広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第11週 「なつよ、アニメーターは君だ」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第11週、「なつよ、アニメーターは君だ」第61話から66話までのまとめだ。

◆第 61 話

「昭和32年の春になりました。白蛇姫の仕上作業は、追い込みに入っています。」とウッチャンナレーション。

忙しそうな仕上課。

「なつが、仕上課に入って五ヶ月。はじめて関わったこの作品は、遅れに遅れた作画の作業がやっと全部終わり、あとは、仕上げを間に合わせるのみ。なつたちは、残業の日々が続きました。」

あくびをしてるなつ、仕事が遅いからあくびがでるのよ!と叱咤される。

モモヨにタメ口になっているなつ。
モモヨも、服装をなつに近づけている。
この五ヶ月で、仲良くなったのだ。

仕上課に、作画課のアニメーターのひとたちが雪崩れ込んでくる。

仕上を終わらせる助っ人としてやってきたのだ。

黄色い声援!

ガールフレンド探しの説もあり。

仲さんも、女の子に囲まれている。

しかし、アニメーターのひとたち、なつとモモヨのところにはこない。

「変わってる、って思われてるからじゃないの?」とモモヨ。

なつは黄色、モモヨは赤。

色彩あざやかなファッション。

「なつの道はまだまだこれから、始まったばかりです」

そして流れる、優しいあの子!
梅雨の雨の日に泌みる。

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、木村隆文。

「そして、どんな仕事にも終わりはやってきます。」

動画総数、65298枚。
すべての彩色、トレースが終了。

「このあとは、セル画と背景を合わせて撮影し、編集され、セリフの声や音楽と重ねられ、ようやく、漫画映画は完成するのです。」

赤い風車に帰ると、テルオとサラさんが!

結婚おめでとう!

畑仕事が忙しくなる前に、スピード婚を決め込んだテルオ。

東京に来る前、北海道では、テルオとサラの結婚の祝いが行われていた。

テーブルの上の祝いの鯛。

サラさん、嫁入り。

「これで柴田牧場も安泰だ」と悠吉さん。

「弥一郎さんとの仕事は大丈夫かい?」と剛男。

「私が勝手に彫刻を手伝ってたらだけですから。父は私に好きなように生きろと言っていました。彫刻は続けたいんですが…時々、父を手伝いに行ってもいいですか」とサラさん。

「それはもちろん! 」と富士子。

「うちに来ても、好きに生きてもらっていい。テルオを選んでくれたことが、なにより嬉しいのだから。」と剛男。

牛舎。バターチャーンを回している泰樹じいさん。

「サラさん、なつに会ったら、サラさんと3人で作ったものだって言って、渡してくれないかい。なつの夢を、サラさんが受け継いでくれたら、なによりあいつがホッとするべ。」と、サラさんにバターを手渡す。

東京、赤い風車。

テルオとサラとじいさんで作った3人で作ったバターの箱を開けるなつ。

ああ、懐かしい匂い!と感動しているなつ。

天陽くんからも、じゃがいもが。
なつの兄貴にも食べて欲しい、と。

「天陽くん、って? 」とあやみさん。

「なつの恋人です! 」とサラさん。

「そんなんじゃないですよ!」とあわてふためくなつ。

「天陽くんは、あの、目標とするひとです!」

「目標が結婚かい!」と盛り上がるあやみさん。

そして、弥一郎さんから、木彫りのクマも。

そこで、咲太郎登場。

北海道と東京の兄貴たち、初対面。

テルオです、なつがお世話になってます。
咲太郎です、なつがお世話になってます。

いいあいさつだ!

天陽くんの持ってきたじゃがいもをじゃがバターにして食べてる。

おいしそうだ!

お兄さん同士、酒を飲み交わしている。

なつの住み込み部屋を見に行くテルオとサラさん。

「すごい洋服!」と驚くふたり。

これ全部あやみさんの。

床には、作画の練習したものがびっしり。

「頑張ってるな」とテルオ。

「でも、まだ全然だめ」となつ。

「お母さんには、なんて言う?」

「お母さんには、大丈夫だと伝えて。必ず夢を、叶えてみせる」って。

「わかった。あやみさんともうまくいってるみたいだしな。」

「人に助けられてばっかりだはわたしは。」となつ。

「家族が増えていくみたいで、いいじゃない。」とサラさん。

「でも。大事な家族にまだ一人会えてないんだわ」となつ。

千遥のことだ。

昔のこと忘れて幸せに暮らしてるだろうから、邪魔しないどけ、と咲太郎は言っているが。

皿洗いする、咲太郎。

「お邪魔しました。これからもなつを、よろしくお願いします。」と、テルオ。

「大丈夫!こっちの兄さんもついてるから!」とあやみさん。

「お兄さん、お兄さんもどうか、北海道に来てください。」と咲太郎へ言うテルオ。

「ありがとう。幸せにな。」と咲太郎。

そして、これ、荷物になるけど、みんなへ、と新宿のデパートで買った手袋をテルオとサラさんにわたすなつ。

みなの似顔絵を包装紙にはりつけている。

「サラさん、幸せになってね!」となつ。

「心配すんな、おれがついてんだ」とテルオ。

「これからはわたしも待ってるね、なっちゃん、家族と一緒に。」とサラさん。

見上げれば、空には月。

北海道のじいさんも、同じ月を見てる。

月を見上げるという行為の詩情。

「なつは、久しぶりに北海道の風を吸い込んだ気がしました。その夜も、なつは遅くまで、アニメーターになる練習をしました。なつよ、みんな、家族の幸せを祈っているぞ。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 62 話

白蛇姫の仕上が終わった日、北海道からテルオとサラが新婚旅行でやってきた。

そして、咲太郎の新劇の劇団の公演を観に行くなつと雪次郎。

「なつは東京で、はじめて本物の舞台を観たのです。」

亀山蘭子が舞台で熱演している。

演じるのは、 鈴木杏樹。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開いて、歩いていきたい。

舞台をみてる、なつと雪次郎。

亀山蘭子の熱演。

舞台がおわり、咲太郎にあいさつするなつと雪次郎。

「観ている間、ずっと体が熱かったです」と雪次郎。

「いかった!亀山蘭子がすごかった!」と熱く感想を語るなつ。

「じゃあ、会わせてやる」と咲太郎。

大女優っぷりがすごい亀山蘭子が、なつと雪次郎の前に登場。

俺の妹です、となつを紹介する咲太郎。

「9年ぶりに再会して、いま一緒に暮らしてます。」

「どうでしたか、舞台は」と感想をきく亀山蘭子。

「いかったです!すごかったです!あ、絵に描きたいと思いました。いや、でも、絵には描けないな、この感動は、」となつ。

「なんだかこんがらがった感想ね!」

「それからこいつは、なつの友達。北海道で演劇やってたやつなんです」と雪次郎を紹介。

「どうでしたか」と亀山蘭子

「普通なんだと思いました、と雪次郎。

む、お前なに言ってるんだ!と咲太郎。

「普通、というのは、普通のひとがまるでそこにいるみたいというか、そういう、アマチュア精神を感じるというか」

失礼だろ!と咲太郎。

「普通の人が言いたいことをつたえる力があることが、スターなんだと思ったんです。なまらすんげえ、俳優なんだと、それが新劇なんだと思いました。」と雪次郎。

こいつの感想もこんがらがっててすいません!

「あなたはいまなにをやってるの?」と亀山蘭子。

「新宿の川村屋でお菓子作りの修行をしています!」

「雪次郎くんの家はは、帯広のお菓子屋なんです。お菓子と同じくらい、雪次郎くんは演劇が好きなんです」となつ。

「そう、それでよく、芝居をやめられたわね」と亀山蘭子。

ハッとする雪次郎。

茫然としている。

「なつたちにとって、この出会いもまた一つの運命かもしれません。」

場面は、赤い風車。

「びっくりしました!人形が出てこないんです。人形が奥さんなんです。子どものころ父親に人形のように可愛がられてて、大人になってから、旦那さんに人形のように可愛がられてた奥さんが、最後に目が覚めた、と言って家を出て行ってしまうんです!」と熱く感想を語るなつ。

「長い間、女は家の中に、閉じ込められてきた。それを解き放とうという運動なんだよ、この芝居は。」と咲太郎

すると

「運動なんかじゃないです。」と雪次郎。

「芝居は運動なんかじゃないです。演劇や文学の目的は、問題の解決にあるんじゃない、とイプセンも言っています。その目的は、人間の描写です。人間を描き出すことです。詩人や哲学者としてそれを描いたんです。それを観た観客も、詩的な、哲学的な人間になるんですよね。」

すっかり感化されてしまっている雪次郎。
素晴らしい舞台や作品をみたあとは、こんな感じになる。

よく勉強してるな!と咲太郎。

「いやぁ、いくら本を読んでもわからなかったことが、あの人の演技をみて、よくわかったんですよね。実感できたんです。」と雪次郎。

「人間の描写か。あんな芝居も、絵にかけたらすごいなぁ」となつ。

夜。

「なつは、蘭子さんの芝居を思い浮かべて、白蛇姫のワンシーンを描きたくなりました。」

夜な夜な、絵の練習をするなつ。

「それからもなつは、動画の線を綺麗に書く、クリンナップの練習を、続けていました。それができなければ、どんなに気持ちを込めても、使い物になりません。」

そして、翌日。東洋動画の仕上課のオフィス。

「白蛇姫の、作画から仕上までおわると、なつたちは嘘のように暇になりました。」

「時間があるいまの時期に、トレースの練習します! トレースは、動画の線を崩さず写し取ることです、と説明する」石山富子チーフ。

自信ある人はいますか?挑戦したい人はいませんか?と呼びかけると、

なつ、手をあげる。

奥原さん、やってごらんなさい。
墨をすって、そのペンで描いて。

墨をするなつ。

魚の絵をトレース。

なかなかうまい、と褒められる。

しかし、もう一度同じものを描くように要求する石山富子。

さらに、もう一度。

さらにさらにもう一度。何度も同じ魚の絵をかくはめに!

「なつは、同じ絵を10枚もかかされました」

それじゃあ、トレースしたセルを重ねてみなさい、と石山富子チーフ。

トレースしたものを重ねる。

すると、ありゃあ、線がずれてる!

「なつよ、線がずれまくってるぞ。まだまだってことだな。」

◆ 第 63 話

「トレースは、動画の線を崩さず写し取ることです、と説明する」石井富子チーフ。

トレースの練習をするなつ。

何枚も同じ絵を描いて、重ねてみると、ずれてる!

そして流れる、優しいあの子!
氷を散らす風すら 味方にもできる

ずれてるなつのトレース。

トレースをやってる西田さんが同じ絵を描いて重ねたものを見せてもらう。

全然ずれてない!

「映画のフイルムは1秒間に24コマです。私たちが描いているアニメーションは、たいていはセル画一枚を2コマずつ使って、12コマでできています。その1秒間に、動いていない部分がこれだけ動けば、どうなりますか。」

と、いかにトレースでぴったりさせることが重要か説く石井富子先輩。

しかも、ぴったんこに見える西田さんのトレースも、実はほんのわずかにずれているとか。

しかし、その微かなずれが、アニメーションに命を与える。

静止画でも、微かな動き。絵が生きているように見える。

トレース、奥深い!

昼休み 中庭

なつとモモッチで飯食っている。

「なっちゃん、見事に生贄にされちゃったね、トミさんに。」

「トミさん?」

会社では、石井富子先輩は、影でトミさん、と呼ばれている。

モモッチは腹が立った時は、トミ公、と呼ぶとか。

トレースの奥深さを噛みしめるなつ。

なつの服を羨ましがるモモッチ。

服の話などしていると、よこからヌルッと、下山さんが顔を出してきた。

「二人とも、よく頑張ってるよ」

「下山さん!」と驚く二人。

「いまのところ、同じ服装をみたことない。同じ服は着てても、組み合わせは必ず変えてる。感心するよ!イッヒッヒ。」と下山さん。

「どうしてそんなことわかるんですか?」

「証拠なら、ここにあります!」

抱えていたスケッチブックをみせる下山さん。

なんと、なつとモモッチの職場での様子がスケッチされていた!

同じ服装が出たらやめようと思って描いていたら、ずっと描きつづけることになってしまったという。

「同じ服装で来たら、逮捕するからネ!」と言い放つ下山さん。

「よし、逃げ切ってやるわ!」とモモッチ。

夕方。仕事を終え、川村屋に行くなつ。

「お久しぶりです!」とノガミさんに声をかけるなつ

「見るたびにあなた、安っぽい芸術家のような格好になっていきますね 」とノガミさん得意のイヤミな発言!

サチコさんも登場。

喜ぶふたり。

なつが座る席を探すも、満席の様子。

「川村屋には去年の暮れからテレビが置かれて、商売繁盛しておりました」

マダム登場。

「元気そうね!」

「東京の兄も元気です」

「きいてないわよそこは!」

「マダムは人形の家みてくれました?」

「忙しくてね」

となつとマダムのやりとり。

「チケットは買ったみたいですよ、10枚も」とノガミさん。

「新劇好きな友達にあげるためよ!」と苦しい言い訳のマダム。

そこへノブさん登場。

なんと、ちょうどテレビで、ノブさんが取材したニュースが流れるという。

目を輝かせるなつ。

“都会の迷子たち

日夜増幅し続ける東京

そんな中、取り残されるのが、こどもたちの存在です。

東京の玄関口、上野では、毎月30人の迷い子が保護されます。

一日、3回駅を巡回しているのは、上野署の警察官たち。

この日も、駅で泣きべそをかいていた、マツカワ カツミ ちゃん7歳に 声をかけました。

どうやら、離れてくらす父親に会おうと駅まで来たものの、途方にくれていた様子。

母親が迎えにきた瞬間、大粒の涙をながす、カツミちゃん….”

テレビをみながら、戦後まもなくの自身の幼少期を思い出しているなつ。

「ねえ、ノブさん、お願いがあるんだけど」

「なに?」

「ちはるを、みつけたい」

ついに、ちはるが…!

「なつの知りたいニュースは、それだよな。」とウッチャンナレーション。

「それは、僕もずっと気にはなっているけど、咲太郎は探しても仕様がないというし。」とノブさん。

「居場所がわかったって、ちはるの幸せを邪魔するようなことは絶対にしないよ」となつ。

「咲ちゃんはちがうんじゃないのかな。もし会ったら、自分がどうなるかわからなくて、苦しんでるんじゃないかしら」とマダム。

ちはるに、いまの自分がなにをしてやれるのか、そう考え乱れるのが怖いのでは、と。

「お兄ちゃんには、私が話す。ノブさん、探してくれる?」

「必ず探すよ。」とノブさん。

夜中。

こどものころのちはるを思い出しながら絵を描くなつ。

そして、咲太郎帰宅。

「頑張ってるな。こっちは明日が千秋楽だ。雪次郎が、あれから毎日見にきてるぞ。仕事終わってから、第三幕だけ。」となつへ報告。

雪次郎、ハマってるな。

「あのさ、お兄ちゃん、話があるんだけど。」と切り出すなつ。

「ちはるのこと。いまどこにいるか知りたい。ちはるが、わたしらのこと忘れててもいい。いることを確認するだけ、遠くからみるだけでもいい。」

「だけど、どうやって探すんだ」

「ノブさんが探してくれる」

「ノブが」

「お願い。おばさんが引っ越す前の住所、教えて。」

黙って、部屋をでて、手紙を持って戻ってくる咲太郎。

「これがおばさんから孤児院にきた最後の手紙だ。そこに、ちはるは幸せに暮らしていると書いてある。」

「孤児院に、引っ越し先を知らせる手紙が来てるかもしれないね」

「来てないよ。それからは一通もきてないそうだ。引っ越す前の家にも言ったんだ。近所の人に聞いても、どこに行ったかわからなくて」

「お兄ちゃんもやっぱり、会いたかったんだよね」

「….当たり前だろ。ノブによろしくたのむと言ってくれ。」

「ありがとう、にいちゃん。」

「無理するなよ。」

と、なつと咲太郎のやりとり。

出て行くなつ。

「カワタニ トシ は、なつの母親のいとこです。なつよ、どうしても、知りたいか。知りたいよな。」とウッチャンナレーション。

◆ 第64話

「公開が間近に控えた白蛇姫は、俳優が声を吹き込むアフレコ作業を残すのみとなりました。その間もなつは、セル画に線をうつしとり、トレースの練習に励んでいました。」とウッチャンナレーション。

魚の絵のトレースの練習を続けるなつ。

そして流れる、優しいあの子!

場面は、作画課。

「ひとつの作品が終わると、アニメーターたちにもしばらくのんびりした時間が訪れるようで、それぞれが、自分の勉強などをして、過ごしていました。」

貫地谷しほり演じる大沢まこ様にふろしきいっぱいの、大量に書かれた動画をみせる、井浦新演じる仲さん。

なつが、練習でとにかく書きまくったものだ。

これ、君がみてくれないか。とお願いする仲さん。

「なんで私が」

「奥原なつの才能に一番最初に気づいたのは君だからね。」

「あれは、才能なんでしょうか」

「正直言って、僕にもわからないよ。君の意見、きかせてほしい。たのんだよ。」

なつの描いた動画をパラパラとみる大沢まこ様。

なにやら考え込む。

昼休み。中庭。

ひとり、パンを食べながら絵を描いてるなつ。

仲さんが通りかかる。

声をかけるなつ。

「動画、みてもらえましたか。」

「うん、あれは、違う人にみてもらっているよ。」

「え」

「それより、君のお兄さん、まだあの劇団にいるのかい?」

「赤い星座ですか?はい。いますけど、それがなにか?」

「うん。アニメーションは、プレスコと言って、最初に音楽や声を録音してから、あとで、それにあわせて我々が絵を描いたわけだけど、描いてるうちにかなり変更されて、撮り直すことになったんだ。でも、そのセリフを吹き込んだ映画スターが二人とも、声だけの出演は嫌だと言って、降りてしまったんだよ。」

「ふたり?」

「ふたりのスターが、全部の声をやってたんだ。会社は、話題になると思ってね。演出の露木さんと、うまくいってなかったようだから、それが原因だと思うけど。露木さんも、全部違う声め撮り直すといって、新たに役者をふたり立てたんだ。で、そのひとりが、赤い星座の亀山蘭子になったんだよ」

なんと! 前回でてきた鈴木杏樹演じる亀山蘭子が、ここで繋がってくるとは!

そして、アフレコの録音スタジオ。

亀山蘭子に説明をする、演出の露木さん。

この役、亀山さんにしかできないと思ってましたんですよ、と亀山さんをおだてあげる露木。

白蛇の声に加えて、シャオチンの声も全部亀山さんがやることに。

「適当に声色変えればいいですから」と露木。

そして、もう一人の声をやる、豊富 遊声がやってくる。

演じるのは山寺宏一。

「私は、活動弁士をやってたんだ、まかせなさい!」と自信たっぷり。

そして、アフレコがはじまる。

亀山蘭子がシャオチンの声を当てていると、演出の露木が録音を中断、

「あのね、シャオチンはそんなやり手ババアみたいな声じゃないんですよ。まだ少女なんです。少女でありながら、色気があってそれでいて茶目っ気もあるんですよ 」とダメ出し

適当に声色変えればいいって言ってたじゃねぇかよ!

演出の指導で何回か手直し、またアフレコ再開。

シャオチンの声とパイニャンの声をひとり二役で頑張る亀山蘭子。

山寺宏一演じる豊富 遊声のアフレコは、さすがのクオリティ!

休憩時間、水を飲む亀山蘭子。

「これも劇団のため、活動資金を稼ぐためよね」とぼやく亀山蘭子。

豊富さんは、さすが活動弁士だけあってうまいわね、と

「うまいですが、森繁久彌のほうがもっとうまい気がしますよ。」と咲太郎。

ウフフ、と亀山蘭子。

そこへ、なつと仲さんがスタジオ入ってくる。

なつ、見学に来た。

なつと亀山蘭子さん、舞台の後の時以来の再開。

「あなたが描いてる絵ってこれだったの!」と亀山蘭子。

「はい、まだ色を塗ってるだけですけど」となつ。

そして、場面は夕暮れ時の仕上課。

トミさん(石井富子)のところへいき、話しかける大沢まこ様。

「ちょっと聞きたいんですけど、奥原なつって優秀ですか」

「優秀、とはいえないわね。入って一年も経ってないし、彩色の仕事は丁寧なんだけど、とにかくおそいのよ。」

「おそい…動画だと、とにかく速い、って話だったけど。あの子、ただの素人なのか、それとも天才なのか」

「なんかあるの?」

「どっちだと思います?」

と、マコ様とトミ公のやりとり。

場面はアフレコスタジオ。

引き続きアフレコ。

山寺宏一と鈴木杏樹で、迫力のアフレコを繰り広げている。

実際の白蛇伝のアニメが流されている。

観ながら、目に涙をためているなつ。

パイニャンが泣くシーン。

泣く直前に、一瞬なにかをひらめいて、表情変えるところ。なつの動画のアイデアが採用された箇所がクローズアップされる。

アフレコ終わり。

「どう、映画をつくる面白さ、感じられた?」と仲さん。

「はい。まるで、夢を現実にみてるみたいでした。」となつ。

それを聞いて、よし、言おう、といった勢いで、

「なっちゃん、次の作品が決まったよ…そこで、また動画のテスト受けてみないか?」

となつの肩をつかみ、伝える仲さん。

「なつよ、その夢の続きを、みられるか。」

◆ 第65話

なっちゃん、次の作品が決まったよ…そこで、また動画のテスト受けてみないか?

と、仲さんに言われるなつ。

そして流れる、優しいあの子!
ルルルルル

場面は赤い風車。

カウンターに、咲太郎、なつ、雪次郎が座ってる。

また試験を受けられることになった話をしているなつ。

「それは、期待してもらっているということだねぇ」とあやみさん。

「しかし、漫画映画もいいもんだよな、役者には、ああいう可能性だってあるだよなぁ」としみじみ、咲太郎。

亀山蘭子が声を吹き込み、白蛇姫が泣くシーンで、いい芝居だ、と、思ったという。

煙カスミと土間さんも店に入ってくる。

なにやら、土間レミコから咲太郎に頼みがあるようだ。

実は、土間レミコ、新劇やりたい。
咲太郎と同じ劇団に入りたい、と。

人形の家をみて、感銘を受けたという。

「レミコでも、漫画映画なら絶世の美女になれるんだよ!…いや、パンダかもしれない」

とおどける咲太郎。

「なつは、それからも必死に、きれいな線で動画を描く練習を続けました。」

夜な夜な、うさぎの動画を描くなつ。

「そしてふたたび、試験に挑みました。」

試験当日。

試験室にはいると、仲さんと井戸原さん。

5枚以上の動画を完成させよ。
8時間が制限時間。

じいさんからもらった懐中時計を時折みながら、試験に取り組むなつ。

「じいちゃんは鍬を片手に、なにもない大地を耕しました。」

“漫画か映画か知らんが、東京を耕してこい。開拓してこい。” と、言ってなつを送り出した、じいさんの言葉を思い浮かべてるなつ。

「私は鉛筆を手に、まだなんもない世界を耕しています。じいさんの世界は遠いけど、いつかそこにたどり着けるように。」と心の中で独りごちりながら、試験にいどむなつ。

試験終了。

なんと、なつは50枚もの動画を描いた。

「動画で肝心なのは、線のきれいさ、正確さだが、短いあいだに、よくここまで上達したね。君に、アニメーターとしての可能性があることだけは、誰もが認めざるを得ない。」

と井戸原さん

「合格だ!」と仲さん。

大沢まこ様も、なつを推していたとか。

よかった、なつ!

思わず、呆然としているなつ。

大沢まこ様のデスクへ行き、頭をさげる。

「ありがとうございました。奥原なつです。これからこちらで、お世話になります。どうか、よろしくお願いします! 」

「よかったわね。じゃあがんばんなさいよ」と優しい言葉をかけるまこ様。

「おめでとうなっちゃん。ようこそ、動画の世界へ! 」と下山さん。

仕上課の、石井富子さんへもあいさつに行くなつ。

「しっかりおやりなさい。あなたがいい動画を描いたら、こっちでしっかり仕上げるからね。その時はあなたを、なっちゃんと呼ばせてね。」とトミさん。

「はい!私も石井さんを、トミ公さんと呼ばせてください!」

「トミ公?!」

「あ!」

「トミ公….!?」

じいさんへ手紙を書くなつ。

「じいちゃんに次会う時は、この道をしっかり歩ける人になっていたいです。それが、どんなに小さな道でも、自分の大切な道を誇れるように、じいちゃんに示したいです。どうか、そのことを、じいちゃんから父さんや母さんに伝えてください。そっちに帰れなくても、大好きなじいちゃん、じいちゃんは、いつでも私の、一番の誇りです。」

ジーンとくる。

一方、なつの部屋。

鏡の前で、ダンスを舞うあやみさん。

川村屋へ向かう、咲太郎となつ。

マダムに、お金を渡す咲太郎。

「これで、全額!お納めください!」

咲太郎、これでマダムに借りなし。

そして、

「マダム、わたしアニメーターになったんです!」となつ。

「あら! 」と我が事のように喜ぶマダム。

川村屋のテレビでは、なにやら犬が写ってる。

名犬 チンチンリー 。

「名犬チンチンリー、アメリカの映画よ」とマダム。

「でも、日本語が聞こえますけど?」

「声を入れてるのよ。子供が楽しんでみるものだから、字幕よりもみやすいのよ。」

「へぇ…なるほど、日本の役者が喋ってるのか。面白いな。」となにやら思いついた様子の咲太郎。

「なつよ、咲太郎よ、新しい道を、どんどん切り拓け。」

◆ 第 66 話

奥原なつ、の掛札が作画課にかけられる

机に案内されるなつ。

隣の席は、渡辺麻友演じる、三村 茜。

ついに、夢に見たアニメーター!

「なつは、晴れてアニメーターになりました」

そして流れる優しいあの子!
晴れ晴れとした気持ちを盛り立てる。

「昭和32年の、夏を迎えました。」

アニメーター会議で、次回作を発表する、井戸原さん。

「わんぱく牛若丸」

今回は、みんなからキャラクターを募集したい、と仲さん。

例として、仲さんの書いた牛若丸をみせる。

原画、動画、関係なく、キャラクターを募集。

脚本がアニメーターたちに渡される。

期限は、お盆休み明けまで。

これは、クリエイティブが試されるチャンス。

大沢マコ様に話しかけるなつ。

「マコさんも、キャラクター応募しますよね」

「するわよ」

「じゃあ誰にも相談できないですね、、」

「あなた、期待されてると思ってるの?」

「え、思ってません」

「なら、楽でいいじゃない」

ぬ!

三村 茜、なつに話しかける。

「なっちゃんも、参加するよね? じゃあ、誰にも相談できないね、、」

「期待されてないし、ラクに行きましょ、ラクに! 」と開き直るなつ。

「あ、いまのは自分に言ったんです!」

「なっちゃん、すごい、肝が座ってるね」と三村茜。

ほどなくして、スピーカーから社歌のようなものが流れる。

東洋動画社長の大杉が、側近連れて現れる。

「日本ではじめて挑んだ長編映画、白蛇姫が、この7月に公開され、大ヒットを記録してます! 株主に首をきられずにすみます!」と喜びながら話す大杉。

「ここは、若い女の子もたくさんいていいね!お母さんになったら、漫画映画やってたと話ができますね! 」と、ふと目をやると、なつと目が合う大杉。

なんだこいつは、という顔で大杉をみるなつ。

中庭。

大杉の発言に対して憤るなつ。

女は結婚してやめる前提で話しやがって!と。

夜。

「なつは、いま、幸せでした。仕事に悩めば悩むほど、それを実感してるようでした。」

キャラクターを考えてるなつ。

「なつの鉛筆はいま、何を書いても、なつの夢を表現するような、そんなときでした」

いい感じだ、 なつ!

すると、赤い風車に、ノブさん。

ちはるの住所が、検討ついた、と。

千葉の、船橋にいた、と。

ちはるを引き取った川谷トシと結婚した川谷コウイチのゆくえを追い、見つかった。

「それらしき女の子はいたが、遠くからみて、ちはるかどうかは、わからなかった。5歳の時以来だし」とノブさん。

「みにいこう、お兄ちゃん」となつ。

「よし、すぐいこう」と咲太郎。

船橋の住所を渡すノブさん。

「お盆、お盆にしよう。」となつ。

8/15に、会いにいこう。

終戦記念日だ。

「ちはる、覚えてるかな」となつ。

「覚えてるよ、あんなに辛い日々だった」咲太郎。

「でも、辛いことばかりじゃなくて、楽しいことも、あったよな」とノブさん。

あの日々が思い出される。

「よし、8/15、会いにいこう」と咲太郎。

「8/15、今年もその日はやってきました。」

朝、服をあやみさんに選んでもらうなつ

「どれを着てけばいいか! 派手過ぎてもちはるに警戒される」と、バカっぽく見えないか!気にするなつ。

「バカっぽく。これ、全部私の服だけど!」とあやみさん

「あ、あくまで妹の視点から!」

そして、ついに船橋まで会いに行くなつと咲太郎。

足の悪い男の人、おそらく川谷コウイチと一緒に、それらしき女の人が現れる。

「ちはる?」

と声をかけるなつ。

時間がとまる。

「ああ、なつよ。あわてず。気を落ち着けて、来週に続けよ。」

★ 感想

アニメーターへの再試験を受け、晴れてアニメーターの部署に入ることができたなつ! 新しい長編映画、わんぱく牛若丸、も決まり、仕事は忙しいながらもやりがいを増し増し。

一方で、妹のちはるの居所の手がかりがノブさんから伝えられる。なんだか、不穏な余韻を残す、今週の最後のシーンが気になるところだ。

亀山蘭子と山寺宏一がやったアフレコにシーン、川村屋での名犬チンチンリー、新劇の芝居をみて、すっかり感化されて舞台論をまくしたてる雪次郎。今週も見所満載であった。

渡辺麻友演じる三村 茜の今後のなつとの絡みにも期待。

次週、「なつよ、千遥のためにつくれ!」

なつぞら、いまからでも遅くない。観よう。

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