボと、普段とはちょっと違う道を歩いて帰っていたら、路地裏、暗闇に光るカレー屋を見つけた。


カレー屋、ジンコック。小川町駅、A1出てすぐ。


土日祝が休み。これは平日にしか行けない。今がチャンスだと思いドアを開けた。

素朴で、暖かみのある店内。

カウンター席とテーブル席。19時くらいだったが、7割ほど埋まっていた。一人の客が多く、ウインドー越しに見れば、都市生活を送る孤独な他者が光に集まる、エドワードホッパーの絵画のような風情。


濃い味派のインド風カリーと、あっさり味派のカシミール風カリーの2種類がある。インド風カリー、チキンと野菜を選択。そしてトッピングでこの店が推していると思われるカニクリームコロッケをつけた。辛さはオススメの極辛に。

カレーが出てくるまで、スマホでNetflixのマインドハンターを観て時間つぶし。70年代、FBIの行動心理学の黎明期。プロファイリングという概念がなく、猟奇的連続殺人者にシリアルキラーという名前がつけられる前の話。重厚感あるライティング。スリリングな会話劇。見応え抜群。


そんなこんなで、カレーとコロッケ登場。


スパイスが効いてそうないい色のカレー


外はサクサクで中はクリーミー、幸福を体現するカニクリームコロッケ。


カレーを米にかけ、食べる

これは! かなりおいしい!

極辛でも全然旨い。 そんな辛すぎないし。ちゃんと辛さはある。トータルで美味しい。

上野のデリーのカシミールカレーにも似た感じ。

ここ最近食べたカレーの中で一番好き。

見た目はシンプルでありながら、カレー職人の確かな腕をビンビンに感じさせる、くせになる旨さ!


すぐにたいらげてしまった。

路地裏のナイトホークスたちがひっそりとカレーを味わうステキな名店、ジンコック。

また、ひっそりと訪れたい。

 

 

もう来週は12月。あの曲のアナログレコードも流れる。11月4度目の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」39 回目の放送を聴いた。

Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。

「来たぜ、宮崎!1年ぶり以上で、宮崎へ、11月24日、来たぜええ!!!」
と熱く幕開け。

この放送日は、宮崎のニューレトロクラブで 「Takuya Nagabuchi LIVE 18 In 宮崎 剛、再び 」が行われるのだ。

そしてかまされた「どなり」、

Takuya Nagabuchiの、I’m a super star!!!

まさに、会心の一撃!といった具合の、冬の晴空に響き渡るかのような爽快な「どなり」

もう今回で39回目。

11月も最終週なので、12月をいれたら残すところあと4回くらい。

あとひと月でおわってしまう!

「今回は年末まで。始まりがあれば、終わりもある。番組がおわってもTakuyaがおわるわけではない、かなしい顔しないで」と述べ、「ハガキや贈答品は早めにね!」と呼びかけるTakuya Nagabuchi。

そして読み上げられる番組クレジット、「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家、ランドフリーダムの提供でお送りします」


ランドフリーダムのCM

先週、先々週とゲストがきていたので、メールがたくさんきていたが、紹介しきれなかった。

なので今回はメールをどっと紹介。

「Takuyaさん、こんにちは、おやっとさー! 昨年、年末から5月のさつき園ライブ、8月の鹿児島アリーナ路上ライブ、10月SAMURAIライブ、11月大隈アリーナライブと、鹿児島にわりと近い感覚でTakuさんに会えて、超幸せでした。しめくくりに、宮崎のライブに行けなくて、歯がゆい思いですが」

「今夜あるよ!まだ間に合うよ!放送から6時間あるので!」と、滑り込みセーフを推奨するTakuya Nagabuchi。

「今年は昔のTsuyoshiさんに会えた気がして、超ハッピーでしたよ。来年ツアーやるのかな。あるといいな。すこし体鍛えなきゃです。なんせ、旦那がTakuyaさんファンの中で一番の最高齢者かもしれない。プレッシャーにも弱いナイーブな旦那ですが、老体にムチ打ちながら、ツアー追っかけてみます。北海道は無理だな。やっぱ近場でおっかけしよう。」

「そうやって言って、くるんじゃないの? 北海道もいいぜえ いいとこだよぉ」と北海道にも呼び込むTakuya Nagabuchi。

「また、大隈アリーナでは、モリンガの宣伝までありがとうございました。」

モリンガという、葉っぱがあるらしい。モリンガを、お茶などにして飲むと髪が生えるとかなんとか。

「Takuya さんの毎日のヨーグルトに、スプーン一杯のモリンガパウダーを!」

風邪予防のために毎日ヨーグルトを食べるTakuya Nagabuchiだが「なんか気持ち悪いなそれはそれで! ヨーグルトって食べるほうじゃなくて、飲むほうなんだよね!」とヨーグルトのモリンガパウダー和えには消極的な様子。

モリンガパウダーは花粉症にもきくという。

「久しぶりにメールをしたので、最近、元気のない友達に、「友よ」をリクエストします」

としめくくられたのは、ラジオネーム 「モリンガ美人になりてぇ」さんからのメール。

まだ紹介。

「いつもすみずみまでラジオ楽しく聞かせてもらっています。先日、9月8日の放送。友部正人さんや12色のクレパス、NPT012 BS (Takamineのギター)での弾き語り最高でした! あのギターには俺の手汗も染み込んでいる! 以前、滋賀で「なんぼのもんじゃい」弾かせてもらいました。」

季節が移り変わるその最中、9月の2回目の土曜の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」28回目の放送を聴いた。


その時の放送のまとめ

以前Takuya Nagabuchiのライブで、ギター弾けるやつででこい!、というくだりがあり、そこで弾いたようだ。

「ちなみにエンディングで、アルバムNEVER CHANGEからNEVER CHANGEといっていましたが、アルバムNEVER CHANGEにはNEVER CHANGEは残念ながら入っていません。」

「そうだね! かんがえてみりゃ、あれは「昭和」に入ってるもんね。別テイクが。」と間違いを認めるTakuya Nagabuchi。

「ちなみに、アルバム「風は南から」にも、「風は南から」は入っていません。細かいとこまできいてるゆえ、こんなツッコミすいません!土曜日が楽しみです。1週間がはやいはやい。お体にきをつけ、俺の心に届く歌を届けてください。」

といったメールは、ラジオネーム「汚れたサンゴ礁」さんから。

「こういうツッコミいいね! ほめられてばかりだと気持ちわるいし」と細かい指摘に感謝するTakuya Nagabuchi。

そして、冷やし飴をなめ、

「おな〜す〜」

とかます!

喉は絶好調。

冷やし飴食べて絶好調の初期長渕ヴォイスでお届け。大塚でのライブについても触れ、満を持して生演奏したあの名曲! 10月4 度目の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」35 回目の放送を聴いた。


冷やし飴、お茄子さん、登場回

その「おなす」さんも、先日の名古屋 旬菜小料理 とんぼ のライブに参戦したとか。

非常に盛り上がったという。

今回は、ギタリストの「タカシ」という方が長野からきて、がっつり15曲一緒にやったとのこと。

「タカシ」さんはギター、バンジョー、マンドリンもあやつり、ハモりもする。ポジションでいうと、笛吹利明さんと浜田良美さんをひとりでこなす、といった、そういう多才な人という!

3時間強、エピフォンFT45(この間紹介したやつ)をメインに、 アコースティックライブを行った。

名古屋のオットリーヤギターでゲットした新ギターを披露。Takuya Nagabuchiの冬の風邪予防とは? ギター弦の話も。11月最初の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」36 回目の放送を聴いた。


オットリーヤギターで手に入れたFT45を紹介する回

来年は「タカシ」と、アコースティックのアンサンブルで、全国ツアーやるそうだ。

「タカシ」さんの勇姿は、Takuya Nagabuchiチャンネルで確認できる。He La He Laと一匹の侍の動画ででてくる。

そして、そのとんぼライブの感想がきている。

とんぼのライブがあった日のその日の夜10時前に届いていたメールという。

「Takuya さんこんばんは。たったいま、Takuya Nagabuchi in とんぼ のライブから帰宅しました。もう最高でした。」

「もう、最高!!って感じですね」
とリバーヴつけてかますTakuya Nagabuchi。

「アリーナ2列目で、3時間堪能させてもらいました。アコースティック編成のライブで、自分にとってもとても勉強になりました。セットリストもすごくよくて、でだしの「とんぼ」で泣いてしまいました! ラストの「幸せになろうよ」の大合唱もよかったです。またライブ後、ごあいさつをしてもらった時に、お、きてくれたの!と声をかえけてもらってとてもうれしかったです。ライブ中に、来年は全国ツアーとか考えているから楽しみにしていてとおっしゃった瞬間から笑顔が絶えませんでした。来年はなにかおおきなことをするんですかね? とてもとーーっても楽しみに待っています!」

岐阜県の、ヤマカズくん
前もメール読まれた人だ。

「ここでひとつ自慢なのですが、僕の親父の本名が英二で、僕の弟の本名がツネなんです。弟が生まれる時に、父親がとんぼにあこがれて、俺の名前が英二やでぇ、こいつの名前はツネや!と名前を決めました。なので、家ではとんぼごっこがつねに行われています。」

「いいねぇ!こういう家族も! 弟がなんかやらかした時には、

“つねぇえ! てめぇえこのやろう!”

ってやってるんでしょうね」

と英二がツネを叱りつける様子をシュミレーションするTakuya Nagabuchi。

「僕がお酒を飲めるようになったら、いつかTakuya さんと酒をかわしながら、ドラマトークなんかもしてみたいです。僕の名前は、たもつでも、まりおでも、英二でもつねでもゆうじでも鉄平でもないですが」

といったメールは、ラジオネーム ヤマカズ さんから。

誕生日プレゼントなのか貢物なのか、いろいろきているという。

淡路島のめぐみさんからは、洋服。

アジアンテイストで93、94年あたりに長渕剛が着ていた風のデザインだという。

「うっひゅー!」と声を挙げ喜び、感謝を表現するTakuya Nagabuchi。

そして、いつもメールをくれる「まきるんるん」さんからは、長渕剛のレコードが 2枚!

恋人時代、そして久しぶりに俺は泣いたんだ、の2枚。

https://youtu.be/jUq7AHOdwds

せっかくなので、レコードをながすという流れに。

長渕剛、久しぶりに俺は泣いたんだ、をラジオブースからアナログレコードでお届け!

アナログの音、はやっぱりいいなぁ
音が太くて丸くて。

「なんかいいね! レコードのアナログの感じ。」と、長渕剛レコードを揃えているTakuya Nagabuchiもゴキゲン。

そして、弾き語りリクエストのコーナー。

ラジオネーム、東京ミラクル夫婦さんから。

東京大塚のライブに来たという人。
リクエストは「グッバイ青春」。

千葉のライブもくるという。

12月23日 日曜日
LIVE IN CHIBA ぼくだけのメリークリスマス 2018
15:30 open
16:00 start
前売り4500 円 当日5000円
稲毛ケイズドリーム
こちらのライブはeplusでも販売中

チケット残りわずかだとか。

豪華なゲストもくるそうだ!

グッバイ青春は、家族ゲームの曲。作詞は秋元康。
フォークスタイルでやって来た長渕剛とはグッバイして、これからロックでいく、と、秋元康がそんな思いで届けた曲だそうだ。

グッバイ青春いいことなんかなかった季節に夢だけ置き去りに

白い手紙を破り捨てれば ヒラヒラこぼれてジグソーパズルのようさ

グッバイ青春答えを探してあてのない風に吹かれて立ち止まる

夜明け間近に膝を抱えて懺悔のウオッカじゃなんだから酔えないみたい

誰のせいでもなくて
背中がとても寒くて
俺の抜け殻だけが宙に舞う

ああ このまま 悲しみよ雨になれ
ああ このまま 悲しみよ雨になれ

グッバイ青春いったいいくつもの涙を流せば君の胸に刺さる

窓の向こうに朝が届けば東のあたりはため息みたいに白い

グッバイ青春退屈なんて落ち込んだ時の言い訳だったんだね

熱い思いはただの幻 凍えた朝日に打ちくだかれたシルエット

誰のせいでもなくて
背中がとても寒くて
俺の抜け殻だけが宙に舞う

ああ このまま 悲しみよ雨になれ
ああ このまま 悲しみよ雨になれ

ライララ ライララ ライララ ライララ
ライララ ライララ ライララ ライララ
ライライ!

一瞬歌詞を忘れてしまいそうになったという。生演奏はすべて歌詞見ずにやっているのだ!

https://youtu.be/-Yj9H3sHl0U
グッバイ青春

フォークソングの情緒と、そこからグッバイするという軽快さを合わせ持ち、不思議なポップさを備えた佳曲。

今日のエンディングはシングル「乾杯」のカップリング、「サンキューウーマン」


サンキューウーマン

まだまだ、Takuya Nagabuchiは熱いメッセージを待っている。

メールは
takuya@obc1314.co.jp

ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで

来週は、ステキなゲストがくるぜ、といい「また会おう」と締めくくられた。

ついに12月へ突入! 2018年の締めくくり、駆け抜ける!

 

レコードと暮らす 2018 年 10月〜 Queen, くるり, Paul Simon, Rainbow, Keith Jarrett 〜

ついつい、レコードを買ってしまう。

部屋の中のスペースを圧迫し続けるレコードたち。

ミニマリストな暮らしは到底できそうにない。

稀少なものを掘るわけでもなく、安かったからとか、ジャケが良かったとかで買い集めたレコードたち。

置いとくだけになってしまいがちなので、日々聴いたレコードについて書くことで、レコードを聴くことを習慣にしたい。

プレイヤーはaudio technica のAT-PL300。音が良くなるかなと思いBEHRINGERのUFO202をつないでる。ヘッドホンはSHUREのSRH240A。

そんな私のレコードとの暮らし。

今回は、10月。以下の5枚について 。

目次
・Queen, Sheer Heart Attack (1974)
・くるり, アンテナ(2003)
・Paul Simon, Paul Simon (1972)
・Rainbow, Down to Earth (1979)
・Keith Jarrett, Life Between the Exit Signs (1968)

Queen, Sheer Heart Attack (1974)

US盤。知り合いからもらったもの。ジャケはけっこう痛んでいるが、盤は良好。

クイーンの3枚目のスタジオアルバム。野太い音と爆発的テンションに圧倒される。激しいビートを打ち出した疾走感ある曲から、美メロ、オペラやクラシックを思わせる展開まで、クイーンというバンドの底知れなさを感じさせる恐ろしさすら感じるアルバム。世界的スターバンドになる前の、高まりに高まったそのほとばしる熱に心持っていかれる。

side 1

1曲目 BRIGHTEN ROCK (5:10)
遊園地みたいな音から、疾走感あふれるギターリフが…バンドサウンドがなだれ込んで…声が高い! そして、ドラムギターベース全てが野太い。圧倒的なテンション。ブライアン・メイのギターカッティングのビートがグルーヴを増幅。最初っから飛ばすなぁ。

2曲目 KILLER QUEEN(3:00)
指パッチンからの、なんとまぁ美しいメロディー。うって変わって、洗練の極みのようなヴォーカルとコーラス。ブライアン・メイの野太いギターソロが耳を突き刺す。

3曲目 TENEMENT FUNSTER(2:48)
サイケで気だるいトーンの曲。John Deaconのベースがグッと引き締めているね。中盤から案の定、ブライアンメイの野太いギターが暴れ出す。

4曲目 FLICK OF THE WRIST (3:18)
骨太なバンドサウンド。オペラ由来のメロディ、コーラス。クイーンという怪物バンドの底知れなさ。この曲もまた異常なテンションの高さ。フレディマーキュリーのロックなハイトーンヴォイスも炸裂。

5曲目 LILY OF THE VALLEY (1:41)
前の曲から間髪入れずに始まる。ピアノと歌とコーラスと、シンプルなバラード。

6曲目 NOW I’M HERE (4:15)
静かにしかし確実に熱を帯びていくイントロ。沸点に達してロジャーテイラーのドラムがドカドカ、ジャーン! ブライアンメイのかっこいいリフがかまされ、タイトなロックサウンドに雪崩れ込む。音が太い。ビートが重い。爆発的テンション。色気たまらん美メロ。あっという間に駆け抜ける。

side 2

1曲目 IN THE LAP OF THE GODS (3:23)
なになに!怖っ! 不協和音みたいの聞こえてきて背筋がゾクリ。夜中に聞いていると怖すぎる。ヘッドホンで大きい音で聞くとなおさら。なんなのこの曲。不気味だ。

2曲目 STONE COLD CRAZY (2:14)
疾走感あるゴリゴリのロック。骨太! 一安心。 これはキラーチューン。

3曲目 Dear friends (1:07)
優しい子守唄のような。振れ幅がすごい。

4曲目 Misfire (1:58)
クレジットがベースのJohn Deacon。明らかに毛色が違う曲。ハネたビート、キャッチーなメロディ。バンドアンサンブルがいいね、ベースのDeaconがいい仕事してる。

5曲目 Boy Back That Leroy Brown (2:19)
軽妙な曲。ベースが唸っていてかっこいい。ピアノのハネた音。いろんな楽器の音鳴っている。遊び心のある曲。

6曲目 She makes me (stormtrooper im stilettoes) (4:10)
アシッドフォークなアコギの音、大股なビート、きれいなコーラス。
なんて万能なバンドなんだ。スケール感すごいロックバラード。アウトロが長め。

7曲目 In The Lap Of The Gods … revisited (3:23)
シメの曲。また怖い感じでくるのかと思ったら大丈夫だった。クイーン王道のロックバラードといった感じの曲。しかしまぁブライアンメイのギターは太い。後半、合唱みたいなの入ってくる。スタジアムバンド感。レコードの溝を使い切るようにスタジアムな合唱が続く。と思ったら最後、なんか爆発して終わる。怖っ!

くるり、アンテナ(2003)

2年くらい前に一斉にくるりのアルバムのアナログリイシューがあり、その時に入手。2004
年リリースのアルバム。当時、レンタルしてMDに入れて登下校で聴いてた。好きなアルバム。

くるり、5枚目のスタジオアルバム。骨太なブルースロックを基調とし、サイケでオルタナロックなひねくれ感も顕在。全体通してセッションの生々しいバンドサウンドが打ち出されているが、やたらストイックで張り詰めていて凄みがある。ずっしり重たい曲が続くが、通して聴くと、最後のHow to goで感きわまること必至。

side 1

一曲目 グッドモーニング
夜明け、早朝、夜行バス。ゆっくり優しく生々しいアコギとベースとドラムとストリングス。疲れた気分と寄り添う音。

2曲目 Morning Paper
ザラついたギターリフのイントロと絡み合う的確で複雑でパワフルなドラムの音。重たくうねるベース。金属と金属がぶつかり合うソリッドなバンドサウンド。途中、転調してビートが速くなるとこ、くるりっぽい。セッションの空気感が伝わる録音。ブルースロックでありオルタナティブロックであり。

3曲目 Race
ミドルテンポで、マイナー調の音頭のようなメロディ。重心の低いドラムとベース。間奏の部分、陶酔感ある感じの展開。アルバムにこういう曲があるのがよい。

4曲目 ロックンロール
繰り返すリフが編み上げるグルーヴ。力強く直線的なビート。そして、文学的な歌詞とアンセムな風格のメロディが素晴らしい。曲の長さもちょうどいい。

5曲目 Hometown
ブルースロックの重くて歪んでいてかっこいいリフ!バキバキのベースとドラム。ハードロックな音像。

side 2

一曲目 黒い扉
重たくて生々しい。ドラムとベースの重厚感たるや。こういう曲が入ってるのはいいことだ。次第にスケール感増していくバンドのセッション。音の隙間を刺すギター。WILCOのごとくサイケでオルタナなブルースロックであり、日本的であり、重くて味わい深い。ラストのセッションパートは特に圧巻。

2曲目 花の水鉄砲
軽妙なギターリフから濃厚なブルースの世界へ。途中の、パッ!と全体が止まってからのギターがユニゾンしてバンドサウンドがドッとぶつかってくるところ最高。

3曲目 バンドワゴン
アシッドフォークなアコギストローク、カントリー、ブルース由来のメロディ。ここでこういう曲入ってくるのいいね。古くならない音。

4曲目 How to go (Timeless)
かっこよすぎるバンドのセッション。 なんと生々しく、重く、青春なのだろうか。日本の湿度と重さのブルースロック極まれり。名曲。これは、当時くるりも手応えあっただろうな。

Paul Simon, Paul Simon (1972)

ディスクユニオンでワンコインでゲット。CBSソニー、日本盤。ジャケからも滲み出る、ポールサイモンのパーソナルなアルバム感。

ポールサイモン、ソロの一作目。S&G時代からの名うてのミュージシャンたちに支えられた多様でハイクオリティな曲の中、ポールサイモン自身の生々しいパーソナルな感じが際立つブルージーでジャジーな曲が光る。どの曲も、驚くほどグッドメロディ。ギタリストとしてのポールサイモンの魅力も堪能できる。

side 1

1曲目 MOTHER AND CHILD REUNION(3:05)
母と子の絆。ジャマイカンなビートに乗せて、ポールサイモンのグッドメロディ。Dynamic Sounds Studio, Kingston Jamaicaでの録音。ボブマーリーやジミークリフとも演ったジャマイカのセッションドラマー、ウィンストン・グレナンのハネたジャマイカビートが気持ち良い。リーペリーのハウスバンドのThe Upsettersのベーシストでもあったジャッキー・ジャクソンの安定感抜群のボトム! ゴキゲンな幕開け。

2曲目 DUNCAN/ダンカンの歌 (4:39)
邦題すごいな。ギターのアルペジオ、笛の音、S&Gを思わせるメロディとアレンジ。パリでの録音。笛を吹くのはフランスのロス・インカス。

3曲目 EVERYTHING PUT TOGETHER FALL APART/いつか別れが (1:59)
簡潔で本質的な邦題がよい。ポールサイモンの声が生々しく、近い。ジャジーでブルージーなコードに乗せて、苦いフィーリングがギターのつま弾きで奏でられる。

4曲目 RUN THAT BODY DOWN /お身体を大切に(3:52)
これもまた、ジャズ調のブルース。ドラムは、ハル・ブレイン。ベースは、ロン・カーター。マイク・マイニエリのヴィブラフォンが効いている。諦めにも似たブルーな感情の表現。間奏のジェリー・ハーンのギターソロが怪しくて色気があって最高。

5曲目 ARMISTICE DAY/ 休戦記念日(3:55)
ポールサイモン自身が弾く、 ブルージーなギターがとてもよい。アコースティックギターの静かでいて力強いプレイ。途中から入ってくるジェリー・ハーンのギターカッティングがグルーヴを高めていく。静寂と情熱。

side 2

1曲目 ME AND JULIO DOWN BY THE SCHOOLYARD/僕とフリオと校庭で(2:42)
S&Gを思わせる軽快なナンバー。Russell Georgeのベースが効いてる。アコギのストロークは激しくハネてリズミカル。

2曲目 PEACE LIKE A RIVER/平和の流れる街(3:20)
フォークソング。ポールサイモン自身によるパーソナルでブルージーなギターがたまらんね。ベースはJoe Osborn。

3曲目 PAPA HOBO (2:35)
S&Gの明日へかける橋のピアノも演奏したラリー・ネクテルのハルモニウムがいい味。
ポールサイモンのギターの巧さが感ぜられる。静かな佳曲。

4曲目 HOBO’s BLUES( 1:20)
ブルーズなギターのバッキングに乗せて、リードのバイオリンが暴れまわる。

5曲目 PARANOIA BLUES (2:45)
濃いめのブルーズ。ステファン・グロスマンのボトルネック奏法が良きかな。
心臓の鼓動のように脈打つビートは、ポールサイモンのパーカッション。

6曲目 CONGRATULATIONS(3:40)
ポールサイモンの哀愁とあきらめと優しさの王道のメロディ。優しさあふれるアレンジ。ベースはJoe Osborn。ドラムはハル・ブレイン。ラリー・ネクテルのオルガンがソウルに楽曲を包み込む。そっと優しく終わる。

Rainbow, Down to Earth (1979)

ディスクユニオンでワンコインでゲット。ハードロックを聴きたい気分の夜もある。

RAINBOW四枚目のスタジオアルバム。Graham Bonnetがヴォーカル作としては唯一のもの。地球をあしらった豪快なジャケがインパクト抜群。キャッチーで骨太なリッチー・ブラックモアのリフが、コージーパウウェルの重くて抜けのいいビートと合わさり腰にグッとくるグルーヴを紡ぎ出している。80年代的な陽気さがありながらも、悲哀を漂わせたハードロック感もあり、いろんな音楽的要素がごった煮され、怪しく一筋縄ではいかない印象を与えている。

side1

1曲目 ALL NIGHT LONG (3:53)
硬くて歪んだ骨太なギターリフ。リッチーブラックモアの軽妙でいてゴリっとしたギターが気持ちいい。GRAHAM BONNETのまさにハードロック!なハイトーンボイスが鼓膜に突き刺さる。

2曲目 EYES OF THE WORLD (6:42)
怪しく神秘的に始まるイントロ。キーボードのDON AIREYの不気味なフレーズが鳴り響く。
4つ打ちのビートと太いギターとハイトーンボイス。ジムでトレーニングをしながら聴くと血流が良くなりトレーニングが捗りそう。

3曲目NO TIME TO LOSE (3:45)
ソリッドでかっこいいギターリフ! 疾走感あるビート!かっこいい曲。リッチーブラックモア のリフはキャッチーでシンプルでかっこいい。理想的。ベースのROGER GLOVERの存在感もグイグイきてる。

4曲目 MAKING LOVE (4:32)
北斗の拳に出てくるような、長髪で筋肉質な男たちのイメージが浮かぶ。ジェフベックグループ、 ブラックサバスでも叩いたCOZY POWELLのずっしり重くそれでいて的確なビートに内臓が揺さぶられる。

side2

1曲目 SINCE YOU BEEN GONE (3:25)
80年代的な軽薄な明るさ。GRAHAM BONNET のゴキゲンなハイトーンボイスと相まって、ゴキゲンな仕上がり。キャッチーなリフが秀逸。

2曲目 LOVE’s NO FRIEND (4:55)
大股なビート、怪しいギターリフ。スケール感と筋肉と哀愁。

3曲目 DANGER ZONE (4:31)
ニューウェーブ感もあるソリッドなリフ。北斗の拳で敵が攻めてきた時に流れそうな曲。これ聴きながらトレーニングしたい。しかしまぁGRAHAM BOMNETの歌が上手い。しっかりたっぷりギターソロが入っておる割りに、4分半と比較的コンパクトな佳曲。

4曲目 LOST IN HOLLYWOOD (4:51)
ドラムロールから、ジャーン! リッチーブラックモアのイカしたリフと8ビートで疾走する。COZY POWELLのパワフルドラミング! ファミコンのソフトのBGM感のあるDON AIREYのソロ。全体を通して迫ってくるパワーすごい。

Keith Jarrett, Life Between the Exit Signs/人生の2つの扉 (1968)

2年ほど前、確かディスクユニオン神保町あたりで手にした。ジャケがいいな、と思った。あと邦題。キースジャレットは、ケルンコンサートくらいしかちゃんと聞いたことなかった。

1967年5月、アトランタにて録音された、キースジャレット、チャーリーヘイデン、ポールモチアンのピアノトリオの演奏。うぉ、尖ってるな、と思わせる前衛的なバンドアンサンブルを繰り出している。それでいて、あまりにも美しいフレーズをさらっと盛り込んだりする。絶妙なラインを維持。そんな中、Love No. 1 は一番まっすぐに、ピアノトリオの色気を解放している。

side1

1曲目 Lisbon Stomp (6:02)
まとまりなく、ピアノ、ベース、ドラムが好きなようなことしているのだけど、なんとなくまとまっている。前衛的な音。途中、ベースのチャーリー・ヘイデンのソロみたいな状態になる。一応、キャッチーなピアノのフレーズでまとめ上げられる。不思議な曲。

2曲目 Love No. 1 (6:11)
叙情的で、孤独で、色気のある、雨がけむる日が合いそうなピアノで幕開け。そっと入り込んでくるチャーリーヘイデンのベース。ポール・モチアンのさりげないドラム。意図的に配されてるいるようにも思える音の隙間。

3曲目 Love No. 2 (4:27)
一転して、前衛感、インプロ感のある、イントロのフリージャズな絡み。60年代の後半の前衛音楽。定型からの外し。

4曲目 Everything I Love (4:30)
そしてまた一転して、流麗なピアノ。整然としたトリオのアンサンブル。かと思うと、前衛に傾いたり。絶妙な呼吸で音と戯れている3人。リードでソロを弾くチャーリー・ヘイデンのベースがここでも。

side2

1曲目 Margot (3:43)
あぁ、イントロから美しいピアノ。ドラムとベースとピアノの絡まりがもう最高のやつ。メロウで色気のある感じを維持したまま、繰り出される奔放なキースジャレットのピアノフレーズ。ちょっと寒くなってきた季節によく合いますね。

2曲目 Long Time Gone (But Not Withdrawn) (4:51)
力強く、フリーで、前衛的気味な曲。狂気を感じさせるピアノの鍵盤の連打。無愛想で、苛立っている。

3曲目 Life Between The Exits Signs(6:48)
一転して、キャッチーなピアノトリオアンサンブル。メロディアスでありながらも、尖っていて前衛的なキースジャレットのピアノ。絶妙なラインを維持。後半、静謐なトーンに表情を変える。チャーリーヘイデンの長いリードプレイもある。長い曲だが、緊張感は途切れない。

4曲目 Church Dreams (6:15)
ガシャッガシャしたドラムから、音の隙間を意識した、美メロピアノフレーズ。やがて、すべてのインストゥルメントが暴れまわるかのごとき乱打。この曲でも、ベースがリードするチャーリーヘイデンの時間あり。ドラムのポールモチアンもここぞとばかりの暴れっぷり。

 

負け犬たちのコンビ結成物語。体は黒くて目は白い、中身はボンクラな野郎どものアンチ・ヒーロードタバタ喜劇。ヴェノムを観てきた!

スーパーヒーロー映画が数多く作られ、広がるユニバース。

なにやら禍々しい見た目のダークヒーローが主人公の映画があると聞いた。

そして、トム・ハーディが主演というではないか。

どれどんなもんかと思い、へっこらよっこら観てきた。

ヴェノム(2018) 。監督はルーベン・フライシャー(ゾンビランドとか)。脚本はジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ、ケリー・マーセルら。トム・ハーディ、リズアーメット、ミシェルウィリアムズらが出演。

現場型レポーターとして仕事するトム・ハーディ扮するエディ・ブルック。彼女であるミシェル・ウィリアムズのアパートに転がり込み仲良くやっていたが、ある日、宇宙探索を進めるライフ財団への取材の中で、財団にかけられている人体実験疑惑についてぶっこみ、そのことで会社をクビになる。ぶっこんだ情報は彼女のパソコンを盗み見て得たものだったため彼女からも見放される。一方、ライフ財団が宇宙探索船で持ち帰ったのは、人に寄生する、なにやらネバネバした地球外生命体であった。ひょんなことからそいつはエディに寄生! 取り返そうとするライフ財団の手先に追われることになるが、どうやらエディは寄生されたことで超人的なパワーを身につけはじめており、バッタバッタと追手を返り討ちにしていく…

この映画、主役のエディ・ブルックは冒頭は仕事があるが、すぐさま無職になり、彼女からも愛想をつかされる。その結果、映画の中では基本的にジーパンとパーカー(汗ジミたっぷり)に身を包んだ無職として立ち現れる。それに加えて、別れた彼女にできた新しい男の職業は外科医。男のプライドとしてはズタボロのはずだが、なんとなくその元カノの新しい男とも仲良くなっちゃう。そんな人柄の良さがエディの魅力。

そしてそんな愛すべきエディを演じるのがトム・ハーディだというのが素晴らしい。隙のない硬派なバイオレンスを体現した役柄が多かったトム・ハーディだが、今作では見た目はガタイ良くてタトゥも入って強面でも、その内実は無職で彼女に振られ、へこへこ職探すボンクラ男を演じている。そのギャップがたまらない。エディは選ばれし者、なにか「持ってる」者ではなく、持たざる者。つまり、映画を観ている私やあなたや凡百の人々と同じ側の人間だ。

そんなエディにひょんなことから寄生する、ヴェノムという名前のシンビオート。シンビオートは地球外生命体で、人間に寄生しないと地球では生きていけない。寄生されたエディは超人的な力を得るわけだが、シンビオートは誰にでも寄生して、うまく共生できるわけではない。なんでヴェノムとエディの相性が良かったのかというと、二人にはある共通点があったから。どちらも、それぞれの場所で「負け犬」だったのだ!こんな胸熱なことってあるか。「ヴェノム」とは、負け犬同士の合体、コンビ結成の、出会いの話なのだ!エディとふたりあわせてヴェノム。俺たちヴェノム。どっちが欠けてもヴェノムじゃない。

地球外生命体であり、見た目も暴力的でダークで怖いヴェノムは人の脳みそや膵臓などのゾウモツ系が好物。しかし、同時にチョコレートやコロコロポテトも好きな、憎めないやつ。ヴェノムに寄生された後、エディがなにがなんだかわからなくなって、とりあえず元カノと新しい彼氏が食事してるレストランに行って、ヴェノムの衝動のままに水槽の生きたエビとか食ったりして、それをエディの理性が食い止めたりする。その掛け合いはまさにヴェノムのボケとエディのツッコミ。これをニヤニヤ楽しめるかどうかが、この映画を好きになれるかどうかを分けるのではないか。

「ヴェノム」に対する批評家のレビューはきびしめだ。Rotten Tomatoesという映画レビューサイトでは、批評家のレビューだと満足度29%となっている。脚本がだめだとか、スパイダーマンとの関連はどうしてくれるんだとか、コメディとしてもスーパーヒーローアクションとしても中途半端だとか、そんな辛口のレビューが並ぶ。しかし、オーディエンスのレビューだと満足度87%となっている。この差はなぜに生じてしまっているのか。それはやっぱり、負け犬同士のコンビ結成、俺たちヴェノム!の掛け合いに楽しさと愛おしさを感じてしまうのが、映画を観る凡百の人々の正直な気持ちなのだからなんじゃないか。私はすごく好きです、ヴェノム。

確かに、最凶のダークヒーロー!というふれこみがあるわりには、PG13ってのもあるだろうが、殺戮シーンに血は出ないし、脳みそ大好きヴェノムが人間の頭を食いちぎるとこもカメラに映らないといった具合に、暴力表現はぬるい。かといって、デッドプールばりに歯に衣着せぬ毒舌があるわけでもない。アンチヒーローというわりには、尖り具合に乏しいのは確かだ。しかし、今作でヴェノムはダークヒーローとして描かれていないのか?いや、粘液ついた舌をベロベロ出す様子や、その真っ黒で、ガタイのいい造形はまさにダークヒーローですよ! あと、目つき。白目しかない、というのは、まともなコミュニケーションができないっていう印象を与えますから。怖いですよ、あれに睨まれたら。

それはともかく、やはりこの作品は子どもが観ることをかなり意識して作られている。トムハーディの出演の経緯としても、トムハーディの息子がヴェノムが大好きで、いままでの自分の出演作品はとても刺激が強過ぎて子どもに見せられないものだったが、ヴェノムなら子どもも好きだし、子どもが観られるくらいの暴力表現で作られるのではないかと考えたからというのだから。

しかし、そんなぬるくて子ども向けなものを、ヴェノムという素材でやる必要があったのか?と考えると、なんとも言えない気持ちになる。おそらく、当初の予定では、もっとバイオレントで大人向けのダークヒーロー映画を想定していたに違いない。監督のルーベン・フライシャーのフィルモグラフィーを見ても、ゾンビランド(2009)、ピザボーイ 史上最凶のご注文(2011)と、バイオレントで毒のあるコメディを中心に手掛けてきているのがわかる。制作過程での大人の事情で、牙が抜かれ、今作のような仕上がりになったのだろう。

決して名作というわけでもないし、ぬるいし中途半端でツッコミどころおおい場面も多いが
、無職でボンクラなトムハーディの佇まい、トムハーディとヴェノムのど根性ガエル的楽しさ、その2点で、ビールでも飲みながら緩く楽しめる映画。 こういう映画も好きです。

 

占いを信じない男も唸らせるアポロンの占い!春風亭一之輔ゲスト回後編。篠田麻里子の冠ラジオであり宇垣美里アナが助手を務めるラジオ「グッド・ライフ・ラボ」第8回目の放送を聴いた(11月20日)

「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。

篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。

radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。

「ここはよりよい暮らしを追求するgood life
labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood
lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。

アポ「所長!」
篠田「What?」
アポ「なぜ英語! グッドライフと暖房器具のリサーチでオンドルという回答があったんですけど、オンドルって知ってますか?」
篠田「イエス アイ ドウ」
アポ「うおー!」
宇垣「ちゃんと英語で言わないとダメだよ!」
アポ「僕のとこも英語で言ってたらこの番組めちゃくちゃですよ!」
宇垣「知ってらっしゃるということですね。」
篠田「知ってますよ」
アポ「韓国とかで使われてるやつらしいですよ、暖房器具。」
篠田「それがどうしたの?」
アポ「なんてことないですけど」
宇垣「なんてことないですけれど、そろそろ暖房器具の季節ですね、という」
篠田「ごたごたしてるけど大丈夫?」
アポ「はじめのやつ最近全部ごたごたしてますけど大丈夫すかね」
宇垣「電気毛布使うの楽しみだな!」

と冒頭の小芝居をはさみ、はじまった

篠田麻里子のグッドライフラボ。

今回も、篠田麻里子、宇垣美里、アポロン山崎の布陣でお届け。

もう年末。篠田麻里子は毎年、300枚近くの年賀状を書くという。

今週は、落語家の春風亭一之輔さんゲスト回後編。

春風亭一之輔さん登場。

「一週間眠れなかったですよ」

一之輔「一週間があっという間で」

アポ「わはは、その設定ちゃんと守ってくれるんですね。」

一之輔「え?! 守りますよぉ」

篠田「二本撮りとか言わないんですね!」

一之輔「一週間眠れなかったですよ」

アポ「そんなことないでしょ!」

一之輔「鼓動がすごくて」

アポ「どういう意味ですか!」

一之輔「3人と会えてね」

篠田「ありがとうございますほんとに」

すると、

「ボワワワーーン!!! 」

と奇怪な音が。

アポロンの時間の合図。

アポロン山崎の メイク ア フォーチュン。

アポロンがゲストを占いでみて、研究に役立てようというコーナー。

「みんなに言ってんでしょ、そういうの?」

宇垣「早い話が、手相を見たり、姓名判断をしたりということですね。」

アポ「そういうことです。今回はちょっと誕生日で見ようと思って、1978年1月28日の、誕生日の人、僕この方がこられた場合、一番はじめにいうのは、学校の先生が向いてます、って言うんです。」

宇垣「人に教えることがむいている」

アポ「要領悪いのが嫌いなんで、こう伝えたらこの子にこううまくつたわるんじゃないかと考えるのが得意な星なのと、一人でやっていくというほうがうまくいく人なので」

一之輔「ちょうどいいじゃないですか」

アポ「そうなんです。ちょっと学校の先生というものとはジャンルでいうと違うんですけど、そういう意味に近い星だからやってるのかなと思ったので」

篠田「確かに、師匠っていう意味でも先生ですからね」

アポ「そういう意味でも先生ですね」

一之輔「教え方うまいかなぁ 。僕すごい自分で下手だと思うんですよね。イライラしちゃうんですよ。教えてて。なんでできねぇんだって。」

篠田「でもそれは、みんな思うとおもいますよ、教えてて。」

一之輔「それをだから、ちょっと、順序立てて教えるのが一番いいんでしょうね。そういう星なんですか、僕。」

アポ「そうですね、そういう意味で、しゃべる、という星でもあるので、そういう意味でお客様に教える、伝えるというのはいいんじゃないかなと。」

一之輔「ということは、天職?」

アポ「天職だとおもいますよ。」

一之輔「みんなに言ってんでしょ、そういうの?」

宇垣「穿ってんなぁ〜 穿ってんなぁ〜」

電車乗って一人で帰るのが寂しいから、誰かいたら飲みに行こう、って

アポ「いや、でも意外と心配性というのが世間の人に知られていない、寂しがり屋、心配性という星が出てますね。」

一之輔「寂しがり屋? 先週あんだけひとりが好きって言って! いまさら寂しがり屋という。でも、寂しがり屋、かも」

宇垣「お一人が好きなのに?」

一之輔「あの、終わってからトボトボ帰るのがちょっと寂しい。落語とかの後」

篠田「かわいい!」

一之輔「電車乗って一人で帰るのが寂しいから、誰かいたら飲みに行こう、って」

宇垣「華やかな舞台から、一転っていうギャップはありそうですもんね。」

一之輔「ただ、大勢で20人とか30人でわーっというのは好きじゃない。3人、4人くらいが一番いい」

篠田「いいですねぇ、ちょうどいい。」

一之輔「後輩が、2人か3人くらいいるとちょうどいい。1対1は嫌です。」

宇垣「それはそれで、気を遣うから」

一之輔「向こうも気を使うし。楽な後輩ひとりと、そいつが自由に振る舞えるもうひとりがいて、僕はその上にいて。お金は出すから、という。そういう飲み会が一番いい!」

宇垣「先輩とかにわがまま放題するのが一番好きという。それを許してくれる先輩とかといるのが好きです」

アポ「篠田さんは、後輩と飲みにいくとかあるんですか?」

篠田「私も一之輔さんと同じで。3、4人くらいで、後輩連れて、自分がお金払うから、楽に飲みたい。」

一之輔「ちょっともちあげろよ?みたいなね。あんま持ち上げられすぎるとイライラするから。ほどほど持ち上げてもらって。落として、持ち上げて、落として、持ち上げてって。」

篠田「自分の扱いを分かってる人ってことですよね」

一之輔「そうですね。あんまりへこへこされても、落ち着かないという。宇垣さんはどうですか?」

宇垣「私はどちらかというと先輩とかと飲むことが多いですね。そっちのほうが気を遣わないです。後輩とかだと、なにしてあげなきゃいけないか考えてしまい、気を遣ってしまうので、先輩とかにわがまま放題するのが一番好きという。それを許してくれる先輩とかといるのが好きです」

一之輔「甘えんぼさんですね」

宇垣「そうですね」

一之輔「先輩と飲むのも好きだけどな、僕。」

篠田「私も。勉強になるし。」

一之輔「そう。話聞いて、そうすか、そうすかっていいながら」

悪口はね、いい肴になるんですよ!酒が進む!

篠田「先輩だと誰といかれますか?」

一之輔「誰だろうなぁ。まぁ自分とこの師匠とか。あと一緒の落語会のある人とか。誰って決まったわけじゃないんだけど。 あ、天丼さんって人がいるんですけど。」

篠田「天丼さん?」

一之輔「三遊亭天丼さん。その人先輩なんですけど。すごく楽です、一緒に飲んでると。」

篠田「どんな話するんですか、落語家さんの飲み会って。」

一之輔「えっとねぇ、すっごい売れてる人の悪口とか。」

宇垣「悪口は一番盛り上がりますからね!

一之輔「悪口はね、いい肴になるんですよ!酒が進む! 進み過ぎちゃう。
あとは、前座の頃とかの、こんなひどい目に遭わされたみたいな、地方の落語会とかお客の悪口。 あんなとこ二度といかねぇよ、ギャラはセコイし扱い悪いし
みたいな悪口は、酒が進む。」

宇垣「そういうのって手相に出てたりするんですか?」

アポ「でも、楽しんでる、って線は出てました。薬指の下のとこに線がある人って、幸せ線が出てて。

宇垣「縦に出てるやつですか?

アポ「はい。なのでまぁ、そういうのも含めて楽しんでるという。あの、言われるのがあんま無理なんですよね。言われなくて自由にやれるっていうのも、先生って、校長とかはいますけど、あんまり言われないじゃないですか

宇垣「ある種、一城の主ですもんね

アポ「ぜんぜん好きなようにできるという。そこの部分も入ってるんで、自由にベストで楽しくできる人という。」

一之輔「いいじゃないですか。楽しくなってきた。裏付けしてもらえると嬉しいですね。」

宇垣「どうですか、はじめての占い」

篠田「ちょっと、思ってたより楽しいですね。」

アポ「いやー絶対信じないぞ!とか散々言われてたんで! 」

一之輔「絶対聞く耳もたないぞ、って。あわわわー!って言おうと思ってましたから」

篠田「心配性の部分出てますね」

一之輔「悪いこと言われるのってやじゃないですか。気にしちゃうから。でも、なんかないんすかね、悪いことは」

アポ「でも、覇王線になってるんですよ。幸せの線、仕事の線、お金の線、全部揃ってるの、これ覇王線っていうんですよ。仕事、幸せ、お金、全てがえられるという線なんですよ。」

一之輔「えーーー」

篠田「めっちゃ嬉しそう! 心配することないじゃないですか」

アポ「あ、ひとつだけ。長男ですか? 」

一之輔「えぇ」

アポ「親の介護、後継をしなきゃいけないって出てるんで、家族の親か、自分の親か。親のことをみなきゃいけないっていう。」

一之輔「そんなの線に出るんですか? 」

アポ「はい、出ます。介護とか絡んできて、長男にあるっていうの多いんです。もしくは奥様が長女とか。将来的にそこを配慮する、みたいのが出てたんで、もしかしたらそういうのもあるのかなと。」

こんな感じで、データを転送。

ここで一曲。

一之輔さんチョイスで。

中学生の時、部屋にこもって一人で聴いていたという。

筋肉少女帯 踊るダメ人間。


だーめだめだめだめ人間

踊るダメ人間ですよ?最高じゃないですか。ダメ人間でも踊れるんですよ?

宇垣「なぜこの曲を選ばれたんですか?」

一之輔「中学生の時に、大槻ケンジさんのラジオをずっと聴いていて。」

宇垣「ラジオリスナーだったんですね。」

一之輔「ラジオっ子だったんです。その時にリリースされたんです、筋肉少女帯で。深夜ラジオって親が寝ているときで、ひとりの世界じゃないですか、子どもからすると。その時に出会った、印象深い曲です。踊るダメ人間ですよ?最高じゃないですか。ダメ人間でも踊れるんですよ?」

TBSラジオでレギュラーも持っているという一之輔さん。「一之輔の枕だけ話します」というコーナーをもっている。

枕という本があって。これが46刷りとかの大ベストセラーで。パクる、という。

篠田「枕、って本も出されたんですよね。」

宇垣「今年の1月に出版されたということで。すごく、眼光鋭い。」

一之輔「めっちゃいい男じゃないですか。」

宇垣「なんか、イメージ変わりますけど」

一之輔「これは、週刊朝日という雑誌のですね、連載をまとめたんですよ。んで、どうしたら本売れるかなって編集の人と考えて、柳家小三治師匠の、人間国宝である、その小三治師匠の高座の枕を集めた、枕という本があって。これが46刷りとかの大ベストセラーで。パクる、という。そっちのが売れんじゃねという。これは、エッセイ集なんですけど、普通にエッセイの話を高座の枕でしたりするんですよ。あとラジオでもフリートークで話したりするんで。本と、高座と、ラジオと、全部おんなじネタではあるんですけど、それぞれちょっとブラッシュアップしたりとか。本の同じ内容を、高座で言っても伝わんないなところ変えてみたりとか。こういう感じで世の中を見てますよ、っていう本ですね。」

「真ん中の子供ってなんか独特に育ちませんか?」篠田「わたし真ん中でした」

篠田「日常で、毎日欠かさないでやっていることってありますか?」

一之輔「風呂に入ったり、歯を磨いたり」

篠田「それはみんなやります!仕事、プライベートに関することとかで、ルーティンとか、大事にしてることとか?」

一之輔「朝ちゃんと起きる。朝七時には。」

宇垣「どんなに夜遅くまで飲んでいても?」

一之輔「えーっと、僕の中では四時過ぎまで飲んでたら、ちょっと遅くてもいいかなっていう。だいたい2時まで飲んでいても、7時には起きる。
というのも、僕ほとんどいないんで夜、家に。子どもがいるんで、朝しか会う機会ないんですよ。だから、朝は必ずご飯一緒に食べて、子供送り出して。そういうのは絶対にしようとは。ねぇ、あとあと怖いじゃないですか。お父さんはずっと家にいなかったとか」

宇垣「お父さんまたきてね、とか」

一之輔「今度いつ帰ってくんの、とか。運動会一度もきてくんなかったとか。怖いじゃないですか。だから午前中の朝の時間だけは必ず一緒にご飯食べて。いってらっしゃいみたいな。」

篠田「そういうところから枕のヒントを得たりとかすることもあるんですか?」

一之輔「そうなんですよ。 やっぱり、次男とかね、ちょっと可笑しいんですよ。真ん中の子供ってなんか独特に育ちませんか?」

篠田「わたし真ん中でした」

一之輔「いや、独特じゃないですか!

篠田「独特ですか?」

アポ「独特ですよ!」

一之輔「フリーダムじゃないですか。」

篠田「自分ではそんな思ってないんですけどね」

宇垣「でも、フリーダムなことはフリーダムですよね。」

一之輔「うちの次男がすごい、この間もランドセルを忘れて学校へ行ってねぇ、
なにしに行ったんだろうなって。そしたら10分くらいしたら帰ってきて、どしたのっつったら、校門についたらさランドセル忘れたことに気づいたんだよ、って。じゃあまた行ってきますって。」

篠田 宇垣「かわいい!」

一之助「自由だね、って。」

篠田「楽しいでしょうね、きっと」

宇垣「特に、ご自身が長男だと、違いもあるんじゃないんですか、見てて。」

一之輔「違いも 、そうですね。長男は僕に似てますね。ちょっと穿った感じで。」

篠田「斜めから見て。」

一之輔「斜めから見て。占いなんか絶対信じない。ただの手の筋じゃない!とか。そんなものが、みたいなことをいいだしかねないやつですね。 」

篠田「おもしろいですね」

宇垣「反抗期ってだって、言っても無駄じゃないですかそんなこと。そんなことしてなんになるんだろうって思ってたんで。」

一之輔「一番下が女の子で。男、男、女で。女の子はね、…かわいいです。」

篠田「表情全然変わりましたね!」

一之輔「でも、不安なんですよ。大きくなってからが。」

アポ「男にもってかれるやつですか?」

一之輔「その前ですね。 思春期。いま小2なんですけど。」

宇垣「嫌われたらどうしよう、っていう」

篠田「お風呂は? ちなみに」

一之輔「ギリ、機嫌がいいと入ってくれますね。」

篠田「小2だと、私小2くらいから入らなかったんで。」

一之輔「どうなんですか、嫌なんですかお父さんと入るのは。」

篠田「いや、嫌なんじゃないですけど、たぶん、心のどこかで、身体のつくりが違うっていうのに気づく。男性として意識しだすのは、思春期だと思うんですけど。」

一之輔「もうちょっと、先ですよね、でもね。」

アポ「怖いやつですよね」

宇垣「なんかお父さんくさいんだけど〜 なんで一緒に洗濯するの〜 みたいな」

篠田「ウガちゃん厳しそう!」

宇垣「ないですないです! 言わないですそういうことは絶対。」

篠田「反抗期はなかったの?」

宇垣「反抗期ってだって、言っても無駄じゃないですかそんなこと。そんなことしてなんになるんだろうって思ってたんで。」

一之輔「冷めてるな! (父は)養ってくれる人だから、この人がいないと生きていけないし、みたいな?」

宇垣「それもあるし、そんな失礼なこと人にしてもいけないし。」

一之輔「冷めてるなぁ ちょっとくらい反抗しようよ!」

篠田「ちょっと反抗したくらいのほうが、のちのち、悪かったなってなるから」

宇垣「でも距離感はそっちのほうが近いんだと思います。」

一之輔「そうかぁ。いやぁ、お風呂もう入ってくんないってなった時の衝撃はすごいんだろうなぁ。怖いなぁ。」

篠田「お風呂について、なんか出ませんかね、占いで」

アポ「あ、じゃあはじめてですけど、カードやってみます? 」

宇垣「なにを占うんですか?」

アポ「いや、お風呂嫌って言われることが近々あるかどうか。」

一之輔「そんなことがタロットカードでわかるの!?」

アポ「なんでもわかるんですよ! じゃあ、ストップを言っていただいて 、54枚のなかから引いてください」

タロットカードを引く一之輔

アポ「真実、トゥルースというカードをひいてるんで、もうそろそろありますね」

一之輔「えぇ! マジかぁ 。じゃあ、無理やり一緒にはいろうかな」

篠田「そうすると、どうなるか。」

一之輔「娘が入っているとこに、うぉーい、お父さんだよ!って入って行ったら、どうなるか。」

アポ「パワー、ってカードひいたんで、やめてやめて、ってなりますよ!」

先週の前編と合わせて、春風亭一之輔さんの魅力がビシビシと伝わり、心から落語に行ってみたいと思わせる放送だった。
グッドライフラボ、週を重ねるごとにおもしろくなっている! メインの3人のバランス感も、聴いていて気持ちいい、いいグルーヴを生み出している。

番組へのメッセージもどしどし募集中
lab@tbs.co.jp

番組の様子もあげられている。
https://www.tbsradio.jp/315502

篠田麻里子が出ているギャングースも、11/23金曜から公開。監督は入江悠!

来週のゲストは、女優の渡辺えりさん!
これまた 濃い話が展開されそうだ。

 

厄年を駆け抜け33歳になった星野みちる、重大発表が! 星野みちるの冠ラジオ「今夜も最高か!」2018年11/19の放送を聴いた。

「みんな 、昨日はバースデースペシャルライブ、THANX, THANX THANXにきてくれてありがとう。じゃ、いくよ、せーの」

と言い

“ハッピーババア〜スデー トゥー ミー ハッピーババア〜スデー トゥー ミー ハッピーババア〜スデー ディア 仲良しな友達は全員結婚して幸せになって一人残されている33歳の星野みちるちゃーん ハッピーババア〜スデー トゥー ミー”

と自虐的なバースデーソングから幕開け!

そして「ちゅるんてぃーす 千葉県出身のシンガーソングライター 星野みちるです
満ち潮どっぴゅん ぷしゅー」といつもの自己紹介。

星野みちる、11/19で33歳に。

すると、スタジオでサプライズのケーキ登場。

歓喜する星野みちる。

しかし、ケーキには「お誕生日おめでとう アヤ」と書いてあるという
名前間違え展開。

「また間違えてる」というのだから、去年も同じくだりがあったのかな。

ろうそくの火を吹き消す。

バースデーソングが唐突にシャットアウト、

ケーキもさげられ

バースデー感を断ち切り、

ここで、みなさんからのお祝いメッセージがあるとおもったら

バースデーメッセージ ひとつもありません、とのこと!

何ということだ!

ここで、曲。


素敵にクリスマスナイト

すっかりクリスマスの季節ということか。
クリスマス王道ポップスと星野みちるの声の親和性の高さよ。

そして、

星野みちる生誕記念「さらば、厄年」!

と始まった。

後厄を駆け抜けた星野みちる。

厄年ならではの災難ベスト3を発表。

◾️第3位 急激に老けた

30代になり、「いままでは年齢より若いね、ロリババアと言われてきたが、そういうのも通用しないくらいどっと老けた」という。髪もパサパサ、顔もこけたそうだ。

そんなことないですよ!

◾️第2位 リリースが止まった

アルバム、黄道十二宮を出してから、一年以上リリースストップ。いままでポンポンだしていたが。なんでか。それは一位につながる。

◾️第1位 まわりで、もめた

「詳しくは言えないが、ここ1、2年くらい、いろいろあった」という。もめた。揉めに揉めまくった一年。星野みちるの周りで。直接は関与せず。巻き込まれた、というような。食欲なくなり、げっそり。いろいろ重なり、リリースとまり。

後厄は怖い!

「すごい大変な厄年でした」と星野みちる。

しかし、厄年、実は節分くらいまでは続くという。

「まだまだ油断はできないけど、星野みちる、33歳になっても、最高かー」

最高ですよ!!

ここで、なんと常連リスナーからの音声メッセージ。

「みちるさん、こんばんは。ミツトシです。いつも今夜も最高か、オンタイムで聞かせてもらっております。みちるさん、お誕生日おめでとうございます。これからも応援しております」

「メガネと申します。33歳。見えないですねぇ。びっくりしちゃいます。いつも歌を聴いて元気もらってるので、相変わらずマイペースで、いつまでも歌っていてほしいですね。(スタッフ「みちるちゃん以外に、好きなアーティストとかいます?」) 天野 花さん、という、主にギターの弾き語りでやってる方なんですけど、いいですね」

「ラジオネーム、ノルディです!ハッピーバースデー!(スタッフ「みちるちゃん以外に、好きなアーティストとかいます?」) いや、みちる一筋ですね。」

「ヤマサキと申します。早いもので、20歳のAKB入った時から、、お互い歳をとりましたね。みちるさん、お誕生日おめでとうございます。これからも素敵な女性になってください。」

「ニシダと申します!いつもステージで踊らさせてもらってます。みちるちゃん、33歳の誕生日おめでとうございます!大人の女性になっていくということで、本格的に社交ダンスをはじめてくれたら嬉しいです」

「じゅんです。みちるさん、誕生日おめでとうございます。みちるさんの歌はほんといいですよね。大好きです。最高です。これからも、みちるさんの歌を聞きますんで、ファンの一人としてよろしくお願いします。」

「おさむちゃんです。33歳の誕生日おめでとう。まだ出会って少ししか経ってないけども、これからも応援したいと思います。」

「みっつーと申します。みちるさん、33歳の誕生日おめでとうございます。あと50年くらい歌い続けてください。先にくたばっちゃいますけど。生きてる限り応援します。」

「ヨンドメと申します。とうとうゾロ目ですけども、今後も歌い続けてください!(スタッフ「みちるちゃん以外に、好きなアーティストとかいます?」) これから、脇田もなりちゃんのライブに行きます!」

「星野みちるは最高か、」

声を揃えて、

「最高です!!!!」

としめくくった。

みんなの顔がひとりひとり浮かんでほっこりしたという。

よいファンに支えられている星野みちる。

33歳になってしまったが、「年齢だけ重ねて、中身が止まったままで、追いついていかない。頑張っておいついて、社会勉強して、大人になり、歌も頑張ってこれからも歌っていこうのー! いこうのー、と思います」と決意表明。

星野みちる 今後のライブ
11/25 わくわくリズムバンド のレコ発ライブ

12/4 西恵利香とのツーマンライブ 六本木バリットにて!

12/22 代官山WGTにてワンマンライブ。カフェで、アコースティックなライブ。

そして、ここで、重大発表が、、

なんと、

「星野みちる、レーベルを立ち上げました!」

来年のバレンタインデーくらいには、新曲リリースの予定。

これは期待が高まる!!

最後、曲、星野みちるより感謝の気持ちを込めて、「行きたい方へ」


踵鳴らしていこう、自分の行きたい方へ

なんていい曲なんだ、、

33歳を迎え、レーベルも立ち上げ、勢いづく星野みちる!

来週はどんな放送になるのか。
楽しみである。

 

冥府魔道に生きるベニチオデルトロの目つきが怖い! サンダル履いてるジョシュブローリンの鬼畜な所業! しかし、そんな修羅に生きる鬼の目にも涙。ズーンズーンズーンと響くヨハンヨハンソンのThe Beast が 耳から離れない。ボーダーラインの二作目、ボーダーライン ソルジャーズデイ/Sicario: Day of the Soldado をみてきたぞ!!

シカリオ。それは、暗殺者という意味だ。

冥府魔道に生きる殺し屋の物語。

シカリオの二作目、ボーダーライン ソルジャーズデイを観てきたぞ。

ボーダーライン ソルジャーズデイ/Sicario: Day of the Soldado (2018)。ステファノ ソリマが監督、脚本はテイラーシェリダン。ベニチオ・デルトロ、ジョシュ・ブローリン、イザベラ・モナーらが出演。ボーダーライン/Sicario(2016)からの続編。

アメリカで起きた惨劇。そこに麻薬カルテルの影を見出し、ジョシュ・ブローリン扮するCIAのマットは、前作以降半隠居状態にあったベニチオデルトロ演じる”シカリオ”(暗殺者)のアレハンドロに仕事を依頼。メキシコ麻薬カルテル同士を戦争に持ち込むべく、巨大カルテルのボス、カルロスレイエスの娘、イザベラ・モナー扮するイサベルを誘拐。首尾よく作戦を進めていたが、国境線付近での予想外のメキシコ警察からの襲撃により、事態は混乱。

一方、カルテルからの請負仕事を近所のあんちゃんの勧めで手伝うことになったメキシコの少年、ミゲル。ひょんなことからミゲルとアレハンドロの運命が交錯、事の成り行きを大きく左右していく…

まず、冒頭の、意表をつくような惨劇に度肝を抜かれる。この映画全体のトーンをそこで知らしめられる。これくらい無慈悲で容赦のない暴力が巻き起こる映画ですよ、と宣戦布告している。ヨハン・ヨハンソンが手がけた重厚感があり不吉な音楽も相まって、異様な緊張感、サスペンスが冒頭から映画を通して持続する。

冒頭の下りを経て、ジョシュ・ブローリン演じるCIA捜査官のマットがクロックスみたいの履いて短パン、そしてヒゲモジャ面といったやたらドレスダウンしたカジュアルな風貌で現れる。そこから始まる拷問シーン。どんなひどい拷問をするかと思いドキドキして観ていると、ある意味でもっとも容赦ない、麻薬カルテルじみた無情な方法で相手を追い詰める。装いのカジュアルさと、言動のハードコアっぷりのギャップでおそろしさ倍増。麻薬カルテルと戦う男は、麻薬カルテルと同じくらい狂っているし怖いということを見せつけ、マットという男のなにをしでかすかわからない感を観るものに印象付け、ただでさえ高まっている緊張感をさらに高めていて、もうどうしてくれるんだと。

アレハンドロもまた、どう考えても目つきがおかしい。冥府魔道に生きる者の目だ。予告編でもちらっと写る、ベレッタ92Fを人差し指でマシンガンのように弾き至近距離で相手に全弾打ち込む狂気。アディオース! ボーダーライン一作目でのアレハンドロのあのクライマックスでの怖さを彷彿とさせる凄み。アレハンドロもまた、マット以上に異常で、なにをしでかすかわからない。なによりも彼にはカルテルに家族を惨殺されたあまりにも深い恨みがあり、それが常軌を逸したシカリオっぷりに彼を駆り立てる。

それら狂人たちの麻薬カルテルとの対決が、アレハンドロの復習譚として映画を盛り立てていき、ダークで緊迫してて、すでに最高なのだご、中盤以降の展開で、トーンが変わる。カルテルの娘を誘拐し利用すること。それはアレハンドロに、「かつてカルテルにされたことと同じことを自分がしようとしてる」というフラッシュバックを与え、殺人マシーンとして邁進していた彼に、感情の揺らぎをもたらす。アレハンドロがかつての自分の娘の姿をイサベルに投影した時、単なる地獄の復讐譚とは別の物語が動き出す。

憎きカルテルを殺すことに人生を捧げてきたアレハンドロが、そのカルテルのボスの娘の命を守ることに己の命を賭ける。冷徹で狂っていて、憎しみ怒り以外でエモーショナルになる様子を見せなかったアレハンドロが別のエモーショナルさを見せる時、観ているこちらもエモーショナルにならざるをえない!

前作に続いて脚本を手がけたのは、いま最も注目すべき脚本家であり監督の一人、テイラーシェリダン。最後の追跡、ウインドリバーといった彼が手がけた他の脚本とこのボーダーラインはあわせてフロンティア三部作と言われている。むき出しになった残酷な世界としてのフロンティア。

それらの作品で共通しているのは、主たる人物が他者からの暴力によって、大切な人や最愛の人を亡くすということ、それに対する復讐譚というのが基本的な設定としてあるように思う。

しかし、ただド派手に復讐を遂げて、カタルシスをもたらしてくれるわけではない。彼らは、復讐の遂行の過程で、躓く。敵と向き合う時、アメリカという国がしてきたことや、その復讐行為がもたらすものにも向き合わざるをえない。当の相手はぶっ飛ばすが、それでも問題の根は残り、溜飲は下がりきらないまま終わる。

今作では、途中までは復讐譚でありながら、中盤以降、復讐のその先の次元のなにかに手をかける。アレハンドロとイサベルのやりとり、関係性の変化はスリリングであり、グッと胸に迫るものがある。そして、劇場が静まりかえる音が聞こえるような、衝撃の後半の展開。どうなっていくんだボーダーライン!2作目である本作の、その次、3部作の完結編への期待が高まりすぎて待ちきれない。

しかし、ウインドリバーも最高だったし、テイラーシェリダン、どうなっているんだ。アメリカの西部劇を描く書き手として、クリントイーストウッドの正規後継者とも言えまいか。メキシコの国境のテキサスやアメリカンインディアンの歴史のある中西部を舞台にしてアメリカのいまのリアルを抉り出し、話としても超楽しめる西部劇を紡ぎ出せるのは、テイラーシェリダン一択!

次のボーダーライン、というかシカリオ! 震えて待つ。

 

面談中毒者の手記~38歳、彼女いない歴5年の男がペアーズを半年間やってみた~

11月某日、都内のパチョレック大学社会学部において婚活社会学を専門とする独居慰実(ドッキョ・ナグサミ)教授とペアーズ経験者男性(A氏)との対談が行われた。以下はその記録である。

 

 

【独居】 まず、Aさんのプロフィールからお聞かせ願いますか?

【A氏】 はい、私は38歳で、彼女いない歴5年で、職業は公務員で、一人暮らしです。

 

【独居】 ペアーズを始められたきっかけは何ですか?

【A氏】 出会いがないからですね。歳も歳ですし、結婚したいなと思いまして。

 

【独居】 なるほど、では、実際にAさんがペアーズで面談(注)された女性たちのデータをご覧ください。

 (注)面談:マッチングアプリで会う男女が、互いの五感を研ぎすまして、相性を探り合う、または相手を見定める儀式。面談に使われるお店の選定、そこでのお会計を巡る攻防など、高度な知的ゲームの様相を呈する

 

A氏が面談した相手データ

期間    6ヶ月 

総人数   16

相手の年齢 平均年齢35歳  最年少31歳  最高齢38

職業    OL4人 看護師2名  教員(義務教育課程)2名 

    以下1名ずつ

大学教員 webデザイナー 美容師  アニメーター 公務員 建築士 翻訳家

 

【独居】 実際に面談されてみての感想は?

【A氏】 まず言いたいのは、本当にしっかりした方たちと面談できて感謝しるということです。私は古い人間ですので、こういうマッチングアプリに対する偏見が多少あったのですが、みなさん誠実な方たちでした。本当にありがとうございました。

 

【独居】 お付き合いまで発展されたことはあるのですか?

【A氏】 いえ、6ヶ月のペアーズ利用期間のなかで、お付き合いにまで発展することはありませんでした。

 

【独居】 面談相手はしっかりしたまともな方たちだったのに、なぜなのでしょう?

【A氏】 はい、私なりに考えてみました。第一に、とりあえず付き合ってみるということに踏み切れる人間でないとペアーズでの交際は難しいと思います。つまり、自分の相手への感情が高まっていなけど、試しに付き合ってみるということができる人でないと、マッチングアプリでの交際は難しいと思います。

 

 

【独居】 なぜでしょうか?

【A氏】 たとえば面談に来た女性が、完全に100%自分の好みの場合は感情が高まるでしょうね。しかし、そういう可能性はかなり少ないです。多くの場合、「悪くはないな」という感情を持つことになるはずです。となると、もちろん1回目の面談では交際しようということにはならないですよね。すると、相手を知るために2回、3回と面談を続けていく必要が出てくるわけです。

 

【独居】 なるほど

【A氏】 しかし、そこでもう一つの問題がでてきます。ペアーズの登録者数がかなり多いので、おそらく、普通のスペックの登録者なら、他の登録者からいいねが来ます。私みたいな男でもマッチングした数だけだったら、ゆうに100は超えてるはずです。

 

【独居】 ふむ

【A氏】 もし、1回目の面談相手が自分の100%好みではなく、その相手との2回目の面談を決めあぐねてるときに、他の女性からいいねが来たら、どうします? 気持ちがそちらに流れますよね。もちろん、並行していろんな女性と面談する人もいます。しかし、限度がありますよね。メッセージのやりとりも同じです。

 

【独居】 ふむふむ

【A氏】 そんな感じで新たに次々とくるマッチングを処理しているうちに、最初に面談した人と連絡をとらないことになります。そして、新たな人と面談をする。その人はやはり100%好みではない。そして新たないいねが来る。その人の方がよく見える。前回の人と連絡を取らなくなる。これを男女相互で繰り返してるわけです。

 

【独居】 なるほど。社会学用語でいうペアーズジレンマという状況ですね。

【A氏】 はい。たぶん、ある程度好み、70%ぐらいの人が来たら思い切って交際へとつなげる思いっきりがない限り、ペアーズ上での交際は不可能な気がします。

 

【独居】 ふむ

【A氏】 また、昨今のマッチングアプリへの抵抗感のなさから、通常の社会生活、職場、学校、友人関係等において出会いがありそうないわゆるリア充層もペアーズに流入してきてます。となると、私のような非モテ中年は、さらに好みの女性とペアーズで交際までこぎつけることは難しくなっています。

 

【独居】 せつないね。

【A氏】 はい、せつないです。ペアーズをやって感じるのは徒労感だけです。ペアーズで幸せになれそうにありません。だけど、通常の社会生活に出会いはありそうにありません。たぶんこれからもペアーズを続けてしまうような気がします。

 

【独居】 なるほど。じゃあ今度うちの助教と合コンしますか? 36歳のオーバードクターで、交際経験一切なし、ぽっちゃり、趣味はスターダストレビューを聴くこと

【A氏】 えっ! いいんですか? スターダストレビューってのが少し引っかかりますがうれしいです! ありがとうございます!

 

 

そうして、A氏は研究室を後にした。

 

To be continued

 

今週もゲストが登場! Takuya Nagabuchiを黎明期から支えるキーボーディスト!鍵盤の比重が高い時期の長渕剛楽曲の再現を支える重要人物ピアノの良さ冴え渡る佐藤拓矢、長渕剛の曲も生演奏。11月3週目の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」38 回目の放送を聴いた。

Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。

冒頭から、メールが読み上げられる。

「Takuyaさん、こんにちは。いつもたこ焼き屋でたこ焼き焼きながらラジオ聴いてます。
9/8の放送でメールが読まれ、ヤッホーーい!と叫びたかったのですが、お客様の前だったので我慢しました。でも、ニヤニヤしながらたこ焼き回している姿は相当怪しかったと思います。それはそうと、遅れましたがTakuyaさんハッピーバースデー! 私もたくやさんと同じ10月が誕生月です。」

「そうなんですね。いくつくらいのひとなんだろ。私も、っていうんだから、女性かな。若い子かな?! 」とはしゃぐTakuya Nagabuchi。

「日にちは21日と違いますが、同じ誕生月ってだけでとってもうれしいです。なので、君も僕も生まれたをリクエストします。よろしくお願いします」

前にも歌ったという、君も僕も生まれた。バースデー定番ソング。

「君も僕も 生まれた!」とリバーブつけてかますTakuya Nagabuchi

「ところで、まだステッカー届いてないよ、しょぼーん」
としめくくられたメールは、ラジオネーム、しほさんから。

季節が移り変わるその最中、9月の2回目の土曜の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」28回目の放送を聴いた。


公開収録が当選していたが、帰省と重なり参加できなかった、しほさん。メールが読まれた回の放送。

ステッカーは正直なところ、どこまで送ったかわからなくなったとのことで、いままでメール読んだ人全員に頭から送るとのことだ。

「たこ焼きの差し入れ、待ってます!」としほさんへたこ焼きコール。

メールでいい質問もたくさんきてるし、貢物みたいのもきてるが、それらの紹介はままた次回以降に。

今日も前回に引き続き、ゲストが来ているのだ。

「今日はセクシーにかます」と前置きされ、かまされた「どなり」

Takuya Nagabuchiの、

I’m a super star…

なんと、I’m a super star の部分が、セクシーな女性の声での「どなり」!

「いいね、この感じ セクシーな感じ! 」とよろこぶTakuya Nagabuchi。

声の主はいったい誰なのか、、

そして読み上げられる番組クレジット、「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家、ランドフリーダムの提供でお送りします」


ランドフリーダムのCM

今回のゲストは、前回の徳田まさよしさんに続き、Takuyaバンドのキーボードを担当する、伊藤ゆりさん!

Takuya(以下T)「ゆりさんは、Takuya Nagabuchiの活動が始まった時ですね。からのお付き合いで。とく(徳田まさよし)さんと別のバンドのサポートをしていて。最初、10.13のライブが決まった時は、別のキーボーディストを用意していたんですけど、ちょっと、住まいが東京行ったりして、なかなか合わせるのが難しいぞ、となりまして。徳田まさよしが、そんなんで大丈夫か、Takuya!(とくさんものまね)と言い出しまして、 どう、これにてますか?」

伊藤ゆり(以下ゆ)「似てる、似てる」

T「ゆりちゃんってのがいるんだけどね、今度紹介するよ(とくさんものまね)と言い出しまして、で、スタジオで会ったのが最初ですね。あれから4年、5年目になりますけども、なにか印象に残っているツアー、ライブ あどありますか。」

ゆ「いやぁ、 もう、すべてにおいて、がむしゃらにやってきたので、全てですけど。佐藤くんのレコーディングとか。全てにおいて、私の音楽人生になかったことなので、素晴らしい機会を与えていただいてるなと。一生懸命やらせてもらってます。」

Takuya Nagabuchiの活動を黎明期から支え続ける、伊藤ゆりさん。

T「あの、ねぇ、 長渕さんの曲を知っている人はわかると思うんですけど、けっこう僕が再現する時代っていうのは、ピアノのウェイトが高いんですよね、難しいフレーズとか、早弾きでソロやったり。プンプンプンとか、この間東京でもやりましたけど。中西康晴さんとか、国吉良一さんのコピーをしてもらってるんですけど。バンドの中でも、一番完璧にやられるじゃないですか。採譜っていうんですか。あれはなかなか難しいですよ。あれをコンサートで再現するのはなかなかウェイトが高いことだなといつも思うんですよ。思ってるといって、要求しますけど。できる人だとおもって要求しているのですが。そもそも人の手癖みたいなものですもんね、ああいうフレーズも。」

ゆ「でもここ数年でだいぶそういう癖、わかるようになってきたんで」

T「中西さんとか、国吉さんの」

ゆ「だからあの、ちょっときいただけで、あ、この癖だな、っていうの、だいぶわかるようになってきました。」

手グセがわかるようになるまで、のめり込む。そのレベルの深さまで呼吸を合わせてはじめて到達できる表現があるのだろう。Takuya Nagabuchi、本人のみならず、そのバンドメンバーも本気度がやはりすごい。

T「最初の頃って、ステージ立つ前、かなり緊張されてたかと思うんですけど。最近はどうですか。」

ゆ「いや、緊張しますよ!特にもう、ひとりにしないで、という」

T「あ、ピアノとボーカルみたいのが」

ゆ「おおいじゃないですか」

T「そうですね」

ゆ「そのおかげで、私のお仕事も回ってくるわけですけども! そうなんですけど、ひとりにしないで!ってことがおおいので。この間も震えてましたから。カラス。」

https://youtu.be/EyEkHGBqP8w
長渕剛 カラス

T「あぁ、東京、大塚でやった」

ゆ「あれも震えてましたけど。でも一番最初は、10.13のために、精神を鍛えようということで。山梨でしたっけ。ジュゲムに行って、あの時に初めて出させていただいて、あの時は手も足もガタガタに震えて。」

T「いつも活動されてるのが、こういうバンドのコンサートっていうよりも」

ゆ「わりとコンサートホールみたいなとこで、お客さんと距離がけっこうあるんですよ。真っ暗で見えないとか。でもライブハウスとか、目の前に人がいて、拳が飛んでくるという。そんな状況だったので。」

T「如実に近いからね、距離が。それがまた、ライブハウスの良さでもあり、僕ら演者にとって難しいところでもあるという。やもすれば唾もとぶんじゃないかくらいの距離感ですからね。」

ゆ「私にとってはそれが初体験でしたから。 また、長渕さんのファンも。」

T「普通の雰囲気とは違いますからね。」

ゆ「そうですねぇ。 一部始終をご存知の方ばっかりなので。」

ただでさえ、慣れていないライブハウス。そして、詰めかけるコアな長渕剛ファン。客席との近さに加え、アラを探されないか、認めてもらえるかというプレッシャーもあったのだろう。 それを乗り越えた肝の強さに感服。 そして、Takuya NagabuchiのNagabuchiの名を冠する覚悟の強さを改めて思わされる。

T「あのー、佐藤さんのほうでも、レコーディングに参加していただいて。本当に短い期間でアルバムのレコーディングしましたけども。確か、11月の中旬くらいから始めて、1月のあたまくらいまでで、バババって録音した感じでしたけど。アレンジする時間も短い中でやりましたけども。ああいうレコーディングも、なかなかされないですもんね。」

ゆ「はじめてです」

T「初体験ばっかりで」

ゆ「本当に」

T「どうですか、ああいうレコーディングをやってみて。また、あの、ポップスの楽曲をアレンジしてみて。自分の中でのピアノに対する変化だったりはありましたか。」

ゆ「そうですね、クラシック育ちなので、ポップスの曲をちゃんと、まずはきかないと、自分の材料にならないので。やっぱり、その当時、いろんな曲をきいて、この感じいいんじゃないのかなみたいのをちょっといただきつつも、それをこっちの曲におきかえたらどうなるかな、みたいなのをけっこうやりましたね。」

T「大変な時期を一緒に駆け抜けていただいて。もう5年目になりますけどね。また佐藤くんのほうでも一緒にやりたいと思ってますので。渾身のアルバムを一緒に生産した分がだいぶ、残り少ないですからね。あと一箱しかないです。900枚くらい売れたのかな。まだまだですけど」

ゆ「再販!」

t「社長、再販です! あ、OKでました」

佐藤拓矢、Another Me! タイトなスケジュールの中、丹精込めて作られたアルバムだということがよくわかった。再販を強く希望する。まっすぐに、「いい歌」が入っているアルバム。枚数限定で、アナログ盤も。そして、次の作品も…

そして、アルバムには入っていない佐藤拓矢の曲を、せっかくピアノをもってきてくれているということで、スタジオで生演奏の流れに。

ピアノが冴え渡る曲だという。

スタジオにいた、徳田まさよしさんも入って、3人でスタジオ生演奏。

佐藤拓矢、「夜明け前に」

モノクロの世界に
一人佇んで
眼に映る全ての情景が
リアルすぎる
君はもう
この部屋のどこにも
いないことだけはわかっている

優れない言葉ばかり
浮かんでは消えていく
傷つけた分だけ

夢の中
君が僕にさよならを
あんなにたやすくいったのは
いつかきっと近い未来に
起きるだろう
出来事を告げるための
サインなのだろうか

ざわめくまちが
動き出す夜明け前に

抜け出すことさえも
ままならないように
乱れたテーブルの残骸が
悲しすぎる

君はもう
この街のどこにも
いないことだけはわかっている
ゆずれないきもちばかり
かたくなにのこってる
傷ついた分だけ

きみがぼくに残したもの
たくさんのやさしさ
泣き顔
ぬくもり
からっぽのへや
光のない部屋にもてあました

ベッドのすみ
シーツの上
ひざをかかえたまま
いまはこうして
ただ祈るように眠る

夢の中 君が僕に
さよならをあんなにたやすくいったのは
いつかきっと近い未来におきるだろう
出来事を告げるための
サインなのだろうか

ざわめく街が
動き出す夜明け前に

ただ祈るように眠る

深い真夜中、ひとりの小宇宙に浸れるような色気と深みのある曲。
素晴らしい。 間奏のブルースハープも染みた。

この曲、音源出して欲しい!

もう一曲。
国吉良一さんのピアノが冴え渡る曲。

長渕剛 、「炎」

お前は戸惑うことなく
ペチコートを脱いだ
俺はお前の唇を
ほんの少しだけ噛んだ

揺れているキャンドルの炎に
しなやかな影が舞う
俺たちは溶けるように回り
流線型となった

絡み合うつま先と流れ出る
二つの汗の行方は
魂の岸辺から
深い海へと流れ着き刺さる

Gone gone gone
だけど
Gone gone gone
行かないでくれ
抱き寄せるたび
悲しみに打ち付けられるのは
愛してるからだ

俺の身体の上で
長い髪を揺さぶる
右へ 左へ お前は
切ない吐息を なげた

飛び散るお前の鼓動が
首筋を叩いてる
暗闇を泳ぎつづけた
ずぶ濡れの俺

絡み合う 指先と微笑む
お前の瞳の行方は
魂の岸辺から
深い海へと流れつき刺さる

Gone gone gone
だけど
Gone gone gone
行かないでくれ
抱き寄せるたび
悲しみに打ち付けられるのは
愛してるからだ


長渕剛 炎

流麗なピアノ。間奏のギターソロも素晴らしい。
凛としてしんと静まりかえる 深夜に染みる 。いいコード感 、ムード、陶酔できる素晴らしい曲。

「ものすごい緊張感!かなりよかったのでは」とTakuya Nagabuchi。しかし、伊藤ゆりさんとしては、まだまだだったようだ! 己に課すハードルの高さよ

今日のエンディングは長渕剛 スーパーライブ西武球場より「愛してるのに」


長渕剛 愛してるのに

「また、ゲスト遊びに来て欲しいと思います。すごい緊張感、やっぱりひとりのほうが楽だな! 」とTakuya Nagabuchi。

とはいえ、こうやってTakuya バンドの人々の人となりを知ると、エピソードを聞くのも楽しいし、Takuya Nagabuchiの音楽活動、そして佐藤拓矢の音楽活動をより立体的に、厚みのあるものとして知れて嬉しい。

Takuya Nagabuchiはどしどしメールを待っている。

メールは
takuya@obc1314.co.jp

ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで

今後のライブは、

11月24日 土曜日
LIVE 18 宮崎 剛再び
18:00 open
18:30 start
前売り4000 円 当日4500円
ニューレトロクラブ

12月23日 日曜日
LIVE IN CHIBA ぼくだけのメリークリスマス 2018
15:30 open
16:00 start
前売り4500 円 当日5000円
稲毛ケイズドリーム
こちらのライブはeplusでも販売中

Takuya Nagabuchiと伊藤ゆりさん合わせて「また会おう」と締めくくられた。

11月も深まってきた。Takuya Nagabuchiの腰痛は大丈夫だろうか。
来週はどんな放送になるだろうか。まだまだ追っていきたい。