広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第7週「なつよ、今が決断の時!」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今回は、第7週 第37話から42話までのまとめだ。

●第7週 なつよ、今が決断の時!

◆第37話

吹雪く十勝。力尽き、倒れてしまうなつ。

そこへ、助けに近寄る二人の人物。

なつが目を覚ますと、なにやら木彫りのくまを作ってる工房のようなところ。

レザーフェイスの肉解体場じゃなくてよかった!

そして流れる、優しいあの子!
いつだって、この歌は優しいメロディ。

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が月曜は長め!
紹介するクレジットが多いからかな。
毎週、演出する人が違うことに気づいた。
今週は、演出: 木村隆文

木彫りに取り組む男、髭面につり上がった眉毛、白髪のハゲ頭。
強面なフェイス。

「サラが、お前をみつけたんじゃ」

サラ、とは、その男の娘。なつと同い年くらいの女の子。
北乃きいが演じている。

男の名前は、阿川 弥一郎。
なつの命の恩人。

気づけばもう真夜中。なつ、帰ろうとするも。

「この闇夜に動くのは危険じゃ。死にたきゃ帰れ」

「みんなが私を探してるかもしれないし」

「大丈夫よ。あんたが外にいるって思ってるなら、探す方はとっくに諦めてるさ」とサラ。

「え?」

「いまごろは死んだと思ってる。明日の朝、いきて帰ればいいだけよ。」

そして、

「あなた芝居してるでしょ?農業高校で。倉田先生の生徒でしょう。」と切り出すサラ。

以前、倉田先生がここの工房に出入りして、取材を試みていたそうだ。

そして、この阿川の二人も、芝居を見に来たようだ。

一方、柴田家。

「なつは、天陽くんのとこに無事着いたんだろうかね」と案じる剛男。

「そんな、おっかないこと言わないでよ」と富士子。

当時は、電話もなかったわけで、安否の確認のしようがなかったわけだ。

牛舎。

牛の様子をみながら、なにやら考え込んでいるじいさん。なつに、テルオと結婚してみないか、と言ってしまったことをひきずり、なつが吹雪の中帰ってこないことを案じている様子。

そして、木彫りのくまの工房。

「これどうするんですか?」と、木彫りのくまに言及するなつ。

売るらしい。帯広の土産物屋へ卸すという。

昔は東京で教師をしていたという弥一郎。
終戦後、十勝へ来て、開拓をせずに、森にこもって、木彫り生活をはじめた。

「教師はやめたんですか」となつがきくと、

「さんざん、子どもたちに軍国教育を叩き込んできたからな…続ける気にはなれんかった」

と弥一郎。

そういう身の上の人も、東京から北海道へ移り住んでいたのだな。

「魚焼けたよ、食べない? 」とさら。

「まさか、これはオショロコマですか?」となつ。

「そう、オショロコマ。」

「なるほど!」と合点がいくなつ。

白蛇伝の、白蛇の化身のモデルは、このサラさんだったというわけだ。

串焼きのオショロコマをムシャムシャ食べて「おいしい!」と健康優良娘、なつ。

「サラのお母さんも、空襲で死んだんだ。」と弥一郎。

「俺たちも、あんたと同じだ。空襲で大事な人を失って北海道へ来た。だから倉田先生も、あんたの芝居を俺たちに見せたかったんじゃねえのかな。」

「おじさんは、戦争を恨んでますか?」となつ。

「もちろん、いまも恨んでる。この子の母親を思い出すたび、怒りがこみあげてくる。助けてやれなかった自分に対する、怒りもな。」

「どしたらいいんですか、そういう怒りや悲しみは、どしたら消えるんですか」となつがきくと、

「自分の魂と向き合うしかないべな。消さずに、それを込めるんだ。そういう怒りや悲しみから新たな絶望を生まないために、俺はこうやって、この木の中に閉じ込めてる。それを自分の魂に変えるのさ。」

と弥一郎。

表現することの切実さ。切実な表現とは何か。その本質に触れるような発言。

そして、翌朝。

早朝、工房をあとにするなつ。

朝方の冬の十勝の風景が、郷愁を誘う。

スキーで帰るなつ。一歩、一歩。踏み出す足。

やがて日が昇る。

その朝日。

十勝の山々、雪原を照らす、その太陽の光。

涙で目をにじませるなつ。

「なつよ、その目に映るものすべてに、魂を込めよ。」

一方。朝の牛舎。

天陽くんが、柴田家へ。

「あの、なっちゃんいますか?」

それを聞いて、一同、顔面蒼白となる柴田家。

なんと、なつは天陽くんのところには行っていなかった!

と、いうことは….ゲゲゲーッ!吹雪の中?!

騒然となる柴田家。取り乱すテルオ。

そこで、あ! と指差す 剛男。

スキーでテクテクとなつが登場。

嬉し恥ずかし、朝帰り!

心配させやがって!

◆第38話。

取り乱すテルオ。

あ!

うれしはずかし朝帰りななつ。

よかった!

柴田家の中へ。

「どこへ行ってたんだ!」とテルオ

「森に住む、彫刻家の親子に助けてもらった」となつ。

「阿川さんかな 」と剛男

とにかく、身体あっためなさい、と風呂へ案内されるなつ。

「天陽くんも、心配かけて、きてもらって、ありがとう。じいちゃん、いろいろとごめんなさい。みんな、心配かけてごめんなさい。わたしは、ちゃんと、生きてるから」となつ。

そして、優しいあの子!
風通しの良い音楽。

雪原。

なつと天陽くん。

「ほんとに悪かったね」

「俺はいいからはやくもどれ」

「天陽くんに話したいことあって。」

「俺に?」

「その前に、天陽くんの話ってなに?話したかったことって」

「それは今度でいいや。それより、そっちの話は?」

と、なつと天陽くんのやりとり。

そして、
「わたし、やっぱり漫画映画をやってみたい。アニメーターっていうのになりたい、いや、なる、って、今朝そうきめた。それを天陽くんに一番に話したかったのさ」と切り出すなつ。

阿川さんのところで過ごした夜、今朝の朝日の問答無用の美しさ、その体験がなつにそう思わせたのだろう。

「そうか、決めたか。なっちゃんの決意がきけてよかった。俺は、いいと思うよ。がんばれ。」と天陽くん。

またね、と別れるふたり。

なんだか、決定的な朝。

思わず、振り返り、なつの背中をみつめる天陽くん。その眼差しは、どこかさびしげ。

それからその晩、なつは夕飯を普通に食べました。

「ほんとに、熊が出てきそうなとこで、熊掘って暮らしてんのさ、そこの娘のなまら美人なサラさんに、熊がラブレター持ってきたってさ、手紙じゃなくて、シャケをね。」

と、森の奥の土産話。

そして、食事の後、ついに切り出したなつ。

あらたまって、お願いがある、と。

「わたしを東京にいかしてください」

「いつ?冬休みの間?」と富士子。

「そうじゃなくて、そのうち、何年かしたら、わたしを東京に行かせてください。」

「それは、東京で暮らすということか?」と剛男

「はい。」

ええ!?となる柴田家。

「どうしたいの、東京で」

「わたしはこれから、お兄ちゃんを支えたいと思ってる。ちょっとでも近くにいて、お兄ちゃんの力になれたら。それから、妹のちはるも探して」

「なんで、そのうち、なんだ? 何年かしたら、ってどういうことなんだ? 」と剛男。

「だって、農業高校までいかしてもらって、まだなんもしてないのに…」

すると

「..その必要はねぇ。行きたきゃ、行けばいいべ。」とじいさん。

「お前に牛飼いをさせたのはわしの勝手じゃ。わしの勝手に付き合うことはない。牛飼いとお前は、なんも関係ない、この家とも、関係ない。」

言葉を失うなつ。

「出て行きたきゃ、出て行けばいいべ。行きたきゃすぐに行け。」と、尖った言葉を吐くじいさん。

剛男と富士子がたしなめるも、

「お前の顔は、もう二度とみたくない。勝手に出て行け!!!」

じいさんのどなりが響き渡る。しばしの静寂。

厳しい表情になるなつ。

「….わかった。わかりました。どうもすいませんでした。」

居間をでて、部屋に駆け込むなつ。

こんな、別れ方、いいのかよ!

身支度をしてでて行こうとする。

「やめなさい、今すぐでて、どこいくの。」
と富士子。

「だけど、ここにはもう、申し訳なくていられない。」となつ。

ビンタをする富士子。

「したらこれで帳消しにすればいいべさ。」

もう一度はりたおそうとする。

剛男、とめようとするも、

「出て行くアンタに、申し訳ないなんて言われるくらいなら、憎まれたほうがよっぽどましだわ!」

と涙滲ませる。

「ひとりで苦しみたいなら、家族はいらないしょ」と涙を目に浮かべ、言い放つ富士子。

なつ、号泣。

これは、何度目かのなつぞら涙腺崩壊場面。
やばい。

居間。

「じいちゃん、なにもあそこまで。もしかしたらなつは、やっと言い出せたかもしれんべや」とテルオ。

「テルオ、すまんかったな。お前まで巻き込んでしまって。」

立ち上がり、居間をでて行くじいさん。

牛舎。

さみしげに、牛の世話んするじいさん。
いまにも泣き出しそうだ。

なつの部屋。

「とにかく、学校は卒業しよう、これからのことも、じっくり考えて、なつが自分で答えだせばいい。なつがほんとに望むことなら、誰も反対しない。じいちゃんだって」

と剛男。

落ち着きをみせるなつ。

「みんな、ありがとう。わたしは、自分が自分勝手ではずかしい。」となつ。

「ゆみこ、受験が大変なときお騒がせしてごめんね」

「わたしはそんなもんでなんも影響ない、さ、勉強しよ」、とほがらかにでて行くゆみこ。

「お茶でもいれようかね」と富士子。

日常が、戻りだす。

「なつよ、君は、肝心なことをまだ言ってないよな。」とウッチャンナレーション。

◆第39話

冬の朝。柴田家。牛舎。

昨晩のひと騒ぎから落ち着いたなつ。

「じいちゃん、ゆうべはごめんなさい。ゆうべのことは忘れてください。私がんばるから。ずっとここでがんばるから。」とじいさんに話しかけるも。

「その必要は、ねぇ、って言ってるべ。」と出て行く。

「なんでそんなこと言うの、気が変わったの?」と富士子

「じいちゃんも、本当はお前に悪いことした、って思ってんだよ、じいちゃん余計に傷つくべ」とテルオ。

「でも、やっぱり私が間違ってる。東京行くなんて…」

そんな重たい空気の中、

優しいあの子!

場面は、てんようくんの小屋。

なつと天陽くん。

「なんで、東京に行く本当の理由を言わなかったんだ」と天陽くん。

兄に会うという理由も、嘘ではない、となつ。

「アニメーションだろ? 漫画映画を作りたいんだべ、なんでそれを言わねえのさ。 」と天陽くん。

「言えんかった。自分でもまだ信じられねもん。そんだこと。」

「じゃなんで東京行くなんて」

「やってみたいから」

「じゃ言えばいいべさ!」

「酪農よりもやりたいことあるなんて、じいちゃん傷つく 言えんかったわ」

「言わない方が裏切りだよそれは。」と天陽くん。

「東京へ行ったって、できるかどうかもわからんのに」と弱腰ななつに対し、

「そんなやつ、なんもできんわ!行かんほうがましだ」

「だから、行かんよ。もう行けるわけねぇよ。それより、天陽くんの話ってなに?」

「それはもういい。なんでもない。忘れたわ。」

うーむ。

そして、場面は、木彫りのクマの工房。

木のクマを彫る阿川。鍋でなんか煮てる北乃きい演じるサラ。

そこへ来客が。

なんと、富士子と剛男!

「なつが大変お世話になったみたいで。私は、なつの母親です」と登場。

「あ、柴田牧場の!」となる阿川。

あいさつだけにきたつもりが、いや、上がっていってください、となる。

手土産に、牛乳を持ってきたテルオ。

「なんとお礼を言ったらいいのか。なつの命の恩人です、それと、なつは本当にここが楽しかったみたいで。」と富士子。

「一晩中寝ないで、絵、描いてたからな。あの集中力は、尋常じゃなかった。」と弥一郎。

「なつがそんなに、絵を描くのが好きだなんて、知らなかった。」と、富士子。

鍋のようなものを、テルオに振る舞う、サラ。

なんだか、いい感じだこの二人。

場面は、山田家の晩飯。

「漫画映画つくりたいのかい、なっちゃん」と山田家の母(小林綾子、おしん!)

「でも、柴田家の人には言ってないんだ」とちょっと苛立ちながら言う天陽くん。

「そりゃあ、柴田家の人、がっかりするべな、東京に戻るって言ったら」と山田正治。

「でも、にいちゃんも、手紙で書いてただろ。いまは、人手が足りないときだから、女でも高卒でも、美大を出てなくても入れるかもしれないって。にいちゃんに相談するのが一番早いよ」と天陽くん。

「ちょっと待ってよ、なしてそんなはやいの。私の悩みに、答え出しすぎだわ」となつ。

それを聞いて、箸をおいて、

「なっちゃん、もともと人間の生き方に、いいも悪いもないんだよ。それは、人間がこしらえた観念に過ぎないのさ。自然の中に生きてる者はそんなもの思わんべ。」

「急に難しいこと言わんでよ

なっちゃんも自然になればいいだけだよ!」

とビシッとかます天陽くん。

自分がどうしたいのか、どう生きたいのか、自然な気持ちに従えばいいだけだ。悩むことなんてない、と。

柴田家。

なつがいない時に、なつの部屋に入る、富士子。

なつのデッサンノートをパラパラめくる。

パラパラまんが、アニメーションのようなものが書かれている。

そこへ、ゆみこ登場。

「なーに勝手にひとのノートみてんのさ」

「あんた、これ知ってた?」と、ゆみこになつがアニメーション的な絵を描いていたことを知っていたかどうか聞く富士子。

「知ってたもなにも。なつの落書きは病気でなおらんわ」

これは、病気じゃない。
あの子、本気だったんだ。

壁にはられた、なつが仲さんからもらったうざぎの絵をみつめる富士子。

場面は天陽くんの小屋。

帰り際、

「できるかどうかわかんなくても、泰樹さんは、たったひとりで海を渡って、北海道に来たんだべさ。泰樹さんは、なっちゃんにとって、見本だべ、誇りだべ。したら、なっちゃんがどうすべきか、自然とわかるだろ。なっちゃんは、自分の信じたことをやればいい」

熱い、まっすぐな天陽くんの言葉に対し、

「わかった。もうわかったから。天陽くん、そんなに、そんなに、応援しないでよ。….さよなら」と返してしまうなつ。

なんともいえないさびしい表情で、帰っていく。

「なつよ、君はなにを求めて、天陽くんのもとへ行ったのか。自然な気持ちが、時には一番不自然なこともあるよな..」

◆第40話

「わたしを東京に行かせてください」

「いきたきゃ勝手にいけばいい、勝手にでてけ!」

と前回のとこのくだり

雪月にひとりでくる、泰樹じいさん。

そして流れる、優しいあの子!

雪月にて。

泰樹じいさんと雪月の女将のトヨ(高畑淳子)が向かい合って座ってる。

「あんたがわたしに頼みごとなんて、よっぽどのことだべさ、なにさ、言ってみれ」とトヨ。

「あんた、孫を東京に出すそうだな」

「そうよ」

「なつのことも頼めんか」

「なっちゃん? なして東京へ」

「ほんとの家族がむこうにいるんじゃ、いきたいという思いは、当たり前だべ」

「あんたそれでいいんかい?なっちゃんは孫以上にあんたの愛弟子だべさ」

「自分で蒔いた種じゃ」

「種? なにしたのさ?」

「テルオと、くっつけようとした。わしはなつのことを、まだ他人みたく思うてた。それを、言われてしまった。」

「それでなっちゃんが東京に行きたいと言い出したのかい」

「こうなったら、自由にしてやるしかないだろ」

そこで、雪之助が、パフェ、を持ってくる。

「こんなもん、十勝で作ったもんは、まだ誰もいないと思うんだわ。どうぞ」とふるまう。

食べる 。

なんじゃこりゃあ、とうまそうに食べる泰樹じいさん。

「ホイップした、生クリームです。これからは、こういうお菓子が流行ると思うんだわ。」と雪之助。

今度、雪次郎を連れて、東京に行って生クリームのこともいろいろ学んでくるという。

「それになっちゃんも連れてってよ」とトヨ。

「ええ、まぁ」と怪訝な顔つきの雪之助。

なつの部屋。

なつ、パラパラとデッサンノートをめくりながら、天陽くんから言われた言葉を反芻している。

ため息をつくなつ。

「わたしはバカだ、、」と独りごちる。

そして、天陽くんの小屋。

テルオが訪れる

「なつとは、話したのか?なつが東京に行ってもいいのか?」

「俺に、どうすることができるんですか」と天陽くん。

「どうする、って、、どうしたいんだ?」

「俺、ずっと思ってたんです、なっちゃんはいつか、この土地からいなくなるって。
なっちゃんにはそれが自然なことだろうって。自然にはさからえん」

「だから、諦めるのか?」

「俺は、ここで生きるってきめたから。昔なっちゃんが俺にしてくれたように、なっちゃんがきめたことをおれは守ります」

牛舎。

帰ってくる泰樹。

出迎える富士子。

「なつが、東京に行きたいって言い出したのは、お兄さんのこととは別に、ほかの理由があるのかも 」と切り出す。なつには東京でしたいことがあるのかもしれんわ、と。

「なんでそれを言わんのだ、なつは」とじいさん。

「わたしらに悪いと思って、言い出せないのさ。ここで働いて何年かしたらって言ったのは、そういうことなんでないかい」

柴田家の晩御飯。

テルオが作った、牛乳鍋。

「うめえから食ってみれ」

拒絶するゆみこ

なつは部屋で、絵を描いてる。

そこへ、来客が。

阿川弥一郎と、サラだ。

なつ、部屋から出てくる。

「この前は、ありがとうございました。」

「牛乳のお礼に、参りました」と阿川弥一郎。

出してきたのは、シャケをくわえた木彫りのクマ!

それで帰ろうとする阿川さん、

「飯でも食っていけえや 」と泰樹

しかし、いやいや、と帰る流れに

「また森に行ってもいいですか」となつ。

「もちろん、いつでも、待ってるからね」とサラさん。

思わず「はい!」と答えるテルオ。
テルオ、北乃きいに惚れたな!

晩御飯。

「なつ、お前のことは雪月に頼んでおいた。雪次郎と一緒に、東京へいけばいい。」となつへ話しかけるじいさん。

「じいちゃん、わたしはもう、じいちゃんも家族ではいれんの?」

「いつでも戻ってこい。ここはお前の家だ。それは変わらん。いつでも返ってこい。先に、東京の用事を済ませてこい….だけど、お前がもし、東京で幸せになるなら、それも立派な、親孝行だ。それを忘れんな。絶対に、それを忘れんな。」

真摯な泰樹じいさんの言葉に、言葉を詰まらせるなつ。

「なつよ、どうした。浮かない顔をして。お前の魂は、いまどこにいる? 抜けちゃったのか?」とウッチャンナレーション。

まだ、じいちゃんには直接、東京に行きたい本当の理由を行ってないのだ。

翌日。

ひとり、雪月へいく、なつ。

雪月へ入るなり、トヨばあさんに抱きつく、なつ

わたしは、ずるい。じいちゃんを、裏切ってしまった

◆第41話

「お前がもし、東京で幸せになるなら、それも立派な、親孝行だ。それを忘れんな。絶対に、それを忘れんな。」というじいさんからの言葉を思い出しているなつ。

ひとり雪月に赴き、トヨばあさんの胸にとびこむ。

わたしはずるい、、じいちゃんを、裏切ってしまった

そして流れる、優しいあの子!
晴れ晴れとした気分になる曲

雪月。

トヨばあさん、雪之助、妙子(雪之助の妻、雪次郎の母)、雪次郎、そしてなつ。

落ちついてお茶を飲んでいる。

「川村屋のマダム、いつでもなっちゃんに来ていいってさ 。お兄さんに会えるようにする、って 。川村屋で雇ってもいいってさ」と雪之助。

「俺もなっちゃんがいてくれたら心強いわ 」と雪次郎

浮かない顔のなつ。

「とってもありがたいけど、仕事は自分で見つけるつもりだから」

「人の世話なることを心苦しく思うことないよ」と妙子。

「なっちゃんにはなっちゃんの考えがある、」とトヨばあさん。

わたしはずっと、いつかここを出なきゃいけないって思ってた。それを隠してた。隠しながら、酪農をするのが夢、って言っていた」となつ。

「なっちゃんは、ずっと苦しんでたのか?」と雪次郎

「だからずるいのかい?」と妙子

「そんなことずるくないよと」とトヨ。

「でも、じいちゃんには本当のこと言うべきだ。なんでも言えるようにしないと、ここでは、心まで、しばれてしまうんだわ」

と、核心をつくトヨばあさん。

トヨばあさんのファイトで、ニンマリとするなつ。

「じいちゃんに話してみる」と決心。

そして、場面は柴田家の牛舎。

ひとり、搾乳をするなつ。

「泰樹さんは、たったひとりで海を渡って、北海道に来たんだべさ。泰樹さんは、なっちゃんにとって、見本だべ、誇りだべ。したら、なっちゃんがどうすべきか、自然とわかるだろ?」

と天陽くんの言ってたことを反芻している。

すると、牛舎の戸村悠吉がやってくる。

「なっちゃん、東京行くって本当かい」

「うん」

「そのまま、こっちに帰ってこないのかい?」

「そんなことないべさ。帰ってくるべ」と戸村キクスケ。

「帰ってこなきゃダメだ!兄さんのことを心配なのはわかる、したけど、おやっさんの気持ち、わかってくれんべか」

「それは、わかってる。よくわかってる。」

「親父!それは俺らが口挟むことではないべさ!」とキクスケ。

「俺は、なっちゃんを家族だと思ってんだよ!」とユウキチ。

「俺だってそうだよ!家族だから、まっててやればいべさ!」とキクスケ。

そこへ、じいさん登場。

「おい、仕事しろ。ここにいるときは、牛のことだけ考えろ。」

夜。

柴田家の食卓。

たべおわり、早々に食卓を離れるじいさん。

「じいちゃん、ちょっと待って。」

頭を下げる、なつ

「ごめんなさい。わたし嘘つきました。本当は、東京に行きたいのは、兄に会うためではなくて、本当は、やりたいことがあるからです。….漫画映画を、作りたいのさ。作れるかどうか、わからんけど、どう作ってるのかもわからんけど、やってみたいのさ、挑戦してみたいのさ、じいちゃんがひとりで北海道にきて、開拓したみたいに、わたしも、挑戦したい。さっきやっとわかったのさ、わたし、じいちゃんみたいになりたかったんだって。それがわたしには、漫画映画を目指すことなのさ。そんなの無理って思おうとしたけど、いまはそう思えなくなったのさ、思いたくない。じいちゃんごめんなさい。酪農を、じいちゃんを裏切っても、わたしはやりたい」

それに対して、

「なにが裏切りじゃ、ふざけるな!」

とどなり、そっと、なつに近寄るじいさん。

顔をやさしくペチっと叩き、

「よく言った、それでこそ、わしの孫じゃ。行ってこい。まんがか映画か知らんが、行って、東京を耕してこい。開拓してこい。行ってこい。」

涙で言葉をつまらせ、声を絞り出すじいさん。

おおお…

翌朝、天陽くんのとこへ行き、出会いがしらに抱きつく、なつ。

「ゆるしてくれた! じいちゃんが認めてくれた! 天陽くんのおかげ。ありがとう!」

と抱きつきながらいうなつ。

「なつよ。それは天陽くんに、別れを告げてもいるぞ」

◆第42話

天陽くんのところへスキーで行くなつ。

「天陽くん!じいちゃんが認めてくれた!」と天陽くんにだきつくなつ。

「天陽くんが、わたしに教えてくれたから。北海道にきて、わたしは天陽くんに出会えていかった」とニンマリ。

そして繰り出される、優しいあの子!

天陽くんの家で、天陽くん家族となつ。

「なっちゃん、陽平の会社に行くのかい、」と山田タミ(小林綾子)

「入れるかわからないけど、がんばります。」

「にいちゃんに手紙書くよ」

「それなら自分でかくわ、」となつ

「東京へ行ってもなっちゃんとは、陽平で繋がっていられるな、」と山田正治。

「なんといってもなっちゃんには、本当のお兄ちゃんついてるから、安心でしょ」と山田タミ。

「そうだといいけど」

そして、阿川の木彫りクマ師のとこへいくなつと天陽くん

おじゃまします。

阿川弥一郎とサラに、天陽くんを紹介するなつ。

「あんた、なに作ってんだ」と天陽くんへ聞く、阿川弥一郎。

「じゃがいもにビートや、それに牛飼いも。」と天陽くん、

「それと、金にもならんもんか。俺も、ここで生きてなきゃなんもつくれないんだ。困ったことにな。」と弥一郎。

「いいですね。」と微笑む天陽くん。

そこへ、テルオやってくる。

あれれ

なぜテルオが。

牛乳を届けにきたという、

「別に頼んでないけど」とサラ(北乃きい)。

北乃きいに惚れているテルオ!

そのあと、柴田家の牛舎

「テルオにいちゃん、サラさんのこと好きなんでしょ!」となつ。

「なにいうか、はんかくさい!」とテルオ

北海道ワード、「はんかくさい」が初登場。恥ずかしい、みっともない、という意味だ。

「時間は、瞬く間にすぎて、三月。今日は、ゆみこの出陣式です。」とウッチャンナレーション。

そう、ついに、受験だ。
札幌まで受けに行くゆみこ。

柴田家、総出で見送る。

「みんなおおげさよ!わたしは大学受験で人生決まると思ってないから、スキー大会に出るようなものよ」とゆみこ。

「スキー大会に出るっていうのは、おおごとだ!」とキクスケ(音尾琢真)。

じいさんに「頑張ってくるわ」といい、いざ、出発するゆみこ。

FFJ!FFJ!我らの誇りー!と歌を歌い、ゆみこを見送るなつ。

「東京に行くまで、なつは酪農に精を出しました。酪農はなつにとって、もう人生そのものです。農業高校で学んだことや、十勝で培われたことすべてが、今のなつを作っています。そしてこれからも、それはなつを支えて行くでしょう。幼い頃からの生活はやがて、かけがえのない故郷になるのです。十勝の卒業式は、春といっても、雪の中で、迎えます。」とウッチャンナレーション。

勝農演劇部、部室。FFJの歌をみんなで歌ってる。

「なんでこの歌が演劇部の歌になってんだ!」と倉田先生。

「倉田先生、本当にお世話になりました!」と雪次郎と部員一同。

「いいか、お前らの、魂の舞台の幕は、これからあがるんだ。北海道でも、東京でも、魂はひとつ。それを、目一杯育てろ。」

と倉田先生。

さぁ、これでもういいな、というとこで、

カドクラさん、

「卒業したら、言おうと思ってたんだ!イムラ よしこ!俺の嫁になってくれーー!」

とよっちゃんにプロポーズ

しかし、

「ごめんなさい。それはできない。」

とよっちゃん。

なんでだよ!!とカドクラさん。

「そして、なつには、もう一つの卒業が待っていました。」

天陽くんのとこへ行くなつ。

ちょうど、子牛がうまれたタイミング。

わー!よかったよかった

しかし、そのバタバタで、いうこといえず。

そして、ひとり雪原を歩いて帰るなつ。

しかし、うしろから、天陽くんが呼び止める。

なっちゃん!

と走ってきてぶつかる。

「なっちゃん、俺は待たんよ。なっちゃんのこと、ここで。帰るのは待たない。なっちゃん、俺にとっての広い世界は、ベニヤ板だ。そこが俺のキャンバスだ。なにもないキャンバスは広すぎて、そこに向かってると自分の無力ばかり感じる。けど、そこで生きている自分の価値は、ほかのどんな価値にも流されない。なっちゃんも、道に迷った時は、自分のキャンバスだけに向かえばいい。そしたら、どこにいたって俺となっちゃんは、なにもない広いキャンバスのどこかで繋がっていられる。…..がんばれ! 頑張ってこい、なっちゃん。」

そして、手を差し出す天陽くん。

なつも応え、握手をする。

見つめ合う二人。

涙が、なつの頬を伝う。

静かに微笑む、天陽くん。

おおげさに泣き叫んだりせず、グッと抑えた演出が素晴らしい。

雪原、ふたりにとっての決定的な瞬間。ああ!

「ああ、なつよ、万感の思いをこめて、未来へむかえよ。来週に、続けよ。」

次週「なつよ、東京には気をつけろ!」

★感想

なつが吹雪で遭難しかけて、木彫り師の阿川弥一郎に助けられ、その翌朝、雪原に照りつける朝日を見てアニメーターになることを魂レベルで決意するところから、泰樹じいさん含め柴田家の家族に、たてまえとしての部分ではなく、本音の部分での東京に行きたい理由を、葛藤の末についに打ち明けるまでの今週。

柴田家で酪農を学び、農業高校にも通い、牧場を継ぐものとして期待されていたなつは、その期待に応えたいし酪農も好きだから従事したいという気持ちがある反面、どうしても、絵を描く表現者として、アニメーターとして、漫画映画の制作に携わるという夢を諦めきれずにいた。信頼する天陽くん、そして雪月のトヨばあさんらの後押しもあり、葛藤を打ち破り漫画映画への強い気持ち強い愛を、ついに打ち明ける、その様子はとても感動的だ。

なつにとっての人生の見本であり、誇りである泰樹じいさんが、かつて北海道に来て厳しい環境の中で土地を切り開いた開拓者スピリットを受け継ぎ、東京で、まだ新興の分野である漫画映画の地平を切り開いていこうとするなつ。 背中を押すじいさんの目には涙が浮かび、その胸中に思いをはせると激しくグッとくる。

また、東京へ行くことを決意することは、十勝に残ると決めている天陽くんとの別れも意味していたわけで。なつと天陽くん、相思相愛な二人だが、それぞれの志の下に、違う土地で生きる。感傷的な気分はあふれるほどあるだろうに、それを表には極力出さず、お互い向かい合う広いキャンバスのどこかで繋がってるぜ、とハードでクールな北の男の誇りを示す天陽くん、素晴らしい。

次週、なつがついに本格的に東京へ。なつよ、東京には気をつけろ!

なつぞらを追うのは、いまからでも遅くない。

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