「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。
篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。
「ここはよりよい暮らしを追求するgood life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。
今回のゲストはAKB48の横山由依と向井地美音。
たまたまTBSにいたため、遊びにくることになったという。
◆宇垣「一気に女子率があがると華やかですね。」
宇垣「一気に女子率があがると華やかですね。」
篠田「今日、明るいね、確かに」
宇垣「かつてない、平均年齢の低さですね」
アポ「確かに!」
篠田「メンバーでいうと、あっちゃん以来」
横山&向井地「光栄です、ありがとうございます。」
篠田「ちょうど話題のふたりですから。まずはご紹介お願いします。」
宇垣「横山由衣さんは、AKB48の2代目総監督。3/31に退任されました、今月から、向井地さんが、3代目の総監督に就任されました。」
アポ「どうですか?」
向井地「いやー、自分15期生でAKBに入らせていただいたんですけど、なんか、一期生の先輩篠田さんを目の前にして私総監督だなんて言っていいのか。」
篠田「いいよ!こんなに大きくなったんだな、って、うれしいですね。」
向井地「私、篠田さんとは在籍期間が2ヶ月くらいしか被っていなくて。」
篠田「そっか。私のこと覚えてないんじゃない?小ちゃかったしね。」
向井地「そんなことは!」
◆篠田「でも、大変だよねAKBの総監督って。私、キャプテンやったことあるけど、本当にやめたいと思ったもん。チームをまとめるのって、20人くらいでも、個性が強いんで」
篠田「でも、みんなの評判は聞いてますから。由衣ちゃんが認めるくらいのしっかりもので。AKBのことに関しても、AKB愛がある」
向井地「そうなんです、私、AKBの大ファンで、握手会や劇場公演にも見に行っていた身だったので。篠田さんのことは同じメンバーというよりは、芸能人、としてみていた期間のほうが全然長いので」
篠田「でも、大変だよねAKBの総監督って。私、キャプテンやったことあるけど、本当にやめたいと思ったもん。チームをまとめるのって、20人くらいでも、個性が強いんで」
宇垣「若い女の子ですしね。」
篠田「年頃だし。あんまり上から言ってもアレだし、わかるように言っても、まとまんないし。だから、逆に嫌われるくらいがちょうどいいって、思ったけど、やっぱ内心は嫌われたくないじゃん。」
向井地「でも、嫌われる勇気、という秋元さんの言葉を、横山さんにも伝えてもらって。」
篠田「でも、嫌われる勇気って言っても、美音も由衣ちゃんも嫌われてないけどね。嫌われる勇気ってなんだろう。好かれるためにやるわけじゃない、ってことだよね。」
横山「そうですね、好かれるために、媚をうるためにやるんじゃなくて、まっとうにやっていくために、じゃないけど、後々気づいていくというかね、周りも。まっすぐにやってくれたら、あとは美音のやり方でやってくれたらなぁと思いますけどね。」
向井地「なんか、円陣とかも、200人、300人の円陣で、拡声器を持って、その日のセットリストの説明とかするっていうのを、この間初めてさせていただいたんですけど」
篠田「無理無理無理!」
向井地「めっちゃ緊張しました」
篠田「するよね!私ならセットリスト覚えらんないもん。グループはすごい増えて、地方にも派生してて、いま何人いるんだろう?」
横山「300人くらい、いますね」
篠田「それみんなに、今日はこういうライブで、盛り上げていこうね、って。大変だよ。」
◆ 向井地「私はその、ファン目線を忘れずに、応援していて楽しい、と思ってもらえるようなグループにしたいですし、新しいAKBを作っていきたいな、ってのはすごく思います。指原さんの卒業というのもあるので、グループとしてすごく変わる時期。」
横山「でも、やりたいって、総監督になりたいって言ってくれたので。」
向井地「去年の総選挙でスピーチさせてもらった時に、いつか総監督になりたいです、って。」
篠田「えー!変わり者だよ美音!」
向井地「こんなに早くやらせてもらっていいのかなと思いつつやらせてもらっていたんですけど。次期総監督としても4ヶ月くらい、勉強して。これから、総監督としてやっていきたいと思います。」
篠田「これから、AKB、どうやっていったらいいとか、ある?」
宇垣「ビジョンがね、ありますよね」
篠田「由衣ちゃんもビジョン持ってたけどね、悩んでいたよね。やらされた感もあったしね。本人の意思に反して、みんなが、みなみの次にやるなら由衣ちゃんがいい、って決まったんだけど、由衣自身は、自分の願望ではない、と思ってた、私は。」
横山「大変なのは、見ていたので、でも、たかみなさんが、由衣にお願いしてくれたその気持ちが嬉しかったので、やろう、と。ただ、立候補はしたかというとしてないから、そういう意味では美音はすごいな、って。後輩に救われた、って思います。たかみなさんも私も、やりたい、って出てきてくれることが、すごい嬉しい。やっててよかったなって。」
向井地「なんか、自分自身は48グループのファンだったので、それはたかみなさんも経験してなくて、横山さんも入ってから、というのが大きいと思うので、私はその、ファン目線を忘れずに、応援していて楽しい、と思ってもらえるようなグループにしたいですし、新しいAKBを作っていきたいな、ってのはすごく思います。指原さんの卒業というのもあるので、グループとしてすごく変わる時期。」
篠田「ファン目線っていうのはすごく重要だと思っていて。エンターテインメントってお客さんがいないと成り立たないじゃないですか。自分たちは忘れがちだけど、そこの目線って、一番忘れちゃいけない部分なんだろうな、とは思う。特にアイドルって。ファンのひとがあって、私たちの活動があるから。AKBって、間近でファンのひとに会えるので、より感謝が伝えられる場所が多いし。それも、AKBがつくったアイドル像?新しい形だったかなって思うんでね。そこはもっと、だしてほしいなって思います。」
宇垣「篠田さんが、先輩している!」
篠田「今日なんか、おとなしいと思ったら、ガン見してたね」
宇垣「いつもなんか、素敵なおねえさんなんですけど、特にこう、先輩感がすごく出ていて。やはりこう、伊達にAKBリーダーしてたわけではなかったんだなと」
曲
AKB48で、 ジワるDays
◆向井地「私もソファー好きですね。メンバーがよく泊まりにくるんですけど、誰かわかんないんですけどうちのソファーを破壊して帰っていって」
篠田「この番組はグッドライフについてということで。グッドライフにまつわる場所とか、ものとか聞いてるんだけど。由衣ちゃんなんかある?」
横山「私は、家の中だと、ソファーがすごく好きで。ソファーに座ってテレビをみている時間がすごく好きなんですよ。」
篠田「こだわりのソファーとか?」
横山「全然、そんな、ないんですけど、ソファーって、2個クッションがあって、真ん中切れ目みたいになってるじゃないですか、その真ん中のところがだんだん沈んでいく感じわかります?それがちょっと心地いい」
篠田「合間にちょっとはさまって」
横山「そうです、合間に」
アポ「それが横山さんのこだわり。」
向井地「私もソファー好きですね。メンバーがよく泊まりにくるんですけど、誰かわかんないんですけどうちのソファーを破壊して帰っていって。なんか肘置き、布貼ってるから見た目はあんまりわかんないんですけど、触ったらすごいへこんでる部分があって。そのまま、ガクって、誰かやって帰ったっていう」
篠田「すごい肘が重いひとかな」
宇垣「すごい 勢いが必要ですよね」
向井地「それが逆にいいんですけどね。すごいフィットする。」
◆向井地「横山さんもずっと言ってくださってたんですけど。AKBでもう一度TOKYO DOMEに立つっていう。大きな夢があるので。私、研究生のときに一度、立たせてもらったことがあるんですけど、私たちの世代でもう一度、TOKYO DOMEに立てるように、そこに向かって頑張っていきます。」
アポ「どっちもへこんでるとこの話ですね! でも性格でいうと、誕生日で横山さん見させてもらったんですけど、おっさんでしたよ。性格がすごい落ち着いてて、冷静でありたいというか。その部分がすごく強いので。そういう意味でもソファーが好きなのかもしれないですね。しかも、誕生日でみたら王様って星が出てるんですよ。トップになれるっていう星を」
篠田「総監督としても」
アポ「いや、晩年ですよ、これからですよ。40、50のほうがもっとよくなるって出てるんで。」
横山「今日から、とかではなくて」
アポ「いや、ベテランの、さんまさんとか、タモリさんもみんな持ってる星なんですけど。」
篠田「これはいい星だね。」
アポ「それに対して美音さんは、性格真反対でした。実はめちゃくちゃ心配性だから、不安を取り除くためにやり切るところまでやってみようっていう人で。」
向井地「本当に自分に自信がないので、逆に、越えられなさそうなハードルがあったほうが頑張れるっていう。」
篠田「恋愛のこときいてみる? 今すぐとかじゃなくて、今後の。」
アポ「美音さんについては、優しい人が好きって出てるので、揉めるのがとにかく嫌いという。一回も喧嘩せずにいたい。それに対して、横山さんの好きなのは、大人な落ち着いた人、っていうのが出てるので。」
篠田「落ち着いていて、経験豊富な人。」
アポ「イメージとしては、お父さんに近い人とかなのかな、って。美音さんは、子供できたら、子供から言いなりになるって出てるんで。子供が大事すぎて、しょうがないか、ってやってしまう」
篠田「そこで、嫌われる勇気。タロットもあるから、タロットも。」
アポ「せっかくなんで、総監督としてどうしたらいいか、をみてから、AKBについて見てみますか。」
カードを引く。
アポ「コミュニケーション、って出てますね。どういう風に人とコミュニケーションとっていけばいいのかがこれからの課題って出てるんで。全部ととろうとするんじゃなくて、自分の中で、この人、というところから、広げていくスタイルでもいいかもしれませんね。じゃないと、全部ととろうと心配してしまいがちなので。今後どうしていけば総監督としてもっとうまくいくかみていくので、もう一枚引いてもらっていいですか。」
カードを引く
アポ「一番いいカードひきました。グッドラックのラックで、勝利者ってことで、一番いいカードです。自信を持って。横山さんも見てみますか。仕事で。」
カードを引く
アポ「やっぱ性格でますね。トルゥースってでてます。目標しっかりもっと突き進めば成功に到達できるっていう。けっこうそういうの得意みたいで、誕生日で見たときに。お母さんの性格の芯の強さとかからも来てるんですけど。こだわってここだ、と思ったところに、ゆっくりで落ち着いてでもいいから進めていくというのが鍵という。」
篠田「着実に取りにいく、っていうのはあるよね。」
横山「たしかに、飛び級したいっておもったことはないですね。目の前のを取りにいく。」
アポ「それが、性格に合ってるというのもあるので。」
篠田「AKBの未来も見ましょう。」
カードを引く
アポ「お、フォーカスっていう。みんなで目標もってやったら、ちゃんとそこに刺さるっていうのがでました。こんなにいろいろある中で。危険とか諦めるとかもあるんですけど。じゃなくてフォーカス。」
篠田「じゃあ最後に美音に、今後のAKBの目標を聞いてみますか。」
向井地「横山さんもずっと言ってくださってたんですけど。AKBでもう一度TOKYO DOMEに立つっていう。大きな夢があるので。私、研究生のときに一度、立たせてもらったことがあるんですけど、私たちの世代でもう一度、TOKYO DOMEに立てるように、そこに向かって頑張っていきます。」
篠田「応援してます!」
アフタートーク
◆宇垣「肌がツヤツヤだなって。それと、若い女の子がきゃっきゃしてるのって、なんでこんなに心がほっこりするんだろうって。」
篠田「いやー、あの二人は可愛かったでしょう。」
宇垣「可愛かった…」
篠田「 ずっとウガちゃんは、しゃべんないでじろじろ見てたね。」
宇垣「肌がツヤツヤだなって。それと、若い女の子がきゃっきゃしてるのって、なんでこんなに心がほっこりするんだろうって。」
アポ「でもその、きゃっきゃの中に、がんばろう、っていうのが見えましたね。」
宇垣「お二人とも、真面目な、というか、一生懸命ですね。」
篠田「やっぱ、グループって大きいじゃないですか。いままでのもの含めて。大変な時期もあると思うんですけど。この二人だったら安心するな、ってすごく思いましたね。」
アポ「ちなみに宇垣さんは、なんかのリーダーとか、生徒会長とかしてそうじゃないですか?」
宇垣「あ、中学校のとき、生徒会長でした。」
アポ「それ、めちゃくちゃモテたんちゃいます」
宇垣「モテないモテない、へらへらしてました。成績がそこそこよく、人前でも緊張しないから、して、って先生に言われて、オッケー!って。」
アポ「生徒会長そんな感じで決まりますっけ?選挙やりませんでした?」
宇垣「一応ありましたけど、ほかに立候補する人いなかったので」
★感想
かつての大ファンがメンバーになり、グループの舵取りを任されるようになるまでのストーリーにグッとくる。長いグループの歴史、各時代での人間模様、300人規模にまで膨れ上がったグループの人数といったことを考えると、AKB48の歴史とは大河ドラマのようだ。向井地美音、若干20歳だというのに、この重責、それを受け止めんとする責任感、すごい。篠田麻里子がさりげなく恋愛運のことを聞いていたのが、よかった。アイドルは恋愛禁止とか、結婚しちゃいけないとか、そんな全体主義的なしきたりは平成の闇に葬り、新しい時代のアイドルの形を示し、それでもって東京ドーム実現してほしい。宇垣さんが言っているように、若い女性が心を解放させている様子は、人を幸せにする。
リスナーからのメールも待っているとのこと。
lab@tbs.co.jp
来週は、経営コンサルタントの坂口孝則が登場。
グッドライフの果てはこの目の前に。
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