「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。
篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。
「ここはよりよい暮らしを追求するgood life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。
◆アポ「(宇垣さんの60年に一度の年は)59歳。」
アポ「ぼく自慢していいですか。ぼく、今年のラッキーなひとで、篠田麻里子さんもいったけど、竹内結子さんも言ったの覚えてます?」
篠田「言ったっけ?」
アポ「覚えといてくださいよ!竹内結子さんめっちゃ運気よくて、結婚されて」
篠田「言ってた気もする。」
アポ「竹内結子さんはまったくあったことがないんで、誕生日の情報だけなんですけどね。」
篠田「誕生日の情報でわかるってそれもすごいけどね。じゃあウガちゃんは?」
宇垣「私の60年に一度はいつなんですか?誕生日は、1991年の4月16日です。」
篠田「あと一ヶ月後だね」
宇垣「はい、28歳です。」
アポ「(60年に一度の年は)59歳。」
宇垣「ワットドゥユーミーン?! そんな先まで待たないといけないの?」
アポ「60年に一度の年が、ってことですからね。今年に関しては、不安を取り除いていけばどんどんよくなるので」
宇垣「ここからあがり調子?59歳まで?」
アポ「それはいいきれないですけど! めっちゃテンションさがってるじゃないですか!」
今回のゲストはダイノジの大谷ノブ彦。
◆大谷「2002年のM1に至っては超すべってますからね。」
アポ「このラジオに来てくれて、嬉しいんですけど! 僕がテンションあがるやつで。いままで、ダイノジさんのラジオめちゃくちゃ行かせてもらってるんですよ。たぶん一番一緒に仕事している先輩です。」
大谷「アポロン好きです!」
アポ「僕の話はどうでもいいんですよ、大谷さんのプロフィールお願いします!」
宇垣「大谷ノブ彦さん。1972年生まれ、大分県出身です。中学時代に現在の相方である大池洋輔さんと出会い、1994年にコンビを結成、2002年にはM1の決勝に進出されました。音楽の知識も深く、2005年からDJをスタート。フェスの開催、音楽コラムの執筆など、幅広い分野で勢力的に活動されています。」
大谷「すません、なんか、俺なんかの」
アポ「みんな言いますけど、こう読まれると恐縮するという!」
大谷「2002年のM1に至っては超すべってますからね。」
篠田「わはっはは」
大谷「すごく緊張して」
篠田「やっぱり緊張しますか?」
大谷「僕、生まれてはじめてネタ飛んだのあの日で。」
篠田「ネタ飛ぶってすごい恐怖ですね。」
大谷「飛んだし、練習してたネタじゃない営業ネタやっちゃった んですよ。」
アポ「えー、すごい」
大谷「僕、自分が超小さい人間だって、あそこでわかりましたね。」
アポ「相方さんもうまくフォローして? 」
大谷「ふたりともあわあわして。」
篠田「二人して違うネタやってるってことですもんね?」
アポ「いや、それは二人で違う歌歌ってるみたいなことで!それはやばい」
◆大谷「たけしさんなにがすごいかって、そういうのが論理的にないってことを、構築してしゃべれる力と、催眠術すぐひっかかる自分が、両方あるんですって。」
大谷「2002年は割と深夜番組とかそういうの出倒してたんですよ。で、それでM1で滑ってから、2003年は全部干されて。それで、僕、アポロンと出会う前は占いはゲッターズの飯田さんにやってもらって。飯田さんもともと芸人なんですよ。」
アポ「名古屋芸人から東京来たんでしたっけ」
大谷「そう。それで、ちっちゃいライブハウスとかでよく一緒になってて。占い師になったっていうの聞いて、僕は最初割と、そういうの信じてない、くらいのタイプの人間だったんですよね。あと、こんな話してもいいのか」
篠田「いいですよ」
大谷「オーラが見えるみたいな人が現れて。最初半分笑いながらみてて。で、スポーツ選手とかも、めっちゃ見てると。誰が一番スポーツ選手ですごいオーラなんですか、って聞いたら、新庄さんです、って。それはそうだろうな、って。で、芸人さんなら誰ですか、ってきくと、たけしさんって言うんですね。そりゃそうやろうな、と半笑いで聞いてたらその人が、たけしさんなにがすごいかって、そういうのが論理的にないってことを、構築してしゃべれる力と、催眠術すぐひっかかる自分が、両方あるんですって。催眠術すぐひっかかる人って、自分ができるってときにできるんですって。」
篠田「暗示かけられるということですか」
大谷「で、すぐれたタレントは両方あるんだと。あなたは、こっちでしかないから」
宇垣「自分には暗示をかけられない」
大谷「そう、それで自我ばかりを押し付けてくるから、だから大成してないんだ、 みたいなことをいわれて。そういうことか!となった時にたまたま飯田くんと再会したら、占いやってるって言うんで、占い信じてみよう、言われたこと全部やろう、って思って。そん時に緑も財布持った方がいい、こういうことやったほうがいいとか言われて、そしたら5年後に、下半期で5つ司会が決まりますって言われて。結論から言うと、ほんとにそういう方向に行って。あとで飯田くんに聞いたら、それは脳みそがそういう風に動いたんだと。信じたから、準備しはじめて、そうやったっていう。それで、アポロンと出会った時に、アポロンが言ってることおもしろいな、っておもって、会いたいから、自分も番組呼んで。」
アポ「ありがたいんです、めちゃくちゃいろんなラジオ呼んでいただいて。」
大谷「だから、一年必ず、アポロンにみてもらうところからはじめて。去年はしんどかったですね」
アポ「という星やったんで、しょうがなかったですけど、こっから上がっていくので」
大谷「誕生日から、頑張れるって言ってるんで、一年辛かったんで、がんばります」
篠田「それこそ、アポロンの占いもすごい当たるしね。」
アポ「いやいや、本当に思ってますか!」
宇垣「思ってます思ってます」
アポ「首傾げながら!」
◆大谷「だから、僕、漫才とかやってますけど、全てのお笑いってリズム芸だと思うんですよ。」
篠田「お笑いライブでも一緒にやられたりするんですか?」
大谷「僕らがやってるやつに出てもらいますね。それで、全員占ってもらって。キャッキャキャッキャ言いながら。好きですね。怪談話とかも僕は、そういう感じで好きですね。」
篠田「怪談話?」
大谷「怪談話も僕、しゃべんのすごい得意なんですよ。」
宇垣「うまそう! お声の感じがもう」
大谷「僕、嵐に会ったのも、怪談話の時しかないですから。嵐の前で怪談話4回くらいやってるんですよ。バラエティの現場で全く会ってないという」
アポ「すげぇ、それはそれで」
篠田「それは、実体験も含めてですか?」
大谷「実体験はほとんどないんですよ。人から聞いた話をただしゃべるだけなんですよ。そしたらなんか、褒めてくださる人がいて。俺そうなんだ、って。だから、僕、漫才とかやってますけど、全てのお笑いってリズム芸だと思うんですよ。」
宇垣「会話のリズム」
大谷「会話のリズムで。しかもその人の声に合ってるとか。僕が90年代の時にお笑いはじめた時は、浜田さんがすごくて。ツッコミの人って声高い人がウケてたんですよね。で、僕も相方も二人とも低いんで、真似しても全然ウケないんですよ。で、海外の通販の吹き替えみたいなネタやった時に、低い声だから、それがドンピシャはまったんですよ。それで、あ、声で全部チューニング変えて、ネタ作ったらいいんだ、みたいな。じゃあ、自分にあってるものってなんなのか、みたいな。そうやってリズムで作り出したら、気持ちよくて、怪談話って、例えばですね、いきなり音をパッと大きく出したら、ビクっとなるじゃないですか、そうすると人って集中し始めるんですよね。稲川さんもそうなんですけど、ちょっと滑舌悪いくらい速く喋ると、聞き取ろうと、話の中にどんどんはいっていくんですよ。で、スピードめっちゃ速くして、最後のオチだけ、ゆっくり言うと、ドーンって絶対怖がるんですよ。」
宇垣「勉強になった!」
大谷「だから、滑舌悪いのって、いいことで。」
宇垣「でも、速度とかは絶対ありますよね。ゆっくりしゃべったほうがいい時とか、畳み掛けるように喋ったほうがいい時とか。」
大谷「そうですね、リズムが大事ですね。」
◆大谷「DJは僕、日本で、フェスなら一番呼ばれてると思います。でも、アメトークのフェス芸人は呼ばれませんでした。」
アポ「リズムで言ったら今、音楽めちゃくちゃ絡んでますもんね。」
大谷「そうですね、DJは僕、日本で、フェスなら一番呼ばれてると思います。でも、アメトークのフェス芸人は呼ばれませんでした。」
宇垣「なんでなーん!」
大谷「そこなんですよ! 嫌われちゃってて」
篠田「ガチすぎるじゃないですか!」
大谷「急に空気止めてしゃべっちゃうから。ま、でもDJって言ってもたいしたことなくて、本当のDJの方にはとても足元及ばなくて、宴会芸みたいな。相方がエアギターの世界チャンピオンですけど、DJからなんですよ。最初DJで、それで僕一人でやっても勝てないから、大池さんに前立ってもらって、エアギターとか、踊ってもらったりして。で、ダンスもぼくふりつけ自分でやるんですけど、全然、単純にシンプルにつくっちゃうんで。まぁ、みんな真似しやすいんで。それで、総合エンターテインメントみたいな。」
篠田「めちゃくちゃおもしろそうですね」
アポ「フェス、ご本人のアレもありますよね。 」
大谷「バンドが好きで。バンドマンとか好きで。音楽全般好きですけど。」
◆篠田「私、断然、T-BOLAN派なんで。世代でもないけど。最初はあの、失礼な話、GLAYだと思って聴いてましたから。」
篠田「いまおすすめのバンドとかあります?」
大谷「いまですか? あー、めっちゃいろいろいますけど。若手ですか?」
篠田「若手でも。ウガちゃんもロックすごく好きで。」
宇垣「私、邦ロックがすごく好きで。」
大谷「あ、そうですか」
篠田「私、断然、T-BOLAN派なんで。」
大谷「T-BOLAN、あのT-BOLANですか!?」
篠田「森友さん大好きなんで!」
大谷「そうなんですか!おもしろい。」
アポ「世代でもないし」
篠田「世代でもないけど。最初はあの、失礼な話、GLAYだと思って聴いてましたから。」
大谷「邦楽のロックだと、バックドロップシンデレラってバンド知ってますか?」
篠田「知らないです」
大谷「けっこうライブハウスとかで活躍してるバンドなんですけど、これちょっと面白くて、今を象徴してるのが、O-EAST ってライブハウスなんですけど、そこ売り切れなかった んですね、ワンマンで。でも、すげぇいいライブしてたんでイベンターの人が、Zepp Tokyoでやろうって言ったんですよ。」
宇垣「もっと大きいのに」
大谷「そう、そんなの大丈夫ですか、って、売り切れてないのに。そのバックドロップシンデレラってバンド、フェス出して、って曲があるくらい、フェスに対する憧れが凄かったんですよ。片思いしてて。それで、みんな説得して無理やりやらせたらですね、あの、先行で1500枚売れたんですよ。800枚売れなかったのに。挑戦したからです。」
宇垣「やっぱ、そのサイズだからこそ観たいっていうのもあるかもしれないですしね。」
大谷「そうですね、全国から集まってくるんですよ。それって、超今っぽいなと。で、それをもとに、色んな大型フェス決まって。夏も、すごいでかいフェス決まってるんですよ。」
篠田「それ、人生にも例えられますよね。ちょこちょこやるよりも、ドカンと、リスクを負うじゃないですけど。リスクを負わずして成功なしだと思ってるんで、私も。」
大谷「そうですね、高い目標を賭けたものに対して、みんなベットするみたいな。すごく今っぽいなと思って。いろいろいいバンドとか、言ってくれれば紹介するので。」
◆大谷「でも、DJはじめたときは、芸人からもDJからも悪口言われましたね。隣の楽屋で嫌味とか言われて。でも、今すごいありがたいですね。言ってくれた人とか。」
篠田「それこそ、ウガちゃんも、独立、というか、挑戦する」
宇垣「やめるんです、TBSを。やめるんですけど、続く仕事もありますけど。会社員は辞めてみようかなと」
アポ「会社員っていう会社員ですかね」
宇垣「いままで会社員だったんですよ。それが逆にウケません?」
アポ「わはは! いや、わかんないですけどね」
篠田「会社員の感じわかんないもんね、この3人。」
宇垣「一番、でも、会社員ぽくなかった会社員だったんで。やりたい放題だったんで。」
篠田「うははは、自由な会社員ってあんの」
宇垣「ここからもっとやりたい放題やりたいと思います」
アポ「いや、確かに確かに! 」
大谷「肩書きなくなると、いいですよね」
宇垣「そう、なんにでもなれるから」
篠田「なんにでも挑戦できる」
大谷「でも、DJはじめたときは、芸人からもDJからも悪口言われましたね。隣の楽屋で嫌味とか言われて。でも、今すごいありがたいですね。言ってくれた人とか。」
アポ「僕もそうでしたよ。なんでお笑いやらずに占いしてんの、そんなんじゃなににもならんよ、ってことを、言われてきた世代ですよね。今は、新しいことするんだ、ってストンと入るけど。けっこう厳しい時期ありましたよ。」
大谷「僕、けっこう最初くらいでした」
アポ「だから今も続けてやっていけてるってのはありますよね。」
大谷「でも、それは今はありがたいですね。言われたのがあったから、とか、適当に編集するでしょ自分で。」
ブレイク。大谷ノブ彦の選曲。
MIKAのWe are golden。MIKAは小さいときすごくいじめられ、ゲイで、マイノリティとして苦しんできたという。彼の、We are golden という曲、苦しい思いをしてきたのだから主語が Iでもいいところを、Weにしているのにグッとくるとか。
クイーンもWe are the champion にしているように、みんな、っていうところがいい。
この曲聴くと、勇気をもらう、大好きな曲だという。
◆大谷「でも、俺今、別居してるんですよね。」
篠田「さぁ、今週はダイノジのオオタマ ノブ彦さんに・・・」
宇垣「誰だ誰だ!」
アポ「わはっは!
篠田「あ、ええと、オオトモ ノブ彦さんに・・・」
アポ「何回間違えるんすか! 」
篠田「大谷 ノブ彦さんに、ゲストに来てもらってます!」
大谷「どうも、オオタマ ノブ彦です! 」
篠田「たまに漢字読めないんすよ」
宇垣「あるある」
篠田「大谷さんは、実はパパでもあるんですよ。 」
アポ「何歳でしたっけ?」
大谷「12歳ですね。」
宇垣「大きいですね!」
大谷「中1に、今年の4月からなるんですけど。」
篠田「ちょうど反抗期、なるくらいかな」
アポ「男の子です?」
大谷「はい」
アポ「じゃあもうちょっとちゃいます。中二とかに。」
大谷「でも、俺今、別居してるんですよね。」
篠田「それはなんで?」
大谷「毎日ケンカすごいしてて。別居してからカミさんとも仲良くなったんで。」
宇垣「ほどよい距離感が」
大谷「ないとダメっすねー、自分にとってはそれがちょうどいいというか。いろんな形があっていいなって思うし。会うと声変わりしてたりして、すごい面白いですね。」
アポ「そうか、そうか」
大谷「息子ゲームめっちゃやって、僕全然できないんで、めっちゃ教えてもらえるんで。」
篠田「友達みたいな感じだ」
アポ「どんなゲームですか?」
大谷「スマホのゲームとか。あと、自分が感銘を受けた映画とか、一生懸命教えると、その場では興味なさそうなんですけど、あとで絶対見てくれてる。」
アポ「優しい」
宇垣「かわいい」
篠田「いい距離感なんですね。」
◆大谷「(バイキンマンは)いや、だってあんだけのメカ作るんだから、技術者としてすごいでしょ、みたいな。」
大谷「すごくそうですね。芸人さんのこととかも、すごいききますね。Youtuberがすごい好きだって言って」
宇垣「そうか、最近の子は」
大谷「なにがいいの、って言ったら、お父さんみたら、吉本の芸人さんにみんな気使ってるじゃんって」
アポ「Youtuberはそういうのないとでも思ってるんですかね」
宇垣「たしかに比較的上下関係はないですね」
篠田「まぁ、個人、個人のものだもんね。」
アポ「そんなん子どもながらに感じて、みんなYoutubeみてるんすか! それはそれですごいですね。」
大谷「それはすごい衝撃だったっていうか」
篠田「でも息子さんのその感覚すごいですね。」
大谷「すごいドキッとすること言われて。なんか、小ちゃい時に、テレビとかでも言ったんですけど、アンパンマン好きだって言って、でもバイキンマンがとにかく好きだって言って。バイキンマンをとにかく集めてくれって。それ言ってて、またしばらくして、大きくなって一緒にお風呂とか行った時に、あんなん言ってたぞちいさい時に、って言ったら、いや、だってあんだけのメカ作るんだから、技術者としてすごいでしょ、みたいな。」
宇垣「目線がカッコいいな!」
アポ「賢いな」
大谷「それは、なんか笑っちゃうけど、いいじゃん、って。」
篠田「大物感ありますね。」
大谷「別に、勉強は本当にできない子なんですけど、めっちゃ僕面白いですね、話してて」
篠田「観点が違いますね。」
大谷「それはすごい僕、好きですね」
◆大谷「僕、さだまさしさん大好きなんですけど、さださんからいただいた言葉で「惜しまない」ってのがあって。とにかくエネルギー全部出せ、みたいな。それは、一回子どもに戻ったほうがいいんだろうな、って。」
篠田「やはり子どもがいると、膨らみますよね。なんか、去年は、遊園地を舞台に。」
大谷「はい、子どもが踊るみたいな、子どもディスコってのやってるんですよ。面白いすよね、子どもね。別にいい話に落としこもうとしてるわけじゃなくて。踊る子どもと、全然踊らない子どもいるのが、めっちゃおもしろいですね。」
アポ「NHKのあれみたいですね、お母さんと一緒で、ぼーっとしてる子もいれば、ジャンプしてる子もいて。」
大谷「全部違うのめっちゃいいなって思って。気使わないのめっちゃいいなって。」
篠田「これ、始めようとしたきっかけっていうのは?」
大谷「これ実は、うちのDJを好きな方で保育士の方がいて、保育園にきてほしいって言われて。最初は、好感度上がるんじゃないかくらいのノリで行ったら、子どもが、エネルギー半端なくて。」
宇垣「そうですよねぇ」
大谷「それで終わったら、手書きで作ったメダルみたいのかけてくれちゃって。感動しちゃって、おっさん二人が。これ作ってる過程とか思ったら、ジーンときちゃって。じゃあこれやろうぜって。全然お金にはならないけど、いいや、って。子どもやっぱおもしろいですね。」
宇垣「子どもって、エネルギーが切れる瞬間まで動くじゃないですか。あれ、最高ですよね。」
大谷「調整しないんですよね、自分で。ペース配分しないから。」
篠田「全部全力ですもんね。そういうとこら見習わなきゃなって思うこと凄いありますもん。大人になると、セーブしちゃうから。」
大谷「僕、さだまさしさん大好きなんですけど、さださんからいただいた言葉で「惜しまない」ってのがあって。とにかくエネルギー全部出せ、みたいな。それは、一回子どもに戻ったほうがいいんだろうな、って。」
宇垣「惜しまない。」
大谷「惜しまないほうが、結果、いいことが多いですね。」
篠田「じゃあ子どもたちに教わったのは、惜しまないこと」
大谷「おっしゃる通りで。惜しまないこと。」
というわけで、続きはまた後編に。
◆感想
ロジカルで冷静な自分を持っていながら、自分に暗示をかけられるかどうかが、格の違いを生むのだという話は、なるほどな!と思った。自分にかけた呪いとしての夢や目標、それを推進力にしてのブレイクスルーというのはあるだろうし。また、あえて無理なことに挑戦することで、前に進めるのだというのは、さだまさしのいう通り「全部出せ」ということが大切なのだろう。全部出すと、自分の底を知る。それが怖くてできない。しかし、その底の浅さを知り、その冷たい地面に打ち付けられ、そこではじめてスタートラインに立てるみたいなことはありますね、何事も。
また、アフタートークで「音楽って世代とか関係ない、昔のいいものがふっと入ってくる瞬間はラジオからが多い」と篠田麻里子が述べていたのが印象に残っている。本当にその通りだと思う。世代や流行は、メディアに作り出された幻想。いいものはいい、ステキなものはステキだ、そう心が感じるならば。
次回はどんな内容かね。後編。
番組は感想も受け付けている。
lab@tbs.co.jp
あぁ、グッドライフを送りたい。
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