30歳 男 が選ぶ 2018年映画ベスト10

2018年に日本で劇場公開され、観た映画は以下のようになる。

キングスマンゴールデンサークル
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
スリービルボード
羊の木
犬猿
サバービコン/Suburbicon
悪女
1517 パリ行き
ブラックパンサー
ダウンサイズ
シェイプオブウオーター
リメンバーミー/Coco
娼年
ジュマンジ ウエルカム トウ ジャングル
Last Flag Flying
ラッキー
クソ野郎と美しい世界
ミスミソウ
タクシー運転手
パシフィックリム アップライジング
レディプレイヤー1
女は二度決断する
アベンジャーズインフィニティウオー
アイトーニャ
君の名前で僕を呼んで
犯罪都市
モリーズゲーム
孤狼の血
フロリダプロジェクト
犬が島
デッドプール2
万引き家族
ゲティ家の身代金/ ALL THE MONEY IN THE WORLD
レディバード
ワンダー君は太陽 / Wonder
カメラを止めるな
REVENGE
ブリグズビーベア
菊とギロチン
ミライの未来
MIP フォールアウト
ウインドリバー
オーシャンズ8
SHOCK WAVE
インクレディブルファミリー
タリーとわたしの秘密の時間
ペンギンハイウェイ
検察側の罪人
あみこ
Searching/ SEARCH サーチ
ザ プレデター (2018)
SPL 狼たちの処刑台
愛しのアイリーン
クワイエットプレイス
クレイジーリッチ
プーと大人になった僕
アンダーザシルバーレイク
イコライザー2
若おかみは小学生
デスウィッシュ
ジ アウトロー / Den of thieves
バッドジーニアス
ヴェノム
マンディ 地獄のロードウォリアー
ボーダーライン ソルジャーズデイ
ボヘミアンラプソディー
へレディタリー 継承
斬 /Killing
来る
暁に祈れ

71本。

去年よりも今年はたくさん映画を観た。それでも、観れてない、観たかった作品はたくさんある。来年はもっと観たい。

俺はどこへ向かおうとしているのだろう。前に進んでいるのか、何かから逃げ続けているのか、よくわからなくなる。

正気とは狂気だ。我に帰るスキマは埋めろ。
スクリーンの前で、劇場の暗闇の中で、生きのばし。

人生はハードだ。 もう映画しかない夜がたくさんある。

幾多の夜を共にしてきた映画たち。

映画に順位などつけられないけれど、今2018年の年末の気分で選んだ私的トップ10を以下に!

10位 マンディ 地獄のロードウォリアー

監督:パノス・コスマトス
脚本: パノス・コスマトス
出演: ニコラス・ケイジ、アンドレア・ライズブロー

1983年、山奥。彼女のマンディと慎ましく暮らしていたニコラスケイジだったが、ヒッピー崩れのクソカルト野郎どもの手でマンディが目の前でおぞましくも酷い目に。怒りのままに冥府魔道を進み、復讐をはたしていくニコラスケイジであった…。

ニコラスケイジの人間力、そのパワーで最後まで燃やし尽くす。

なんなんだよ! 最高かよ! を繰り返し叫んでしまう映画。

王道なリベンジ・ジャンル映画のプロットでありながら、ドラッギーな映像、血まみれのニコラスケイジ、やたら凶々しくて強そうな武器、ニコラスケイジの長回しの叫び、とエクストリームな楽しい要素がてんこ盛り。

なんであんなとこにウォッカしまってんの? トイレ? そして酒を飲み、叫び!の長回し! なんなんだあれは。最高だ。

「敵を殺して捨てセリフ」ならぬ、「敵を殺して拾い食い」な見せ場も印象的だ。 殺したあとにコカインを拾ってぺろりしたり、シケモク拾って、倒した敵が燃えてる炎でそれに火をつけて吸ったりしてキメる。

前半は嵐の前の静けさ、静かにゆったりと時間が過ぎるが、いざリベンジだ!ハンティングだ!となってからの激しさといったら! ラストも衝撃!

9位 ウインドリバー

監督: テイラーシェリダン
脚本: テイラーシェリダン
出演: ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル

雪深いアメリカ ワイオミング州のインディアン自治区、ウインドリバー。その厳しい自然の中で自然管理を担うジェレミーレナー演じるコリー。

コリーがピューマ退治のため雪山を散策していたところ、あるインディアンの少女の死体を見つける。彼女の死因は、マイナス30度の中雪の中を裸足で走り、肺が凍って喀血しての窒息死だった。それは、彼の親友マーティンの娘だった。

自身も、愛する娘をなくしているコリー。捜査に来たFBIの犯人探しに協力していく…。

ジェレミーレナーの抑制のきいた激渋な硬派な演技が絶品。緊張感途切れぬクライムサスペンスで、雪山が舞台の西部劇。ボーダーラインや最後の追跡の脚本にテイラーシェリダンが監督脚本を務めている。

憎むべき、愚かなる行為に対して、表向き、決して激昂しない。ただ静かに佇むコリー。
そのコリーの姿に、グッとくる。

コリーの内側では熱いものがたぎっている。その激しさは、クライマックスのリベンジの無情さ、徹底した裁きを行使する様で垣間見ることができる。「彼女は、10キロも走ったんだ」という言葉の重さ、強さ。

雪深い景色。観た後にじんわり残る余韻。

「アメリカンインディアンの行方不明の少女の数はいまも不明」というリアルに、怒りと悲しみがこみ上げる。

テイラー・シェリダン脚本だと、今年はボーダーラインの2作目も最高だった!

8位 カメラを止めるな

監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋、秋山ゆずき、山崎俊太郎、大沢真一朗、竹原芳子、吉田美紀、合田純奈、浅森咲希奈

2018年の邦画における事件であり、超話題作。

6月末のやったら蒸し暑い日の、池袋シネマロサで観た。

劇場の笑いと、終わった後の拍手が忘れられない。

何十年後かに、俺はカメラを止めるなを舞台あいさつつきで劇場で観たんだぜ、大盛り上がりだったぜって、自慢できるような作品。

フィクションでありながら、この作品自体がドキュメント。鑑賞後の爽快感は、テレクラキャノンボール2013を初めて見た後の感覚に似ていた。

予算も時間的余裕もない製作環境を逆手に取り、ひっくり返す、革命のような映画。

観ると、無茶をして、何かをしたくなる。青春のあの感じが、再来する。

7位 万引き家族

監督:是枝裕和
脚本:是枝裕和
出演:リリーフランキー、樹木希林、松岡茉優、安藤サクラ

捨てられた!そこにいられなくなった! 共同体からこぼれ落ちてしまった人たちが、なんとかしてつくりあげようとした共同体、万引き家族。

パンフに、「様々な家族の形を真摯に見つめ続けてきたら是枝監督だからこそ描ける、真のつながりとはなにかを問う作品」と書いてあったが、そう、まさにそんな感じする。

東京の片隅の小さな物語を通して描かれる宇宙。社会の表通りからみえない人たちの、秘密基地のような生活。

万引き家族の彼らのしていたことは社会的に許されず、建設的な未来のないものだった。しかし、たとえそうだとしても、東京の四季の中での、家族の生活のそれが輝きすぎていて、人間がそこにあって、四角四面な「正しさ」よりも、説得力のある「正しさ」があった!

夏のシーン輝いていたなぁ。素麺食べて、雨が降って、SEXのくだりがエロかったなぁ。永遠と刹那。あれは、本物だよあの瞬間、夏。みえない花火を、音だけきく。家族。あのシーンはすごい。みえないけど、存在している。みえないけど、存在しているのだ!

是枝裕和監督の映画が突きつけるのは、答えではなく問い。家族とは、人間らしさとは。社会の網の目からこぼれ落ちる人を社会はどう包摂していくべきなのか。

人のつながりなんて脆く不確か! クソみたいな気分だ! って時に、何度もこの映画に立ち返って、大事なことを思い出したい。

6位 へレディタリー: 継承

監督:アリアスター
脚本:アリアスター
出演: トニコレット、アレックスウルフ、ミリーシャピロ

今世紀で一番怖いというふれこみは伊達じゃない。超怖いし、繰り返しの鑑賞に耐えられる緻密さ、構図の斬新さも圧巻。

最悪に胸糞悪いふて寝シーン。最悪に飯が喉を通らなくなりそうな家族の食卓シーン。最悪に趣味の悪いミニチュア… そんな最悪、つまり最高、なシーンがたくさんある。

サブリミナルな、ん? という違和感。不吉なモチーフの積み重ね。身体的な恐怖の感覚が蓄積し、ラストでは臨界点を超える。

超常現象ホラー? おかしくなった人がみている悪夢? 話はどこにいくかわからず、振り回される。そして、最後まで観た後だと、また輪をかけて怖い!

最後に流れる曲、青春の光と影(Both sides now)。物事には2つ以上の側面があり、それがみせる幻想もある、という歌。

「わかったような気になっていた人や物事に対して、実はなにもわかっていなかった」のだ、映画の中のあいつも、観ていた私たちも。

5位 イコライザー2 (2018)

監督: アントン・フークア
脚本: リチャード・ウェンク
出演: デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル

イコライザー2を観てないって?
マジかよ!

こんなにアガる映画、他にないって。

シリーズ物にはでないデンゼルワシントンが、出ただけのことはある。テンションぶち上がる映画!

タクシー運転手として、暮らすボストンの町の平穏を確かめながら生きるデンゼルワシントン扮するロバートマッコールさん。趣味は読書。身なりは地味。地井武男がちい散歩で被っていたようなハンチング帽スタイル。

しかし、実は、マッコールさんの強さはもはやスラッシャーホラー。 マッコールさんが時計のストップウォッチをスタートすればそれはもう殺しへのカウントダウン。もう、絶対的に死ぬ。勝てない。

殺し方も的確でいて、残忍。そして、身近なものを上手く活用するという無駄のなさ。

人格形成のために本を読むことの大切さも、改めて教えてくれるマッコールさん。マッコールさんのように「失われた時を求めて」を読破してみたいものだ。 若者が犯罪に手を染めないためにも、やはり読書です。

しかし、憎き相手には「一回しか殺せないのが残念なくらいだ! 」と口元は笑って目は笑わないで言ってのけるマッコールさん。クソ野郎をぶちのめすことには、一点の迷いもないマッコールさん。

クライマックス、雨風吹き荒れる中でのマッコールさんの、もはやハンティングとも言える、処刑の遊戯に戦慄。

4位 アンダーザシルバーレイク

監督:デイビッド ロバート ミッチェル
脚本: デイビッド ロバート ミッチェル
出演: アンドリュー・ガーフィールド、ライリー・キーオ、グレース・ヴァン・パットン

シルバーレイク、っていうのはシルバーなんとかさんが出資した貯水池のことで、LAのイーストサイドにある。

そのエリアで暮らす無職の33歳、アンドリューガーフィールド演じるサム。仲良くなった同じアパートの女の子が突然夜逃げのように姿消し、その跡を追ううちに、サムはLAの裏社会へと繋がる、様々な意味深な暗号と出くわす。ポップカルチャーの知識などを駆使してそれらを解き明かしていく。奇妙なLA裏社会映画。

ヒッチコック映画のバーナードハーマン劇伴のような、仰々しくスリリングな音楽に乗せ、さながら私立探偵のように裏社会の深部へと突き進むサムだが、どこまでが現実で、どこからがサムの幻覚、悪夢なのか、その境界線は曖昧だ。まるで、悪夢的イメージのコラージュのように、めくるめく映像。しかし、話の筋は空中分解するが、なんだか心地よい。

アンドリューガーフィールドが体現する、サムの肩から歩く感じの、あの身のこなし。最高だ。車にいたづらした子供をグーで殴る、しかも、まずは腹を。なんなんだよ。最高か。

暗号を解読していくくだりの中でも、NPMはなんの略なんだ?!と考え抜き、あっ!と閃いてからの展開がすごく好き。不条理で、馬鹿馬鹿しくて、現実とその外側が繋がって、世界が拡張する感じ。

ソングライター、のところを訪れるシーンも最高。あの曲が、まさかあんなことに!

映画イメージでも使われている、ライティングでギラついたLAの夜とプールの青と裸のライリー・キーオの構図、素晴らしい。裸でシルバーレイクを泳ぐシーンも、LAの夜景との組み合わせが最高。水が出てくるシーンがとても印象的な映画。

筋違いの場面のコラージュのような連続の果てに、どこへ向かうのか、と宙ぶらりんな気持ちで観ていると、ホームレス王がでてきて、「なぜ犬のビスケットをポケットにいれていたのだ?」と問う。解釈間違ってるのかもしれないが、あそこの場面でのサムの回答に、何度見ても、泣きそうになる。サムがはじめて自分自身の過去と向き合い、ちょっとだけだが、確実な前進をする。

3位 リメンバミー / Coco

監督: リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ
脚本: リー・アンクリッチ、ジェイソン・カッツ 他4クレジット

ピクサーの最新作ということで、とりあえず観に行ったわけだが、とんでもない名作だった。

わけあって音楽禁止の家族で、音楽をやりたくて仕方ないミゲル少年。どうしても音楽やりたいあまり、憧れの音楽家の墓からギターを盗んでしまう。その音楽家は自分の先祖だった。そして、死者の日のどさくさで死後の世界に紛れ込み、会いにいく。その道先案内人となる、キン骨マンみたいな造形のヘクター。ミゲルとヘクターの死後の世界行脚の果てに、驚きの事実が明らかに…。

家族をひきさいたのも音楽なら、家族をひとつにしたのも音楽だった。呪いをかけたのも音楽なら、呪いを解いたのも音楽。

夢追い少年と家族の対立のはなしかと思えば、死に別れた家族の再会の話で、その死に別れた原因が音楽なら、また出会うきっかけも音楽ってのが、もう、泣けるよまじで。

プロットとしてはなんてことない勧善懲悪のファンタジーなんだが、リメンバーミー、という言葉が、歌が、ミゲルにとって、そしてヘクターにとって、切実な意味を持って語られ、歌われ、そして伝えられるエモーションに、どっぷり感動してしまう。その人のことを、覚えている、ということの大切さ。難しさ。忘れてしまう切なさ。ならば歌にしよう、リメンバーミー! 覚えていてくれよ!というメロディー。

死後の世界を描いたもので、こんなにも切実で、生きているひと、残されたひとの希望になるものはあるだろうか。

会えなくても、思い出せるのならば、存在し続けてくれる。

全子供がみるべき。
全大人がみるべき。

観終えて、月並みだけど、墓参りは絶対行こうと思った。

2位 レディ・バード

監督:グレタ・ガーウィグ
脚本:グレタ・ガーウィグ
出演:シアーシャ・ローナン、ビーニー・フェルドスタイン、ローリー・メトカーフ、ティモシー・シャラメ、ルーカス・ヘッジズ

映画は、忘れてた大切な事や感覚を思い出させてくれたり、青春時代を追体験させてくれる。

レデイーバードは、まさにそんな映画。

自らを”レディバード”と名乗るクリスティンの、カリフォルニア州サクラメントでの高校3年生の日々と、そこから卒業し、大学生になるまでの話。

人生におけるまだ何者でもない時代の、何者かになろうと理想を抱き、何者でもない現実で焦り苛立つ日々、しかし振り返ってみるとそこに永遠の刹那の輝きがあるんだよな。

地元を出て都会に出たことある人なら、誰もが感じるあの感じ。閉塞感があって、そこから出たいと思っていたその場所は、そこから出てみると、どれだけ自分にとって大切で、懐かしくて、自分を支えていたかに気づく。

サクラメントって、タワーレコードの第1号店の土地。2002年、2003年あたりの話だから、まだタワーレコードが写っているのがエモい。どこかレトロで、昔からあるものがそこに残されているサクラメントの街並み。普遍的な閉塞感、地方感が、グッとくる。

コメディとしてもすぐれてる。テンポいい。父親が無職という設定が斬新だった。息子と同じ会社の就職の面接行ってたくだりは笑った。

自分がいまどこにいるのか、どんな道を辿っててきたのか確認して、これからどうするかに思いをはせるために、何度も節目で観返したい作品。

1位 斬、

監督:塚本晋也
脚本:塚本晋也
出演 :池松壮亮、蒼井優、塚本晋也、中村達也

2018年、この「斬、」よりも娯楽性が高い映画、アート性が高い映画、社会的なテーマをうまく扱った映画は、たくさんあっただろう。

しかし、この作品よりも、作り手の気合いと魂がどすんと伝わる映画は他になかった。

鉄男で長編デビューした塚本晋也監督が、鉄男を彷彿とさせるテーマで、現在の塚本監督の問題意識、培った経験を反映させて、鉄男の時と変わらぬ衝動で作ったと言える作品。

1stアルバムがタイムレスな名盤のパンクバンドが、デビューから何十年後に、同じレベルの衝動で、技術的にもテーマ的にもより洗練させてリリースした、奇跡の名盤のようだ。

重厚感があり、生々しい刀の音、鉄の音が、鑑賞後も残響音のように脳内で鳴り響く。

娯楽性を排除した、危険で、リアルな暴力が描かれるが、暴力に伴うエロスは排除されていない。危ない、遠ざけたいものだが、なんだか惹かれる、手にしてみたい。そんな倒錯した気持ちにもなる。

人間は危険だ。自分も人間だ。それを思い知る映画。

でも、それを思い知らなければ、制御することもできない。

こんな感じで、2018年映画トップ10をまとめてみた。

いい映画をたくさん観た一年で、振り返れば、楽しかった。

でも、幸せとは、それを分かち合う人がいることだ、みたいなことが燃え殻の「ぼくたちは大人になれなかった」に書いてあった気がする。

そういう意味では、楽しかったが、幸せではなかった。

2018年、30歳を迎えたが、「大人になれなかった」という気分は濃厚だ。

2019年も、幾多の、もう映画しかない夜、を越えていくのだろう。

人生はハードだ。しかし、できる限り、全力で、楽しんでいきたい。

 

武田 双雲 ゲスト回後編 篠田麻里子の冠ラジオであり宇垣美里アナが助手を務めアポロン山崎が占いするラジオ「グッド・ライフ・ラボ」第12回目の放送を聴いた(12月18日)

「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。

篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。

radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。

「ここはよりよい暮らしを追求するgood life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood
lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。

篠田「この間、アポロンと一緒に焼肉食べたんですよ」

アポ「いきましたね!」

篠田「そこでね、ウガちゃんの話になって。一緒に行ってた、友達が、ウガちゃん大好き大好きって」

アポ「そう、二人いた、男連中が、ウガちゃん大好きって…その話、して大丈夫ですか?!」

ウガ「いや、でもその人たちはね、私のその、サムライスピリッツを知らないから」
篠田「大人気ウガちゃん」

アポ「でも、篠田さん、ウガちゃん好きって聞いたらすぐにLINEで連絡するって言って送って。よう送ったな!と」

宇垣「やった照れちゃう!」

アポ「その二人はびっくりしてましたけどね。ほんとに送ることってあんの?!って」

篠田「私はすぐ報告したくなっちゃうから。伝えたい。」

宇垣「誰かは知らないままなので。ウフフ。」

アポ「これ、いつか知ることはあるんでしょうか。」

篠田「もしかしたらあるかもしれない。ここのゲストで、来たいって話をしててね。」

宇垣「照れちゃう!」

篠田「ウガちゃんの取り合いってことになるかもね。」

アポ「見てみたいですね」

宇垣「サムライなんだけどなぁ」

と、冒頭のトークを挟み、

今日は武田双雲ゲスト会後編。

恒例の、アポロン山崎の、メイク ア フォーチュン!始まった。

アポロンがゲストを占うというコーナー

■結構、めっちゃバーッってみえるけど、超慎重派なんですよ。

篠田「双雲さん、占いなんていくことありますか?」

武田「占いも、好きなんですよ。特に、動物占いに一時期、創始者の人に会って、はまっちゃって。」

篠田「なんでした、動物占い」

武田「僕ね、無邪気な羊なんですよ。羊だから平和主義者なんですけど。創始者の人に会った時に、妻のことも、子どものことも、親父のことも、全部あてられちゃって。笑えてくるほど。妻が狼なんですけど。すっごいさめてるんですよ。」

宇垣「リアリスト、で」

武田「リアリストで。俺は平和主義者なんだけど、平和って言ってるのが全部偽善に聞こえる、って言うんですよ。俺にとっては、斬新な発想で」

アポ「実は、だからおもしろいんですよ。その中の究極の人選んでるというか。めちゃくちゃリアリストを好きになるというか。というのが、誕生日の星で出てるんですよね。」

武田「なるほど」

アポ「実は、先週も一言だけ出てたんですけど、実は僕ちょっとビビりなんですよね、って言ったじゃないですか。ビビりから始まってる人なんですよ。ビビりだから、NTTに入って、一旦確実な道を選んでみたんだと思うんですよね。それが、犬の首輪がはずれた、って言って、自由になったって言ってたじゃないですか。はじめからそこ行ってたら、普通だったかもしれないんです、僕の中で。そこを、ジャンプのように、いっぺん苦しい時期経験したから、その後すごくジャンプすることを楽しめたという、性格なんですよ。こんなこともしてみたい、みたいなのは芸術の星なんですよ、いろんなことをして楽しみたい。一旦型にはまったのが、爆発できたきっかけだったという。そういう星の人だと、思いますよ」

武田「いや、そうだと思います。結構、めっちゃバーッってみえるけど、超慎重派なんですよ。だから、確実にうまくいく方法を、編み出すんでしょうね。理系だから。」

アポ「そこのところも含めて、広がっていくひとなのかなと。なので、結構その不安だという気持ちと、安定とのバランスがすごくいい方なんだろうな、と。」

■ないものに人間は意識がいきがちっていう脳の仕組みも知っていて、意識的にあるものに集中しようっていうのは、やっぱ、天から麻里子ですよ。

武田「ほんとにそれです。僕、1.01理論って言ってるんですけど。なにをしてるかというと、ビビりだから、チャレンジはできないわけ。怪我するような、失敗はしたくないから。1.01、というのは、例えば歯ブラシの持ち方を、誰にも気づかれないように変えるとか、妻へのおはようの挨拶を違ういい方してみるとか、そういう変化をひたすら毎日することで、1.01なんだけど、たった0.1%しか一日変わってないんだけど、それを掛け算していくと数学的に二次曲線になって、すんごい数字になるんですよ。複利計算で、桁が変わっていく。A4の紙は、50回追ったら次の高さに行くんですよ。計算上は。実際は折れないですけど。それくらい二次曲線ってすごくて。その1.01を積み重ねているんで、失敗すると一回落ちるんですけど、落ちないまま、ひたすら二次曲線を描くという人生がもうわかっている。だから、僕の50代、60代はとんでもないことに」

篠田「プランが見えてるってことですか?」

武田「プランは見えないけど、重ねたことの大きさはわかる。エネルギーの大きさ。世界的インパクトの大きさは。ただ、どうなってるかは僕は知りたくないし、知れないし、ちょっと、未確定なことが好きなので。ビジョンはないです。 人類の波動を整える、みたいはビジョンはありますけど。その、チューナーみたいな。機嫌を整えるみたいな、計画はありますけど。で、それを忘れないように、自分が機嫌よくないと意味ないから、どれだけのスーパー超機嫌でいられるか。ただ機嫌がよいだけじゃなくて、クオリティの高い上機嫌ってどんなのだろうと。」

篠田「これは、占いででるんですか。」

アポ「高度な話で、難しすぎますよ!」

武田「機嫌ってなんだろう、って。機嫌がいい時って、身体の中どうなってるんだろう、とかね、あるじゃないですか。そこに感謝が入っていると、やっぱりクオリティ高いものなんです。感謝の波動って超安定波動なので。愛とか感謝とかの波動が入ってるかどうかってのが、機嫌にも大事ですよね。感じる。愛を感じる。麻里子さんが先週、愛を大事にするって言ってたけど、実はすごい深い話で。本人も気づかないところでもっと深い感性を持ってらっしゃるから、愛ってものを感じようとしたり、あたえようとしてるじゃですか。それで、無意識に波動調整してるんですよね。ギターでいうと、そこにチューニングしている。篠田麻里子の人生において、自分の思う、愛、って音楽があって、なにかあったらそこに、デフォルト値に、戻るという設定があって、ゼノン効果で、確定していってるから。もう無意識に、習慣になってるから、ネイティブみたいに、篠田麻里LOVEの波長が出ているんですよ。そういう世界が、広がっていく。」

篠田「なんか最近、幸せってなんだろうって思った時に、あるものとないものだと、人間ないものに目がいきがちじゃないですか。自分には才能がないとか、お金がないとか。ないものを探しがちだけど、自分にあるものって例えば、五体満足でご飯が食べれて、仕事があって、幸せな家庭があって、とか、いろんなあるものに集中してくと、すごく幸せっていっぱいあるんだなって。」

武田「さすがだわ、篠田麻里子。上から麻里子じゃなくて、神から麻里子だ。いや、なんだかっていうと、感謝って、感じる、もうしわけない、って書く。で、有り難いって言葉は、有ることが難しいってことに気づく、ってことでしょ。例えば、お風呂出たらタオルがあるっていうのは、超難しいことで。タオルメーカーがどう作ったか、だれがそこまで運んだか。一個一個あることが、地球の歴史からしたら奇跡的すぎて、水素からヘリウムからできていて。そこの奇跡に気づくことを、感謝とか、有り難いとか言う。あと、おかげさま、ってあるでしょ。おかげさま、って、その、陰、っていう気づかない、見えない存在に、お、をつけて、様、も付ける。お篠田麻里子様、みたいなもので。ないものに人間は意識がいきがちっていう脳の仕組みも知っていて、意識的にあるものに集中しようっていうのは、やっぱ、天から麻里子ですよ。」

宇垣「天から麻里子ですかぁ」

篠田「それを思った時に、ちょっと楽になったんですよね。」

■実は今年から、いきなりアートにハマって、いきなりキャンパス買ってきたり油絵の具買ってきたりして。作品が毎日いくつも生まれるわけ。で、それがいまいろんな評価を受けてて、来年、すごいことになりそうなんですよ

アポ「いや、でも手相も、薬指の下のところの線、これ幸せ線っていう線なんですよね。これがない人って、幸せじゃない、のではなく、幸せと思うことをしてないんですよ。で、ここに線がある人は、すごい普通の生活をしているのに、幸せ、っていう人で。そういう意味でいうと、みなさんどうなんですかね。」

どうやら全員、幸せ線、あるようだ。

武田「なんで、手相に出るんですかね。」

篠田「双雲さんの手相みてみてくださいよ」

アポ「えっと、人がたくさん集まる、っていうのと、根性の塊ですね。いろんなことをやりたいという、二重感情線、って出てるので。」

武田「根性って面白いね。根っこの、性か。根っこが、あるんだ。」

アポ「いっぺん自分で全部やってみる、考えてみる、っていう気持ちがある人は、二重感情線ってのがあって。で、生命線から上出てるのは向上線って言うんですけど」

篠田「すごいでてる」

武田「手相にでる、って面白いですね」

アポ「あの、脳の中の使ってる場所で線が出てるんじゃないか、って言われてるんですよ。足つぼ信じるのに手を信じないのはおかしい、ってことで、もしかしたら医学かもしれないってのもあって」

武田「統計学だけじゃなくてね」

アポ「そうですね」

武田「ただの金髪の人じゃなかった!」

アポ「二週にわたって、いろいろ感じてもらえてるようで良かったです!」

篠田「ちなみに来年以降の」

アポ「来年は、芸術の星って出てるんですよ」

武田「待って、まじで、ぼく?」

アポ「はい。自分の中で満足できることがいろいろやってくるというのが今年の星なんですよ。これ、神さまからのプレゼント、って星なんです、今年。」

武田「いや、ほんと、これ鳥肌立ってるんだけど、今年、神さまからのプレゼント、ってばっか言ってました。」

篠田「えーー」

武田「なんか、神様がそんな、もういいです!ってくらいたくさんくるので。ほんとに神様からの贈り物だらけの今年で、実は今年から、いきなりアートにハマって、いきなりキャンパス買ってきたり油絵の具買ってきたりして。作品が毎日いくつも生まれるわけ。で、それがいまいろんな評価を受けてて、来年、すごいことになりそうなんですよ」

篠田「すごい!」

アポ「来年、芸術の星、って出てて、2021年からまた仕事がどえらい広がり方するって出てます」

武田「もう、わかってます、どえらくなるって。どんどん神様からプレゼントが来るから、そのアイデアを作品にしてるんで、来年、それが開くのが見えるんですよ。」

アポ「ですよね。今年たくさん面白いものたくさんもらって、それを披露する来年、芸術の星って出てたんで」

武田「もう、素直に受け取って。芸術家、でいきますよ。」

篠田「楽しみですね。」

曲、武田双雲の息子が聞いているという、米津玄師、レモン。

そして、いつものように、ゲストの人にとっての家でのお気に入りの場所を聞く流れに。

■匂いとか、色とか。光が射した時の井草と光が揺れるシーンとか。畳の良さを、43になって改めて噛み締めてますけど。

篠田「双雲さん、どこかありますか?」

武田「いま気に入ってるのは、畳の部屋。」

篠田「ありそう」

武田「書道家っぽすぎてアレだったんですけど。たまに、寝る部屋、を変えるんですけどね。娘の部屋に寝させてもらったり」

アポ「え!」

武田「息子の部屋に寝させてもらったり。ちょっと、寝る場所を交換するんです。バラバラに寝ることが多くて。それで、畳の部屋で久しぶりに寝てみたら、畳の匂いっていいな、って。」

アポ「それは布団で、他ではベッドですか?」

武田「ベッドだったり、しますね」

篠田「畳の匂いがいい、と」

武田「匂いとか、色とか。光が射した時の井草と光が揺れるシーンとか。畳の良さを、43になって改めて噛み締めてますけど。」

アポ「え、ないですよね、おふたり。部屋に畳。」

篠田「ないですけど、ずっと実家は畳でした。」

宇垣「実家に和室はありましたけど、自分の部屋は違いました。和室好きでしたね、たしかに。」

武田「こんど、アメリカに引っ越そうと思ってるから、向こうに畳をどうやって導入しようかと。やっぱ、年取ると、どんどん日本の良さってわかってくるじゃないですか。書道家だからわかってるわけじゃなくて。昔ウザかった、伝統とか、うぜえと思ったりとかあるじゃないですか。」

アポ「なくなると、ショックなものとか。お祭りとか、減らさんでほしいと思いますもんね」

武田「カリフォルニアに移住の計画をしてるんですけど、移住したら、逆に好きになると思うんですよ。着物とか着てすごそうとか。暑い時は扇子とか。あえて、コテコテの日本を出して。」

■篠田「秋元康さんに昔、スポンジになれって言われたことがあって。ケーキの上は、こうだ、って決まってるけど、スポンジは、ショートケーキにもチョコレートケーキにも、いろんなデコレーションをして、作ってもらえるし。

篠田「双雲さん、たくさん本を出されてるじゃないですか。執筆って、家でやられてたりするんですか?」

武田「最初の方はずっと自分で書いてたんだけど、今は、ライターさんが、すごいゲラゲラ笑いながらきいてくれて、本になってる感じですね。」

宇垣「喋ったことが、本になってる感じですか」

武田「そう。話したら止まらないので、何日か泊まりで、AIirbnb とか借りて、編集者の方々と。逗子とか湘南とか住んでるんで、僕が湘南のいいとことって。海見ながら、宇宙の話とか、いきてく話を、本気でバーッと語ると、うまくオブラートに包んでくれて」

アポ「わはは!」

武田「言葉って面白いのが、編集者やライターによって、全然僕が言ってることも変わってくるので。全然違うんですよ。それが逆に面白くて。」

アポ「それでも、いいな、と思ってそのまま出して?」

武田「僕の言葉のままだったら絶対伝わらないですもん。自分の言葉で言っても、結局勘違いされることが多いから。そのままストレートに伝えることは、絶対なくて。」

篠田「伝え方で、気をつけてることとか、こだわってることとかあるんですか?」

武田「こだわると、無理なんで。もう、受け取り側の、アートもそうなんですけど、逆にいいこともあるんですよ、ただのべちゃっと飛び散ったシミなのに、評論家とか、ファンの人が感動して、これは苦しみの涙、とかいうんです。アートなんかは逆に勘違いしてもらわないと、話が盛り上がらないので。僕の浅い部分を深くとってくれたりするんで。そういう意味で、勘違いが生む、プラスもあるので。」

アポ「それは、いままでの積み重ねた、信頼があっての、なんか意味があるんじゃないか、と想像させているのかもしれないですね。」

武田「例えば、俺の本、50冊、50人のライターで、全然料理方法が違うじゃないですか。ちょっと上から、先生っぽく出てくるときもあれば、ちょっとおちゃらけキャラで出てくるときもあるんだけども。自分が、人参や大根みたいな素材だと思えば、料理人が、中華で出すか、イタリアンで出すかは自由じゃないですか。そうおもうと、逆に俺でどんな料理作ってくれるだろうって、楽しくなってきて、楽になりますよね。」

篠田「秋元康さんに昔、スポンジになれって言われたことがあって。ケーキの上は、こうだ、って決まってるけど、スポンジは、ショートケーキにもチョコレートケーキにも、いろんなデコレーションをして、作ってもらうし。スポンジになって、いろんなものになって、いろんなものを吸収して、いろんな人にデコレーションしてもらえ、って。いまの双雲さんの話聞いてると、いろんな人に料理してもらうってまさにそれが、スポンジだ、って。」

武田「秋元康さん。そんな深いこというの」

篠田「そうなんです。それを聞いて、自分がいろんな人に料理してもらうことを、すごい学びました。」

武田「秋元康さんと、僕はずーっと仕事してて。秋元康さんがずるいのは、秋元康さんが言うと、かっこよく聞こえるんですよ。そこらへんのおっさんに、お前スポンジになれ、って言われても、お前うっセーよってなる。けっこう、誰が言うかって重要だよね。」

来年以降は、海外で活動を発展させていくという武田双雲。

その理系的なロジックと、アーティスト的な爆発力を併せ持つその魅力!

今後の活動が楽しみである。

グッドライフラボは、メールを募集している。

lab@tbs.co.jp

「みなさんも一緒に、グッドなライフを送りましょう」と締めくくられた。

ああ、グッドライフを送りたい!

 

粋な夜電波が教えてくれた5曲 ~あなただけ今晩は 悲しみよこんにちは そして夜電波よ さらば~

TBSラジオ「粋な夜電波」が、12月29日の放送で終了する。菊地成孔が選曲とトークを行う番組で、2011年4月から開始された。菊地の本業ジャズを始め、アンダーグラウンドのHiphop、海外のポップス、難解な現代音楽、昭和歌謡、果てはジャニーズまで紹介する懐の広さで、私のリスニングの射程は数倍に拡張された。ここではこの番組で紹介された曲のなかで、私の好きな5曲を紹介したい。

①Nabundeare  ~Nicole Bunout ~

チリのシンガーソングライターがアコギ一本で歌うこの曲。スペイン語?なのか、歌っている内容が全く分からないが、たぶん幸せな曲のような気がする。Nicoleの口の動きが伝わってくるほどの肉薄した録音。南米や東ヨーロッパといった地域の音楽も紹介したのが夜電波の大きな功績だと思う。

②Chorinho for Tati  ~Tatiana Parra&Vardan Ovsepian~

ブラジル出身歌手Tatianaとアルメニア出身ピアニストVardanのデュオ作品。Vardanのポリリズムを駆使した幾何学的な伴奏の上を、Tatianaが飄々と歌い上げていく。長調と短調の間を揺らぐようなメロディー、そして終盤のピアノと歌の掛け合い。ヴィルトーゾ2人の戯れは必聴。

③Song for Insane time  ~Kevin Ayers~

キャッチ―な明るいイントロからのアンニュイなKevinの歌へのコントラストが印象的。たしか番組中のヘッドフォン会社CMの曲として使われていたはず。

④Los Ninos Del Parque ~Liaisons Dangereuses~

特集企画クラブナルの冒頭、浜辺でのシュールな話のバックで流れていた曲。アナクロな音色のシンセが反復するフレーズ、異物感のある転調、そこに入ってくる狂女の声。一聴してこれはヤバい曲だと思った。このサイトのライターであるyamaさんから教えてもらったところ、初期のテクノ?の傑作らしい。

⑤Aguas De Marco ~Tom Jobim~

シーズン1の最後の曲として流された曲。離婚、愛犬の死などで精神的危機にあった時期にJobimが作った超有名曲。歌詞はイパネマの娘の1%のポピュラリティーもないほど、暗示的で思索的。こんな歌詞の曲が世界的大ヒットになったのだから、この世界にもまだ希望が持てる。

「そして川岸が語る 三月の水 絶望の終わり 心の喜び ~中略~ この足 この地面 枝 石ころ これは予感 これは希望」(菊地成孔訳)

②はyoutubeとamazon musicで聴ける。それ以外はApple musicで聴くことが可能だ。

 

https://itunes.apple.com/jp/playlist/%E7%B2%8B%E3%81%AA%E5%A4%9C%E9%9B%BB%E6%B3%A2/pl.u-9N9L24LIxd8xjAR

 

有馬記念2018 今年も予想したよ

どーも、無職田金男です。

時が過ぎるのは早いもので、もう有馬記念の季節がやってきてしまいました。

今年はいろんなことがありました。
年初は仕事のストレスで苦しみ続け、適応障害になり、無職へ。

無職になった直後には交通事故に遭う。

その後も職が決まらず悶々とした気分のまま年末まできてしまいました。

思えば、去年の有馬記念を外した頃から運気が下がっていった気がします。

↓去年の有馬記念の記事

有馬記念を大穴で予想してみた

馬の名は。シャケトラ

去年、本命を打った馬はシャケトラ。
第4コーナー回った時はもらったと思ったんですがね。

まるで呪いにでもかかったように直線で急失速。
シャケトラはその後故障してしまい、
去年の有馬記念以後レースに出走していません。

まるで私が乗り移ったかのよう。。。

前置きが長くなりましたが予想へ。

今年の出馬表
http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2018/1223_1/syutsuba.html

本命は◎モズカッチャン

有馬記念は今年の漢字と関係性が深いレースで
去年の文字は「北」でキタサンブラック優勝。

過去にも「金」の年に、ゴールドシップ優勝など。

今年の文字はと言えば「災」

もう一つ関係性が深い、有馬記念当日のプレゼンターは及川光博。

先日、離婚を発表して災難なことがあったばかり。

そして、モズカッチャン鞍上のMデムーロも今年離婚したという!

という事でこれはモズカッチャンしかないでしょう。

なんて、オカルト予想もしつつ展開、ローテ、血統など様々なデータを考慮しつつ◎モズカッチャンにしました。

安心してください。
今年は細かいデータ表記は差っ引きますw

結論

◎3モズカッチャン

〇12レイデオロ

▲6サトノダイヤモンド

△10ミッキースワロー

△8ブラストワンピース

△5パフォーマプロミス

×15シュヴァルグラン

×11ミッキーロケット

レイデオロは対抗!(でも2,3着に来る確率は1番高いと思われる)

細かい買い目は当日決めます。

今年は現地まで行って応援しようか迷い中。
有馬記念をきっちり当てて、来年こそはいい年にしたいですね!(´;ω;`)

※追記
この記事を書いていてシャケトラの近況が気になったので、
某競馬サイトの掲示板を見たらシャケトラ復帰!の文字が!
来年1月に復帰レースを走るそうです。

私もシャケトラと共に復活するしかねえ!

2018年オススメの音楽5選

JOJI – BALLADS 1

JOJIは日本人だという、日本人がビルボードのR&Bチャート1位とったとネットでは騒がれてた
だけど聞いた人には分かるかもしれないけど、日本人のアイデンティティを持ってるようには思えない
音楽は言語、人種や肌の色なんかはまったく関係ないなと思わせてくれる1枚
物悲しげに歌うJOJIのボーカルは心にグイグイ刺さる、何を言ってるのかも分からないのに
(※ 興味がある人は彼の過去を洗ってみて下さい。さらにグッときます)

Intricacies Of Modern Life – OOFT!

OOFT!はイギリス人のハウスプロデューサーで、2010年頃から本格的に活動を始めている
アルバムの題名は「現代生活の複雑さ」とある
あなたならこのテーマに対してどのような表現方法を取るだろうか
128文字にしてもいいし、論文、小説、ドラマ、歌、演劇、たくさんある
私はこの作品を聞いてひたすらヘッドバンキングを繰り返す

Axel Boman & Miljon – Forgot About You (Piano Version) (V.A – Studio Barnhus Volym 1より)

スウェーデンのレーベルコンピに収録されていたこの曲にある日一日中ヤラれた
自分の人生で学んだ事の1つは何をするにも「時と場合による」という事
2018年に懐かしさと哀愁を含む見事なこのハウストラックは、ヨーロッパの
混沌とした雰囲気を何となく感じつつ人々の心を掴んで離さないだろう

志人/玉兎 -「遊影投写 -Move your shade to vast sky- 」feat Kids and Insects. (アルバム映世観-うつせみ-より)

同い年という事、檜原村へ移住し、家族を持ち、木こりとして生活する志人
その姿は降神としてMSCなどと同じくくりでデビューした頃とは大きく違う
不倫したあとに一人家へ帰るとき聞いてクールダウンするのに最適な音楽

Theo Parrish – Thanks to Plastic People

Plastic Poepleとはロンドンにあった2015年まであったキャパ200人程度のクラブだ
そこでは毎夜毎夜クラバーが最高のDJのかける音楽に身を任せて自らを解放していたと言う
私はそこそこクラブには通ったほうだが、お客さん全員に近い人々が開放されて
恍惚の表情を浮かべてる瞬間は未だに見ていない
セオ・パリッシュは世界中の開放を求めている人々にとっての神に近いDJである
そのプレイがCD3枚組におさめられている

Project Pablo – Come To Canada You Will Like It

Project Pabloは長らくハウスプロヂューサーだった
今年発表された本作はアンビエントに近い作風だったので最初聞いたとき驚いた
そのゆらめく色とりどりのサウンドには過去に私を通過していった女性の顔が見え隠れした
ノスタルジックではなく、悲しみをおびた表情で私を見てまるで断罪しているかのようだ
本物の絶望を与えるのに暴力は必要が無い、ノスタルジックに浸らせて現実を見せつけるのだ
最後に、今フランスでは貧富の格差が極限に達していて12月はデモの嵐だった
人々は暴徒化し、街中のショップが襲われる強奪された
マクロン政権は遂に最低賃金を月100ユーロあげる事にした、デモが政治を動かしたのをリアルタイムで観ていてヨーロッパに強く関心を抱いた
このBoiler Roomの映像はまさにデモの真っ只中のパリでのギグの映像であ
私は興奮せずに見られなかった

星野みちるの冠ラジオ「今夜も最高か!」2018年12/17の放送を聴いた。

星野みちるの「今夜も最高か!」はbayFMモザイクナイトという番組内での30分番組。
月曜の深夜27時(火曜の3時)というディープな深夜枠のラジオ番組だ。radikoのタイムフリーを使えばディープな時間の番組もイージーリスニング。

「ちゅるんてぃーす 千葉県出身のシンガーソングライター、で、よいレコード会社社長の、星野みちるです! よよいー!独立!」

と、レーベル設立でちょっとアップデートされた独特の自己紹介がかまされた。

12/4には、西恵利香とのツーマンライブ「にしみちる」が行われた。

西恵利香には、そこで一年ぶりくらいに会ったという。

お互いアコースティックライヴを披露。

MCで西恵利香、「西恵利香がソロになってはじめてできた友達が、星野みちると」と発言。 嬉しかったという。

アンコール で 西恵利香の「誰よりも素敵な」
を一緒に歌った。

しかし、「二番のAメロを間違えた」という星野みちる。

また、ライブの直前みちるの持病の五十肩が悪化。注射してもらってなんとか窮地を脱したそうだ。五十肩には、ハイハイがいいらしい。肩の筋肉が鍛えられるため。

今日のオープニングナンバーは、
星野みちる で「君の名前」

いい曲だ! 弾き語りに向いてそうな、メロディが強くて、パーソナルな響きの曲。

そして始まった

みちる監督2018年 総集編!

みちる監督とは、これまでプロデュースされるばかりだった星野みちるが、プロデュースする側になって、強く生きていこう、とするコーナー。

「私だって、社長になれるんだぜ!」
とかます。

ニートこけしさんの独立、といい、このコーナーといい、みちるの独立を予見していたかのようだ。

これまでのみちる監督のコーナーで扱われた企画をダイジェストで紹介。

■配れ、どんぐり

「千葉県のbayFMってラジオなんですけど」と街頭で話しかけまくるという企画。

第一弾にして、過酷。

海浜幕張駅にて行われた

「道行く人に話すのは勇気がいた。」という。

断られるのも多かったそうだ。

「ティッシュ配りの人には暖かく接しようと思った」と星野みちる。

■もなり先生の スーパー自撮り 写真塾

脇田もなり が 講師になり、インスタ映えする自撮りの術を 星野みちるに 享受。

「前歯を強調する自撮り」というテーマで、フーディ、というアプリを駆使して、撮影。

それ以来、フーディ、という撮影アプリを活用しまくりだという。

■ ちるりん村のパン屋さん

千葉県の某所にあるパン屋にニートだと思われているのを払拭すべく、キャリーバックひきずり行ってきた企画。

スーツケースを空っぽで持って行って、忙しいアピールをした。

それから、そのパン屋には全然行ってないという。

■ 上野優華とスタジオ ライブ

上野優華をスタジオに招いてトークとライブ。上野優華がドラえもんのモノマネを繰り出すくだりも。

その時の放送。

星野みちるの冠ラジオ 「今夜も最高か!」2018年 8/20の放送を聴いた。

星野みちるの冠ラジオ 「今夜も最高か!」2018年 8/27の放送を聴いた。

はじめましての人がゲストにきたのははじめてだったが、とても楽しかったという。

■ 霊視でちゅるりんぱ どんぐりまる見え大作戦

星野みちるが霊視で丸裸になった。

その時の放送。

星野みちるは霊視でちゅるりんぱされるのか?! 星野みちるの向いてる仕事とは? プライベート、結婚は? 炸裂する霊視の喝! 星野みちるの冠ラジオ「今夜も最高か!」2018年10/15の放送を聴いた。

ちょうど、その時、独立や、音楽のことで悩んでいたので、背中を押されたという。

みちる監督のコーナー、まだまだ募集中。

件名に、みちる監督、といれて、mozaiku@bayfm.co.jpまで。

星野みちるの ライブ諸々

12/28 渋谷 チェルシーホテル 涙 というイベントに出演。 脇田もなりも出演。

1/19 アトリエ るるる みちる 最終回

星野みちる ニューグッズ 名刺のステッカーは12/22から発売開始。

来週は、今年最後の放送。
クリスマスの夜。

今日のエンディングは、星野みちるで「流れ星ランデブー」


相変わらず、いい曲だ!

みちる監督のコーナー、2019年はどんな内容が展開されるのか。

引き続き聞いていきたい。

 

「大堀彩 オリンピックへの道⑲ ~K&Dグラフィックインターナショナルチャレンジ~」

山口茜(再春館製薬所)・奥原希望(日本ユニシス)という国内のトップ選手が所属実業団選手としてS/Jリーグ団体戦に参戦している中、所属実業団に女子チームがない大堀彩(トナミ運輸)はアメリカの大会に参戦していた。A代表から唯一参加した大堀は、格下相手に無難な戦いを演じ、優勝した。

 

今回のインターナショナルチャレンジという大会のランクは、世界トップ選手が出場するワールドツアー(super1000~super100)より下位の大会である。実戦感覚を維持することと、少しでも国際ランキングポイントを稼いでおくことが目的であろう。

 

前々回の記事(オリンピックへの道⑰)でも書いた通り、全日本総合で大堀が敗れた高橋沙也加は、今年はB代表として低いランクの国際大会でポイントを稼ぎ、国際ランクを上げてきたのである(高橋12位、大堀19位【12月20日現在】)。

A代表としてランクの高いsuper500以上の大会に出場するのは義務だろうが、ランクの低い大会、例えば年明け1月8日からのタイマスターズ(super300)に参加するということもランキングを上げる一つの方策だろう。しかし、その後の1月13日からはマレーシアマスターズ(super500)が控えており、連戦の疲労が問題となってくる。【※12月13日発表のタイマスターズの参加者リストには大堀の名前はなかった】

 

この年末、奥原希望がユニシス退社を発表し、プロとして活動するとの報道があった。実業団選手としての国内大会よりも、オリンピックに専念するため、個人としての国際大会に専念したいということらしい。

 

どの試合に出場し、どの試合に出場しないか。奥原は適度に休むことができるようになった点で成長したとテレビで語っていた。

 

オリンピックレースは、コートの外でも行われている

 

過去のバドミントン記事はこちらからチェックできます。

http://jincouchinou.com/tag/%E3%83%90%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3/

 

塚本晋也監督、入魂の傑作! 「斬、 」を観てきたぞ! その感想。

師走だ年末だといっている間に

もう2018年は虫の息!

去年の今頃はスターウォーズ 8 で ああだこうだ言っていた。

つい昨日のことのようだ。

でもよくよく振り返ると、楽しかった2018年。 いい映画もたくさん観たし、人生楽しい。30代は楽しい予感しかない。

そんな年末、塚本晋也監督の最新作、「斬、」(2018)を観てきたぞ。

へっこらよっこらよっこらしょと。

渋谷のユーロスペースで!

「野火」以来の、塚本晋也監督作品。

大きな期待を胸に、鑑賞したわけです。

■スタッフ、基本的な情報

鉄男(1989)で長編デビューし、サイバーパンクといったジャンルに括られるような、数々のパワフルな作品で世界にカルト的なファンを持ちリスペクトを受け続ける塚本晋也監督の、監督/脚本、最新作。 前作までと同様、塚本晋也が代表の海獣シアター製作によるインディペンデントな作品。

塚本晋也映画では初出演となる池松壮亮、蒼井優らに加え、監督脚本の塚本晋也、バレットバレエ、野火といった塚本映画にいくつか出演してきた中村達也、そしてオーディションで選ばれた新人、前田隆成らが出演!

■あらすじ

池松亮介演じる都築杢之進は腕の立つ浪人。しかし、彼は刀を恐れる。人を殺せば、それが次の殺しへと連鎖することを知っているからだ。

同じく腕の立つ浪人、塚本晋也演じるサワムラは、幕末の世で名をあげようと、農民のところで手伝いをしながらひつそり暮らしている杢之進を江戸へと誘う。

蒼井優扮する農民の娘、ユウ。モクノシンを愛する。モクノシンもユウを愛する。しかし、サワムラがそれを揺るがす。モクノシンを殺しへと導くサワムラ。

葛藤を続ける杢之進。痺れを切らしたサワムラは、もう逃げられないところまで杢之進を追い込んでいく。

追い詰められたモクノシンは…

◼️タイトルに込められたもの

映画冒頭、タイトルの、「斬、」が出てくる時、その漢字の一画目の線がぐーっと伸びて、まるで一直線の刀にようになる。刀のイメージ。残酷で、暗澹とした印象を与えるべく「斬、」というタイトルがつけられた。

そして、「、」がついていることにも意味がある。それは、相手を斬る、つまり殺して、一件落着、ピリオド、なのではなく、斬って殺したところから、またなにかが始まってしまう。「斬ったら、どうなる?」という、問題提起を意味しているという。また、「、」が流れる血、涙も連想させる。

◼️ずっと温めてきたテーマ

塚本晋也監督は「一本の刀を過剰に見つめる若い浪人」というアイデアを、20年以上も温め続けていた。アイデアのままそこから長らく動かなかったところを映画へと推し進めたのは、日本を含め世界的に濃厚になっていく「戦争の気配」であったという。

平和を感じられる日常では暴力描写は、人間に備わる暴力性に訴えかけ、それを満足させる娯楽、ファンタジーとして機能した。そして、塚本晋也監督の作品はそれに意識的であった。

しかし、暴力がリアルなものとして差し迫ってきた中で、塚本晋也監督は、より後味が悪く、見るに耐えない、近づきたくない暴力を、特に前作の「野火」から顕著に描くようになった。

「野火」から引き続いて、居ても立っても居られない、切迫した気持ちで今作の製作は進められた。

◼️鉄と人間

長編デビュー作の鉄男(1989)では「鉄と人間の合体」というテーマが描かれていた。田口トモロヲ演じる男に、塚本晋也演じる「ヤツ」が鉄との合体を促し、実際に合体してしまうサイバーパンク、SFホラーであり、鉄との合体の造形、コマ送りでラフに編集された映像の醸し出すパンク感が、理屈抜きでかっこいい!カルトな傑作である。

それから30年近く経っての新作「斬、」では、人を殺す武器である刀、つまり鉄、を見つめ続け、それと一体化してもいいのか? 人を殺してもいいのか? と葛藤する男、池松亮介演じる都築杢之進に、塚本晋也演じる腕の立つ浪人のサワムラが「殺せ! 一体化しろ!」と迫るストーリーが描かれており、鉄男で描かれたテーマのその先が、ここで展開されている。

都築杢之進は、鉄と合体するのか?

彼の下す決断に、そのドラマに、観客がどう感じるのか。

そこに、塚本晋也監督は「今作の大きな意味がある」という。

◼️刀の存在感、音響効果

この映画における主役とも言える、大切な小道具、刀。

デザイン的にも、重量感が出るように特注されているというが、それに加えて、やはり観ていて唸らされるのは、その「音」だ。

重量感があり、そして、これで切られたら痛いだろうな!と生々しく想像させる、リアルで、身がすくむような、刀の音。鉄の音。

例えば、北野武監督映画が「銃声」を実際の銃声を録音して使用し、生々しさ、重さを出すことで、忘れられないトラウマ的な映画体験を観るものに与えているように、この「斬、」でも、その脳裏にこびりつく、身体的に震えがくるようなリアルでヘビーな刀の音で、同じようにトラウマ的体験を与える仕上がりになっている。

音響効果を担当したのは、六月の蛇(2003)以来の塚本組で、監督が全幅の信頼を寄せているという北田雅也。この方、今年公開された、大正時代の女相撲の力士とアナーキストの交流を描いた青春群像劇であり、現代にも通じる差別や人間の愚かさも描き突きつけた傑作、「菊とギロチン」の音響効果も手がけているとか。

◼️暴力とエロス

映画秘宝2019年1月号で、「暴力を描く以上、そこからエロチシズムを抜いてしまうと、なんだか絵空事になってしまう」と発言している塚本晋也監督。

実際に「斬、」では、杢之進とユウの、生々しい交わりが描かれる。特に印象的だったのは、壁を挟み二人が向き合い、杢之進が欲望我慢ならんといった勢いで壁に指をつっこみ、ユウがそれを艶かしく咥えて舐め回すシーン。 舐め回していたと思ったら、唐突に思いっきり指を噛みちぎろうとするところなんか、エロスとタナトス、性欲と殺意が混ざり合う、すごいシーンだ。

また、刀と同化するかどうか葛藤する杢之進が、湧き上がり噴出する殺しの衝動とそれに付随する性欲のぶっかたまりをクールダウンさせるために、手淫するシーンがある。血がたぎり、血を抜く。下品な印象が入り込む余地のない、切実で全身全霊の手淫をみせられた!

◼️リベンジ映画のヒロイズムに対する、リアルな暴力の怖さ

今年はリベンジ映画をたくさん観た。ナメてた相手が殺人マシーンでした!なリベンジ劇は、そこで描かれる非道な行いに対するリベンジがエクストリームであればあるほど、観る者の暴力への欲望を満足させ、復讐のヒロイズムに浸らせてくれる、痛快な娯楽だ。

そのようなリベンジ映画はそれはそれで大変素晴らしく、大好きなのだが、この「斬、」では、そのような「殺しのヒロイズム」に対して、疑問を投げかける。

ぶっ殺して、なにか収まるのか? いや、ぶっ殺したところから、始まってしまう。そして、一度はじまってしまうと、ただひたすらにぶっ殺し続けないと、収まりがつかなくなってしまう。人間性を超えた、まさに鉄と人間の合体した人ならざるものと化し、一人殺すこともためらっていたはずの人間が、1000人殺すことも平気でやってしまう。「斬、」は、観るものの胸ぐらつかんで問いかける。殺す! それで、どうなる?、と。

その問いかけは、殺しと暴力への恐怖のリアルな身体感覚が、この映画全体に刻み込まれているために、リベラルな平和主義者の上からの説教ではなく、本気な、切実なものとして胸に迫る!!

◼️石川忠の音楽

鉄を打ち叩く演奏家、石川忠! 塚本晋也作品の「音響体験」には欠かすことのできない、石川忠さんの音楽。鉄のインダストリアルな響き、野生の音!

この「斬、」の音楽も、石川忠さんが手がけるはずだったが、2017年、亡くなってしまう。

しかし、どうしても、他の音楽ではダメだと考えた塚本晋也は、まだ映画に使用されていない石川忠さんの音源素材、その断片を、石川忠さんの奥さんの協力もあり、組み合わせ、編集し、「斬、」の劇伴として仕上げた。

音の中で、石川忠さんの魂が躍動しているかのような、インダストリアルで生々しい、まさに入魂の音!

音楽のクレジットには、「石川 忠」の名前がしっかりと刻まれている。

◼️映像

美しいライティング! 山形の映画村が撮影場所だという。

自然の美しさが、その中で行われる、非道な人為を際立たせる。

雨のシーンも、光と緑と雨の塩梅が素晴らしく、眼福な仕上がり。

予算も撮影時間も限られたインディペンデントな映画でありながら、それに甘えることのない完璧な絵作りに感服。

塚本晋也の映画監督としての矜持と、それを支える優秀な塚本組スタッフ。マーケティング先行や大きな予算のプロダクションの中で時に忘れられてしまう、映画づくりのロマン、ワクワク感が、映像のすみずみから伝わってくる。映画づくりとは、冒険である、と!

◼️で、どうなのこの映画

もう、今年ベスト作品ではないでしょうか !

蒼井優がまさにハマり役だった。そして、池松壮亮の色気がすごかった。そして殺気立つ時の、塚本晋也の目つき! 鉄男のころのギラギラ感からなにも失っておらず、ゾクゾクした。

その志、完成度、尖り具合。どんなに金を積んだCGでも表現できない、血の通った、熱い映画表現がここに。 かっこいいぜ、塚本晋也!!

グッドライフは、グッドムービーとともに。

2018年も終わりゆく。
来年も映画をたくさん観るぞ ! !!

 

師走!ランドフリーダム 、鎌田社長登場! ソノシートのレア音源も!12月3回目の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」42回目の放送を聴いた。

Takuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR!!!」は大阪OBCラジオで毎週土曜日の朝11:30-12:00に放送されているラジオ番組である。radikoのエリアフリーを使えば、日本全国どこからでも聴くことができる。

冒頭、なにやら、長渕剛のギター講座的な声が?!

“どーも、久しぶり。長渕剛でございます。えー、今回6枚目のアルバム。ほんとに月日のたつのは速いなと思いますけれどもね。

時代は僕らに雨を降らしてる。いまどういった体制でみなさんが聴いてくれてるのかね。
非常に楽しみですけどね。

ほんとに、買ってくれてどうもありがとう。

えー、まぁ気に入ってくれたんじゃないかと思います。

このアルバムをね、買ってくれた君に、ささやかなプレゼントを、俺のほうから、しようじゃないかと。

実はこのソノシートがそうなんですけどね。

ソノシートってのも昔はいっぱいありましたけどね、いまやほとんど見られなくなってしまいましたけどね、ちょっとセコかったかなぁという感じがしないでもないですけども。

実はここで録音してる部屋が、俺の部屋でしてね。ここでちょっとしたスタジオでやってるんですけどね。

みなさんの中に、俺の曲をギターの弾き語りでやってくれてる人は結構多くてね。ほんとに嬉しい限りですけどね。

そこで、俺がギターをどういう風に覚えていったかということをね、いまここにギター持ってきたんでね、少しは参考になるんじゃないかと、ちょっとやってみたいと思いますけど。

ちょっと先生気分でね。ギターの教師気分でやってみたいと思いますが。

ギターの弾き方には大きく分けて、3つ、パターンがあるんだよね。

アルペジオとスリーフィンガーとコードストローク。

アルペジオは (アルペジオを奏でる)これ、2カポのAmでやってますけどね、Am、D、E、Fのコード展開で、これから説明しますけど。

アルペジオは(コードをアルペジオで奏でる)、こういうパターンね。

そして、スリーフィンガーは、たんたか すかたん、 たんたか すかたん、親指と人差し指と中指を使ってね。弾く方の指ですけどもね。

それでやりますが(コードをスリーフィンガーで奏でる)

コードストロークはね、みなさんご存知のように(コードをストローク)

ただ、これだけ覚えてもね、あまり上手くは聞こえないんです。

これもはっきりと言いますけどね。あまり上手くは聞こえない。

で、どうやってうまく聞こえるかというとね、その中に、ハンマーリングオンだとか、プリングオフ、カッティングだとかミュート奏法、これだいたい4つ覚えてれば、大正解だな、って気がするんだけど。

ハンマーリングなんてのはね、Amの時はね、2フレットめの、4弦です。上からハンマーみたいな指でもって、上から叩き下ろすんです。

で、プリングオフはそれの逆。弦を、ひっかく。

でカッティングっていうのは、弾いてる方の指でもってね、弦を叩くんです。音をカットするんですね。

あとミュート奏法っていうのはね、弾いてるほうの手のひらで、6弦全部抑えちゃうわけ。それで弾くと、プチプチ音がするでしょ。それを活かした奏法です。

これをあわせて使うわけですよ、曲によってハンマーリングオンだとか、プリングオフだとかカッティングだとかミュート奏法。

だいたいその中でもハンマーリングさえできれば、ハンマーリングとスリーフィンガーで、だいたいうまく聞こえるんだよね。

単純にスリーフィンガーやると、こうなるんだけど(スリーフィンガーの音色)、ハンマーリングオンとかプリングオフを加えると(加えた音色)、こうなるわけ。

あとは、カッティングとかミュート奏法はその気持ちに応じてやればいいんです。

用途に応じて、自由自在に好きなようにね、弾くわけですよ。

例えばね、俺がいつもいってるのはね、感情を込めて、ギターをも歌わせるってことがほんとに大事なことなんだよね。

例えばね、優しいラブソングの時はね、自分が愛してるよ、愛してるよ、って囁くように言いたい時には、あのこう、アルペジオでさ

愛してるよ〜 愛してるよ〜(アルペジオ奏でながら)

って歌えばいいし、

あとは、遠く離れてる女性に、俺は愛してんだ、これだけ言っても、なんで気持ちをわかってくれないんだ、愛してるよ! って叫びたい時はね、ギターを叩いてもいいの、弦が切れてもいいのよ、こうやって

愛してるよ!愛してるよ!(激しいギターストロークで)

って叫べばいいんです。

だから、自分の感情が盛り上がってきた時にはそれに合わせてギターも強く弾く、それで、気持ちがぐーっと沈んできた時には今度は優しく弾いてあげる。

自分の彼女、あるいは彼氏に対する思いと一緒です。そういう気持ちに応じてギターを弾くと。

その中で、もうひとつ大切なことはね、強弱をつけるってことだね。それは、感情の起伏と同じような意味ですが。自分の感情の起伏に合わせて、ギターに強弱をつけながら弾くとね、これがまたうまく聞こえるんですよね。

ただ歌を歌うための伴奏がわりのギターじゃね、あまりにもさびしすぎますからね。

こういったテクニックをね、マスターしてね、俺の今回のLPからどういう風に弾いてんだろうと、見つけて弾いてみてはいかがでしょうか。

そういう感じでね、今日は、ギターのテクニックみたいなものを、説明してみたんですけども

またそのうちね、みなさんの街にもコンサートって形で出かけていきます。そんな時はまた友達なんか連れてさ、遊びに来てほしいね。

最後に、この思い出の中で、いつもなにかを思い出させてくれたら、俺自身本当に幸いに思います 本当にどうもありがとう!“

そして、

「こんにちは!お久しぶりです!Takuya Nagabuchiでございます! アッハッハ!」

と、ここでTakuya Nagabuchi登場!

冒頭のは、時代は僕らに雨を降らしてるのLPの付録についていた、ソノシート、「長渕流、フォーク入門講座」というものらしい。

レア音源であり、Takuya Nagabuchiの棚からひとつかみというわけだ。

そしてかまされる「どなり」、

Takuya Nagabuchiの、I’m a super star..

時折織り交ぜてくる、ウィスパー ボイスでの、どなり!

今日(12/15)は、岐阜、アルプラザ 鶴見 でTakuya Nagabuchiフリーライブの日。

今日はステキなゲストが登場、

そして読み上げられる番組クレジット、「この番組は寝屋川を拠点に活動する不動産の専門家」

ん、ここで声が変わり、

「ランドフリーダムの提供でお送りします」


ランドフリーダムのCM

一体、後半の部分を読み上げたのは誰だ?!

この番組が3月から続いて来たのも、この人のおかげ、

なんと、ランドフリーダムの鎌田社長がゲスト!

この間、ふぐ料理屋の回で出演して以来。

フグとTakuyaと長渕と。ブース飛び出しイレギュラーな放送。生弾き語りは長渕剛未発表で、あの乾杯の原型とも言われるあの曲。 10月3度目の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」34 回目の放送を聴いた。

■玄関入ると、なぜか、Takuya Nagabuchiの、佐藤拓矢のポスター、写真やらなんやら、飾ってもらってて。パッとはいると、なんの会社なんだろう!と思うような感じで

Takuya「ランドフリーダムって会社はどういう会社なんでしょう」

社長「コマーシャルでもありますように、土地を買わせていただいて、それを分譲用地に作り上げて、ハウスメーカーさんに、買っていただく、という仕事で。主に、地域柄なんですけども、農地を買わせていただいて、造成して、宅地にするというのが、うちの仕事です。」

Takuya「なるほど。会社自体はもう何年めになるんですか?」

社長「決算で15期目なので、15年目になります。」

Takuya 「そうですか。自社ビルっていうんですかね、寝屋川に。」

社長「新品というか、中古で購入させていただいて、自社ビルとして使ってるんですけど。」

Takuya「なるほど。(自社ビルの)玄関入ると、なぜか、Takuya Nagabuchiの、佐藤拓矢のポスター、写真やらなんやら、飾ってもらってて。パッとはいると、なんの会社なんだろう!と思うような感じで」

社長「不動産屋には、見えないですよね。」

■鎌田社長「あれがライブ初参戦だったんですけど、度肝抜かれましたね」

Takuya「社長と知り合ったのは、もう何年前ですかね」

社長「3年くらいになりますかね。」

Takuya 「そうですね。あれは、2015年のはじめくらいでしたね。滋賀県のライブに時にはじめていらっしゃって。それで、打ち上げで少し話をしたのが最初かと。どうでしたか、その時」

社長 「あれがライブ初参戦だったんですけど、度肝抜かれましたね。古くからの長渕剛ファンなんですけど、仕事が忙しかったりで、最近の剛さん聴く機会が少なくなってたんですけど。いやーもう、ちょっとびっくりしましたね」

Takuya 「古くから、っていうのは、どれくらいの時代から聴いてらしたんですか。」

社長「乾杯というアルバムがあって、あのアルバムを友人の家で聞かせてもらって、それから、パーン、ときまして。遡って、買って、それからCaptain of the shipのアルバムまでは全部タイムリーに買って聴いてきました。」

Takuya 「乾杯からcaptainまでは。けっこう、長い間ですね。13,4年くらいはずっと追っかけて。乾杯のアルバム、ってことは、さっきかけたソノシートみたいのも」

社長「はい。時代は僕らに雨を降らしてる、あれもオマケについてたんですけど、よかったですね、まさか今日こんなレアなものが聴けるとは思ってなかったですね。」

■土地を自由に扱える、自分の好きなことができる会社をつくりたいな、という思いから、ランドフリーダム と名前をつけたんです。

Takuya「ありがとうございます。 ご自身で、ギターも弾かれるんですね。」

社長「これも、お恥ずかしいんですけど、影響受けまして。まだ、3年くらいなんですけど。」

Takuya 「影響、っていうのは僕の影響で?」

社長「はい、でも、なかなか難しいものですね、ギターの弾き語りというのは。」

Takuya「昔から、弾いてらしたんですか?」

社長「いや、でも、さっきのソノシートを聴いた時に、あの、実はギター買ってしまったんですね。」

Takuya「聴きながら練習しようと。」

社長「まぁでも、できなかったですね。すぐ挫折しまして。」

Takuya「なるほど。若い時に齧って、すぐ挫折して。ここ3年くらいでまた。いろんなところで、Youtubeなんかでもご覧になれる、と」

社長「それは!」

Takuya「それは、シーっ、ですか?」

社長「いやいや、まぁせっかくやるんだからということでやってるんですけど。まぁ、お聞き苦しい音源になってしまってますが」

バックで、鎌田社長の弾き語り音源が流れ出す。

Takuya「先日、なんかあの、枚方市で、路上ライブもされたようですけど、これはおひとりでされたんですか?」

社長「いえ、あの、ブースの外にいる大人たちのひとりに、ヘローンという、人にカホンをやってもらい、それと、この番組にも以前出演された、ミナミで飲食店やってるコテツさんにも。リードギターと、ハモリとか、やっていただいて。8曲くらいやり、アンコールもいただいて。」

8月真っ盛り。山の日である土曜の週末、radikoのエリアフリーでTakuya Nagabuchiの冠ラジオ「I’m a SUPER STAR」24回目の放送を聴いた。


コテツさん登場回

Takuya「いま、愛してるのに、がながれてますね。」

社長「いや、お恥ずかしい限りですけども」

Takuya「会社の話に戻りますけれど、ランドフリーダムの、会社の名前の由来はあるんですか?」

社長「ランドというのは土地ということで、あの、勤めてる期間がけっこう長くて、厳しい会社でながーく修行させてもらって、長時間働きづめだったんですけど、自分のやりたいこととして、土地を扱う仕事がしたくて。土地を自由に扱える、自分の好きなことができる会社をつくりたいな、という思いから、ランドフリーダム と名前をつけたんです。」

Takuya「会社の今後、将来見据えて、なんか思ってる野望みたいなものはありますか?」

社長「ようやく15期目を迎えて、理想のまちづくりというのもありまして。ラジオ聴いても、みなさん、こだわりを持って仕事されてるなと、3月からずっと、学ばせてもらって。そこで、学びをいただいたもんですから、利益ばかり優先せず、ちょっとでも広く土地をとって、低価格で販売できるような、まちづくりをしたい、と思います」

Takuya「こういったラジオ番組やることもなかなかできないんですけど、3月から、10ヶ月ですか、やらせてもらって。本当にありがとうございました。」

社長「いえいえ、こちらこそ。たくさん宣伝してもらって。」

Takuya「とんでもございません。あの、また来年もね。あっはっは!」

社長「あっはっは!」

Takuya 「わかりませんが! そう簡単にはね、できないことなのでね。ブースの外で苦笑いしてますね。 ま、今日は、せっかく、ランドフリーダムの鎌田社長に来ていただいたので、いつもの、あのCMを、生でやってみようじゃないかと。」

そして、ランドフリーダム のあのCMの、生披露が!

へい、へいへい、へい、へいへい

からのどなり、

Takuya NagabuchiのI’m a super star!

そして、タイムトラベラーが流れ、いつものCMの入りに。

「鎌田まさしです。ランドフリーダム ではあなたの不動産を高く買取いたします。ただいま、現金高価買取 キャンペーン中!お問い合わせは、072、880、1110、受付は朝9時から
夕方5時まで」

そして、

「土地を売るならー ランドフリーダム 」

をギターで鎌田社長が弾き語り!

ブースの外も大喝采。

貴重な鎌田まさしバージョン。

そして、そこからの、生弾き語り。

Takuya Nagabuchi with 鎌田社長で

「逆流」

(一番、鎌田社長!)

僕が ここを 出ていくわけは
誰もが僕の居場所を知ってたから
優しさをてきにまわしてでも
生きてる証が欲しかった

竹馬で歩くように
いまはまだぎこちないが
まずはここから足を 踏み出し

飾り言葉を
投げ捨てて
若いくせになんて
いわせたくない

やつがブーツのボタンを外していようと
やつが人の生き様 バカにしようとも
一歩前のこの道をいかなければ
だって 僕は僕を失うために
生きてきたんじゃない

ブルースハープソロ!

(二番、Takuya!)

ひび割れた悲しみに
縛られる前に
コップいっぱいの水をのみほそう

まずは 喉を
潤して
目の前の いざこざを
蹴散らすんだ

たとえば 誰かが
寂れたナイフで
僕に軽蔑をつきつけても
腰を据えて
受けてやる
げんこつ ひとつで 笑えるさ

やつがブーツのボタンを外していようと
やつが人の生き様 バカにしようとも

一歩前のこの道をいかなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

やつがブーツのボタンを外していようと
やつが人の生き様 バカにしようとも

一歩前のこの道をいかなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

ブルースハープ ソロ!

沁みる! 男の魂の歌声!
僕は僕を失うために、生きてきたんじゃない、という叫びが、特にグッときた。

今日のエンディングは、アルバムJAPANより、シャボン玉。

https://youtu.be/1HeMpML1n_c

このラジオも、残すところあと2回!

Takuya Nagabuchiはまだまだ、熱いメッセージを待っている

メールは
takuya@obc1314.co.jp

ハガキは
552-8501
ラジオ 大阪
Takuya NagabuchiのI’m a SUPER STARまで

ライブ、12/23、稲毛ケイズドリームで、LIVE IN CHIBA!

最後、鎌田社長とTakuya Nagabuchiとあわせて「また会おう」と締めくくられた。

残り2回、果たしてどんな放送になるのか!!

 

中島哲也監督の映画 「来る 」を観てきた感想

年末ムード吹きすさぶ12月。

中島哲也監督の最新作、「来る」を観てきたぞ!

◼️スタッフ、基本情報

監督は、告白(2010)、渇き(2013)などの中島哲也。脚本は、中島哲也、岩井秀人、門間宣裕 らが手がけ、原作はぼぎわんが、来る(澤村伊智)。岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡らが出演。企画、プロデュースは川村元気。

◼️あらすじ

幸せな結婚をし、子どもを授かったはずの妻夫木聡と黒木花の夫婦がまきこまれるおそろしい呪い。それに対処すべく、小松菜奈と岡田准一、そして小松菜奈の姉役としての松たか子が暗躍。三部構成でめくるめく、恐怖の物語。

■実は一番サイコな妻夫木聡

序盤のほうでの主たる役回りは、妻夫木聡演じる、ヒデキが務める。

結婚式というものが孕んでいる白々しさをあえて濃厚に抽出して悪意を持って突きつけるかのような結婚式シーンは見応えあり。

その結婚式での立ち回り、そして、結婚後、子どもを授り、パパ活ということで立ち上げた「子育てブログ」が醸し出す、サイコ感。

怖いシーンがたくさんある映画で、怖いおばけも出てくる映画だが、この妻夫木聡演じるヒデキのサイコ感が一番怖かった。

パパ活ブログの空虚さ! その穴の深さは底なしだ!

■なかなかでてこない岡田准一

トップクレジットになってる岡田准一だが、なかなか出てこない。映画始まってから40分くらい出てこない。

三部構成の後半のほうの主演ということだから、それはまぁいいのだけど。

出てきても、キャラが定まってないというか、よくわからない。無頼なのかと思いきや、突き抜けてないし。登場の時に威勢のいい音楽と共に盛り立てられた期待は、ただただしぼんでいく。

◼️134分という長さ。後半のとってつけたようなフェス感。

最後の50分くらいの軽薄なフェス感。

除霊? 降霊術? なんかあげくの果てに相手強すぎない? 血が出すぎじゃない?

どっかで観たことあるような CG表現の連打、カーアクションのためのカーアクションに辟易!

三部構成ということだが、二本の映画をくっつけて、一本の筋を通そうとして、通らなくて、フェスで無理やりまとめた印象。

過剰でいて、軽薄。

◼️過剰な漫画的キャラクター。松たか子。

松たか子の役が、過剰でキャラが立っていて漫画的で、後半のフェスじみたテンションとよく合致していた。

グーパンチで岡田准一を殴るところなんか、すごくキマっていた。

中島哲也監督は、過剰さをもった女性キャラクターを魅力的に撮るのがとても上手い。

■全体的に明るいライティング

全体的に明るいライティング。

のっぺりしてたなぁ。

工夫を凝らした色味、綺麗な映像とも見られるんだろうけれど。
毒々しさを打ち出したかったのだろうけど。

ヘレディタリーとかの映像を見た後だからなおさら、深みのなさが印象づけられた。

別のタイミングで観たら別の印象を受けるだろうか。

◼️かかってた音楽

オープニングでバーンとかかったのは、キングクルール!Dum Surfer! まさかの南ロンドンジャズシーンど真ん中のトレンドでセンスのいい洋楽。

しかし、曲のセンスの良さが、映像のダサさを引き立てるという悲しい顛末。どこかで見たことある感じの、形だけ拝借した感じ。

この感じ、クソ野郎と美しき世界、の時も感じた。 広告動画のノリを映画に持ち込んだ感じ。

■で、どうなんだこの映画

賛否両論ある吹き荒れる作品。

すごい突飛なことしてるようでいて、どっかでみたことあるような映像ばかり。中身のない、のっぺりした表現。

序盤のサイコな妻夫木聡と、後半の過剰に漫画的な松たか子はすごく良かった。それぞれ別の映画で、コンパクトな尺で、観てみたい。

また、数年後に観たら違う印象を受けるだろうか。

2019年はもうすぐそこに来ている。

あぁ、グッドライフを送りたい。