坂口孝則ゲスト回前編。篠田麻里子の冠ラジオであり宇垣美里アナが助手を務めアポロン山崎が占いするラジオ「グッド・ライフ・ラボ」第19回目の放送を聴いた(2月5日)

坂「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。

篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。

「ここはよりよい暮らしを追求する研究所、good life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgoodlifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。

◆毎日ガパオライス食べてるんですよ

篠田「私の身の回りの話なんですけど、最近すごくタイにハマってまして。」

アポ「おー、タイ料理?」

篠田「この間、マネージャーさんと3人でランチに、タイ料理、ガパオライス食べてから、毎日ガパオライス食べてるんですよ」

宇垣「おいしいですよね」

篠田「世の中にこんなおいしいものがあったんだ、って」

アポ「え!そんなとこまで!」

篠田「最近ハマったものとかある?」

アポ「最近というか、ずうっと、毎日一回は食べてるのが、納豆ですね。納豆めっちゃ好きなんすよ」

宇垣「えええ」

篠田「関西の人って、納豆嫌いなイメージあったけど」

宇垣「(嫌いな人は)いるけど、別に、食べますね」

アポ「めっちゃおいしいですよね、納豆。」

宇垣「おいしい。納豆好き。」

篠田「ウガちゃんは?」

宇垣「私、ドイツに行って、業者か!ってくらい大量にハリボーを買ってきたので。ずっとハリボー食べてます。ハリボーおいしい! おいしいっていうか、くせになってるんですよ。カタカタ仕事しつつ、なんかハリボー食べてるっていう。」

と、冒頭のトークをはさみ紹介された今週のゲストは、経営コンサルタントの坂口孝則さん。

◆ペットボトルがあるんですけど、例えば100円で売られているとするじゃないですか。そしたら儲けって、3円か4円くらいなんですよ

篠田「はじめまして。私はテレビで見ています。」

アポ「そんなんみんなそうでしょう!」

篠田「この番組、割とフワフワしてるんですけど、ちゃんとした」

アポ「入ってきた時にスーツだった人が、いままでではじめてかもしれない」

宇垣「ちょっと動揺しております。緊張しております。」

篠田「ウガちゃん詳しくお願いします。」

宇垣「坂口孝則さん、1978年生まれ、佐賀県のご出身です。大学卒業後、電気メーカー、自動車メーカで、調達、購買業務、原価企画を担当。現在は未来調達研究所株式会社の所長を務め、コスト削減や、仕入れの専門家としてご活躍。そして、テレビコメンテーターとしても、おなじみですよね。これまでに、未来の稼ぎ方、など、30冊以上の本を執筆されています。」

篠田「すごい、ちょっと情報が多すぎて、わかんないんですけど」

坂口「どっからつっこんでいいのか、ね」

宇垣「難しい言葉がこんなに出てきたことないです」

篠田「そもそも、経営コンサルタントとか、サプライチェーンコンサルタントって名前があるんですけど、これってどういうお仕事なんですか?」

坂口「いま、目の前にペットボトルがあるんですけど、例えば100円で売られているとするじゃないですか。そしたら儲けって、3円か4円くらいなんですよ。製造してる側は。」

篠田「えー!少ない。」

坂口「製造の原価、コストを1円、2円抑えるだけで、これを1.5倍売るとか、2倍売るだけの効果が生じるんですよ。」

アポ「そこを縮めると。」

坂口「これ今、極限までやっていて。ブロー成形って方法でつくられてるんですけど、これが原材料が1キロあたり195円だから、これが何グラムでいくら、人件費はいくら、って全部積み上げていって計算するんですよ。ほんと、0.1円単位で、削るように。それを、一般の方々なかなかできないので、コンサルタントとして入って行ってお伝えするという仕事。と、もう一つは、そもそも安く作ってくれる仕入先を探す、という。ただし、その仕事って、かなり買い叩きみたいなことになってしまって、なので、僕はやってないです。できれば、土台づくりというか、それを会社員の人に植え付けるほうが、性に合ってるかな、と。」

篠田「でも、難しいですよね。計算とかできないですけど。どうやって詰めるんですか?」

坂口「詰めるって例えば、設備があるとするじゃないですか、設備があって、2000万の設備だと。その2000万の設備は12年間使えますと。で12で割って、さらに1年間あたり何ショットあるはずだ、と。割り算をどんどんしていって、稼働率とかをどんどん計算していくと、おそらく、一個作るのに0.5円であろう、というのが出てくるんです。」

篠田「想定で。」

坂口「想定で、概ね当たってくるんですよね。全部突き詰めて。まぁ、そういう仕事をやってる人たちがいるので、安く買えたりだとか、全く同じ性能であっても、年々リーズナブルになっていったりとか。」

◆業績が失敗するとか、お金がどんどん逃げていく人の特徴って一個あるんですよ。

宇垣「そうやって考えてみると、全部ね、そうやって回ってるんですね。」

アポ「お金の話だと、感心しますよね。」

宇垣「貯金大好き!」

篠田「貯金はどうなんですか?」

坂口「貯金は、いいですよ。貯金っていうのは正確には、ゆうちょ銀行に入れることを指しますから。まぁ、預金、といえば。」

宇垣「あ、預金ですね」

坂口「こういうの一個一個指摘していったら、基本、人から嫌われるんですけどね!」

アポ「わはは!」

篠田「それこそ、アポロンの占いでは、2019年は預金?をしていったほうがいいって話だったんですけど。預貯金はしたほうがいいんですか?」

坂口「まぁ2020年以降どうなるかわからないので、絶対やっておいたほうがいいとは思いますよ。」

篠田「そういう意味ね!」

宇垣「2020年を皮切りに、ガラッと」

坂口「変わる可能性はありますよ。特に日本人って、ある程度の安定、安心がないと実力を発揮できない人っているでしょ。ある然るべき額の金額は、預貯金、としておいたほうが。」

篠田「例えばですけど、どういう人がお金貯めれるんですか?」

坂口「あのですね、僕コンサルタントやってるじゃないですか。そしたら、役員とか社長のひとと会う機会が多いんですけど、業績が失敗するとか、お金がどんどん逃げていく人の特徴って一個あるんですよ。何かっていうと、自分があんまりよくない状況を説明した後に、ニヤッ、って笑うんですよ。」

宇垣「え、なんで」

坂口「なんでかっていうと、僕の予想ですけど、笑うっていうのは、子どもの笑みっていうのは、自分のせいじゃないから助けてよ、っていうサインだと思うんですよね。」

篠田「あー」

坂口「こういう経済状況だから、こういう困ったことが起きた、だから自分は苦しいんだ、って言い逃れが、笑みになっちゃうと思うんですよね。で、そこで今のご質問の、どうやったらお金が貯まるかというと、やっぱり、言い訳せずに、お金を貯める目的を明確に持ってる人、だと思います。絶対必要だ、ってのがないと、湧き上がってこないでしょ」

◆ご自身の年収を10で割り、それに年齢を掛け算すると、預貯金優等生というのがわかるんですよ。

宇垣「たしかに、なんとなく貯金しようだと難しくて、一ヶ月に1万円絶対貯金しようと思ったら、それこそお菓子カットしたり」

坂口「その貯めた一万円で将来何をしたいか、というのが明確だったら、よりいいですよね。」

篠田「旅行に行くための貯金とか、そういうことですよね。」

坂口「フェラーリ買うでも、なんでもいいと思うんですけど。目的が明確なこと。言い訳せず。こういう状況だからとか。家族が浪費家だからとか。そういう言い訳はいくらでもできるわけですが、そうではなく、これは絶対に必要だ、と言えなければいけない。それで、よく言われる指標が、一番ダメなのは預貯金額0円じゃないですか、優等生はどれくらいかというと、ご自身の年収を10で割り、それに年齢を掛け算すると、預貯金優等生というのがわかるんですよ。」

宇垣「そんなの無理だよ!!!」

坂口「年収500万の人がいます。50万かける30歳で、1500万。これが優等生。」

宇垣「います?そんな人?!」

坂口「いますいます」

アポ「年収500万の人の1500万は、人生楽しめてないですよね」

坂口「それを額としてはベストなひとつの目安と考えて、0なのか、1500万なのか。それと、いま楽しめてないんじゃないかって話だったんで、どこを自分の目標値とするのか、というとこですね。 でもこれなかなかよくできた計算式で、1000万で定年迎えた60歳の人がいるとするじゃないですか。100万円かける60で、6000万。よくマネー雑誌で言われる、安定したお金の額で。」

◆宇垣「でも、お金使うのって楽しいんだよなー」

篠田「やっぱりそれだけあったほうがいいんですか」

坂口「ファイナンシャルプランナーの方によっては2、3千万円って言う人もいれば、一億っていう人もいて」

宇垣「振り幅、そんなに」

篠田「生活のレベルにもよりますもんね。」

坂口「将来何したいか、でも決まりますから。」

アポ「今日ちょうど日本リアライズの社長さんこられてて、ものすごい頷いてましたね」

篠田「元気な時とかあるときに、貯金とか考えていかないと、結果、なくなったり、老後になってから考えても、ちょっと厳しいじゃないですか。」

坂口「かつね、30歳で1500万あれば、2、3年は万が一のことがあっても、生活はできる、という。」

宇垣「でも、お金使うのって楽しいんだよなー」

篠田「そうなんだよね。貯金も好きだけど、浪費も好きっていう。」

宇垣「大好き!」

篠田「浪費しないと、回らないですもんね」

坂口「そうなんですよ。そこが難しいところで。」

篠田「どっちかといったら、浪費してほしい側ですか?」

坂口「はい、実際は。お客さん相手に商売やってますからね、もう、それは。」

篠田「経済回らないですからね」

◆鉄則があって。効果がわかるものは節約したほうがいいんですね。効果がわからないものは、使ったほうがいい。

アポ「一番稼いでないみたいなそぶりですけど、あなたですよ! 使わないといけないのは!」

篠田「使うの好きですよ。」

宇垣「使うの大好き!」

篠田「自分たちの旅行とか勉強のために使うのは好きです。生きるお金。無駄なお金は使いたくないんですけど、生きるお金はすごい使っていいと思ってる。」

宇垣「150円で買えるものに200円だすのは嫌だけど、旅行に15万円のプランと20万円のプランあるなら、じゃあ20万円のプランで行こう、ってなる。」

坂口「鉄則があって。効果がわかるものは節約したほうがいいんですね。効果がわからないものは、使ったほうがいい。どんどん。わからない以上は、考えても仕方ないので。それはもしかしたら旅行かも。教育って、まさにそうですよね。計量的な効果なんてわからないので。それケチっててもどうしようもない。ただ、全くおなじもので、隣の店で150円のが100円で売ってたら、それは100円のを買いましょうという」

ここで坂口さんの選曲。グッドライフにちなんで、毎日は素晴らしい、と歌う、SMASHING PUMPKINSで、TODAY。

◆支出金額が大きいやつから節約していかないと、全く意味ないよ、って当然のことを言ってるんですね。

篠田「まだまだ生活のこと聞きたいんですけど。家計が健全なのか不健全なのか、真面目な質問になっちゃいますけど、家計って難しくないですか。」

宇垣「難しいです」

篠田「去年、やっと、保険に入ったんですよ。あんまりわかってなくて。なにに入っていいかわからずに、ずーっときちゃって。そろそろ入ろうという段階で入ったんですけど。」

坂口「返礼率どれくらいのやつですか?」

篠田「なんか5年払いで終わりのやつです」

坂口「あ、掛け捨てのやつだ。いろいろ、難しくはないと思うんです。」

アポ「なにがいいのか、全然わからないですよ」

坂口「まず、思うのが、ABC分析って言うんですけど、日本語で言うと、重み付け分析って呼ばれるもので。簡単に言うと、支出金額が大きいやつから節約していかないと、全く意味ないよ、って当然のことを言ってるんですね。」

アポ「なるほど、わかりやすい」

坂口「日本だと、家賃があって、食費があって、自動車乗ってれば、自動車代があって。保険とか。あとは、お子さんがいらっしゃれば教育費とかになるんですけど。大きいところからっていうと、家賃とか食費になりますよ。それは。だから、一手間かけるかどうかなんですけど。これ、だいたい自分たちと同じ年収の日本人がどれくらい使っているかって、データ出てるんですよ。一手間かけるだけで、自分がずれてるのかかけすぎなのか、すぐにわかりますから。」

アポ「そのアプリ出してくださいよ!」

坂口「ネットですぐ見られるようになってます。」

アポ「えー!」

宇垣「年収いくらくらいの人の、平均的な支出っていうのをパーっとみて。」

◆宇垣「エンゲル計数がおかしいことになっています。」

アポ「篠田さんは、なにが一番、お金をかけてるやつに感じてますか。」

篠田「私は食費ですね。完全に。」

アポ「あー、食費か。ウガちゃんはどうですか。」

宇垣「エンゲル計数がおかしいことになっています。ひたすら食費にかけてます。」

篠田「けっこう女子は食費か、モノ。服とか。」

宇垣「服とか、化粧品とか」

篠田「美容とか」

坂口「でも、服にかけるお金って、この20年間、日本人は一定して下がり続けてるんですよ。」

篠田「でも、そうですよね。昔って、ブランドで高いもの買ってたけど、今は安くて、なんでも着られればいいやって感覚も、もちろん増えたという」

坂口「この20年間で衣類の市場って2/3になってるんですけど、出荷される量は倍になってるんです。」

宇垣「一個一個が安くなっている。どうせ買うならね、ちゃんと安いものを買いたいというか。」

◆全国で平均でいうと、交渉する人ってわずか一割しかいないんですよ。家電量販店で

アポ「関西人! 坂口さんって関西人でしたっけ?」

坂口「佐賀ですけど、関西ながく住んでいます。」

アポ「関西のイメージがあったんですよ」

坂口「住んでました。10年くらい。」

篠田「関西ってまた違いますか、感覚。私、福岡なんですけど、お金に厳しいというか、ちゃんとしてるイメージあります。」

坂口「あの、仕事で見積書出すじゃないですか。やっぱり大阪の人厳しいんですよ。」

篠田「一円単位で」

坂口「決まったかと思ったら、最後、桁の最後赤ペンで消されて、よろしく、みたいな。」

篠田「やっぱりあるんですね。」

宇垣「親と一緒に家電とか買いに行って、値切ってないの見たことないです。」

坂口「マジすか」

宇垣「そんな大阪のおばちゃんって感じでもないんですけど。もうちょっと安くなる….よね?って。」

アポ「可愛らしさ出してますね!これって関西だけなんですか?」

坂口「ちなみに、全国で平均でいうと、交渉する人ってわずか一割しかいないんですよ。家電量販店で。」

宇垣「え!そうなんですか」

篠田「そもそも、家電量販店でできるって思ってないですもん。」

アポ「え!できますよ!」

宇垣「え!関西人!(3人手をあげる)」

アポ「できますよ! 絶対しますよ!」

◆水曜と木曜が量販店一番お客さんすくないんですよ。そこでガチな話をきいて、土日で競合他店と価格で争ってるときに、買う

坂口「これ、全国平均しかでてないんですけど、関西の比率高いんですよ。」

宇垣「値切りはするもんでしょ!絶対」

アポ「あっちの、ヤマダ電機安かったよ。って」

宇垣「チラシ持って行って。こっちのほうがこれだけ安いんですけど、って。じゃあなにがつくんですか?って。」

篠田「例えば、書いてある値段にペケつけて、3万円が2万円になってたら、もう安くなってる、から。」

宇垣「ダメですよ!」

アポ「これ、なにが正しいんですか結局!量販店、東京でもやれるんですか?」

坂口「やれますやれます。右の腰に他店の価格調べた情報端末もってる人、必ずいますから。それを出してもらって。それとコツが、水曜と木曜が量販店一番お客さんすくないんですよ。そこでガチな話をきいて、土日で競合他店と価格で争ってるときに、買うと。」

アポ「東京そんな、やらないんですね。全国やってるもんだと思ってた!」

宇垣「ちょっとびっくりした私も!」

アポ「びっくりしますよね!言うのが当たり前と思ってましたもんね。」

宇垣「交渉しに行く場所ですよね。それをしないなら、ネットで買えばいいじゃん、って思うんですよ。」

篠田「フリーマーケットなら値引きするんですよ。フリーマーケットなら、値段があってないようなものだから。私はそれに対しては、もうちょっと安くできるけど、なんだろうな、商品はもう決められた値段があって」

宇垣「さすがに私もドラッグストアとかでは値引きはしませんけど。大きいものになってくると。家電とかだと、特に。」

坂口「かつ、チラシに書いてますからね。他店より一円でも高かったら教えてくださいって。」

宇垣「書いてる!だから、絶対調べて行く!」

アポ「関東でも書いてますよね?」

坂口「書いてます!」

篠田「じゃあ今度やってみます。家電の値引き。」

宇垣さんが述べていた、預貯金の重要性と浪費が内包する楽しさの葛藤は、すごく身にしみて共感できる感覚だ。資本主義の誕生の起爆剤には貴族の贅沢があるとしたゾンバルトの恋愛と贅沢と資本主義にも思いを馳せながら聞いた。

効果がわからないものには、ケチらず散財すると。支出の多いところから削っていく。常に頭の片隅においておきたい考えだ。

そんなわけで、来週も坂口孝則さん登場。

どんな話が聞けるのか。

lab@tbs.co.jpで番組への感想も受け付けている。

番組の様子もアップされている。

【放送後記】# 19 ゲスト:坂口孝則さん

あぁ、グッドライフはいずこやら。

 

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