星野みちるの「今夜も最高か!」はbayFMモザイクナイトという番組内での30分番組。
月曜の深夜27時(火曜の3時)というディープな深夜枠のラジオ番組だ。radikoのタイムフリーを使えばディープな時間の番組もイージーリスニング。
冒頭から、「ちゅるんてぃーす 千葉県出身のシンガーソングライター、で、よいレコード会社社長の、星野みちるです! よよいー!独立!」
と、レーベル設立でちょっとアップデートされた独特の自己紹介がかまされた。
今回は、星野みちる 独立記念 初めての青春18切符 一人旅!の模様をオンエア!
昨年末にスタッフから青春18切符を突如渡された星野みちるが、自分で計画を立てて、一人旅をしてくという 、サディスティックバイオレンスな企画。
「お菊人形頭 フル回転させいろいろ考えた」結果はいかに。
ここで、青春18切符に関する思い出メール来ている。
ラジオネーム、水曜日の自転車、さんから。
「青春18切符はよく利用しているよ。主に、関西、中部地方までだけど。そしてたまに九州。一昨年は、東京から四国まで行って、お遍路参りをしましたよ。八十八ヶ所のうち、五ヶ所くらいで挫折しましたが。」
といった内容。
「お遍路自体も相当疲れるのにそこまで各駅は大変」と慄く星野みちる。
ちなみに、青春18切符の値段は、11850円。
果たして、星野みちるは元を取れたのか。
オープニングナンバーは 、星野みちる 「ワンタイムラブ」
ファンキーメロウなビートとメロディと星野みちるのいい声!
そして、星野みちる はじめての 青春18切符 一人旅!の詳細へ
1/7 晴れ 8時に起床。
生まれてはじめての、青春18切符一人旅。
最初は、福島に行ってかりんとう饅頭を食べたり、温泉にはいったりしたかったが、極寒の天気予報をみたため、暖かそうなところにチェンジマン。
毛糸のパンツに、ヒートテック極暖、分厚いタイツにスカート、コートにマフラーをなびかせ、ちゅるりん村を出発。
バスを乗り継ぎ、JRの駅に到着。
「改札とおりました。なんか、電車遅れてるくさい。どうしよう。」
「なんか家にあった、ちっちゃいおせんべいとか、ちっちゃいチョコレートとか、ちっちゃい豆とか、ひまわりの種とか家から持ってきました」
「いま小田原です。小田原通過します。」
と、ボイスメモされた道中のつぶやきを繰り出す。
「一旦、熱海に降ります。」
そう、星野みちるは、おなじみの観光地、熱海へ。
昼食は、さくらえびのパスタ。
「さくらえびの味がしたよ」と簡潔なコメント。
そのあと、バスを使い、頼朝と政子のパワースポットである、伊豆山神社へ。
バスの乗り場がたくさんあってわからなかったので、「駅員さん、運転手さんに聞いたんだよ。すごいでしょ」とひとり旅でコミュ力をアップみちる。
「伊豆山神社で縁結びのお守り買おうと思ったら、犬に超吠えられました。プードルでした。」
女子大生気分で縁結びのお守り買ったら、犬に吠えられた星野みちる。
頼朝くんと政子ちゃんからパワーをもらった星野みちるが次に向かったのは、修善寺。
「修善寺というところに来ました。寒い。眠い。おしり痛いです。」
伊豆箱根鉄道 駿豆線での車両に揺られて、修善寺到着。
その晩の宿に向かうべく、大好きなバスに乗り換えたら、まさかのハプニング。
バスに乗ったがボタンを押し忘れて、一駅乗り過ごしたという。
「最悪です。いまグーグルマップで、今夜の宿に向かってる途中です。」
珍道中を駆け抜け、ネットで予約した宿に到着。
「いまホテルに1人でいます。ツアーとかの時の地方のときの1人部屋は大丈夫なんですけど、1人で旅してひとりで泊まるって、なんか怖い」と恐怖に慄く星野みちる。
すると、稲川淳二イミテーションで
「あたしね、修善寺にある古びた老舗利用に泊まったんですよね。まぁ、独立して復活した自分へのご褒美とでもいいましょうか。けっこういい値段のする、温泉食事付きの旅館なんですけどね。部屋にも温泉がついている立派な宿だったんですが、なんか部屋のお風呂は、怖いなぁ、やだなぁ、ってことで、大浴場に行ったんです。そしたら、部屋を出た瞬間に、廊下が異常に暗い。歩くたびに、ギシ、ギシギシ、ギシ、と音がする。あれおかしいなぁ、変だなぁ変だなぁって思いながら、大浴場に行ったら、誰もいない。まぁお正月もすぎたし、旅行客もいないのかなと思いながら温泉に浸かっていたら、誰もいないのに水面から黒い気配がするんですよね。ざわざわ、ざわざわって。あれ、おかしいな、変だな。ざわざわ、ざわざわ。明らかに、水面になにかがいる。ざわざわ、ざわざわざわざわ。あれ、おかしいな、変だな。よーく見たら、私のひじきだったんだよね。」
とぼんやりした怪談をかました。
翌日、ホテルチェックアウトしたあと、洞窟ツアーいく予定だったが、波が荒れているということで、全部欠航。行けず。
2日目も予期せぬハプニングで、お菊人形頭をフル回転。
「そうだ、富士山を拝みに行こう。」
洞窟がやってなかったので急遽、伊豆パノラマパークというところで、ロープウェイに乗って富士山を見に行くことに。
日頃の行いがよいためか、富士山と駿河湾の絶景を団子食いながらひとりじめ。
富士山のパワーをもらい、下山した後、みんなにお土産を買うという気づかいができるように。
「そろそろ帰りたいと思います。伊豆、近くて怒られそうだけど。でも、五時間くらい電車乗ったので、許してちょんまげ。」
そして、無事に帰宅したという。
33歳にして初めての一人旅。
全部が初めてで、ドキドキだった。
しかしスタッフには「熱海かよ!」と怒られた。
青春18切符が使えたのは、東京からミシマの往復。
ちなみに、スタッフがなけなしのお金で買った青春18切符の値段は、11850円。
果たして、元は取れたのか。
東京からミシマの往復運賃は…
4540円。
青春18切符って最高か!
星野みちる社長の名刺ステッカーがあたる合言葉は、お菊人形!
締め切りはすぎている。
星野みちるライブのお知らせ
2/13
新宿 歌舞伎ラウンジのイベントに出演。
そして、ついに初オンエア。新曲、「逆光」!
「いろんな感情が詰め込まれ、生々しい音になった曲」とのこと。
3/6 リリースの新曲、逆光。
逆光で笑顔 見えない
はしゃいで 手を繋ぐシルエットピントの合わない写真
いつでも ここへ帰ってくる近くて遠い2人
触れた体温
なんでもないって顔をしてた
それだけすぐに忘れちゃうよな
忘れないこと
鍵をなくした箱に
眠っていた夕陽のような色で
再生されてゆくストレンジデイズ
自転車 風を受けて
口笛 走り抜けていた教室のカーテンで
かくれんぼしたら
ひそひそ話聞こえたの
内緒制服胸でリボン
ぎゅっと結んだ
火傷みたいな思い
持て余して言えなかった言葉また
心に灯す
笑顔はなしなら きっと ダメねいつでもこんな風に
曇り空から
すこし 薄日がさして
クスッと笑う
ジャジーで生々しいチェロとピアノとドラムのアンサンブル。体温が伝わってくるような生々しく切実な星野みちるのいい声。これまでの星野みちるにはありそうでなかった感触の曲だ。 アナログ盤で聴きたい。
リリースとそれに伴うあれこれが楽しみである。
次回はどんな放送になるやら。
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