広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第4週「なつよ、女優になれ!」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今回は、第4週、第19話から24話のまとめだ。

●第4週 「なつよ、女優になれ!」

◆第19話

なつ「わたしは、じいちゃんの気持ちに少しでも寄り添えることをしたいんです。」

倉田「奥原が、演劇部に入部した!」

泰樹「お前が出るなら、見に行く。するからには一番になれ」

と、先週までのハイライトから幕開け。

場面は、1955年7月。

校庭で腕を広げながらランニングする演劇部の野郎たちとなつ。

「なつは、十勝農業高校演劇部に参加することになりました。演劇部といっても、勝農では完全に体育会系で、その練習は予想外にハードでした。」とウッチャンナレーション。

みんなで腹筋してる、演劇部員たち。

内村「台本を作る倉田先生だけが、ずっと止まってるかのようでした」

台本を前にして腕組んでる倉田先生。

早口言葉を練習する部員たち。なつも、早口言葉披露。

一生懸命早口言葉する姿が、かわいい!

そして、流れる「優しいあの子」!
月曜はちょっと長いバージョン。

場面は牛舎。搾乳するなつ。

演劇部の練習の筋肉痛によろよろのなつ。

「仕事、しばらくいいよ」
「まかせろなっちゃん」

と優しく声をかけてくれる牛舎の男たち。

「なんもなんも、ずーっと好きなことしてたべさわたしは。牛の仕事も好きだし、そのために学校行ってんだから」となつ。

それをきいていたじいさんがニンマリしながら、

「いまのお前の仕事は、演劇で、主役をやることだ!」とニンマリ一喝。

主役って?!

「楽しみにしてるぞ。やるからには一番を目指さんと。」

とニンマリ顔。草刈正雄のニンマリ顔に萌える。

「なつが演劇をはじめたのは、農協につとめる剛男さんと泰樹(草刈正雄)さんの揉め事が原因でした。牧場牛乳をこれまで通り独自に売るべきか、それとも、農協がまとめて売るべきか、それが問題でした」とウッチャンナレーション。

そして場面は、音問別農協。

「みなさんの不利益にはなりません!生産者を守るためです! 」と酪農家に説く藤木直人演じる柴田剛男だが

なんでここに柴田さん(草刈正雄)がいないんじゃ! と酪農家の寄り合いが紛糾。

「泰樹さんと農協の問題は、ますますこじれていくようでした。なつは、おじいちゃんのために、演劇という表現を通してその答えを見つけようとしてるのです」とウッチャンナレーション。

薪割りするなつ。

そこに、テルオ登場。

「おじいちゃんに牧場のことであまり期待もたせるなよ。じいちゃんはお前に牧場継いでほしいと思ってんだ それでいいのか、お前は」

「どういう意味?」

「それも、いまから考えとけって言ってんだ!」

と、テルオとなつのやりとり。

柴田牧場の後継ぎ問題は、テルオにとってはセンシティブ。

「なつは時々、本当の兄に、いまでも手紙を書いていました。送り先は、子どものころいた、孤児院です。そこにはもう、兄がいないことを知っていながら、だけど、そこしか連絡先がなかったのです。」とウッチャンナレーション。

「お兄ちゃん、久しぶりに手紙を書きます。わたしは農業高校の3年生で、来年の春、卒業です。卒業しても、しばらくこの家で働くと思います。わたしは、大事にしてもらった柴田家の家族に、まだなんの恩返しもできていません。だから、ここにいると思います。この牧場で、じいちゃんの夢だった、バターづくりをしているかもしれません。お兄ちゃんとちはるに、いまでも毎日会いたいです。会いたくて、会いたくてたまりません。」

と広瀬すずボイスで手紙を心の声で読み上げる。

こうやって、ひとりさみしく故郷を思う夜もあるのだ…

場面は学校。

「今日も演劇の練習かい?」とよっちゃん

「よっちゃんもやらない?」となつ。

「そうね、考えてもいいけど・・・どんなお芝居すんの?」

「まだ台本もできてないのさ」

なつとよっちゃんがやりとりしていると、アウトローめなガキどもが登場。

「カドクラさんがお呼びです」

カドクラさん??

「それは、バンカラな校風を誇る勝農において、番長と呼ばれている3年生でした」とウッチャンが説明。

カドクラさん登場。

いきなり、拳で木材を叩き割る。
髪型はXメンのビーストのように威嚇的だ。

「演劇部に、入ったそうじゃないか。」

とぶしつけになつに聞く。

「それがあんたに関係あるんですか?」

「女を入れていいと思ってんのか」

「は?! ダメなの?! 」

「農業高校が舐められんだろうが!」

「誰に?」

「世間にだよ!」

「世間って、あんたは何様よ!」

素手でシャケを捕まえるという武闘派のカドクラさんに対して、一切引かないなつ。

なつの引かない姿勢に気圧されながらも「おめえ、FFJの意味知ってんのかよ!」とカドクラ。

「知ってるわよ!Future Farmers of Japan!」となつが応戦。

すると唐突に、

「斉唱!!ソーレ!」とカドクラさんが叫ぶ。

するとなんと、目の前のなつと雪次郎となっちゃんが、反射的に歌い出す。

“みのる稲穂に富士と鳩
愛と平和を表した
旗はみどりの風に鳴る
土に取り組む若人の
意地と熱とが盛り上げた
FFJ
FFJ
我らの誇り”

「ちなみにこれは、校歌ではありません。全国の農業高校生が全員所属する、農業クラブの歌です」とウッチャンが説明。

ちゃんと歌い上げた様子をみて、カドクラさん

「よし!」

と、なつを認める。

そして、演劇部部室。

手伝いたい人がいるんです、となつが連れてきたのは

なっちゃんとカドクラさん。

カドクラさん、演劇やりたかったんだね!

そして、脚本ができた、と倉田先生。

タイトルは、「白蛇伝説」!

しかし、台本の字が汚くて全然読めない。

「魂で書いた字だからな」と倉田先生。

「なつよ、さあ、つぎはお前が魂を見せる番だ」

◆第20話

白蛇伝説の台本が配られる演劇部部室。

「これはあくまでも架空の伝説だ。十勝、音問別あたりでまことしやかに語られてる話を基に、俺が考えた。テーマは、個人の問題と集団の問題、だ。」と倉田先生。

「いよいよ、女優なつの出番がやってきました。」

そして流れる「優しいあの子」
いい曲。

下校の時間。

なつをよびとめる倉田先生

「わかってると思うが、女優として舞台に上がるのはお前だけだからな」と伝える。

「出番ありすぎですよ!」ひーこら言ってるなつ。

「あと、奥原、絵が描けるんだってな?美術部員に頼むのもアレだし…」

舞台美術の絵を頼まれるも、しかし、やんわり断るなつ

「どうするかな、あ、そういえば雪月に絵が飾ってあったな、ベニヤ板に書かれた」

ここで「あ、天陽の絵だ! 」とそこにいた雪次郎。

「あんな書き割りが作れるといいんだけどな…」と倉田先生。

そして、天陽くんの住む小屋の場面

「倉田先生が、天陽くんに舞台美術をやってほしいって言ってるんだ 」と切り出すなつ。

「いいじゃないのやってみれば! 」と天陽の母

「私も、天陽くんの絵が舞台にあれば、いいなぁって思って。天陽くんが嫌なら、いいんだけど…」ともじもじと頼むなつ。

「やってもいいよ。それで、なつや雪次郎のためになるなら。あんまり時間は取れないけど。どんな舞台?」

台本を渡すなつ。

そして、

「実は、演劇をやることになったのは、じいちゃんのことがきっかけなの、と。じいちゃんがその芝居見て、感動してくれれば、なにかが変わるような気がする」と、なつが舞台に出ることになった経緯を天陽くんに打ち明ける。

そこで、ナックスのシゲ演じる天陽くんの父、山田正治登場。

「牛乳、飲んでみてくれないか」と、なつに頼む。

牛乳のむなつ。「味、いいですよ!」とコメント。

「そうだよね。 いやさ、乳業メーカーが、うちの牛乳、乳脂肪が低いっていうのさ」と悩みを打ち明ける。

おや、これは、乳業メーカーが、安く買い叩くために恣意的に検査結果を出してるのでは…?!

自転車走らせ帰るなつ。

夜、柴田家の食卓。

「台本ができたのかい? 台本ができたら遅くなるっていってたでしょ」と富士子。

「なつ姉ちゃん主役?」とあけみ。

「主役ってわけでもないんだけど、出番が多くて・・・」

「主役は男でしょ」とゆみこ

「なつ姉ちゃんに雪次郎くんが取られるかもしれないから、ヤキモチ妬いてるんでしょ!」とあけみ。

ぬ?となるじいさん。

そして、

「今日、天陽くんの家に行ってて、遅くなったんだわ。そしたら、天陽くんのお父さん、悩んでて。乳業メーカーに、乳脂肪が低いって言われるって」

と切り出すなつ。

「それは、最初は仕方ない。」

とじいさん。

「でも、もし、脂肪検査が間違ってたら」となつが食らいつくも

「そんなこと軽々しくいうもんじゃないぞ」とテルオ。

「わたしがみてくるよ。農協の責任でもあるからな。」と剛男。

出て行くじいさん。

なんか変な空気になる。

自分の力でやってきたことを支えに生きてるじいさんにとっては、農協には頼りたくないわけだ。

その後、縁側で、浴衣姿でうちわを扇ぐなつ。季節は夏。

居間で、台本を読む富士子。

「台本の中の人、じいちゃんに似てるかな?じいちゃん怒るかな?」
と懸念しているなつ。

「これなら、大丈夫でしょ」と富士子。

「いかった」となつ。

北海道弁 いかった=よかった

寝室。

ゆみことなつ。

「あんたは誰のために演劇するの?」とゆみこ。

じいちゃんのため…

となつが答えると、

「あんたのそういうとこ、本当につまんない。どうせやるなら、自分のためにやらなきゃ!!」

ゆみこの一喝。

そして優しく、「応援してるぞ」と声をかける。

アサルト型のゆみこの、ゆみこなりの優しさがグッとくる。

みな寝静まったあと、ひとり絵を描くなつ。

「その晩遅くまで、なつは、絵を描いていました。はじめて、自分のために、演劇と向き合ったのです。」

そのまま寝落ちして、朝日の中目覚めたなつ。

「なつよ、さぁ、新しい日のはじまりだ。」

◆第21話

朝がくるまで、絵を描き続けたなつ。
机で寝落ちした広瀬すずのその麗しさたるや。

朝起きて、牛舎での牛の世話もバリバリこなすなつ。

そして、くりだされる、優しいあの子!
アニメーション制作、ササユリ とクレジット。

学校。

教壇に立つ教員、千鳥のノブ。

牛のチーズとヤギのチーズの匂いについて話してる。

そして放課後、十勝農業高校にチャリでやってくる天陽くん。

演劇部の部室へ。

倉田先生に天陽くんを紹介するなつ。

「台本は読みました。どんな絵を描いたらいいですか?」

「好きに描いてくれ。君の絵には、十勝の大地に生きる者の魂が、グッ、と表現されていた!」

そして、手をぶらぶらさせながら校庭を走るトレーニング、発音練習、早口言葉などトレーニングする演劇部員たち。

その様子を、ニコッと、なつを見つめる天陽くん、吉沢亮。ハンサムすぎて、男ながらにトキめく。

そして、夜寝ないで描いた白蛇伝の絵を天陽くんにみせるなつ。

すると画面は白蛇伝のアニメーションの映像に。

「遠い昔の北の国、勇敢な村人ポポロが歩いていると、子供達が白い蛇を取って食べようとしていました。ポポロは、子供達からその白い蛇を逃がしました。すると、川から一匹の魚が跳ね上がってきたのです。オショロコマという、珍しくておいしい魚でした。オショロコマをみると、子供達はおおよろこび。あの白い蛇は、神さまの使いだと思いました。

それからしばらくして、ポポロの村で不思議な病気が流行りました。原因はわからず、死を待つだけの病気でした。

やがて村長が、病気を治す方法を見つけました。鮭の皮を焼いて、煎じて飲ませるというものでした。

しかし、村人たちは困りました。ポポロたちのいる川上の村は、川下の村と、仲が良くなかったのです。

そこで村長は、川下の村長と話し合いにいきました。

そこで、戻ってきた村長が、みんなに伝えたのです。

わしの娘、ペチカをむこうに嫁がせれは、鮭をわけてもらえることになった….」

と、広瀬すずボイスであらすじが進行していたが、

ここで、

「なつ、話が長すぎる。続きは、あとにしよう」とツッコミ、ウッチャンナレーション。

舞台稽古をする演劇部の面々。

演技をしているひとたちが、その中で演技をしている。

ちょうど、ペチカを嫁がせるかどうかで村人たちがもめている場面だ。

ペチカ役のなつが言う、

「私は、犠牲になっているとは思いません。みんなで戦って血を流すほうが、よほど犠牲といえるでしょう」

「ペチカ様は、あんなやつの嫁になりたいの?」と、雪次郎演じるポポロ。

「それを望んでいないことは、あなたが一番よくわかってるはずです。だけど、自分のことだけを考えるわけにはいきません。そもそも私たちは、その考え方が間違っていたんです…」

と、なつが言っていると、

ダメだ!!!

と倉田先生。

「奥原、お前何を考えてるんだ。ちゃんとやれ!」

と厳しさ。

「ちゃんとやってるんですけど…」
と困惑するなつ。

もう一度、同じ場面をトライ。

しかし、ダメだ、もう一回!

それが何度も繰り返される。

ダメ出しの嵐!

ついになつも、

「わかりません。どうしたらいいんですか?」となる。

「どうしたらいいか、俺にもわからん。だが、お前が、ダメなのは、わかる。自分で考えろ。」と倉田先生。

「そんなのあたりまえじゃないですか、私はへたなんですから!」と演技経験のないゆえに仕方ないというなつ。

しかし、

「いいか、へたというのは、なにかをやろうとして、できないやつのことだ。お前は、なにもやろうとしていない。へた以下だ。」と倉田先生。

厳しさ!

夜道、チャリで帰るなつ。

落ち込んでる。

柴田家の晩御飯の時間。

「ごめんなさい、先に着替えてくる」と部屋に行ってしまうなつ。

心配する柴田家の面々。

「天陽くんとけんかでもしたんじゃない?」とゆみこ

「お前はそういう余計なこというな」とテルオの兄貴にたしなめられる。

なつの部屋に様子を見に行くゆみこ。

暗い部屋で体育座りしているなつ。

「どうしたのよ、なにがあったの」

「悔しい…悔しいよ…私はなにもできない、できないより、もっとダメなんだって、」

「なに言ってんの」

「悔しい…」

悔し泣きする広瀬すず。 泣き顔の中にも、凛としたものがあり、なんて眼福。

翌日。
演劇部。

同じシーンを練習。

しかし、

「ダメだ!! お前のセリフからは、魂を感じられないんだ! ちゃんと、気持ちを作れ!」

と倉田先生。

すると、黙ってみていた天陽くんが

「魂なんて、どこにあるんですか?

と口を開く。

「魂なんて、作れませんよ。」

精神論で押し通す倉田先生に、天陽くんがかました!

次回、どうなるか!!

◆第22話

演劇の練習の場面

「お前のセリフには魂がみえてこないんだ!ちゃんと気持ちをつくれ」

「魂なんて、どこにあるんですか。魂なんて、つくれませんよ」

なつたちの演劇の稽古は、ますます白熱していきました・・・

そして流れる「優しいあの子」!
低気圧でどんより重たい気分も軽くしてくれる。

北海道ことば指導 天現寺竜 とクレジット。

天陽の言葉に対し、立ち上がる倉田先生。

「なにが言いたいんだ」

「魂を見せろと言われても、よくわからないということです。なっちゃんのままでいてはダメなんですか?」

「おい、わかったようなこと言ってんじゃねぇよ!」
と食いかかる門倉さん

しかし

「彼はよくわかっている」

と倉田先生。

「俺の言いたいことも、ほぼ、彼と同じようなことだ。登場人物の気持ちや魂なんてどこにもないんだ。これはただの台本だ。

俺の魂は入っているが役のきもちや魂は存在しない。それは、これを読んだお前らひとりひとりのなかにしか存在しない。

役の気持ちや魂を感じるのは、お前らの気持ちや、お前らの魂だ。

つまり、これを演じるには、自分の気持ちや、自分の魂を使って演じるしかないんだ」

と語る倉田先生。

「奥原は魂を動かさず、描かれている人物像をまねしようとしてるだけ、

奥原らしく、自分の気持ちや、自分の魂を見せるしかないんだよ。それが、演劇をつくるということだ。

俺はしばらく口を出さんから、みんなで考えてつくってくれ」

出て行く倉田先生。

なんとも言えない空気に

天陽「ごめん、俺が余計なこと言ったから。」

なつ「ごめんね、私をかばってくれたんでしょ」

天陽「ついイライラしちゃって」

「先生に?」と雪次郎

天陽「なっちゃんの芝居に。倉田先生怒っちゃったかな。」

え!?となるなつ。

「芝居ってこんな難しかったの…表現って難しい!」となつ

ニンマリする天陽くん。

そして、場面は山田家の住む小屋。

「乳業メーカーの牛乳検査に、農協は口を出せないのが現状でして…」

「わかってます。それで、団結しなきゃいけないところを、泰樹さんが反対してるんですよね」

と柴田剛男と山田正治のやりとり。

とりあえず今は、乳量を増やすということを提案する藤木直人。
クローバーを食わせるといいと。

牛舎。

牛に向かって、セリフの練習をするなつ。

その様子を遠くから見る、柴田のじいさん

「なつ、どしたんじゃ。牛に相談してたのか?」

と心配する。

「いやいや、そうじゃないの!」と照れるなつ

そして、柴田家の居間。

なつ、ゆみこ、あけみ、そして雪次郎。
キッチンには富士子。

以前、雪次郎がなつに読んでくれと渡した演技論の本、「俳優 修業」について話してる。

「この本、読んでどう思った?」

「私には難しかった。なんとなくしか理解できてないと思う。」

「俺だってそうだ。きっと、世界中の俳優がそうなんでねぇかな。先生は自分らしくっていうけど、自分らしく演じることが一番難しいんじゃないかな」

と雪次郎となつのやりとり。

「たかが高校演劇でしょお」とゆみこ

ムッとする雪次郎

「なんだかむずかしそうな話してるねぇ」と富士子。

「自分らしくするには、どうすればいいのか」というなつの問いに対し、

「それは、想像力しかないと思うんだ」

と雪次郎。

「そのセリフの裏ではなにを考えているとか、この人物がどういう思いで生きてきたとかを、自分の経験や記憶と重ねて、それを想像するしかないんだ」と。

演じることも、想像力。

「要はさ、台本は与えられた環境にすぎなくて、その中で生きるのは自分自身だ、ってことだよ」

と、どら焼きたべながらずばりと要点をついてみせるゆみこ。

なかなかに本質的な、演劇論、表現論。

チャリで帰る雪次郎。

野菜持ってって、と野菜渡す富士子。

余った野菜の受け渡し、The 北海道。

「すごく深いところまで演劇やってすごい」と富士子。

「でも、もっと農業高校らしいことしたいんだわ」となつ。

演劇見に来た人にしぼりたての牛乳渡すとか、と。十勝の酪農をもっとアピールしたい。

さらにさらに舞台稽古。

門倉さんが腕組んで稽古の様子をみている。

「ダメじゃダメじゃー!」

と吼える門倉さん。

村長役の高木(めがねかけたモブキャラ的な部員のひとり)に対し、全然なっとらん、貫禄が足りないとダメだし。

完全に萎縮する高木。

そして、村長役、結局、門倉さんがかわりに入り、稽古続行。

門倉さん、自分が出たかったのね!

そして場面は、雪月。

富士子 at 雪月。

演劇をみに来た人に、酪農をアピールしたい、となつが言っていた話をする。

なにか、それにちょうどいい牛乳をつかったお菓子はないかと相談。

またまた稽古の場面。

「私にとって、村人は家族です。血はつながっていなくとも、みんなが私にとって、大事な家族なんです。その家族がもし、争いごとに巻き込まれて、命を落とすようなことになったら、私はその悲しみに堪えられない。だから、私は自分の家族をまもるんです。」

と、稽古のセリフをかますなつ。明らかに、感情のこめられっぷりが段違い。

「なつははじめて、自分の感情を使って芝居をしました。なつよ、へたでも、伝わるものがあったぞ」とウッチャンナレーション。

うーむ、演じることの本質、表現することの本質として大事なことに触れる内容だった。

◆第23話

「争いごとに巻き込まれて、命を落とすようなことになったら、私はその悲しみに堪えられない。だから、私は自分の家族をまもるんです。」

となつがセリフいうとこから。

稽古を見に来た倉田先生、門倉が村長やってることに気づいてツッコミいれる。

押し通す門倉さん。

内村「そして、天陽くんの中でも、なにかが動き出したようです」

絵を書き始めるてんようくん。

そして、「優しいあの子」!
天気の良い十勝の景色。曇り空続きの沈んだ気分にきくね。

場面は雪月。

「アイスクリーム、ちょうど夏だし、喜ばれると思うんです」

演劇のときに、配りたい、と富士子の提案。

材料の牛乳は、十勝農業高校でとれたやつ使って
器はモナカにしたらいいんじゃないか、というアイデア。

安田顕演じる雪月の主人も、東京で修行してたときに、小倉をアイスにしてモナカで包んだという和菓子屋の話をきいたことがあるぞ、と乗り気。

それはいいね! となる。

そして、場面は学校。

どんどん仕上がっていく天陽くんの絵。
舞台の衣装も。

「そして、瞬く間に季節はすぎて、大会当日の朝を迎えました。」とウッチャンナレーション。

天気の良い、十勝の夏の日。

朝出かける前、じいちゃんに話しかけるなつ。

「じいちゃんになんも感じてもらえんかったら、私の負けだから。私がこの芝居見せたいのは、じいちゃんだけだから」

となつ。

ニンマリするじいさん。

演劇の会場。

アイス最中をふるまう雪月の人たち。
十勝の牛乳で作ったアイスクリーム、勝農魂。

みなの協力の中で、万全の中舞台の日をむかえたわけだ。

会場へ、馬車で、ゆみことあけみを乗せて向かうじいさん。

すると、天陽くんが切羽詰まった様子で現れる。

泰樹さん、牛の様子がおかしいんだわ、、
農協に行っても誰もいなくて、、

なんと!

一方、演劇の会場。

天陽くんの描いた舞台美術の絵にみとれるなつ。

「すごい絵だ、芝居より、背景の印象が強くなるのでは」と雪次郎

「この前でやるからこそ、争いを避けようとする人々の芝居が活きてくるんだ」と倉田先生。

これはまさしく彼自身の心の叫び。山田天陽の、魂だ、と。

ニンマリするなつ。

一方、天陽くんの牛の様子を見に来たじいさん。

一目見て、

「ああ、それは鼓腸症だ」

と判断。

ガスが溜まり、はやく抜かないと手遅れになる。

獣医を呼んでいては間に合わない。
じいさんがなんとかすることに。

「牛に、なんかしたのか?」とじいさん。

「乳量を増やすには、クローバーなどのマメ科のものがいいと言われたので….」

「そんなものたくさん食わせたら、病気になるべ」

「だけど、乳量を増やさないとうちのようなところはやっていけないんです」、と天陽くん。

どれだけ品質をよくしても、メーカーは安くしか買ってくれない。

どんなもんか、と今朝搾った牛乳を飲んでみるじいさん。

その反応は…

そして、演劇の会場。

泰樹(じいさん)と天陽くんが来ないまま、芝居の幕は上がった。

芝居が進行。
民族衣装みたいのに身を包む広瀬すずが眼福。

「なつよ、さぁ、出番だ。きっと、うまくいくさ。」

◆第24話

「泰樹さんと天陽くんがまだこないまま舞台の幕が上がり、なつの出番がやってきました」

ペチカ様、登場。

そして流れる「優しいあの子!」
重い扉を押しあけたら、暗い道が続いてて、めげずに歩いたその先に知らなかった世界。

舞台にあらわれるペチカ様。なつ。

明らかに華がある!

しかし、村長役のカドクラさん。緊張で、真っ白。

セリフが飛んでしまったか!

すると、

「みのる稲穂に富士と鳩…」

と、緊張しすぎてFFJ組合の歌を歌い出すカドクラさん。

なぜか、みんなで、FFJ組合の歌を歌う流れに!!

そこで、すかさず、もと村長役のタカギがセリフのヘルプ。

なんとか芝居が繋がった。

ちゃんと芝居が続く。

なつが演じるペチカ様。
民族衣装に身を包んだ、ペチカ様ファッションのなつが眼福すぎる。

なつの、ひとりの長台詞に差し掛かったところで、じいさんと天陽くんも登場。

場面は、ペチカが自らを犠牲にして問題を解決すると腹をくくったところ

「絶望したポポロは、山をさまよい歩き、ペチカそっくりの女性と出会います」

と、ナレーションが入り、

「ペチカ!」

「いいえ、わたしは白蛇です。あなたに助けてもらった白蛇です。」

「神様の使いか?」

「私はあなたの、一番望むものをかなえてあげられます。なんでも言ってください。」

「それでは、ペチカを、ほかの誰にも嫁がせないようにしてください。お願いします。」

「本当にそれでいいのですか?」

「ほかにはなにも望みません。わたしにはペチカさえいればそれでいいのです。」

「わかりました。ペチカを嫁がせないようにしましょう。」

と、雪次郎演じるポポロと、なつ演じる白蛇のやりとり。

「それからペチカは、謎の眠り病になってしまいました。ペチカを嫁がせないかわりに鮭も手に入らなくなり、ペチカもほかの病人も、死を待つだけとなったのです。」とナレーション。

「なぜ自分のことだけを考えてしまったんだ!俺は、愚か者だ….」

と苦悩するポポロ。

その様子をみて、ハッとした表情になる草刈正雄演じる柴田のじいさん。

そこで、

「いいえ、わたしが悪いのです。わたしはあなたに恋をしてしまいました。だからペチカをあきらめてもらうためにペチカを眠らせました

さぁ、わたしを焼いてください。白蛇の皮を焼いてそれを煎じて飲めば、病気は治ります。そして川ではオショロコマがたくさんとれるでしょう。

みなと仲良く。さようなら。」

と白蛇。

最後は、よっちゃんがコメディリリーフ的に〆ておわり。

舞台をみて、神妙な表情のじいさん。

無事、舞台終了。

みな、集まる。
お疲れ様!といった雰囲気。

じいさん、座ってる。

「じいちゃん、ありがとう。芝居どうだった? 途中からじゃわからなかったでしょ」

となつ。

「…..わしのためにやってくれたのか?」

とじいさん。

「天陽のとこの牛乳、わしの牛乳より、一升で6円も安かった。どう考えても、あれじゃ納得できん。わしの牛乳も、これから農協に預けることにする」

おおお、となる皆。

「団結するしか、ないべや。」

泰樹さんの名言、きたぜ。

しかし、

「あの芝居は、わしに見せたかったか。このわしは、愚かだったか。」

と言い、さびしげに立ち去ろうとするじいさん。

じいさんをひきとめ、なつ、

「違う、違うよ!じいちゃんが愚かなんて、そんなこと絶対あるわけないよ。じいちゃんはわたしの誇りだもん。ずっとずっとじいちゃんみたいになりたくて生きてきたんだから。わたしは、自分のためにやったの。自分のために、やったんだよ。途中からじいちゃんのことなんて考えてなかった。自分のことだけに夢中だった。…ごめんなさい。じいちゃんが、愚かなはずない。」

涙を流し、じいちゃんの胸にとびこむなつ。

涙腺崩壊。

「なつは、生まれてはじめて物語を表現し、人を思う気持ちを強くしたようです。さぁ、なつよ、その思いを抱いたまま、来週に、続けよ」

来週は、リリーフランキーも登場、東京へ兄を探しに行く。次週、「なつよ、お兄ちゃんは、どこに」!

◆今週のまとめ

農協に勤める剛男と、農協と足並み揃える事に反対の泰樹の対立をなんとかするために、女優として高校演劇の舞台にあがることになったなつ。 倉田先生が白蛇伝の台本を書き上げ、部員が舞台へ向けて練習する様子から、舞台の本番、それを観た泰樹の反応、というところまでの今週。舞台練習のパートでは、へたとかうまいの以前の部分で本質的に大事な心持ちについて語られる。そこに、自分が入っているかどうか。へたかうまいかは、その次。それは、演劇のみならず、あらゆる表現活動において重要なことにも思える。この舞台経験は、今後の奥原なつのアニメーターとしての人生においても、深いところで効いてくるだろう。

白蛇伝をみせられ、自分の愚かさを突きつけられたようで落ち込む泰樹じいさんに対し、じいちゃんは愚かなんかじゃない、私の誇りだもの、と涙を流し必死で伝えるなつの姿は、なつぞらはじまって何度目かの涙腺崩壊シーンを叩き出す!

さぁ、次はなつが東京へ兄を探しに繰り出すようだ。岡田将生、リリーフランキーらも登場か。泰樹じいさんの名言にも期待したい。

 

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