広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第8週「なつよ、東京に気をつけろ!」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第8週 「なつよ、東京に気をつけろ!」 第43話から48話までのまとめだ。

● 第8週「なつよ、東京に気をつけろ」

◆第43話

柴田家に、郵便物が届く。

北海道大学からの郵便物。

ゆみこの、合格通知だ

家族総出で、開封の儀。

しかし、ゆみこ「一人で開ける」と部屋へ

そして、優しいあの子!

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い月曜日、

今週の演出は、木村隆文

部屋にこもってでてこないゆみこ

「わたしがみてくる! 」とあけみ

あけみはだめだ!、じいさんしかいない。となる。

よし、とじいさん。

しかし、踵を返し、みんなで行くべ、と、

みんなで部屋へ。

部屋を開けると、ゆみこ、寝てる。

通知をみると、

なんと、合格!!

これみて、気が緩んで寝てしまったのだゆみこは!

ゆみこの合格に、地元の新聞が取材にくるほどの偉業。

「わたしの、開拓者精神でがんばりました!」とコメントするゆみこ。

場面は牛舎。

バターチャーンでバターをつくるテルオ。

パクリと食べ、おいしい!、となつ。

「このバターも、サラさんに持ってくの?」

「あたりめぇだべ」

とニンマリ。

夜中。

部屋で、絵の練習をしているなつのところに、あけみ。

なつの横顔をみつめ、抱きつく。

「どしたの」

「なつ姉ちゃん、わたしのこと、忘れないでね」

「なにさそれ、忘れるわけないしょ」

「ずっと、なつ姉ちゃんは、わたしのお姉さんだよ」

「あけみは、ずっとわたしの大事な妹」

とやりとり。

「そして、旅立ちの日はやってきました」

牛舎の朝。

「したら、じいちゃん、そろそろ行くわ。じいちゃんも送別会来てくれたらいいのに」となつ。

「牛はほっとけねぇべ」と、背中越しに応えるじいさん。

暫し間があり、

「いままで、ありがとうございました。」

となつ。

「へ、そんな他人行儀なあいさつよせやい」というじいさんの受け答えをきくと、なつ、ニンマリして、

「また、帰ってくるから。」

「気いつけてな。」

駅まで見送りにはあえていかない、じいさんの背中。

多くを語っている。

「その日、帯広の雪月で、なつと雪次郎の送別会と、ゆみこの合格祝いが開かれました。」

みんなで飯。

わいわいして、宴もたけなわ、

それぞれの豊富を語ってもらう流れに。

「雨にも負けず、風にも負けず、雪次郎にも、なつの厚かましさにも負けず、丈夫な頭を持ちます! 」とゆみこ。

そして、

「俺の目標は、北大出のゆみこちゃんに、おいしいって言ってもらえる、十勝のお菓子をつくることです!」と雪次郎。

おおおー、となる。

「お菓子づくりの基本は、たったひとりの客を思うことだ。それでいい」と父の雪之助。

そして最後に、なつ。

「わたしの目標は、東京で、漫画映画を作ることです。戦争で死んだ父の手紙に、家族の絵があって、わたしは心の中で、それを動かしてました。昔が生き返ればいな、って。そん時から、漫画映画は、わたしの中にあった、夢だったような気がします。天陽くんの絵がその夢を膨らませてくれました。でも、現実のわたしを幸せにしてくれたのは柴田家の家族です。できれば、家族のそばで酪農手伝いたいと思ってたのも、ほんとです。だからそれを裏切るのは辛いけど、厚かましいけど、今は….」

「ありがとう、なつ。それは、裏切りじゃない。それは、成長だ。9年前、まだ9歳で、この北海道に来て、十勝に来て、家にきて、ここまで成長してくれて、本当にありがとう。なつ、父さんは、本当にうれしい。」と剛男。

「なつ、みんな応援してるから、元気に行っといで」。と富士子

そして、みなのあたたかな笑顔がすっぱ抜かれる。

「なっちゃん、いままで本当にありがとう、俺はなっちゃんが好きだ。それはこれからも変わらない。」

と、どさくさに紛れて天陽くん。

みな、あたたかな拍手。

まるで最終回かのような雰囲気。

そして、牛舎では、ひとり、牛の世話をするじいさん。

堪えきれず、涙を流している。

「なつよ、その手に、ふるさとを持っていけ」

◆第44話

昭和31年(1956年)、4月。

雪之助、雪次郎、そしてなつは東京に。

「新宿は、戦後の焼け跡から復興し、デパートや飲食店、大型書店や、映画館。さまざまな娯楽施設が立ち並ぶ、文化の中心地。戦前の浅草に変わって、新しい庶民の街になっていました。なつは、まだ雪残る北海道を飛び出し、新しい春を迎えに来たのです。」とウッチャンナレーション。

そして流れる、優しいあの子!

場面は、川村屋。

「採用試験の六月までの間、なつは、川村屋にお世話になることになりました。」

店構えをみて「すっかり変わったな。でも、川村屋があるだけで、ホッとする。」と、かつてはここで修行をしていたという雪之助。

中に入る。

「のがみさん!」

と、かつて世話になった川村屋ののがみさんに歩み寄る雪之助。

「老けていて、だれかわからなかったですよ」とのがみさん。

「のがみさんは、全然かわらないですね」と雪之助。

野上 健也 、川村屋のフロアマネージャー。
大正元年から川村屋にいる、たたき上げだ。

そして、奥の部屋の席につくと、川村屋のマダム登場。
演じるのは、比嘉愛未。

雪次郎をマダムに紹介する雪之助。

「それで、奥原なつさんは、あなたはここで働く気はあるの?他にやりたいことあるのよね、漫画映画だっけ? その会社の採用の試験はいつなの? 」とマダム。

「6月に臨時採用の試験があるようです」となつ。

「そう。それまでは、どこかで生活しなければならないでしょ。でも、そういう中途半端な人をお客様の前に出すわけにはいかないので、厨房で、皿洗いでもしてもらいます。それでよければ。」

「いすぎるくらいです! ありがとうございます。 」と頭を下げるなつ。

「それにしても、なつさんが絵をね」と感慨深げなマダム。

「川村屋には、昔から絵描きのような芸術家が、たくさん集まってきますよね」と雪之助。

川村屋の先代が、絵の好きな人だったようだ。

なつさんはどんな絵を描くのかしら、と、マダムが気になってるようなので、

自分の絵を見せるべく、スケッチブックを渡すなつ。

ペラペラめくる。

「なるほど、漫画ね、これは」

「はい。私がなりたいアニメーターは、その絵に、命を吹き込むんです。」

「命?」

「漫画は、紙の上で物語を描きますが、漫画映画は、絵が物語を演じるんです。アニメーターは、役者と同じように、物語を絵で演じる人なんです。 マダムは、どう思いますか?私にできると思いますか?」

「不安を誰かの言葉で解消するのはよくないわ。その不安と戦わないと。」とマダム。

「はい。」

「そういう人なら、わたしも応援します」

言うことの重みと深みがさすがのマダム!

「マダム、あなたは、先代のマダムの意思を、立派に継がれたんですね」と雪之助。

そして、

「なつさん、この新宿も、ある意味で北海道とおなじように、開拓者が集まるところなのよ。文化の開拓者。あなたのように、新しいことに挑戦したいという若い人たちが、これからどんどん集まってくると思うわ。この川村屋も、そんな新宿でありたいと思ってる。ようこそ、開拓者の街へ。」

と、「開拓者の街、新宿」と言ってのけるマダム!

キッチンへ。

雪次郎となつを、スタッフへ紹介するマダム。

職人たちの長、杉本 平助。

「ここは軍隊じゃないから、そう硬くならずに。」と、雪次郎へいう杉本さん。

よかった!となる雪次郎だが、

「よかったじゃない!」と喝をいれる雪之助。

そして、お土産持ってきてるんです、となつが取り出したのは

北海道のバター。

「これを、インド風バターカリーに使ってください!」

それは絶対うまいだろ!

特別料理としてバターカリーを振舞われる、なつと雪之助と雪次郎。

「これは、あくまでまかない料理です。落書きが芸術にはならないように、これは川村屋の味ではありませんから」と感じ悪いこと言うのがみさん。

店舗の奥の部屋。

バターカリーを食べるマダム。

おいしい!

「いいバターですよ、これは」と杉本さん。

一方、「うんめぇ!」とバターカリーを食べる3人。

そして、「このカリーは、その昔、マダムの先代のマダムが、インドの独立運動をしていた、インド人革命家を助けたことから、ここで作られることになったんだ。」と雪之助がぼそりと切り出す。

「インド人の革命家?」

「そう、その革命家は、イギリス政府に追われて、日本へ逃げてきたんだ。そこでマダムはその革命家を、川村屋に匿った。そのインド人が、そのカリーを伝えたんだ。いわばこれは、命がけで守った、マダムのカレーだ。革命が作った、川村屋の味だ。それが今も残ってる。名物になるものは、そのお店の、その人間の覚悟だ。」と雪之助。

その覚悟を受け継いでるのが、いまのマダム。

「そのマダムに、うちの兄は借金をしたんです。」となつ。

「カリーじゃなくて、借りを作ったのか」と雪之助。

そこから、歌を聞きに行く、と言う流れになり、クラブ メランコリーへ。

戸田恵子演じる、煙 カスミが歌うクラブだ。

「ガード下の靴みがき 」を歌っている煙 カスミ。

間奏のところで、美輪明宏のヨイトマケの唄の時の小芝居のようなものも挟み込まれる。

「なつは、その唄を聴きながら、靴みがきをして、兄や妹と過ごしたあの頃を思い出していたようです。でもなぁ、東京は、街も、人も、すっかり変わったぞ。なつよ、気をつけろ。」

◆第45話

クラブ メランコリーで煙カスミの歌を聞くなつ。

終演後、煙カスミがなつの席のところに。

「あなたの歌は素晴らしい」と酒に酔った雪之助。

「あなたは確か、サイ坊の」、となつを認識する煙カスミ。

ちょっと、お酒に付き合ってくれる?、と夜の新宿に駆り出されるなつ御一行。

入った店には、岸川あやみ。演じるのは山口智子!

「なつは、あやみさんとの出会いの意味をまだ、知りませんでした」とウッチャンナレーション。

そしてくりだされる、優しいあの子!

岸川あやみの切り盛りする店で、おでんを食べるなつ御一行と煙カスミ。

「この子、人を探して私のとこ訪ねてきたのよ」と煙カスミ

「人探し?」

「子どものころに生き別れたお兄さん。その人が、私と同じムーランルージュで働いてたんですって」

ん、となるあやみさん。

「去年の夏に一度会えたんですけど、また行方がわからなくなって」となつ。

「名前、なんていうんだっけ?」と煙カスミ。

「奥原なつです。あ、兄の名前は、奥原さいたろうです。」

なつにあえて言わせてる感じの煙カスミ。

明らかにキョドキョドしだすあやみさん(山口智子)。

酔っ払って、昔話にくだをまく雪之助。

「なつの兄貴ってのがね、ロクでもない奴でな、警察の世話なって、それで、川村屋に借金残してんだべ?」とべらんめえ口調でまくしたてる。

飲みすぎて、倒れてしまう雪之助。

安田顕の酔っ払い演技が秀逸。

そして、川村屋に帰るなつ御一行。

なつたちが帰ったあと、

あやみさんに「ごめんね」と煙カスミ

「伝えにきてくれたんだね」と岸川あやみ、

「あとは、あやみちゃん次第よ」と煙カスミ

夜。

川村屋の下宿部屋。

サチコさんという女性と相部屋になるなつ。

川村屋の店員、三橋 佐知子。演じるのは、水谷 果穂。

「困ったことがあれば、なんでも言ってね。….さいちゃんからは、聞いてないわよね、私のこと? 」とサチコさん。

「さいちゃん?」

「そりゃあ、言えないか。」

「え?」

どうやらいろんなところに恋多き、咲太郎。

翌朝。

歯を磨くなつ(広瀬すず)。
牛舎の習慣で、超早起き。

「あのさ、これ、すくないけど、お兄さんに渡してくれる?すこしでも足しになればと思って」とサチコさん。

「なしてお金を?」

「力になりたいからでしょ、私からは遠慮して受け取ってもらえないかもしれないから、あなたから渡してあげて、ね」

「あの、兄と、なんかあったんですか?」

「なにか? いやだ、まだ、ないわよ! 」と照れるサチコさん。

「まさか兄は、あなたにも借りがあるんですか?」

「借りなんてないわよ、わたしとさいちゃんは、同士だもの。この新宿で、ずっと強く生きて行こうと誓ったんだもの!」

兄ってどんな人なのか、、怖い!となるなつ。

そして場面はあやみさんのおでん屋。

鼻歌歌いながらおでん作ってるあやみさん。

そこへ、咲太郎が登場!

不景気な顔してどうした!神武景気もここには届かないか!と威勢良く入ってくる。

「あんた、また新宿に帰ってきたの?」

「ここしか帰るところないよ!」

「いまは何やってんの?」

「いまは、新劇の劇団手伝ってんだ。」

新劇!!

「やっぱりそうか、まだ知らないか。それで帰ってきたってわけじゃないんだ」

「なんだよ?」

「あんたの妹、新宿に来てるよ、北海道から」

「なつが?!」

「あんたをさがしてる。こんどはこっちで暮らすために出てきたらしいよ」

「なんで? いまさら俺なんか」

「あれは、追い出されたんだねぇ」

とやりとり。むむむ、なにやら誤解が生み出されている様子。

「俺のせいか? 俺のせいでなつは東京にきたのか?去年の夏きた時は、幸せだって言ってたが」と、打ち震える咲太郎。

「なつよ、なんだか咲太郎に勘違いされてるみたいだけど、もうじき、会えるかもしれないよ」

◆ 第46話

川村屋で皿洗いをするなつ。
しごかれている雪次郎。

「俺のせいでなつは、ひとりで東京にきたのか?!」

「かわいそうにね、小さい時から牧場でこき使われて」

「ひでぇ! 孤児院よりひでぇ!」

「それで、大人になってお前に会いにきたってわけだ」

「どこにいるんだ」

「川村屋。誰かの借金のために、皿洗いしてるらしいよ。」

と、咲太郎とあやみさんのやりとり。

そして、

「クソォ、許せねぇ、北海道め、ゆるさねぇ!」

とジャガイモに箸を突き刺し憤怒する咲太郎!

そしてかまされる、優しいあの子!
この曲が日常にあることの幸せ。

場面は川村屋。

「その日の閉店後、なつは、店のかたづけを手伝っていました。」

そして、川村屋へ、咲太郎が勢いよく入り込んでくる。

「なつ、お前を迎えにきたんだ!」

「お兄ちゃん、いまどこでなにしてんのさ?」と、突然の咲太郎の登場に驚くなつ。

「とにかく、いまはお前を迎えにきた!」

「どういうことなの」とマダム。

「マダム、俺の借金と妹はなんも関係ないだろ!」と吠える咲太郎。

どういう意味かしら?、といぶかしがるマダム。

「妹を働かせるなんて、川村屋のマダムも随分アコギな真似をするもんですな」と言ってのけ、そして、マダムに金を渡す咲太郎。

「まだ一万円だけですけど。これからは毎月返しにきます。そのかわり、妹を解放してください」

だいぶ勘違いをしている様子の咲太郎。

妹は連れていきます、となつの手をひいて出て行こうとする咲太郎だが、

そこへ、雪次郎が登場。

「誰だこいつ?」

「雪次郎くん。北海道から一緒にきた私の友達。」となつが説明。

「北海道? なんだお前? なんでなつを追っかけてきたんだ!」

と雪次郎の胸ぐらをつかむ咲太郎。

「なにをさっきから勘違いしてんのさ!」となつ。

それでもなつを連れて行こうとする咲太郎に対し、

「連れてって、今度はあなたが妹を不幸にするの? あなたは、いまのなつさんのなにを知ってるの? なにをしてあげられるというの?あなたはいまなにをしているの?」と、スバリと言ってのけるマダム。

新劇の劇団の制作部にいます、と咲太郎が言い返すも、

「それで、なつさんを幸せにできるの?なつさんの生活を保証できるの?」と、畳み掛けられ、言葉に詰まる咲太郎。

すると、そんな様子をみて、

「マダムは、兄のなにを知ってるんですか?」

となつ。

へんな空気になる。

「少しだけ、兄と話をさせてください」と言い、

店を出て、咲太郎とサシで話すなつ。

「なんなの、あんなことして。全然話についていけないべさ。」

「…お前、すっかり北海道に染まったな」

「言葉はしょうがないしょ」

「言葉だけじゃねえ。なんか、苦労が顔ににじみ出ている。」

「聞きようによっては、失礼だからねそれ」

「ごめん、悪かった。俺のせいで、皿洗いなんかさせて」

「さっきから、勘違いしてるみたいだけど!」

とやりとり。

とりあえず行こう、と歩き出す咲太郎。

なつに会わせたい人がいるんだ、と咲太郎。

向かった先は、なんと、岸川あやみ(山口智子)のおでん屋、赤い風車。

入店。

やたらへりくだってなつを迎え入れるあやみさん。

「ちょっと待ってよお兄ちゃん、こんな大人のひとまで、ここで一緒に暮らしてるってこと?」と、咲太郎の節操のない女性関係に対してさすがに苛立ちを隠せないなつ。

「わたし言っちゃうからね!この人のためにも。去年のなつ、浅草であった踊り子の人が、お兄ちゃんねよろしくって、言ってたよ! 朝まで一緒にいたんでしょ?」

「ああ、マリーのことか」と咲太郎。

第5週 30話で登場した ローズマリー

広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに!」

「それから、煙カスミさんと一緒にいた人も!」

「土間ちゃんね、付き人の」とあやみさん。

「その人が、お兄ちゃんに返して、だって、心の操、真心を!」

「なんだそれ?!」と咲太郎。

まだまだ熱くなるなつ、とりあえず落ち着かせる咲太郎。勘違いだ、と。

「ほんと馬鹿だよね、あはは」とあやみさん。

ムッとするなつ。

「なつ、違うよ。この人、この人は、俺の母ちゃんだ。」

「え?」

「母ちゃんみたいなもんっていうか。昔ムーランルージュにいた踊り子で、岸川あやみさんっていうんだ。いまからゆっくり話すよ。」

ハッ、として、去年の夏に川村屋でフジマサ親分から聞いた話を思い出すなつ。

そのくだりは、同じく第5週 30話を参照。

広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第5週「なつよ、お兄ちゃんはどこに!」

「あなたが、そだったんですか。」と合点がいくなつ。

「でも。なんで煙カスミさんはあなたのこと隠してたんですか?」

「わたしに気を使ってくれてたんでしょ」

「それはいいから、なつ、ここで一緒に住まないか?」と咲太郎

俺頑張って働くからよ!とはりきる咲太郎。

「毎日おでんたべられるし、この子もここで働いてもらってさ」とあやみさん。

しかし、そんな二人の様子をみて

「いやです。やめてください。二人して、わたしを馬鹿にしないでください。わたしはもう一人で生きられます。ここは、わたしとはなんも関係ないところです。帰ります」

え、となる二人。

追いかける、咲太郎、

「お兄ちゃんは、私とちはるを捨てたんでしょ、それで楽しかったんでしょ、ずっと
死ぬほど心配してたのに、あたしとちはるのことはもうとっくに忘れて、もう関係なかったんでしょ」と言葉をぶつけ放つ。

ウッとなる咲太郎。

どうなってしまうのか?!

◆ 第 47 話

「わたしはもう一人で生きられます、帰ります 」となつ。

後を追う咲太郎

「お兄ちゃんは、わたしとちはるを捨てたんでしょ、それで楽しかったんでしょ、ずっと心配してたのに」

言葉を詰まらせる、咲太郎

一方、店。

ため息をつきながら天ぷらを揚げているあやみさん。

そしてくりだされる、優しいあの子!
初夏に響き渡るいい音

「なつ、これからどうする気だ?」

「マダムに謝って、明日からここで働かせてもらうしかないしょ…さっきは、ごめんなさい。お兄ちゃんを責める資格なんて、わたしにはないわ」

「いいんだよ、そんなこと」

「もう、大丈夫だから。お兄ちゃんが無事でいかった。川村屋で元気に働くから。お兄ちゃんの借金なんて関係ないから」

「ほんとか?」

と咲太郎となつのやりとり。

そして、なつが言っていることが本当か確かめるため、なつともっと話をするため、川村屋までついてくる咲太郎。

川村屋に戻り。雪次郎の部屋を訪ねるなつ。
雪之助もいた。

なつ、咲太郎、雪之助、雪次郎で、バターせんべいを食べながらお茶することに。

バターせんべい食べる咲太郎。

「うまいな、これ!」

それをきいて、喜ぶ雪之助。

「北海道土産には、バターせんべいを!」

しかし、

「北海道には行きたくねぇ」と咲太郎。
なつは、さんざんつらいめにあったんだろ北海道で、と。

それは違うぞ、とみんなで咲太郎に説く。

柴田家はそうとうよくしてくれた、と。
なつは、夢があって、東京に出てきたんです、と。

そして、咲太郎が新劇に関わってることに興味を示す雪次郎。

「ああ、そうなんだ、いまは桜の園ってのをな」と咲太郎が話すと

「チェーホフですか」と、食いつく雪次郎。

「高校で演劇部だったんです!なっちゃんも」

「なつ、お前の夢って、女優か!よし、俺に任せろ!」と早とちりする咲太郎に対し、

「ちがう、漫画映画だ」となつ。

「ディズニーとかそんなのは子どもがみるもんだろ」と咲太郎。

「そういう子どもの夢をつくりたいの。子どもがみるものだから、わたしはつくりたいの」となつ。

ニンマリと咲太郎。夢があって東京出てきたんなら、それはよきこと。

「なっちゃんは、東洋動画に入りたいんだ」と雪之助。

「東洋の撮影所なら、俺もよくいくぞ」と咲太郎。

劇団員の付き人として。

「お兄ちゃんの夢は?」となつ。

「俺の夢は、ムーランルージュを復活させることだ。 マダムを、舞台にもどしてあげたいんだ。俺を救ってくれた人だからな。」と言って、よし、帰るわ、となる咲太郎。

「さちこさんは?」

「さっちゃんはな、かわいそうなやつなんだよ。疎開中に空襲で親を亡くして、苦労してきたんだ。なつも優しくしてやつてくれ」

「お兄ちゃんは、あんまり優しくしないほうがいいと思う….」となつ。

「咲太郎には、同情と愛情の垣根がないようです。困ったことに、女の子に限って、その優しさが、時々出すぎてしまうようです。女の子に、限って」とウッチャンナレーション。

夜。

ひとり、部屋にいるなつ。

柴田家勢ぞろいでゆみこの合格取材の時に撮った写真を壁に貼り、眺めている。

「じいちゃん、父さん、母さん、今日、お兄ちゃんに会いました。だけど、お兄ちゃんには、お兄ちゃんの家族がいるみたいで、いまのお兄ちゃんとわたしは、どうやったらまた家族になれるのか、いまのわたしには、わかりませんでした。だからそんなこと、いまは手紙にも書けません。」

と心の中でひとりごちる。

一方、場面は北海道、帯広の雪月。

泰樹じいさんと富士子が雪月へ。

四月だが、まだ寒さも残る外の雰囲気。

雪之助はもう東京からもどっている。

「泰樹さんに、ぜひ召し上がってもらいたいものがあるのです。」と雪之助。

ニンマリとする泰樹じいさん

運ばれてきたのは、クリームソーダ!

雪之助が、東京の銀座で、みてきたものだ。

アイスクリームがたっぷりもられた緑のソーダ、おいしそうだ!

泰樹じいさんも、一心不乱にパクパク食べる。

これ、うまいな、もういっぱいおかわりくれ、とまさかのおかわり!

東京、川村屋。
皿洗いに励むなつ。
修行する雪次郎。

なつに、来客!

ノブさんだ!
スーツ姿で、好青年ルックスに拍車をかけている。

ノブさん、新聞記者を目指していたが落ちて、放送局に就職したという。

「これからは、ラジオ、テレビジョンの時代になる。新聞記者より、大きな可能性があるかもしれない。」と前向き発言。

「開拓者なんだね、ノブさんも!」となつ。

「そして、このあと時間ある?」となつ。
一緒に行ってほしいところがある、と。

一方、場面は、東洋撮影所。

女優らしき、亀山 蘭子、という女が歩いてる。咲太郎はその付き人かなにかのようだ。
演じているのは、鈴木杏樹。

大物らしき男にすれちがう。
咲太郎、だれかわからない。
亀山蘭子が「あれは東洋映画の社長よ」と教える。

咲太郎、大慌てで駆け寄り、東洋映画社長の 大杉 満に挨拶する。
演じるのは、角野卓三。

「劇団、赤い星座、の奥原 咲太郎です!」と自己紹介。

なつのためにも、名前を覚えてもらうように懸命にあいさつする咲太郎。

一方、なつがノブさんをつれてきたのは、あやみさんのおでん屋。
風車、と赤い提灯に書かれている。

「ムーランルージュか」とぼそりとなつ。

そう、ムーランルージュとは、赤い風車、という意味なのだ。

中に入るなつとノブさん。

するとそこには、フジマサ親分が!

「なつよ、いったい、なにをする気だ?」

◆第48話

咲太郎、大慌てで駆け寄り、東洋映画社長の 大杉 満に挨拶する。演じるのは、角野卓三。

劇団、赤い星座、の奥原 咲太郎です!、と自己紹介。

そして、山口智子が切り盛りするおでん屋、赤い風車、にノブさんと行くなつ。

そしてかまされる、優しいあの子。
ルールールールール、ルールールールルー

先日の無礼を詫びに来たなつ。

ノブを認識し、浮かれ騒ぎのあやみさん。

一方、東洋映画の社長にあいさつしている咲太郎

うちの妹が、漫画映画に命をけているんです、よろしくお願いします!、と

「命をかけなくてもいいが、試験は受けてもらわないとね」と社長

「もちろんです!奥原なつは、孤児院から北海道にわたり、苦労したやつなんです、奥原なつ!奥原なつ! 名前だけでも、覚えてやってください!」

「君の名前は?」

「奥原咲太郎です!」

「奥原なつに、奥原咲太郎くんね。あいわかった!」

背中を見送り、運が向いて来たぜ!と咲太郎

一方、おでん屋、赤い風車。

咲太郎との出会いの話をなつとノブにするあやみさん。

ドヤ街で靴磨きをして、ぶん殴られてるところを、あやみさんが助け、フジマサ親分のとこへ連れてった。

フジマサ親分、そん時に、咲太郎にラーメン食わした。

北海道へ、行きたいんだ、と涙流しながら、ラーメン食っていたという。

なつと同じように、咲太郎も、会いたかったのだ。

「咲太郎が捨てたんじゃない、私が、すてさせたの」とあやみさん。

場面は昔のムーランルージュ。若い頃のあやみさん。
山口智子、麗しい!!

あやみさんの舞台をみて、ひとりタップダンスする咲太郎。
やがて、それをあやみさんがみつけ、ふたりでタップダンス。

「あいつはここで生きる決心をしたんだ。」とフジマサ親分。

「それで救われたのは、私の方だったんだよね。生きてく希望なんて、なんにもなかったからねあのころ。あなたのお兄さん、ながいことひきとめちゃった。」とあやみさん。

「あなたがいて、ほんとにいかったと思います。私も、北海道に家族がいるんです。あやみさんが兄を支えてくれたことを私が否定してしまったら、私は、北海道の家族を、否定してしまうことに。ほんとうにすいませんでした。それからお礼が言いたいです、兄を助けてくれて、ありがとうございました」

なつとノブ、深々と頭を下げる。

ちょっとちょっと、頭をあげて、とあわてるあやみさん。

「それで、夢があるんだってね。」

「はい、兄の舞台への夢と同じように」

「苦労した甲斐は、あったってことだね」

そして

「悲しみから生まれた希望は、人を強くします、喜びから生まれた夢は、人を優しくします」とノブさん。

うおお

ジーンとする一同。

「この人、詩人さん?」

「いえ、放送記者です」

ラーラーラーラーラーラーラーララーランラン、という、感動を誘うあの音が久々に流れる。

「なつの、東京での暮らしは、こうして続きました。」

川村屋、皿洗いするなつ、修行する雪次郎。

「この新宿では、みんなが自分の生き方を必死で探してるようでした。そしてなつは、6月の東洋動画の採用試験に向けて、絵の勉強も、続けていました。」

川村屋。
アニメーターの仲さんと、てんようくんの兄陽平さんとなつで話してる。

そこへ、咲太郎登場。

ふたりに、咲太郎を紹介するなつ。

「それで、どうですか、なつはものになりそうですか?」と仲さんに聞く咲太郎。

「大丈夫です、やる気さえあれば。ただし、もうからないし、きつい仕事ですけどね。」

「はじめはそんなもんですよ。」

「僕が誘ってしまったんで、援護します」

「あんたが誘った?そりゃ責任重大だよな。裏切ったら海に浮かぶよ!」
と咲太郎なりのジョーク。

そして、一冊の本をなつにわたす陽平。

動きの基礎を勉強するのによい、ということで仲さんがチョイスした本だ。

それをみながら、馬の絵をいっぱい描くなつ。

「仕事や、勉強を重ねながら、なつの東京での日々は、あっという間にすぎていきました。
そして二ヶ月が経ち、アニメーターになる、試験の日を迎えました。そこには、絵心のある若者たちが、全国から集まっていました。」とウッチャンナレーション。

泰樹じいちゃんからもらった懐中時計をみつめ、

じいちゃん、行くべ、

となつ。

「ああ、なつよ、その扉を、おしひらけよ」

次週、「なつよ、夢をあきらめるな!」

★感想

北海道での送別会を経て、なつと雪次郎で上京し川村屋に住み込み、なつは兄の咲太郎と再会するも、山口智子演じる岸川あやみの言ったことで誤解が生まれ、咲太郎もなつもあっちゃらこっちゃらする。しかし、岸川あやみは、ドヤ街でぶちのめされていた咲太郎を助け、母親のように世話をしてきた人物だったとわかる。 そんな中、東洋動画でのアニメーターの試験に向けて、昼間は川村屋で皿洗いをしながらひたむきになつが頑張るといった感じの、第8週、「なつよ、夢をあきらめるな」。

川村屋のマダムが新宿のことを、「ある意味で北海道とおなじように、開拓者が集まるところなのよ。文化の開拓者。あなたのように、新しいことに挑戦したいという若い人たちが、これからどんどん集まってくると思うわ。この川村屋も、そんな新宿でありたいと思ってる。ようこそ、開拓者の街へ。」と表現したように、当時、活気とうねりに満ちていた新宿。

その新宿で、北海道十勝で育んだ開拓者スピリットが試されているなつだが、しかし、兄と兄にまつわる事情に翻弄され続ける。東洋動画のアニメーターの試験は大丈夫なのか。咲太郎が東洋動画の大杉社長に直接あいさつしたのは、不穏な伏線な印象も与えている。仲さんと陽平さんからもらったアドバイス、馬の絵の図録も、どう今後に活きてくるか。

「悲しみから生まれた希望は、人を強くします、喜びから生まれた夢は、人を優しくします」というノブさんの名言に則り、困難を糧にした、なつの躍進を期待したい。

北海道のじいさんは、しばらくは食レポ要員になるのはさみしいところだが、なつの東洋動画への就職の行方、兄との関係の行方など、今後の東京編のなりゆきも、注目していきたい。

 

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