夫婦が円満に生活して行く上での大切なことなど有益なグッドライフアドバイスが炸裂。杏さゆりゲスト回後編、篠田麻里子の冠ラジオであり宇垣美里アナが助手を務めるラジオ「グッド・ライフ・ラボ」第30回目の放送を聴いた(4月23日)

「グッド・ライフ・ラボ」は毎週火曜21:30-22:00、TBSラジオで放送されている番組。2018年秋の改変での新番組である。

篠田麻里子が所長、助手の宇垣美里アナウンサー、所員の占い芸人がアポロン山崎といった体裁で、ゲストを呼んでその人のライフスタイルについて根掘り葉掘り聞いていく番組。radikoのタイムフリー機能をつかえば火曜に聴けなくてもいつでも快適リスニング。

「ここはよりよい暮らしを追求するgood life labo。人望熱き所長の麻里子。有能な助手の宇垣。占い上手の所員アポロンが日々研究に取り組んでいます。豊かな未来へ繋がるgood lifeを極めるために、今日も探求は続くのです」と、いい声のナレーターが番組の趣旨を説明。

冒頭トーク、令和について。

◆坂口「ぼくの友達とかまだ結婚してなくて、3元号独身って。昭和、平成、令和。」

篠田「来月から、令和になりますよね。」

宇垣「令和どうですか、最初聞いた時。」

篠田「なんかけっこうネットで、でちゃってたじゃないですか。安及とか。絶対、安及だとか思ってたんで。まさかの令和でびっくりしましたけど。なんかその、ふわっとした感じでいいなって」

宇垣「宴会のうたからきてるみたいですし」

坂口「最初は、れい、って冷たい感じを受けたっていう人もいましたけど、ぼくはなんか、ピリッとしていいなって」

宇垣「ちょっと、パッて出す時の菅官房長官がちょっとニコッとするのが、よかったねぇ、って思いました。」

篠田「あれをちょっと持って、下を向いて、上に上げる前の時に、ちょっと、令、の部分みえてたよね。」

宇垣「ちょっとばれちゃった」

篠田「ああいう感じがね、平和ですね。」

宇垣「平和ですね」

坂口「でもこれから100年、200年と、菅官房長官、あの図が残るわけで。緊張しただろうなぁ。」

篠田「それこそ、時代の移り変わりをみれた感じはしますよね。」

宇垣「不思議。平成が終わるのかぁ」

坂口「ぼくの友達とかまだ結婚してなくて、3元号独身って。昭和、平成、令和。」

篠田「じゃあ、令和婚。」

宇垣「でも、増えるっていいますよね。新年号の時に、そのタイミングで結婚したいって。そういう需要があるって。 」

そんなわけで。

今週は、女優・モデルの杏さゆりさんゲスト回、後編。

今回は新たにスタートするこのコーナーから。

「教えて、坂口さん」

宇垣「新研究員の坂口さんが、ゲストの将来プランを伺い、経営コンサルタントの視点からアドバイス。今回は、杏さんの10年後、20年後のグッドライフを研究していきたいと思います。」

◆篠田「出会えば、一瞬ですからね。」

篠田「やっと研究所っぽくなりましたよ。いつも、ふわっとしてるんですけど。今日からの、このコーナーです。」

坂口「ぼく、本業でも研究所で働いてるんですよ。あまりにもそことギャップがありすぎて。」

篠田「ここ、ふわっとした研究所ですから。さぁ、まずは、杏さんの10年後の予定は」

杏「芸能の仕事をしながら、家庭を持って、子育て。」

篠田「理想〜」

杏「理想だけど、ほんと夢ですね。」

坂口「そんなことないでしょう」

杏「いやまず、子育ての前に結婚だし、結婚の前に相手じゃないですか。あ、篠田さんおめでとうございます」

篠田「ありがとうございます! …ちなみに?」

杏「いないですよ!あ、占いで、38くらいで結婚子供でいいんじゃないって言われて。まぁ、それまでは楽しく、多趣味でいこうかな、っていうのが実際あって。なのでまぁ、37くらいで見つかって、38くらいで結婚できたらいいかなぁって思ってるんですけど。それができれば、芸能の仕事をしながら家庭を持って、子育てができるのかなぁ、って。」

篠田「出会えば、一瞬ですからね。」

宇垣「説得力あるなぁ!」

篠田「2週間で、結婚までなったんで。一瞬ですから、出会えれば。」

宇垣「多趣味でいらっしゃるから、いろんな場所でいろんな出会いがあるでしょうし」

◆坂口「離婚した人をみると、大半、こどもが3歳未満で離婚しちゃうんですよ。それを乗り越えるとあまり離婚してないわけです。なので最初の3年間をいかに夫婦が一緒になって乗り越えていけるかっていうのが一番大事なんですよね。」

篠田「どんな人が好きなんですか?」

杏「まず、笑いの点が合うところ。あと、ご飯の趣味が合う。」

宇垣「味のね、趣味はどうしても。どうしてもこの人味濃いんだわ、となるときついですもんね。」

杏「あとは、私がけっこう多趣味であっちゃこっちゃ行くので、一回は一緒にやってくれる、みたいな。」

宇垣「チャレンジしてくれると嬉しいですよね」

杏「腰が重くない、みたいな。フットワーク軽い人がいいかな。」

坂口「ご飯の趣味合わせてくる男とかいるでしょう、けっこう?」

杏「ご飯の趣味合わせてくる人います?」

坂口「趣味をあらかじめリサーチしておいて」

篠田「杏さんのこと好きでね」

杏「そんな優しい人あったことない!」

宇垣「でも、ごはん同じ趣味でも、お袋の味の絶妙な違いがあったりしますよね。」

篠田「あと、土地土地でもあるじゃないですか。しょうゆはこれ、とか、なんでもマヨネーズかけちゃう人、とか。」

宇垣「東京来た時全部味が濃くて私泣いてましたもん。」

坂口「食事って大切ですよね。で、芸能の仕事しながら、それでもって子育てということですから、円満にやり続けるのがもちろん目標だと思うんですよね。これ、杏さんだけじゃなくて、一般的にも10年後のアドバイスをするとしたら、離婚した人をみると、大半、こどもが3歳未満で離婚しちゃうんですよ。それを乗り越えるとあまり離婚してないわけです。なので最初の3年間をいかに夫婦が一緒になって乗り越えていけるかっていうのが一番大事なんですよね。」

篠田「子育てでね。」

坂口「子育てが一番、離婚の原因になってたりするんで」

篠田「協力しないとかね」

坂口「うちもめっちゃ大変で。離婚の危機なんども乗り越えて。」

宇垣「そっか、息子さん3歳っておっしゃってたから」

◆坂口「結局、夫婦の間で時間管理と、家計の共有化をするっていうのが一番大事なんですね。」

坂口「上は6 歳なんですけど。そこでいろいろ試行錯誤した結果、アドバイスが2つありまして。結局、夫婦の間で時間管理と、家計の共有化をするっていうのが一番大事なんですね。お金。時間は、てっとりばやいのは、googleカレンダーでもいいんで、スケジュール共有したほうがいいですよ。絶対いい。」

宇垣「プライベートも含めてですか?」

坂口「プライベートも含めて。なんでかというと、仲が悪くなる夫婦の特徴って、最初は分担決めるんですけど、こどもうまれたら、やっぱりこどもはママのほうに懐くんですね。男側が、やっぱりママがいいよねぇ、って言い訳をつくって、どんどんしなくなる、古典的なパターン。だから、それも明確に時間とかを明らかにしておいて、分担をし続けるほうがいいですね。」

杏「あぁ、でもちょっとわかるなぁ」

坂口「それで、2番目なんですけど、ぼく賃貸で昔住んでいたところが、ものすごく動線が悪くて。最初は、かっこいいところに住みたいとかいうニーズがあるんですけど、全て捨てて、効率的に、動きやすいとか料理しやすいとか、というところを選んだほうが絶対いいです。あと、これは男性では許してくれない人もいますけど、家計のお金管理では、なにも考えずに、奥さんに全額渡す。と、いうのをやったら、徐々に徐々に、仲良くなってきまたよ。」

女性陣一同「わはは!」

坂口「時間を効率的に使うのと、家計の共有。」

宇垣「それこそ、麻里子さんもそうですし、杏さんも、結婚してからも働き続けるということは、奥さん側にも収入があるんですよね。その場合って家計的にはどうするんですか」

坂口「男はタッチせず、が、個人的にはいいかな、と。すごいんですよ、うちの妻、きづいたらバッグとか増えてんですよね。」

篠田「奥さんも働いてる?」

坂口「働いてます」

宇垣「じゃあ旦那さんのお金で回して、奥さんのほうでプールする、と」

篠田「うちも、全額提示されました。あの、どうぞ、って。そっから、お小遣い制でいい、って言われて。本人が。本人が、自分のも全部見せてきて、これくらいのお小遣いでいいから、って。」

杏「素敵!」

篠田「それも円満の秘訣だなって思いますね」

宇垣「麻里子さん側もみせるんですか?」

篠田「私はみせないです」

坂口「うお!」

篠田「私のお金はないもんだとしてください!」

坂口「最高じゃないですか」

篠田「まぁ自分の分はもちろん自分でやるんで。あとは、家族のために、ってことで、私がプールしてるんですけど」

◆坂口「意外に日本って、結婚したあとに元の職場に戻っている比率ってすごく少ないですからね。なので、ある程度安定を考えると、副業ってのも大事かもしれませんね。」

坂口「あとちょっと冷静にいうと、収入を複数源もっておくといいですね。」

篠田「副業とか」

坂口「女性の方で、舞台とかなさってる場合は特別かもしれないですけど、意外に日本って、結婚したあとに元の職場に戻っている比率ってすごく少ないですからね。なので、ある程度安定を考えると、副業ってのも大事かもしれませんね。」

篠田「副業やってる?」

杏「ちょこちょこと。健康グッズの販売とか。」

坂口「アフィリエイトみたいな」

杏「アフィリエイトになるんですかね。」

坂口「アフィリエイトは、代理店が販売したぶんの 数%をもらうっていう」

杏「あ、そうですね、アフィリエイトになりますね。まぁ、私が副業する上で心がけているのは、自分も使いたいとか、使ってよかった、ってものだけ、をやりたいなと心がけてます。」

篠田「副業やったほうがいいんですね。いま人気の副業とかあるんですか?」

坂口「ネットを使ったものですね。うちの妻もやってるんですけど、旅行が大好きなんで、旅行と副業あわせるために、それぞれの国に回ったら、日本で販売していないキッズ向けの服を買って、それを日本で売ったりとか。」

篠田「バイヤー的な」

坂口「バイヤー的なことをやると、趣味も実益もかぶるというか。すごく幸せそうにやってますよ。」

篠田「それはバイヤーとして個人でやるんですか?それともなんかのサイトとかで?」

坂口「あ、サイトも、いますぐに構築できるやつがあるんですよ。すごい簡単に。なんのパソコンの知識のない人でも、1、2時間頑張ればできるみたいな。」

杏「私もそういうサイトつくって、自分のカレンダー売ったりとか、してました。」

宇垣「いまそのハードルが低くなってるんですね、副業とか。」

坂口「昔、クレジット決済ってすごい難しかったんですけど、いま、自分がオーナーの店でクレジット決済可能にするの、すごい簡単になってますよ。昔は、クレジット会社に交渉にいかないとやらせてもらえなかったですけど、いまもうすごい簡単ですから。」

宇垣「いい時代ですね、そう思うと」

ここでブレイク。曲、杏さゆりの選曲


Nujabes / reflection eternal

◆坂口「一般的なアドバイスですが、数日の旅行と住むのでは、全然違うなと」

篠田「杏ちゃんの20年後は?」

杏「海外生活をしたい!」

篠田「どこがいいとかあるんですか?」

杏「できれば、ロサンゼルスがいい」

篠田「似合う!」

宇垣「かっこいい!」

杏「私実は、3、4歳くらいまでアメリカに住んでたんですよ。それがきっかけで海外に住みたい欲がつよくて。それで、高校卒業して2年間くらいイギリスに住んでて。芸能の仕事してたんで、3ヶ月イギリスに住んでは1ヶ月帰ってきてびっちり仕事うめられてっていうのをずっと繰り返してて。そういう生活をしてたっていうのもあり、家族とかできたら、あっちでのんびりする時間もてたらいいなって」

宇垣「ある意味経験者、ってことでもありますもんね」

坂口「もう一度したいということですね。ちなみに、うちの家族はシンガポール、マレーシア、フィリピンに住んだことがあるんですけど、一般的なアドバイスですが、数日の旅行と住むのでは、全然違うなと」

杏「あぁ、そうですね。」

坂口「なので、せめて1ヶ月とか住んでから決めるほうがいいのかな、というのがひとつと、もうひとつは、小さいこどもって、国によって合う合わないってものすごくあるんですよ。」

宇垣「えー、そうなんですか」

坂口「ものすごいあるんですよ。これ、直感的にも近いところだと思うんですけど、中国はあまり苦手だけど、食生活的には合う、とかはあるので。食生活は、大事ですよ。」

宇垣「空気感もあるでしょうし」

坂口「あと、住んでみてわかったんですけど、国民性ってほんとにちがいますよね。ほんとに違う。例えばフィリピンだと、住んでわかったんですけど、エレベーターの近くの部屋って絶対だめなんです。なんでかっていうと、エレベーターって人の行き来たくさんあるんですけど、必ず歌歌うような国民性なんです。なので、寝てらんねぇよ、みたいになるので。そういうこともあるので、生活圏をつくるためにしばらく住んでみるっていうのが一番いいのかなと思います。それであと、これで最後なんですけど、これ、僕が貧乏性だからっていうのもあって、海外に住んでたら不安になって。仕事が続くのかなって。ひとつ、自分がどこに住んでいても収入源が確保できるものを持っておくっていうのが、20年あればできると思うんで。」

宇垣「ネットを使った、海外でもできるお仕事とか」

坂口「それもあるし、不動産かもしれないですし」

篠田「海外に、フィリピンに永住権があったら、その不動産もできるということですよね。」

坂口「そうですね。もちろん、就労もできますし」

杏「確かに、住んでみなければわからないことっていっぱいありますよね。なんか、イギリスは、夜中にトイレ行っちゃいけないんですよ。行っちゃいけないわけじゃないけど、騒音として扱われるから、いっぱい夜中にトイレいっちゃったら、隣の家がうるさいんだけど、みたいな感じでクレームきたりとか。」

宇垣「ドキドキしちゃいますね」

坂口「それこそ住んでみないとわからない。宇垣さんも、いくらでもいけそうな気がしますけどね」

宇垣「海外?」

坂口「いや、ネットとかで、収入源確保してってことだったら」

宇垣「それこそ、さっきおっしゃってたように、2ヶ月にいっかい日本きてワーッて仕事して、また帰って、ってこともできるでしょうしね。やってみたいなぁ。どうですか麻里子さんは?」

篠田「でも私、英語しゃべれないんですよね。」

宇垣「私、行ったらしゃべれるようになるって勝手に思ってますけどね」

坂口「音感がいいからいけるんじゃないですか。ききわけることができたら話せるって言われたんで。」

篠田「私、旅行大好きで、結構行くんですけど、毎回日本に帰ってきて、日本幸せだなって思う。」

宇垣「それが醍醐味だったりしますよね。帰ってきてホッとする。」

篠田「日本くらい落ち着く場所が見つかったらいいなって思います。」

◆感想

坂口さんが語る、夫婦が円満に生活して行く上での大切なこと、時間管理と家計の共有。確かに、そこを踏まえればうまくいきそうだ。結婚生活を営むというのは、自営業を共同で営むみたいなことに似ているのかもしれないと思った。結婚、すなわち起業。そして、複数の収入源を得るための副業のススメ。趣味も実益も被るバイヤー的な営みはおもしろそうだ。収入源が複数あることで安定したグッドライフに繋がる。心に留めておきたいグッドライフアドバイスがたくさんあった。

感想やメッセージもメールで募集している
lab@tbs.co.jp

番組の様子もアップされている。

【放送後記】# 30 ゲスト:杏さゆりさん

次回は、アポロンの登場。

グッドライフの果てはこの目の前に

 

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ABOUTこの記事をかいた人

映画、音楽、本のことを中心に、役に立つかどうか度外視して書きたいこと書こうと思っています。サブカルなイベントもよく行くので、そのレポートみたいなことも書くかもしれません。