広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録あらすじ —第1週 「なつよ、ここが十勝だ!」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

◆第1週「なつよ、ここが十勝だ!」

◾第1話

冒頭、18歳の設定の、広瀬すず演じる、この物語の主人公、奥原なつが登場。草原で、絵を描いている。そこへ、「ノブさん」とやらがあらわれる…


スピッツの手がけた主題歌と、アニメで展開されるオープニングが、朝ドラの新機軸をかんじさせる。

そして、時空は遡り、昭和21年6月。9歳のなつ。

「東京は焼け野原だけど、ここは本当の野原だ」と、戦争を経て、亡くなった戦友の娘であるなつを連れて十勝に帰ってきた藤木直人演じる男、柴田が言う。

そのへんのたんぽぽを食う、9歳の頃のなつ。ワイルド!しばた牧場 戦後 in 十勝にやってきたわけだ。

オーセンティックな北海道なまりの松嶋菜々子がグッジョブ。藤木直人の役の妻役だ。

そして、しばた牧場の主としてあらわれる、草刈正雄の威厳、貫禄。これからたっぷり、なつは鍛えられていくのだろう。

第1話は、なつが、しばた牧場にやってくるまでのお話。

そのしばた牧場、陸別町にあるのだとか。
「人口よりも、牛の数が多い十勝で、昨年6月に撮影」したという。

物語全体のナレーションは、内村光良。ウッチャンだ。

◾第2話

「なつは戦争で父親と母親を亡くし、孤児となりました。ある日、父の戦友だった人に、北海道の十勝へ、連れてこられました。そこで会ったのは、北の大地で暮らす、開拓者の家族でした。

「食料難の東京ではみたこともないような、ご馳走の山でした」

とウッチャンのナレーションがかまされ、十勝フードがたくさん映る。

そして、
第1週、「なつよ、ここが十勝だ」の第2話、スピッツの曲とともにスタート!


きつねとバンビとこぐまとリスが女の子と一緒に走ってるアニメにのせて曲が流れる。

しぼりたての牛乳を飲んで感動するなつ。

東京では、さつまいもばっかり食べてた、という。

仲良く家族になじむところが、草刈正雄だけ、厳しさを露わにする。

草刈正雄からの圧も感じつつ、ただ居候することに、自分を許せず、私をここで働かせてください、と申し出るなつ。

ええ覚悟じゃ、それでこそ赤の他人じゃ。
明日から夜明けとともに起きて働け、と草刈正雄。

なつは、空襲のあと、子どもだけの力で生き延びてきたのだ。根性がすわってる。

翌朝。早朝。

寒い十勝の朝、牛舎。

乳牛たち登場。

そして、牛舎の男の一人として、音尾琢真登場。

迂闊に牛に近づくなつ。

あぶないべ!むやみに牛に近づいたらだめだ!

と注意される。

藤木直人演じる男は、無理しなくていいからね、というが

草刈正雄は、甘やかすな!と一喝。

厳しい十勝の牧場での労働に、草刈正雄のしごきに、果たしてなつは耐えられるのか?!

◾第3話

「なつが、北海道の酪農農家しばた家に来て、数日が経ちました。ここで働くと決めたなつは、一日も早く酪農の仕事を覚えようと、必死のなつでした。」

とウッチャンのナレーション

そこから、スピッツのテーマ曲、優しいあの子!


きつねとバンビとこぐまとリス
バンビが一番でかい

内村「朝は5時に始まります。牛たちに良い乳を出してもらおうと、飼料を与えます。
それから搾乳をします。なつはまだできません。」

牛舎で朝早くから奮闘するなつ。

内村「そして牛を放牧して新鮮な草を食べさせます。」

やたらと元気のいいなつ。活気がある。

内村「牛たちがでていくと、これからが大変です。牛たちの寝床をきれいにするのです。」

なかなかのハードワーキング。9歳なのに!

「学校にもやらず、こんなんでいいのか?」と疑問を投げかける、柴田家の妻、松島菜々子。

「自分を認めてもらおうと必死なんだよ、いまはやらせておこう 。いまは見守るしかない 」と柴田剛男(藤木直人)。

内村「それから、新しい寝藁を、牛舎に敷き詰めていきます。それから、やっと朝食です。食べている時のなつは、本当に幸せでした。」

監獄や収容所では、食事だけが楽しみになる、という話を思い出した。

内村「朝食が終わると、今度は、畑仕事がはじまります。柴田家では、酪農の傍、豆やじゃがいもを作っていました。おじいさんは絞った牛乳を収乳所まで馬車で運んでいきます。」

その場に受け入れてもらおうと、よく食べ、よく働くなつ。それは、この四月の時期、新入社員に求められる態度と重なる。

内村「それから、夕方にも、帰ってきた牛たちの乳を絞ります。」

なつは明るく振舞っているが、冷静に考えると相当に過酷な労働だ。

内村「その日は日曜日でした、牛にはもちろん、日曜日などありません」

日曜日も朝から搾乳する草刈正雄。それを見つめるなつ。

そして、 「おい、やってみろ」と仕事をまかせる草刈正雄。なつの献身的な態度が少し認められた!

厳しい態度だった草刈正雄だが、優しく、丁寧に、搾乳のコツをなつに教える。 彼の厳しさとは、本当に相手のことを考えての優しさの裏返しなわけだ。 カンフー映画の師弟関係ものにも通ずる。

そして、翌日、なつがいないことに気づく柴田家の面々。

内村「なつはその頃、荷馬車にいました。まるでどこかに売られていくように。なつよ、一体どこへ揺られていくのか」

まさかの人身売買?! どうなるのか。

◾第4話

「なつが連れてこられたのは、十勝一の繁華街、帯広の街でした。帯広にも闇市がありました。なつは少し、東京を懐かしく思ったようです。」

とウッチャンのナレーションがかまされ

そして、スピッツの、「優しいあの子」が流れる!


清涼感あふれる音! スピッツっていつまでもフレッシュですごい。バンビでかい。

会話しながら闇市を歩く二人。

柴田のじいさん「お前、東京で働いてたんか。なにしてたんや」

なつ「靴磨きです。」

靴磨きの回想映像が挟まれる

柴田のじいさん「東京で兄貴がいたんだってな。盗みでもしてたか」

なつ「盗みはしていません! 新聞を売ってました、それと、お兄さんは楽しい人なので」

なつの兄貴らしき人物が、おどけて踊って、オー、ジャパニーズチャップリン!と進駐軍に喜ばれる回想映像が挟まれる。

一方、なぜなつを連れてきたのか、自分の娘ゆみこに話す藤木直人。

立場が逆になっててもおかしくなかったのだよ、と。
熱く、なつを連れてきた意味を説く。

そして場面は変わり、十勝の羊羹の店へと入っていく、なつと草刈正雄演じる柴田のじいさん。

その店であらわれる、安田顕。

草刈正雄演じる柴田のじいさんの孫扱いを受けるなつ。

持ってきた牛乳で、安田顕がアイスクリームを作る。とてもおいしそうだ!

「俺たちはなんでも我慢せず言い合う。そうしなければ、開拓の辛さ、マイナス30度の辛さに耐えられなかった。言い合える相手がいるというのは、幸せなことじゃ」となつに語りかける草刈正雄演ずる柴田のじいさん。

羊羹屋で、柴田のじいさんと羊羹屋の女将が一見、喧嘩に見えるような言い合いをしている様子をみたなつが恐縮してしまっていたのを見てのフォロー発言。

「これは、お前が絞った牛乳からできてる。ちゃんと食え。ちゃんと働けば、必ずいつか、報われる日が来る。」

と、優しい眼差しで、なつに話す草刈正雄演じる柴田のじいさん。

「一番悪いのは、ひとがなんとかしてくれると思って生きることじゃ。 お前はここ数日、ほんとによく働いた。そのアイスクリームは、お前の力で得たものだ。お前なら大丈夫だ。だからもう、無理に笑うこともない。謝ることもない。堂々としてろ。堂々と、ここで生きろ」

草刈正雄演じる柴田のじいさんの言葉を受け、涙がなつの頬を伝う。

これは、泣ける。厳しさの果てに待っていた甘いアイスクリーム。優しく暖かい言葉。

内村「その日の夕空はとてもきれいでした。なつは、上野の闇市で、兄や妹と見てた空を思い出していたようです。なつよ、明日はきっと、もっといい日になるぞ」

さぁ、ここから、しばた家でのなつの十勝ライフが本格的に始まっていく!

◾第5話

ゆみこと一緒の部屋で寝るなつ。

これあげる、と服をなつにあげるゆみこ。

ゆみこも理解をして、なつを受け入れかけているようだ。

次の日、朝、牛舎に来たなつに「搾乳終わったら、今日は学校に行け」という柴田のじいさん

優しさ炸裂!

そして、スピッツの、優しいあの子!


バンビのおおきさにも慣れてきて、リスの小ささが気になってきた

いざ、学校へ。

「ゆみこちゃんも、一緒に乳搾りやんない?」
「なんで牛の乳搾りなんかやんないといけないのさ」

と、なつとゆみこの会話。

そして、落ち込んでる様子のてるお(柴田家の長男)。

「俺、まだ搾乳教わってない。」

なつに先を越された、と落ち込んでいた。

学校。藤木直人がなつについて、学校側に説明している。

学校の先生は「養子にするつもりですか」と尋ね、「いや、兄弟がいるようなので、籍は入れず、奥原なつ、の名前で」と。

それを受け入れる学校。

いろんな身の上の人がいた戦後だからか、今の日本にはない寛容さがあったのだなぁ。

学校でクラスメイトに、自分が浮浪児だったことを堂々と語るなつ。

それに対して「浮浪児とか、病気かもしれないぞ!」と騒ぐばか男子

「ばかなこと言うなよ」と諌める、頭の良さそうな男子生徒。

そいつは、絵を書いている。馬の絵。すごくうまい。

死んでしまった馬をかいてるという。

「でも、生きてるみたい!」となつ。

「絵では生きてるようにしなきゃだめだろ」と、印象的な発言。

これが、アニメと奥原なつとの出会いにつながっていくわけか。マガミチオとサイノシゲルの出会いを思わせる。

学校から帰り、「手紙とどいてないですか」となつ

そして「郵便ってどうやって出したらいいですか。家族に出したいんです。」と郵便配達の男にきく。郵便配達の男を演じるのは、戸次重幸。

ナックスがどんどん出演してうれしい!

手紙を出すのはお金がかかるから、申し訳なさそうに、手紙をだしていいですか、と懇願するなつに対し

「お金のことなど気にしないで、いくらでも手紙、だしなさい」

と柴田富士子(松嶋菜々子)。

流れる涙。

ひとりになり、久しぶりに、父からの手紙を開くなつ。

「なつよ、本当の家族が、恋しくなったのか」と、優しさあふれる声でウッチャンのナレーション。

果たして、なつの手紙は家族に届くのか!?

◾第6話

「お兄ちゃん、元気ですか。なつは元気です。なつは元気だけど、早くお兄ちゃんに会いたいです。孤児院の暮らしは大変だと思うけど、頑張って、早くなつを迎えに来てください。それから、お兄ちゃんにお願いがあります。ちはるのいるおじちゃんの家の住所、教えてください。ちはるはまだ手紙を読めないけど、手紙を書きたいです。お兄ちゃん、はやくまたちはると三人で暮らせることを、わたしは、、」

と、東京にいると思われる兄へ手紙を書くなつ。

そして、スピッツの優しいあの子!


いいオープニングだ

翌朝、早朝。

牛の出産シーンに立ち会うなつ。

マジで産まれてる。
ディスカバリーチャンネル然とした映像。

「乳も出して、子供もうんで、牛って大変だね。」とコメントするなつ。

「人間も一緒さ」

とその場にいる大人が答える。

場面は学校。 算数の授業。
となりの席の、絵が好きな男の子が気になりよそ見するなつ。当てられて、答えられず。
わはは、と教室に笑いが。

休み時間、「馬しか書かないの?」と話しかけるなつ。

「わたしのお父さんも、絵がうまかったの。お父さんの絵は、もう見られないから」と、なぜ絵に興味を持つのかの心情が語られる。

そして、窓から風が吹き、馬の絵を書いたノートかめくれる

「まるで馬が暴れてるみたい!」となつ。

これが、アニメーターへの道、まんが道ならぬアニメ道のはじまりか。

学校から帰り、

「はっきりしときたいけど、あんたここにいたいと本当に思ってる? そこがわかんかいと、どう優しくしていいかわかんないよ」とゆみこに詰められる。 ホームシック気味の態度が気に入らないという感じだ。

「それなら、優しくしなくていいよ、無理しないでね」となつ。

なんという!なつのほうが上だ。

「あの子、腹立つ! 」とゆみこ。

一方。薪割りをするてるお。それをみて、「薪割りやらせて」と、なつ。

「だめだ、これは俺の仕事、お前は乳搾りがあるだろ!」と怒るてるお。

てるおもてるおで、居場所を維持しようと必死なのだ。

「それから、何日経っても兄からの返事は来ませんでした。わたしは、おかしいと思うようになりました。兄は別れる時、わたしに手紙を書くといいました。嘘をつくような兄ではありません。兄から手紙がこなければ、妹の行方もわかりません。」

と広瀬すずの声で、なつの心の声。

広い十勝の空を眺め、立ち尽くす、なつ。

「わたしは考えていました。わたしが会いたいと書いたものだから、兄は、これ以上さびしがらせないように、わざと返事を書かないのではないかと..」

「わたしのことは心配しないで」と再度、兄に手紙を書くなつ。

そして真夜中。

さよなら、とつぶやき走りだすなつ。

「なつは突然、東京へ帰る決心をしたのです。なつよ、東京は遠いぞ。」

とウッチャンのナレーション。

真夜中走り出し、なつはいったいどうなってしまうのか!?

★今週のまとめ

奥原なつが戦後の荒れ果てた東京から、北海道十勝の酪農農家に来て、懸命に働き、新しい「家族」柴田家の主、草刈正雄演じるじいさんに認めてもらい、さぁ、学校に通い始める、というところまでの第1週。

音尾琢真、安田顕、戸次重幸と、北海道の人にとっては特別な、いまや全国の知名度のチームナックスの男たちがすでに3人も登場している。残る男たちも、どこで出てくるのか、楽しみだ。

登場人物たちの放つ北海道弁が、エモい。全国の北海道出身者がしみじみしながら観ているだろう。

広瀬すずは、まだ出ない。朝ドラの幼少期パートのもどかしさ。しかし、9歳のなつを演じる女の子、栗野咲莉も、ハキハキした元気さ健気さを体現していて良きかな。

来週は、「なつよ、夢の扉を開け」!
なつが成長し、広瀬すずがいよいよ本格的に出始めるか! 追っていきたい!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

映画、音楽、本のことを中心に、役に立つかどうか度外視して書きたいこと書こうと思っています。サブカルなイベントもよく行くので、そのレポートみたいなことも書くかもしれません。