我が家だけのこと、についてがテーマ。いおりんがどこから身体を洗っていくのかも明らかに。人工知能犬どっちくんとグラビア・コスプレの伊織もえがリスナーの悩みに答えたりしていく番組、伊織もえの冠ラジオ「いちごとレモンとマスカット」第15回目の放送を聞いた(7月13日)  

「時刻は土曜の夜8時30分、こんばんは、伊織もえです」とはじまった。

ずっと雨。

くせっ毛で大変ないおりん。

梅雨があけたら、灼熱の夏。

人生はハードだ。

そして、とてもうれしいことがあったといういおりん。

以前、ラジオで、いおりんが一番好きなゲームだと公言していた、人喰いの大鷲トリコ。

その大鷲トリコの初回限定版を、サイン付きでゲットしたという。

喜びを露わにするいおりん。

「家宝にして飾ります。」とコメント。

自分だけのトリコとの思い出をしまっておくために、もうプレイはしないが、大切にしまう。

とにかくここ最近で一番うれしい出来事だという。

そして、曲。

日向坂46で、ドレミソラシド

若々しい曲だ。

ドッチくんアプリダウンロードの推奨。

人工知能犬のドッチくん。

ダウンロードして、いおりんクイズの答えぶちこもう。

そして、タイトルコールを、アイスを食べて、当たりが出た時の感じで 言う いおりん。

Takuya Nagabuchiのタイトルコールのどなりを彷彿とさせる。

うれしそうなタイトルコールだ。

今日のテーマは、「我が家だけのこと」。

いおりんの家ではリモコンのことを

リモートコントロールダンディ

という。

そして、

両親が、運転を代わる際に

運転手は君だ

という歌をうたう?

これは、存在しない歌だと思ってたが、ドッチくんリサーチによると、あるようだ。

また、ゲームの開封式を家族揃って行う。

家族みなゲーマーないおりん家。

小さい頃、テイルズオブシンフォニアを100時間以上やっていたいおりん。

あんなに集中するものはじめてだから、やらせておこう。

と父親の承認を得ていた。 小六のいおりん。

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メッセージもきている。

ラジオネーム、甘エビおじさん。

「我が家では、カップアイスに納豆をいれて淹れるのが好きです。トルコアイスのようでおいしいです。」

「もえちゃんも試してみたら?」とブッコムどっちくん。

「勇気ないです」といおりん。

次。

ラジオネーム、B.B。

「我が家だけのものは、家です。すごく傾いていました。飲み物をこぼせば川のように流れるのはもちろん、遊びにきた友達が違和感を覚え、転びそうになることも。そんな実家に住んでいたおかげで、めったなことではころばないようになりました。」

いつも醤油やジュースをこぼすいおりん。

「全部一箇所にあつまるから、掃除がラクかもよ」とドッチ。

「壁が腐りそう」といおりん。

https://www.amazon.co.jp/CQILONG-%E6%8C%81%E3%81%A1%E9%81%8B%E3%81%B3%E3%81%8C%E5%AE%B9%E6%98%93-%E5%89%8D%E8%BC%AA%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E8%A3%85%E7%BD%AE-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB-3%E6%AD%B3%E3%81%8B%E3%82%8912%E6%AD%B3%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%AD%90%E6%A7%98/dp/B07T3VDSW9

次、ラジオネーム、裏ホンダシマ太郎 さん。

「我が家ならではのものは、お風呂に入った後にバスタオルで体を拭いて、そのタオルで壁と天井をきれいに吹くことです。」

「最後にはいりたくない、お風呂の壁吹きたくない」といおりん。

「ちなみに、いおりんは身体はどこから洗うの?」とブッコムどっちくん。

「頭洗って、顔洗って、身体洗います。」といおりん。

足から洗うと、シャンプーの泡とかが足についてしまう。なので、上から順々に洗っていくスタイル。

シャンプー、洗顔、ボディソープ、の順番。

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そして、先週に続き、キラーラセンさんゲストに迎えての話。

キラーラセンさんと同じく、いおりんも不登校を経験。

人生のよりみちというより、そういうことをくぐってない人より、人に優しくなれてる、という。

話は、キラーラセンさんが経験した大失敗について、から

いおりん 「ニューヨークに行ってからは、わりとトントンと?」

キラーラ 「いやいや、そんなことはなくて。ただ、珍しかったこともあってか、わりといいスタートは切らしてもらったんですよ。若手の、フレッシュなコメディアンとしては。その、2年後くらいに、ワシントンD.C.のさくらまつり、という中で、そこでやった時の動画もバズり、いろんな国も行かせてもらったんですけど、それで、調子に乗って。それで、とある番組から話があり、その番組で、大ゴケしてしまい」

いおりん 「大きな舞台で大きなチャンスで。手抜きしたっていうわけでもないんですよね?」

キラーラ 「結果的に、ちょっとゆるんでたなと思うんですけど。ゴッドタレントって番組があり、そのアジア版をつくる、そのシーズン1に声掛けてもらったんですけど。オーデイション番組の、オーデイションに受けませんか、と言われて。それで、その番組に出るためのオーデイションだと思って行ったら、本番だったんです。アジア各国の錚々たるパフォーマーたちが集まり、本番みたいだな、と思いながら。そしたら本当に本番で。一応ネタ自体はあって、大丈夫と言い聞かせてたんですけど、ステージ上がった瞬間に、その空気に、やられてしまいましたね。メンタル。手とかも震えちゃって。反省点としては、自分が選ばれてるわけない、と自分を低くみちゃってた。」

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-DVD-%E7%9F%B3%E6%A9%8B%E5%87%8C/dp/B001JE5QZK

いおりん 「そんなキラーラセンさんに、明日が見えなくなってる子たちに、なにかアドバイスをするとすれば」

キラーラ 「わたし、年齢は関係ないと思っていて、海外に行くと、まぁ海外が必ずしも正しいわけではないけれども、やっぱり海外のほうが年齢に対して寛容であって、年齢を気にしない文化があって。私が通ってきた道を経てのアドバイスがあるとすれば、明日がみえない、っていうのは、自分の考えのベクトルが、後ろを向いてしまっているから、1分先とか、ちょっとでも未来を考えるように、それが未来を考えるベクトルになってくと思うんですよ。あとは、やっぱり、子供の頃好きだったことが、一番好きなことだと、思う。」

キラーラセン情報

7/26の脱力タイムスに出演。
8/3 横須賀の米軍基地のイベントで司会
8/5-25 エジンバラのコメディフェスティバルに出演

そして、イオリンクイズ。

今回は、静かな声で発してる

前回は、いおりんの好きなディズニー映画

答えは、モンスターズインク。

いおりんはとにかく、ニャンニャンが好き。

サリーといい大きな青い生き物が、子どもにニャンニャン、と名付けられてる構図にグッとくるとか。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3-MovieNEX-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC-MovieNEX%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89-Blu-ray/dp/B005MH1KPA

解答例では

トトロ

というのもあり

「それは、違う」といおりん。

今回のクイズ

「いおりんが今日着ている服のブランドは」

ヒントは、生きてる人間だったらだいたい着たことがあるもの。

パンパースとかだろうか。

これは、比較的簡単だ。

最後に、アイスに納豆入れて食べるチャレンジをどっちくんにやらされるいおりん。

バニラアイスと納豆。

まずは、納豆をよくかき混ぜるいおりん。

タレを入れる前に、よくまぜるのがコツ。

納豆をアイスに投入するいおりん。

いざ、食べる。

「意外と食べれる。

トルコアイスに甘納豆入れてるような感じ。

後味は納豆。

意外と食べれる。」

とコメントするも、

しかし、

「一口くらいで十分。」

と、完食は拒否。

なにをかいわんや。

今回メール読まれた3名には、いおりんサイン入りのヤングチャンピオンが贈呈

次回のテーマは、好きなアニソン。

ichigo@tbs.co.jp

にぶちこもう。

「お前ら絶対、納豆アイス、試せよ!」

といおりん先生の指導がはいり、締めくくられた。

https://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E9%A3%9F%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AB-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E7%A6%8F%E8%A2%8B-%E5%A4%A7%E6%89%8B%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC35%EF%BD%9E42%E5%80%8B%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%92%E3%81%8E%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%8A%E8%A9%B0%E3%82%81%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%8A%E5%B1%8A%E3%81%91/dp/B07RW54DHB

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%8F%E3%81%BE%E7%B4%8D%E8%B1%86-%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%B4%8D%E8%B1%86%E9%91%91%E8%A9%95%E4%BC%9A%E3%80%8E%E7%89%B9%E5%88%A5%E8%B3%9E%E3%80%8F%E5%8F%97%E8%B3%9E%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E3%82%8F%E3%82%89%E7%B4%8D%E8%B1%86-%E5%A4%A7%E7%B2%92-%E3%81%9F%E3%82%8C%E4%BB%98%EF%BC%91%EF%BC%92%E6%9C%AC%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88/dp/B003TF7HRM

もえドッチ、盛り上げていこう。

 

広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第16週、「なつよ、恋の季節がきた!」    

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第16週、「なつよ、恋の季節がきた」第91話から96話までのまとめだ。

◆ 第 91 話

先週の、青春の一幕がダイジェストで流される。

「なんだか、なつたちの新しい時代が始まったようだぞ」とウッチャンナレーション。

そして流れる、優しいあの子!

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、田中健二。

赤い風車、みな乾杯している。楽しそうだ。

なつも、ビールを飲んでいる。

酔って、ゆみこにからむなつ。

泊まっていけよ、と。

「そうしてやってくれよ、なつは心配してるんだ」と咲太郎。

「なつは私のことが心配なんじゃなくて、私より北海道の家族のことが大事なの。だから、私が望まないこともしようとする」とゆみこ。

そんなこと!

「なんでもいいあえる仲なのね、本当の姉妹みたい」とマコ様。

「わたしとなつは、本物以上だもん。うそのない姉妹だもんね。」とゆみこ。

「だったらなして、嘘つくのさ!」

「いまどこで誰といるから言わないべさ!」

「嘘と隠し事は違うべさ」

「どこが違うの!」

と、言い合うなつとゆみこ。

「ねぇ、駆け落ちでもしてきたの?」とブッコム煙カスミ。

「世間一般の目からみたら、そういうことになりますかね」とゆみこ。

相手も同じ大学生だとか。

「ご両親に反対でもされてるの?」

「そもそも親には何も言ってないので、反対もなにもないです、お互いに。」とゆみこ。

「だって、駆け落ちしたんでしょ?」

「それは、世間がそうみるかもしれないってことです。」

「世間は関係ないでしょ!」となつ。

「人は世間とは関係なく生きられるでしょうか 」と坂場

坂場も、酒を飲んで、いい感じに醸している。

「はぁ?! ちょっと黙っててもらえますか?!」となつ。

「失礼、続けてください。」

「世間と関係なくは生きられないから、駆け落ちしたんです。」とゆみこ。

「どういうこと?」となつ。

「このまま北海道にいたら、親にもわかって、2人はどういう関係なんだ、とか、結婚する気はあるのかないのか、とか、認めるとか認めないとか、そういうところから自由になるため」

「なるほど! わかりました。」と坂場

「わからなでください!」となつ。

「失礼、続けてください。」

「ゆみこちゃんはその人のことを愛しているのかい」と棒読みでつぶやく雪次郎。

「愛って、なにさ、雪次郎?」とゆみこ。

「え、、愛って、なんだべ、、」

「教えてあげる。愛って、志よ」

「こころざし?」

「男の存在には愛を持てないけど、志だったら、愛を持てる」

「じゃあその志が消えたら愛も消えちゃうの?」とマコ様。

「そう、そこにその人がいるから愛してるなんてありえない」とゆみこ。

「なんだか、すごく合理的な愛に聞こえるよな!」と堀内くん。

「愛の不合理さを認めるから、女は不幸になるんです!それはもう古い!」と一喝するゆみこ。

「わたしにはもうわかんない!新しくなったりとか、古くなったりとかしないから、愛なんじやないの!?」となつ。

酔って倒れかける、なつ

近くにいた、坂場、なつを抱えて、

「き、き、君の、愛ってなんですか」

とブッコムが、

「ごちゃごちゃ言うな! 」となつ。

泥酔

「若いって素晴らしいわね、あやみちゃん!」と煙カスミ。

「愛を語れるだけ、すばらしいわ!」とあやみさん。

レコードに針を落とすマコ様。

煙カスミ、合わせて歌を歌う。

“愛の言葉は
眠らせないでね
夢と同じように
消えやすいから
恋しくて通う道
はてなき
里の道よ”

夜。

なつの部屋。

ゆみことなつ。

飲みすぎたなつ、水飲んで、だいぶ酔いさめた。

「ねぇ、ゆみ、わたしにもわかるように話してよ。どうして東京にきたのか、その人はどういう人なのか。」

「その人は、物書きをこころざしている。」

「物書きって、小説とか?」

「小説に限らずよ。ジャズが好きだから、ジャズの評論とかも、大学の同人誌で書いてる。」

「その人も、ゆみのこと本当に好きなの?」

「男に騙されてるとか、そんな心配いらないからね。なつもその人に会えばわかる。」

「だったら、会わしてよ、そのひとに!」

「そのうちね、もう寝よ。」

ひとつのふとんに一緒にねる、なつとゆみこ。

消灯。

「なつ、迷惑かけて悪いね」

「迷惑なんて、思うはずないしょ」

「おやすみ。」

「おやすみ。」

いい、姉妹だ。

翌朝。

「今日は、どうすんのさ」

「とりあえず仕事探さないと」とゆみこ。

「こっちで探すの?!」とおどろくなつ。

「大学には戻らないのか?」と咲太郎

「それはまだ決めてないけど」

「それはさすがに親にも言わないと」とあやみさん。

「そりゃ、自分で決めたら言いますよ。」と言い放ち、お邪魔しました!、と帰ろうとするゆみこ。

すかさず、

「ねぇ、とりあえず、うちで働かない?」とあやみさん。

「好きな時間に、自由に来てもらっていいから」と。

「本当ですか?したら、仕事がみつかるまででも、よろしくお願いします!」

とりあえず、また来ます、と言い残し、

ゆみこ、出かける。

「あやみさん、本当にいいの?」となつ。

「顔みれれば、ちょっとは安心できるでしょ!」

あやみさんの気遣いだ。

そして

「ヘンゼルとグレーテルは、作画作業が始まっていました」とウッチャンナレーション。

「あの、なっちゃん、原画見てもらえますか」と神地。

よく描けてる。

裏からみても、デッサンに狂いがない。

流石の神地。

「これでいいと思う、じゃ、これ、自分で動画も描いてみる?」とマコ様。

「はい!、あ、あかねちゃん、描いたらみてくれる?」と神地。

馴れ馴れしい男。

いきなりちゃんづけ。

しかし、大物。

一方、会議室。

「いくら勉強のための短編だからってね、いつか劇場公開されることを前提に作ってもらわないと困るよ、」と坂場に対して井戸原さん。

わかってます、と坂場。

「じゃあこの中に、社会風刺の意図は入ってないんだね?」

「もちろん、そのために作ってるわけではありません。」

「魔女の上に、わざわざ悪魔を出して、これは、アメリカと日本の関係を表してないだろうね?」と井戸原さん。

「見る側がどう受け止めるかは自由じゃないでしょうか」と言い返す坂場。

「もちろん、自由なんだけど、純粋に子どもが楽しめるものにほしいだけなんどよ」と仲さん。

「それは、もう古いんじゃないでしょうか。」とブッコム坂場。

「古い?」

「マンガ映画は、子供がみることだと決めつける考え方ですです。」

うおお。仲さんと坂場の対立。

作画課。

マコ様となつ、残業。

「ねぇ、奥原さん。あの子、どうした?」とマコ様がなつに話しかける。

「あのこ?、あ、ゆみことですか。とりあえず、風車で働くことになりました。」

「あの子の考え方、わたしは間違ってないと思うわよ。女にとっては、結婚も志でしょ。するかしないかを含めて、女はなにを一番に選ぶかによって、生き方が決まってしまうんだから。」

意味深だ。

「仕事が結婚、どちらかを選ばなくちゃいけないんですか?」

「どんな生き方をしても、人からせめられることはない、ってことよ。」

ふむ。

マコ様の、横顔が、なにをか語らんや。

赤い風車に帰宅するなつ。

すると、む、そこに、ヒゲの青年が!
一瞬、じいさんと、見間違うなつ。

「なつ、会わせてやったよ。」とゆみこ。

ええ!

「なつ、じいさんがここにくるわけがないだろう。けど、ゆみこちゃん、そういう人が好きだったのね。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 92 話

どうも、高山 昭治です、と、なつにあいさつするヒゲの男。

なんだか、泰樹じいさんに似た装いだが、なんと、ゆみこが見せた写真から、ヒゲも含めたじいさんファッションを取り入れてるのだとか。

「じいちゃんのこと、気に入ってくれたんですか!」となつ。

「開拓者の一世にしかない雰囲気がある」と高山。

ジャズを聴いて、ナッツをつまみ、ウイスキーを飲むのが似合いそうです、と。

「普段は、饅頭食べてお茶飲んでますけどね」となつ。

そこへ、咲太郎、雪次郎、土間レミコが店の中入ってくる。

ん、お客さんか、と咲太郎

「いや、この人は、ゆみこの…」

「あ、駆け落ちの!」と食いつく雪次郎。

そして流れる、優しいあの子!

「高山さん、よく来てくれましたね。いま、どこに住んでるの?」と咲太郎。

「言えませんよ、駆け落ち中ですから」と高山。

うぐぬ!

ゆみこ曰く、この高山さんはゆみこの同志。

ジャズの評論をし、物書きを志してる。

「ジャズなら、グレンミラーとか、ベニーグッドマンとかあるよ、かけようか?」とあやみさん。

「いえ、好きなのは、モダンジャズなので。コレトレーンか、ガーランドがあれば、かけてください。」と高山。

モダン?!

「新宿はいまや、モダンジャズの街になりつつある。それを知らなきゃ、古いですよ」と言ってのける高山。

古いとは聞き捨てならんぞ、と怒るなつ。

「人それぞれ、大事にしてるものはあるじゃないですか。それを古いというのはおかしいですよ。」と。

「あなた、それでも、映画を作ってる人?」と挑発的なタカヤマ。

はあ?

「映画も、音楽も、時代によって変わっていくのは当然のことだべさ。古いものに固執することを、古いと言って、なにが悪いんだ。したけど、悪いとは言ってない。君の言う通り、人それぞれだからね。」とまくしたてる。

なんとも言えない語り口の男だ。

やっぱり、いつものジャズ喫茶で待ってるよ、とゆみこに言い残し、立ち去る高山。

「なんか怒らせたかな」となつ。

「なっちゃんが怒るのも当然だ。あの人の言うこともわかるが、言い方ってもんがあるべ!」と雪次郎。

高山は、お金持ちの後継ぎで、親の決めた許嫁までいるとか。

「それで、卒業前にふたりでにげてきたわけだ」とあやみさん。

「逃げたというより、しがらみの外に踏み出した、と言ってください!」とゆみこ。

心配そうに見つめるなつ。

翌朝。

作画課。

みな、朝早い。

下山さん、開口一番、今日から僕も原画を手伝わせてもらうよ! 時間もないしさ。と。

しかし、なんかギクシャクしてる。

「なんかあったんですか?」

「いやあ、子どもが楽しめる、面白さ満載の、ヘンゼルとグレーテルにしようと、思ってね、いいよね?」と、なんだかギクシャクと言う下山さん。

「なにがあったんですか?」とマコ様。

「イッキュウさんが、ちょっとね。」

作画課会議のシーンを回想。

社会風刺を漫画映画に盛り込むことを避ける考え方は、古い、と仲さんに言ってのける坂場イッキュウ。

漫画映画は、子どもむけだけのものではない、と。

「僕はそうは思わない。漫画映画は、あくまで子どものために作るものだと思うよ」と仲さん。

「それじゃあ、その子どもが、大人になったらどうしますか。同じ漫画映画をみて、懐かしいと思う他に、あらためて、おもしろいと感じることはあるでしょうか。」と食いつく坂場。

「あると思うな。子どもの頃に面白いと感じたなら、その感性は大人になっても必ず残ってるはずだよ。そうやって、夢や希望を残してやることが、漫画映画の使命なんじゃないかな。」と折れない仲さん。

立ち上がり、部屋を出て行こうとする仲さん。

「おもちゃとしての夢ならいいでしょう。」と追いうちをかける坂場。

おもちゃ、だと。

「子どものころには分からなかったことが、大人になってはじめてわかることもある。そういう漫画映画が生まれなければ、子どものおもちゃとして、いずれは廃れていくだけではないでしょうか。」と説く坂場。

目を閉じ、考え込む仲さん。

「僕は漫画映画は、他の映画と比べても遜色ないくらい、いや、それ以上に作品としての質を高めていかなければ、未来に残らないと思うんです。」と、

それを聞いて、仲さん、メガネを外し、

「わかったよ、坂場くん。だけどね、そこにどんな意味があろうと、純粋に子どもが楽しめる漫画映画にしてくれるんだろうね。それができなければ、いくら高い理想を掲げたって、つまらない漫画映画と言われるだけだよ。」と、強い口調で。

「それは…」と答えに窮する坂場。

「それができなければ、君は失格だ」と井戸原さん。

仲さんも、井戸原さんも、怒っている。

作画課。

事情を理解したアニメーターたち。

坂場、やってくれたな、という雰囲気に。

そこへ、神地が出勤。

若干の遅刻。

しかし、徹夜で原画をたくさん描いてきた、と。

神のようなタイミング!

昼、中庭。

「どうして仲さんにあんなこと言ったんですか!」と坂場を問い詰めるなつ。

「流れで言ってしまって」

「じゃあ、本気で言ったわけではないということですね?」

「いえ、嘘を言ったつもりはないです。」

「仲さんの作る漫画映画が古いなんて、どうしてそんなこと言えるんですか」

「作るものではなくて、考え方が、古いと言っただけです」

「同じじゃないですか!」

「まぁそうですね。」

「はあ?!」

「あなたが怒るのはどうしてですか。仲さんを尊敬しているからですか。」

「その通りです。」

「仲さんの描くものは素晴らしいです。面白いし、かわいい。子どもの心を捉えるし、大人が見てもかわいい。」

「あなたにもかわいいと感じる心はあるんですね。」

「かわいいものは、大好きです!」

坂場、いい味出してる。とてもいい。

「しかし、子どもはかわいいと感じるだけじゃない。面白いと感じるだけじゃない。もっと、いろんな感情を世界から受け取って生きているんです。」

「それは、もちろんです。」

「僕も子どもの頃、空襲に遭いました。焼け跡をひとりで、家族を探して歩き回りました。あの孤独と、飢え死にしそうな絶望感を、忘れることはありません。大人の冷たさを、子どもの卑しさを、嫌という程見せつけられました。でも反対に、見知らぬ人の愛も、知ったんじゃないですか。そういう子どものころの体験が、いまのぼくや、あなたを作っているんです。違いますか。」

坂場の身を切るカミングアウトが胸を打つ。

なつ、考え込む。

「だから、なんだっていうんですか。」

「だから、仲さんたちと違うものをつくるのは、僕らの使命です。」

ジッと坂場を見つめるなつ。

喫茶店。

この作品だけは、最後までやらしてください、と仲さんに頼み込むマコ様。

「みんなで決めたとおりに、やらせてください。」

「君も、坂場くんに影響を受けてるみたいだね。」と仲さん。

「私も、最初は疑っていました。坂場さんと奥原さんの熱意は、本物です。あの2人は、ずっと先に向かってアニメーションのこと考えてるんです。」

「君が、そこまで思うなんて」

「イッキュウさんはともかくとして、奥原さん、なつちゃんのことを最初に認めたのは仲さんじゃないですか。」

ううむ、と考え込む仲さん。

中庭、なつと坂場。

「ぼくは、奥原さんには仲さんとは違うアニメーターになってもらいたい。」と坂場。

「どんなアニメーターですか」となつ。

「世界の、表も裏も描けるような、現実を超えた現実をみせる、それをまるごと、子どもたちに体験させるようなアニメーターです。ぼくも、そういう演出家になりたいと思っています。….一緒に、作ってほしいです。」

「一緒に?」

「一生をかけても、あなたと作りたいんです。」

こ!これは!

「なつよ、古い人間の私は、腰が抜けたぞ。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 93 話

赤い風車、日曜日、ぼーっとしてるなつ。

一生をかけても、あなたと作りたいんです。

という坂場の言葉を思い出している。

そこへ、ゆみこが。

「あれ、赤い風車は日曜日休みかい。じゃあ帰る」

というところ、ひきとめるなつ。

「せっかくだから、日曜日一緒に過ごそうよ!」

そして流れる、優しいあの子!

雪次郎の部屋へ行くなつとゆみこ。

どんな暮らしをしてるかみにきた。

「あの雪次郎がここまで親不孝するとはね!」とゆみこ

「それは言わんでよ!親不孝ならゆみこちゃんのほうでしょ!」と雪次郎。

「また訛ってるよ」となつ。

雪次郎、台詞回しで訛りをださないよう特訓中なのだ。

「雪次郎はだれかいないの、好きな人」

「そんな余裕はねぇからな」

「劇団に好きな人とかいないの?」

「え」

固まる雪次郎

「あ、いるんだ?」

「いや、勝手に憧れてるだけだ」

「なんだ、蘭子さんか」となつ

「え、いや、俺が相手にされるわけないべや。役者として、憧れてるだけだ。」

「なつは、いないの?」とゆみこ。

ウッ、となるなつ。

「あ、この間一緒に踊った会社の人! イッキュウだ!」

と勘が鋭いゆみこ。

違う! とムキになるなつ。

「わたしには絵で繋がってるひとがいるからいいの」と。

しかし、それをきいて

「それはだめだや。天陽は、もう、他人の旦那だ。」と雪次郎

それをきいて、

「なしてそんなこと言うかな」

と遠い目をするなつ。

傷口に塩を塗った雪次郎。

気を取り直して、これからどうする?、と3人。

「映画! 休みの日は、映画しか、ないべや!」

とテンション高い雪次郎。

いいね!

そして、3人で映画館へ。

映画を見ながら、字幕のセリフをぶつぶつつぶやいてる雪次郎。

迷惑なやつだ!

映画終わり。

「雪次郎、あんたなにぶつぶつ言ってたの気持ち悪い」とゆみこ

「吹き替えの練習だ!」

「迷惑だってば」

と怒るゆみこ。

川村屋へ行く3人。

ノガミさんに、ゆみこを紹介するなつ。

ノガミさん、ごぶさたしてます、と雪次郎

「よくこの敷地が跨げましたね」

え!

「冗談です」

ノガミさん、いつも嫌味にキレがある。

サチコさんにも久々に再会。

なんと、サチコさん、近々結婚するという。

咲太郎のことは待てなかった、と。

マダムの知り合いと、お見合いをしたとか。

「咲ちゃんが悪いのよ、わたしを放っておくから。」

サチコさんの結婚を喜ぶなつ。

しかし、結婚イコール女の幸せ、ということに異議を唱えるゆみこ。

「ゆみは、結婚したくないの?」

「結婚なんかしなくても、お互い一緒に生きる道があるはず、そのほうがへんな甘えが生じなくていい」とゆみこ。

「結婚できないだけじゃないのかい。向こうには、親が決めた許嫁がいて」と雪次郎。

「そんな生き方を捨てた、あの人だからいいの!」とゆみこ。

「したら、結婚ってなんなのさ」と、悩んでしまうなつ。

そこへ、マダム登場。

お久しぶりです、とあいさつし、ゆみこを紹介するなつ。

「北海道大学に受かったっていう子ね!ご家族の期待の星ね」とマダム

なんとも言えない表情のゆみこ。

「咲ちゃん、新しい会社を始めたんだってね。」

「外国映画の吹き替えをする声の会社です。」

「咲ちゃんも自分のために動きだしたわね。なっちゃんの開拓精神が、咲ちゃんの心を強くしたのよ」とマダム。

ゆみこちゃんも、北海道帰るまでゆっくりしてってね、とマダムが言うと、

「はい、…事によると、ずっと新宿にいることになるかもしれません」と言い出したもんで、

「なに言ってんのさ!」と驚くなつ。

「わたしにも、開拓精神があるんです!マダムに相談があるんですが!」と切り出すゆみこ。

そして、夜。

赤い風車。
なつとあやみさんと咲太郎。

どうやらゆみこは、新宿にジャズ喫茶を開きたいのだという。

相談を受けたマダムは、本気ならいつでも力になる、と答えたとか。

「誰にでも、力になる、とかいうんだよあいつは!」と咲太郎。

そんな言い方するもんでないよ!と、なつにたしなめられる咲太郎。

ゆみこを案じて、悩むなつ。

「ひとりで悩むことではないよ」とあやみさん。

夜、北海道の家に電話をかけるなつ。

富士子が電話出る。

「なつ、なんかあったの?」

「母さん、ゆみが、ゆみこが」

事情を話すなつ。

驚く富士子。

「ゆみこから聞かれても、知らなかったことにしといて。どうしよう、母さん」

「とにかく、なつがいてくれてよかったわ。こっちのことはいいから、そばにいてやってちょうだいね」

またこっちから電話かける

お願いね、したらね

電話切る。

すると後ろに剛男と泰樹。

「なんかあったのか?」

「いや、なんもない」

「ほんとか!こんな遅い時間に電話かけてきて」と剛男。

受話器をとるじいさん。

「もう、電話切れとるわ」と富士子。

「わ、わかっとるわ」とじいさん。

「なつよ、大丈夫だ。みんなと、繋がってるから 」とウッチャンナレーション。

◆ 第 94 話

木の怪物の作画を描いているなつ。

「ヘンゼルとグレーテルの作画作業は、大詰めを迎えていました。」とウッチャンナレーション。

なにやら悩んでいる坂場イッキュウ。

「この鳥は、なにをしたいんでしょうか」と疑問を投げかける。

「ヘンゼルとグレーテルを助けたいんでしょ」とマコ様

ほかにないでしょ、と。

「いや、鳥たちは、魔女がいることに不満があって、ヘンゼルとグレーテルを助けたはずで、それにしては鳥たちの不満がみえない」と坂場。

そうだ!鳥たちが、デモをしてるように書き直して見てください!

と坂場演出。

後出しで書き直しばっかりじゃない!と文句を言いつつも、しぶしぶ受け入れるマコ様。

そして流れる、優しいあの子!

坂場イッキュウの書き直し要求に腹をたてるマコ様。

俺の原画は褒められましたけどね、と飄々としてる神地。

火に油を注いだ模様。激怒するマコ様。なだめるなつ。

冷静に!

後日。

「なつは、最後にヘンゼルとグレーテルを救う木の怪物の動きに四苦八苦していました。」とウッチャン。

木の怪物の動画をチェックしてる坂場イッキュウ。

「なぜ、木はこんな風に歩くのか。この木は樹齢何年なのか。もっと突き詰めて描いてほしい」と坂場。

「そんなこと言われても!」と怒るなつ。

今度はマコ様がなつをなだめる。

木の怪物の歩く感じを、自分で実際に廊下で動きイメージするなつ。

そして、なつ、美術課の陽平さんのとこ訪れ、背景の森をみせてもらう。

「なんか悩んでるの?」と陽平さん。

木の怪物の歩き方で、坂場イッキュウに詰められてる、という状況を話す。

「人の苦労がわかんないんですよ彼は」となつ。

「いや、人に詰める分、彼はそうとう勉強してると思うよ」と陽平さん。

「絵をですか?」

「絵だけじゃないと思うけど。あ、天陽の絵も知ってたんだよ、彼は!」

なつも感心した模様。

坂場イッキュウのリサーチ力、侮れぬ。

一方、赤い風車。

あやみさんとゆみこ。

レコードで、グレンミラーを聴いている。

「やっぱいいですねグレンミラーは」とゆみこ。

「そんなこと言うと、モダーンな彼に怒られるんじゃなーい」とあやみさん。

「いいんですよ、私は人の好みには合わせないので」とゆみこ。

あのゆみこの彼氏の髭男は、日中は原稿を描いて、スイングジャーナル、という雑誌に持ち込んでいるとか。

なかなか採用されないようだが。

落ち込んでおり、喧嘩が多い最近。

「お金持ちの坊ちゃんだから、まだ仕方ない。」と冷静なゆみこ。

電話がかかってくる。

あやみさんが受話器を取る。

北海道 おといべつからだ。

あ! と機転を利かし、電話を切るあやみさん。

電話をかけたのは富士子だった。

夜。

なつから、富士子へ連絡かける。

「お母さん、昼間こっちに連絡したでしょ」

「したよ。あやみさんにあいさつしようと思って。ゆみこがいたから、切られたんだね」

「待って、いまあやみさんに変わるから」

あたふたするあやみさん。

「はい、あやみでございます。」

ついに、富士子とあやみさんの受話器ごしの会話が実現!

カットバックでの山口智子と松嶋菜々子。これは眼福。

「なつもゆみこもお世話になってしまって」と富士子。

「それでいま、ゆみこはどんな状況でしょうか。迎えにいこうかと思うんですが」

「だいぶ、落ち着いてきてます。お母さん、いまがチャンスかもしれません!」

「あ、そうですか!すぐにいきます。したらね」

受話器を置くと、

後ろに、剛男と泰樹。

「ゆみこが、どうしたんだ!?」

聞かれてた!

一方、赤い風車では

「なにがチャンスなの?」となつ。

「ゆみこちゃんが立ち止まるか、先に進むか、それを考える、チャンスよlとあやみさん。

一方、北海道。

事情を聞いて、なしてそんなこと黙ってたんだよ!と 大きい声を出す剛男。

「ゆみこの気持ちが落ち着くのを待ってたのよ、それに話を聞いたら、男のほうをあんた抹殺しにいこうとするでしょうや」と富士子。

「抹殺…..たしかに」と泰樹じいさん

「だから言ったしょ!」と富士子

「しかし、そいつは、どんな男なんだ!」と剛男。

「タカヤマ ショウジ。札幌にある、老舗デパートの長男。」と富士子。

「調べたのか!」

「そりゃ。2人とも、休学届けだしてるみたい」

「2人は結婚するのか?」

「それは、調べようがないわ。なつの話では、しなさそう。 」

「駆け落ちを後悔してるんだ!許せんな、そいつは!」と憤る剛男。

「どっちが言い出したかわかんないでしょ」

「男が悪いに決まってる!!」と怒る剛男。

「とにかく親が連れ戻さなきゃだめだ!」と昂ぶる剛男。

「せっかく冷静になってきてるのに。それで一番傷つくのはゆみこだよ」と富士子。

やはり、親が行くのではなく、慣れてない人がいいのでは、

じいさんに言われたら、ゆみこも、聞くのでは、

「甘えさせてやってや、ゆみこを!」とじいさんに頼む富士子。

それから数日後。

赤い風車に、ただならぬ様子で入ってくるゆみことタカヤマ。

「なつ、あんた家族にしゃべったでしょ。」とゆみこ。

「裏切ったしょ!!」

これは、修羅場。

なつよ、どうする。

◆ 第 95 話

血相を変えて、ゆみことタカヤマが入ってくる

なつ、あんた家族にしゃべったでしょ。
裏切ったしょ!!

修羅場!

そして流れる、優しいあの子!

タカヤマの家にもバレたそうだ。
富士子がリサーチしたことでばれたらしい。

もう東京にはいられない、とゆみこ。

昨日まで働いた給金をもらいにきました、と。どこにいくかもいえない。

「好きなら、なして逃げるの!? タカヤマさんもゆみも、好きなら、なして親にいえないの!? 親に決めた相手じゃなくて、ゆみと結婚したいってなしていえないんですか!?」とたたみかけるなつ。

「だから、そういうことがいやだって言ってるじゃない。」とゆみこ。

「そういうことから逃げて、幸せになれるとは思えないよ、ゆみ。」となつ。

「結婚を認めてもらうことが幸せなの? 幸せは、人から与えてもらわないといけないものなの!? 」と言い返すゆみこ。

厳しい視線で見つめ合うゆみことなつ。

そこで、

「もうやめるべ、俺といたっていいことひとつもなかったべ」とタカヤマ。

「そんなことないよ!いいことは、これから一緒に作ってくんでしょ!」

わかった!とりあえず、みんなでご飯食べましょう!朝ごはんまだでしょう!とナイスフォローなあやみさん。

みんなで朝ごはん。

空気は重く張り詰めている。

咲太郎がかき混ぜる納豆の音がむやみに響く。

「俺は、本気でなかったんだ。」とタカヤマが漏らす。

咲太郎、納豆をかき混ぜながら、厳しい調子で、「おい、ちゃんと考えてからものを言え。勢いでものを言うと、取り返しのつかないことになるぞ。」とタカヤマを睨みつける。

「勢いじゃないです。本気で駆け落ちがうまくいくだなんて思ってなかったです。」とタカヤマ。

「どういうこと?」とゆみこ。

「このままうまくいくなんて、思えるわけがないだろ。」

「タカヤマさん、あなたが、うまくいかなかったからじゃないの?」とあやみさん。

「ジャズの雑誌に原稿持ち込んでも、うまくいかなかったんでしょ。自分の実力を知って、こんなはずじゃなかった、って。」

「ジャズなんて、ただの遊びですよ!……俺が家を継がないなんて、できっこないんだ。」とタカヤマ。

なして、そんな

「ゆみだってそう思ってるからここにきたんだべ、うちの親に、ばれればいいと思ったんじゃないのか。」

「は?」

「お前だって、本当は、俺がマルタカデパートの跡取りだから好きになったんだべ」

タカヤマに火がついた。

「それ、本気で言ってるの?」

ゆみこもブチギレ寸前。

ただならぬ雰囲気に。

いいあいをしてると、赤い風車ののれんをくぐる、ひとりの男。

あやみさんが、お茶を汲みにいくと、そこには、泰樹じいさん!

いい合いを続ける、タカヤマとゆみこ。

それを聞いて、なぜか、なつが涙を流す。

「ゆみは、子供の頃からひとに甘えたりしなかった。わたしがいたから。9歳の時に、突然見ず知らずの私がやってきて、ゆみが、一番親に甘えたかった時に、わたしがいたから。ゆみは、誰にも甘えられずに、それでも私のこと受け入れてくれて。だから、家族とか結婚とか、そういうことに醒めてるとこがあるとすれば、それは、わたしのせいで」と、涙ながらに語るなつ。

その様子にゆみこも、驚く。

「でもね、ゆみは、ただ一度も、一度も嘘をつかなかった。誰に対しても嘘をつかず、嘘のないゆみのままでいてくれた。それにわたしが、どんだけ救われたか。いままで生きてきて、ゆみのように素直なひとにわたしは会ったことない。ゆみが計算高くて偉そうだなんて、あんたはゆみのこと知らなさすぎる!あんたにゆみをやらない、絶対に渡さない、あんたとゆみの結婚をわたしはみとめない!」

と涙ながらにタカヤマに激しく言葉をぶつけるなつ。

「なつ、落ち着いて、そもそも結婚する気はないんだから」とゆみこ。

「俺だって、結婚する気はないよ」

そのタカヤマの言葉に、ゆみこの心が折れる音。涙をこらえるゆみこ。

「あんたは、自由にはなれないんだね」

となんとか、平静に、言葉を出すも、

「自由になったって、飯もつくれん女と結婚してもしかたないべ!」

と言い捨て、出て行こうとするタカヤマ。

ねぇ、ちょっと!! とタカヤマに怒鳴りつけるなつ、しかし、咲太郎がそれを止め、

「もういい。もう、話はついたから。」

タカヤマが出口のほうへ向かうと、

そこには、泰樹じいさん。

タカヤマ、ウッ、となる。

「お前か。」

すごいオーラでタカヤマを睨みつけるじいさん。

そそくさ、出て行こうとするタカヤマ。

しかし、

じいさん、 「抹殺」とつぶやくと

タカヤマに右ストレート、鉄拳でぶん殴る!

吹き飛ぶタカヤマ。

荷物を持ち、急いで出て行く。

一部始終をみていた、面々

じいちゃん、、

泰樹さん、、

「はじめまして」とあやみさん

「お世話になりました。….ゆみこ、迎えにきた。一緒に帰るべ。」

ゆみこ、こらえきれず、涙。
ゆっくり、じいさんに近づき、抱きつく。

人に甘えられず、突っ張ってきたゆみこ。

甘えることも、強さだ。

全て受け止める、じいさんの大きさ、暖かさ。

なつぞら何度目かの、涙腺決壊シーン。

そして、駅へ向かう、なつとゆみこと泰樹じいさん。

「じいちゃん、もう帰っちゃうの?」となつ。

「用事は済んだ。それに、牛のいないとこは落ち着かん。」

「わたしが札幌案内してあげようか? 」とゆみこ。

「それより、はやくウチさ帰ってやれ。お前の親父はこのまま放っておくと、何するかわからんぞ。」

「だけど、じいちゃんよく東京くる気なったね!」となつ。

「そんなの決まってるしょ。わたしに手を焼いてる母さんに言われたからだべ。」とゆみこ。

ん、いや、東京の、パフェ、というのを食べたくなってな、雪月の、大将に聞いてな、と恥ずかしそうに言うじいさん。

「パフェ! パフェ行こう! パフェ食べて帰ろう、じいちゃん」とテンション上がるゆみこ。

「なつは?」

「うん、わたしは仕事だから。ゆみこと行ってきて。」

「そうか。なつ、身体に気をつけて、仕事頑張れ。」

「うん。おじいちゃんも。みんなによろしく。」

「したらじいちゃん、行くべ。」とゆみこ。

「いってらっしゃい。」

笑顔で見送るなつ。

笑顔で手を振る、ゆみことじいさん。

そのじいさんの歩く後ろ姿に、なつ、なにかを閃く。

作画課。

木の怪物の歩く動画を描くなつ。

それをチェックする坂場。

「なるほど、後ろ姿ですか、それは思いつかなかった。たしかに後ろすがたをみせることで、この木の歴史が見えるようになる。樹齢を後ろ姿で表してますね、素晴らしい!これでいきましょう」と坂場。

やっと、木の怪物のところのオーケーが出て、ひと息ついたなつ。

マコ様と話し、

「イッキュウさんは、ただの偉そうな人ではないですよね」となつ。

「わたしは、偉そうな人だとは思ったことないわよ。あなた、そう思ってたの?」

「え、いや、違いますよ!」

「要するに、あの人は、漫画映画が好きなだけなのよ。」

「はい。そうなんです。それに、可能性を、見てるんですよね。」

熱く語り合ってる、坂場と神地。

「あの2人って、なんだかすがすがしいですよね!」と三村茜。

さ、私たちも仕事よ

と作画、動画にとりかかる。

「なつよ、その先の、先へ、進め。そして、いつか、誰かを愛せよ(Everybody love somebody sometime) 」とウッチャンナレーション。

坂場、遠くからなつを見つめている。

◆ 第 96 話

「なつたちの短編映画がようやく完成へ向かい、声を吹き込むアフレコの時を迎えました。」とウッチャンナレーション。

アフレコの録音現場。

いざ、はじまる。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を押し開けたら暗い道が続く
メゲズに歩いたその先に、知らなかった世界

アフレコをあてている、亀山蘭子。亀山蘭子は、魔女の声の役だ。

緊張の面持ちでその様子を見守るアニメーターたち。

マコ様も、見入っている。
神地も、ニヤッとしながら見ている。
下山さんも、いいぞ、というふうにみている。

クライマックス、木の怪物が現れる。
なつが手をかけたシーンだ。

感慨深げにみつめるなつ。

アフレコおわり

オッケーです、と坂場。

うまくいった!

魔女のキャラクターを絶賛する亀山蘭子。

魔女には、そのキャラクターを造形した大沢 麻子、マコ様の魂が入っていた、と。

その後、階段。

なつと坂場。

あなたは、大丈夫でしたか。これで、満足していますか、となつに問う坂場。

少し考え、

「してません。もっとイッキュウさんと、作りたいです」

となつ。

「それなら、私と同じです。」

と坂場

「短編映画を作り終えてなつたちは、しばしの休息を味わいました。」とウッチャンナレーション。

みんなでバレーボールしてる。

全然できない坂場!

「できるまでやるのよ!」とマコ様

バレーボールの後は、草むらでピクニック。

おにぎりとパンを交換しあったりするなつと坂場。

若者たちの交流。

短編映画を通して、距離を縮めた面々。

楽しそうに戯れる。

じっと、なにかを見つめているマコ様。

「マコさん、なにか、見つけましたか?」となつ。

「見つけた。….わたし、結婚するのよ。やっと、白馬に乗った王子様を見つけました。」

唖然とする皆々。

「学生の時に付き合ってた人がいて、彼は、一人前の建築家を目指していて、今度、イタリアに行くことになって。それで、プロポーズされて、別れるべきかなやんだんだけど、この作品やって、やっとふんぎりつきました。」

マコ様からの衝撃の告白。

「それは、アニメーターをやめるってことですか? 」と驚きをかくせないなつ。

「そうよ」

「それはないですよマコさん!」と動揺するなつ。

「わたしは、この作品を絶対に成功させたかったの、成功させて、わたしにはこれしかないって、存分に思えたら、彼と別れることも決心がつくかと思ってた。でも、実際は反対だった。仕事に満足したから、結婚してもいいと思えたの。この先、わたしがもっとなにかをつくるためには、ここで立ち止まることも大事かなと思えたの。なっちゃんゆイッキュウさんと比べると、わたしにはなにかたりないような気がして。それが悔しくてね。」

「そんなことないです、マコさんのようには、わたしはまだ描けません」

「楽しめないのよ、あなたのようにはまだ。それがどうしてなのか、才能なのか、迷いなのか、ここで一旦立ち止まって考えてみたくなったの」

「あなたはいいアニメーターです。少なくとも日本には、あなたのようなアニメーターは、まだあまりいない」と坂場。

「ありがとう。そうやって冷静に言われるとかえってうれしい」

マコさん、また必ず、戻ってきてください。

「また戻ってきたくなるような、羨ましくなるような漫画映画を、これから作ってよね、なっちゃん!」

「わかりました!」

「俺も、がんばります!」と神地。

「でもみんな勘違いしないでよね。わたしはもっと幸せになれるんだから。安月給のアニメーター暮らしとはおさらばできるんだからね!」とマコ様。

「羨ましい!」と叫ぶモモッチ。

その様子を、スケッチブックに描く下山さん。

この幸せな様子を、忘れないように、描いて残してるんだ、と。

木漏れ日の降り注ぐ、平和な森で、なつはあらたな誓いを立てました。自分は一生、アニメーターを続けていたいと。

若者たち、その幸福な瞬間の刹那よ。

「ああ、なつよ、これからも、好きな仲間と、思いのままに生きよ。来週に続けよ。」とウッチャンナレーション。

★感想

短編映画を作っていく中での若者たちの青春模様。そして、駆け落ちして東京へやってきたゆみこの味わう苦味。 今回も見どころ満点のなつぞら。

恋の季節、それは青い季節。必然的に、若気の至りで、いろいろあるわけだ。
人生変わりゆく季節のダイナミズム。

次週、なつよ、テレビ漫画の幕開けだ!

 

次週、なつよ、テレビ漫画の幕開けだ!

文字で読む、なつぞら。

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広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第15週、「なつよ、ワクワクがとまらない」      

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第15週、「なつよ、ワクワクがとまらない」第85話から90話までのまとめだ。

◆ 第85話

北海道大学に通う、ゆみこ登場。
なつとは、3年ぶりの再会!

「ゆみこ、なんできたの?」と驚く富士子。

「なんで、って、母さんが連絡したから」

「なんで、っていうのは、どうやって。」

「そうだ、連絡してくれたら迎えに行ったのに」と剛男。

「大丈夫、帯広から車できたから。」

大学の友達に、ドライブのついでに送ってもらったという。

男に。

「どういうことだ!」となる剛男

「そんなことより、なつ、千遥ちゃんは?」とゆみこ。

「いまは、いない。千遥は自分の場所に帰ったわ。」となつ。

そして流れる、優しいあの子!
氷を散らす風すら、味方にもできる。

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、田中正。

夕食。

事情を聞き、

「千遥、としいくつだっけ?」とゆみこ。

「18。」

「18で結婚?! 結婚するから、もうなつにも咲太郎さんにも会えないって?!」と驚くゆみこ。

そして、そもそもそれは千遥が望んでることなのか、と、問題提起するゆみこ。

「おい、勝手なこと言うなよ!」とテルオ。

k人の心を引っ掻き回すな!」とあけみ。

むーう、となるゆみこ。

「わたしは、それが千遥の意志だとしんじてるから」となつ。

「18で嫁に行くことが、女の意志だって言えるのかい!」とゆみこ。

「18だったら、十分、嫁にいく年齢だわ」と富士子。

「母さん、いまつまんないこと言った」とゆみこ。

は?つまんないこと?!と怒る富士子。

「いいですか、みなさん。女が子どもを産めば母になる。それはそうとして、その前に誰かの嫁になる、家に嫁ぐ、男のものになる、そういう固定観念を疑わなければ、女はいつまで経っても自由になれない、とわたしは言ってるんです!」と滔々と説くゆみこ。

「俺は、サラのこと、俺のもんだなんて思ってない」とテルオ。

「え、わたしはあんたのものじゃないんだ?」とサラさん。

「いや…俺のもんだ 」とタジタジになるテルオ。

もういいしょ、そんなことは、といさめようとするなつ。

「よくない!もっと普通を疑え、なつ!」と強いゆみこ。

フハハ、っと笑う咲太郎。

「なつは、本当に面白い家で育ったんだな」

夜。

千遥が手紙に描いた、なつと咲太郎の絵をみているゆみこ。

「不思議だねぇ。なつが持ってた、戦死したお父さんの絵を知らないのに、千遥ちゃんが同じことしてたわけだべ」とゆみこ。

咲太郎も、絵を描いていた。

なつが絵描きになるのも、必然を感じさせる。

そして、ゆみこ、なつの持ってきてる本、グリム童話集に目をやり、

「ずいぶん幼稚なもの読んでるね」

「それは、仕事のため。漫画映画の原作を考えてんだわ。」

「あんた、もうそんな仕事させてもらってんの」

「短編映画だけどね。若手の育成のために、企画から作らせてもらえることになったのさ。」

しかし、なかなかこれ、というものが決まらない。

ペラペラ本をめくりながら、

「そういえば、あんたら兄弟ってヘンゼルとグレーテルみたいだものね」とゆみこ。

ヘンゼルとグレーテルは、兄と妹の話。

継母に捨てられた兄妹が、森の中で、おかしの家をみつける話。

深い森を通る時、兄が帰り道わかるようにパンをちぎって落としていく。

「あんたの兄妹にとって、そのパンが、絵、なんだわ」とゆみこ。

パンを落とすかわりに、絵を描く。
帰るための、道しるべとして。

そのパンが鳥に食べられて、帰り道を見失う。

時の流れ、という名の、鳥に食べられて。

時、は流れて、子どもは子どもではなくなっていく。

「これ、ぴったりでしょ!なつがやるなら、これしかないしょ!」とゆみこ。

ほー、という顔のなつ。

ヘンゼルと、グレーテル。

一方、土間のようなところで、咲太郎、じいさん、剛男、富士子。晩酌のんでる。

うまそうに酒を飲む咲太郎。

「咲太郎くん、君らをこんな運命にしたのは、僕かもしれない」と剛男。

ジッ、と剛男をみつめ「そうですよ」と咲太郎。

俯いてしまう剛男。

「だから俺は、心から感謝しています。」

「・・・ありがとう。」

「咲太郎、お前はここまで、よくやったな。よく頑張って、生きてきた。この先も、胸張って生きりゃいい。」とじいさん。

思わず、言葉が響き、ウルッときてる様子の咲太郎。

翌朝。

久々の搾乳にはげむなつ。

楽しそうに搾乳してる。

腕はなまっていない。

もう、今朝、東京へと発ってしまうなつ。

「東京もどらず、ここで漫画映画つくりゃいいよ。このキクスケさんが手伝ってやるから。肩もみくらい。」と名残惜しいキクスケ。

「それきいて、やっと東京もどりたくなったわ!」となつ

和やかな雰囲気。

出発の準備おえ、いざ。

「気いつけてね」と見送る。

お互い、また来てください、と。

千遥の服は、なつの部屋においておく。
いつか、取りにこれるように。

「咲太郎。しっかりしろや。」とじいさん。

身が引き締まる咲太郎。

「いってきます。」

「こうして、なつの短い里帰りが終わりました。」とウッチャン。

オーバーオール姿の千遥を思い浮かべるなつ。

「なつよ、千遥の目にも、この風景は焼き付いているだろう。」

◆ 第 86 話

「なつと咲太郎が新宿についたのは、翌々日の早朝でした」

赤い風車に帰ってくる、なつと咲太郎。

あえて、ただいま!と元気よく。

そして流れる、優しいあの子!

千遥の写真を、あやみさんに見せる。

「東京のどこの置屋なんだろうね」

「それは聞かなかった。結婚するから、置屋にもいなくなるんだろ」

「そんないい家のとこと結婚して、幸せになれるんでしょうか」となつ。

「なれるよ。自分で、こう、と決めたことがあったら、どんなことがあったって前に進んでいける。でも、もし、ああつらい、ああしんどい、って思った時には、千遥ちゃんには、北海道!ってものがあるんじゃないの」とあやみさん。

言い聞かせるように、そうですよね、となつ

そして、なつ、ヘンゼルとグレーテルらしき絵を描いている。

「なつは、短編映画の企画案に、ヘンゼルとグレーテルを持っていくことにしました。」とウッチャンナレーション。

壁には、千遥の絵と写真。

「あんたら兄弟にとっては、絵がパンなんだわ、それが自分の家に帰るための道しるべなんだわ」といったゆみこの言葉思い出してる。

ゆみこ、パッと出てきて、重要なこというから侮れない。

そして、久々の出社。

短編映画の企画で、下山さん、マコ様、坂場と打ち合わせ。

「しばらく留守にしてすいませんでした。」

「なにがあったかは聞かないけど、ちゃんと短編の企画のことは考えたんでしょうね」とマコ様。

「はい!マコさんと坂場さんは?」となつ。

「あなたがいない間に散々2人で話し合ったんだけどね、どうもだめなのよ、全然考えあわなくて」とマコ様。

「とりあえず、君の意見を聞いてから、また意見を擦り合わせようということになっている。」と坂場。

「考え方の違いだから、擦り合わせようがないんだけどね」とピリピリしてるマコ様!

「どう違うんですか?」

「いいから、あなたのを見せなさい!」

なつ、ヘンゼルとグレーテル、をみせる。

「なぜ、ヘンゼルとグレーテルなんですか?なぜこれをやりたいと。それは、休みを取った理由と関係がありますか」と坂場。

「あの、わたしは、戦争で孤児になったんです。兄は生きています。それに、子供のころに生き別れになった妹もいます。この休みの間に、その妹が、元気に生きてることが、確認できたんです。3人とも、それぞれいろんなことがあって、いろんな人に助けられながら、今日まで生きてきました。」

なつの話を聞き入る坂場。

「なるほど。それは、ヘンゼルとグレーテルに、あなたたち兄妹を投影したいということですか?」

「いや、そうでは、考えていません。でも、惹かれたきっかけには。ヘンゼルとグレーテルは、継母に捨てられて、道に迷い、お菓子の家を見つけたせいで魔女に見つかってしまいます。魔女に食べられそうになっても、生きることを諦めませんでした。なんかそういう、困難と戦って生きていく子供の話を描きたいと思ったんです。」

「なるほど、広い意味で、これは、子どもの戦い、ですからね。」

「たしかに、冒険もの、面白そうじゃない」と下山さん。

「面白そうですが、どうやっておもしろくするかです。童話を映像にするにあたり。」とマコ様。

「それは、これから考えましょう。テーマさえあれば、あとはどう面白くするか考えるだけですから。」と坂場。

「ちょっと待って。やっぱり脚本作らないつもり?」と驚いた様子のマコ様。

「脚本を作らないとは言ってません。脚本家を立てないと言ってるのです。」と坂場。

「そこが考え方の違いなのよ!わたしは、話を重視して企画を決めたいのに、この人は、テーマがあれば話はいらないというのよ!」

「いらないとは言ってません。最初から決める必要はないと言ってるんです」

「まぁまぁ、まずはヘンゼルとグレーテルということだけでも決めようよ」と下山さん。

とりあえず、満場一致で、ヘンゼルとグレーテルでいく、ということは決定。

ランチタイム。

モモッチとなつ。

不安げななつに、自分の力を試すチャンスと思ってやりなよ、と背中をおすモモッチ。

「それで、坂場さんとはうまくいきそう?」

「なにを言いだすかわからないから怖いけど、でもあのひとがいれば、いい作品ができるって、妙に安心する。」

「それってもしかして、好きになった?」

「そんなわけないしょ」

「イッキュウさん(坂場)のお父さんって、大学教授らしいよ。結婚しても、肩凝りそう」

「ほんと、なんもないからね?」

「うふふふふ」

モモッチにはなにかが見えている。

仕事場の坂場。

原稿用紙になにやら書いてる。

その後、夜、赤い風車を訪れる坂場。

「こちらに、奥原なつさんはいますか?」

なっちゃーん!彼氏きてるよー!と呼ぶ、店の常連。

なつ、現れる。

「おでんやに下宿してるときいたので、お邪魔して差し支えないかと。」と言って、いま企画書を書いてるんです、とみせようとする

あ、ここじゃ、なんですから、

自分の部屋へ案内するなつ。

あわてて片付ける。

なつの部屋に入る坂場。

「すぐに絵が描ける場所のほうが話しやいですから! あ、お茶でも!」

とバタバタするなつ。

「すぐ、お暇しますから」

とりあえず、座る。

坂場、千遥の写真を見つける。

「これが、その妹さんですか。」

そして、千遥の描いた絵に目をやり、

「妹さんも、絵を描くんですね。」

「そうなんです、ヘンゼルとグレーテルにとってのパンが、わたしたちにとっての絵で…それで、相談したいことというのは?」

「あらすじです。兄のヘンゼルが魔女に食べられそうになっていて、魔女はヘンゼルを太らせようとします。それを、妹のグレーテルが手伝わされていて、最後に、魔女をかまどに突き落とします。….これで、いいんでしょうか?」

「そうなんです!実は、わたしもそこが引っかかってるんです。そんな残酷な結末はみせたくない」

「それなら、どうしますか?」

「魔女を殺さずに、逃げたらどうでしょうか」

「兄妹で逃げるわけですね。魔女が追ってきたらどうしますか?魔女は、社会の理不尽さものみたいなものの象徴です。それと、どう戦うか。」

なにか思いつき、メモする坂場。

社会の理不尽さと、戦う。

「いま、きみの話をきいて確信しました。これは、きみが作るべき作品です。そのために、ぼくが必ず、この企画を通します。」

その熱意に、思わず圧倒されるなつ。

失礼します、と帰る坂場。

◆ 第 87 話

これは、きみが作るべき作品です。そのために、ぼくが必ず、この企画を通します。

と熱意をもって語る坂場。

「そして、その企画は無事に通り、なつがはじめて原画を務める、短編映画の製作がはじまりました。」とウッチャンナレーション。

「これは短編なので、長編とは違うやり方でやりたい。脚本を最初につくるのではなく、脚本自体を作りながら進めたい」と坂場。

「それはどういうことですか? 」と率直にきく三村茜

「まずはキャラクターのイメージを膨らませ、アニメーターのアイデアによって、ストーリーや台詞も、生み出していくということです。アニメーターが作家にもなり、役者にもなり、そういうやり方が試されてもいいはずなんです。どれだけありえなくてと、本当のように見せる力は、アニメーターにしか発揮できないんです。」

すると、

おもしろい!

と、声をあげる、ひとりの男。

神地 航也。

演じるのは、染谷将太。

なかなかクセがありそうな人物。

なつと坂場、目と目で会話してる
距離縮めやがって!

そして流れる、優しいあの子!

「坂場くんの提案により、脚本を作る前に、キャラクターを描くことになりました。ヘンゼルとグレーテルをなつが、魔女をマコさんが担当しました」とウッチャンナレーション。

適切な分担だ。

昼休み

お茶している仲さんとマコ様。

「脚本がないことに対して、仲さんはどう思いますか!」とマコ様。きちんと脚本書いてもらわないと困ります、と。

「うむ。短編なら、そんなに珍しいやり方でも、ないかもね」と仲さん。

え、という顔になるマコ様。

「この会社も、最初の頃は、脚本家に頼らず、アニメーター主導で描いてた短編ばかりだからね。坂場くんは、その原点、をやろうとしてるんじゃないかな。」

「原点ですか…そうは感じませんけど」

「とにかく、短編に僕は口を挟まないから、マコちゃんとなっちゃんが中心となって、頑張ってよ」

「仲さんはどうして、わたしと奥原さんを原画にしようと思ったんですか?」

「不満?」

「不満はないです。彼女の能力は認めています」

「お互いに、いい刺激になると思うんだ。君となっちゃんは」

むーう、という顔のマコ様。

作画課。

なつ、坂場に、自分が描いた背景画をみせる。

「なつは、坂場くんと一緒に、キャラクターから物語のイメージを膨らませていきました。」とウッチャンナレーション。

なつと坂場の協働作業。

そして、なつが描いたイメージをもとに、ストーリーの検討会が開かれた。

親に捨てられて、

森の中で迷い、

お菓子の家を見つけて、

魔女に捉えられる、

というイメージ。ここまでは、原作通り。

ここからが、問題。

ヘンゼルとグレーテル、魔女を殺さずに、逃げ出す。魔女を倒さない、魔女よりももっと悪いやつがいる、という設定はどうか、となつが提案。

影の本丸が、いる。

魔女は、その本丸に仕えているだけ。

森の奥の高い塔に、本丸がいる。その塔には、闇の世界を支配する、悪魔がいる。

その悪魔の塔に、魔女は捕まえた子供たちを連れていかなければいけない。

その途中でヘンゼルとグレーテルが逃げる。

「どうやって逃げるんですか?」と堀内さん。

「鳥が助けるんです! 森を逃げる時に、ヘンゼルとグレーテルがパンをちぎって落としていくじゃないですか。そのパンを食べた鳥たちが、今度は恩返しをするんです!」となつ。

「話を作りすぎてないか?それではもう、グリム童話のヘンゼルとグレーテルではないだろう。」と、真面目なツッコミをいれる堀内さん。

おもしろい!!と声を出す、神地 航也。

「僕もやっとこの企画にノレるような気がしてきました。」

独特の雰囲気を醸し出す神地 航也。映画版バクマンでの染谷将太が演じた新妻エイジを彷彿とさせる天才肌か。

新人が生意気なこというなよ!と堀内さん。

「遠慮なく意見を言えといわれたので」と神地 航也。

「それで、どうなるんですか、鳥が助けて。」と畳み掛ける。

「はい、あの、ヘンゼルとグレーテルはそれで逃げるんですが、魔女が追ってきて、また捕まっちゃうんです。妹のグレーテルが、魔女に捕まって、兄のヘンゼルが、悪魔の塔に助けにいくんですよ」

と、なつが説明するも、

「おもしろくなーい 」と神地 航也。

「捕まるなら、兄のヘンゼルだと思います。それを、妹のグレーテルが助けにいくんです。ずっと魔女の手伝いをしながら、兄を助けようとしてきた。その思いを、作画にこめる! 一途に貫かせてやるべきです」

なつ、目を見開き、盛り上がり、なるほど!となり、

「どうやって塔の上まで登るの?」と神地に質問。

「壁をよじ登ればいいと思います。あの絵だと、蔦が絡まってるでしょ。その蔦をよじ登っていくんです、こうやって、」

と、即興で、絵を描く神地 航也。

すごい。

「悪魔の目的ってなんなの?」と素朴な疑問をはさむ三村茜。

そりゃ、食べるためだよね、となるが、

「それじゃおもしろくない! 狼はどうでしょう。悪魔は、狼を飼っていて、その狼の餌食にするために、魔女は子供を太らせて連れてくるようかな言われていた。闇の狼たちです。その前に差し出される、ヘンゼル、」

と、また、即興でそのイメージを描く神地 航也。

すごい。

これはまさに、バクマンの新妻エイジ的な天才キャラだ。

「危機一髪!そこへグレーテルが助けにきた!」となつ。

「さしずめ、狼たちは戦争兵器の象徴といったところか!」とメモをとる坂場。

「で、どうなるの?そこから2人はどうやって逃げるの?」と三村茜。

「魔女が裏切るんですよ。魔女が悪魔を裏切って、味方になるんです!」と神地 航也

すごい!

創作の熱いグルーヴが渦を巻く作画課。

「ちょっと、待ってよ、これは短編なのに、そんなに複雑にしてどうするのよ」とマコ様。

「え、でも、おもしろくないですか」と神地。

「わたしも、おもしろいと思いました」と三村茜

「おもしろいかおもしろくないかじゃなくて」とマコ様

「アクションの連続にすれば、時間は大丈夫ですよ」と神地 航也

「一本も作ったことがない人がなに言ってるの」とピシャリとマコ様。

「ま、そうですけどねー」

とにかく、このへんにしておこう、今日は、とまとめる下山さん。

会議の後、下山さん、マコ様、なつ、坂場でお茶している。

神地 航也のすごさについて話している。

大学を出たばかりの新人。

生意気な新人は珍しくないが、あそこまでいってるのはなかなかいない、と。

「そんなことより、これからどうするんですか。わたしも奥原さんも、はじめて原画をやるアニメーターなのよ、坂場さんだって演出するのははじめてで、きちんとした話がなくてどうやって..」とマコ様。

「いまさら脚本を?未経験の我々だから、新しいものを、生み出せる可能性があるんです。」と坂場。

「マコ様は、内容に不満なんですか?」

「わたしが不満なのは、なにを作ってるのかわからない、ってことよ。」と、ムスッとした顔になる。マコ様。ちょっと落ち込んでる感じが、すごくグッとくる。

「まぁ確かに、アニメーターはストーリーを前にして絵を描くわけだからね」と下山さん

「でも、怖いけど、その分、ワクワクもしてるんです。マコさんも、童話をそのままアニメにしてもおもしろく無いって」となつ。

「だから。話をつくる才能も必要だって言ってるのよ。」とマコさま。

そこへ、店の中に、神地 航也入ってくる。

さっき話し合ったところを、絵コンテにしてみたという。

ええ?!

よくできた、ストーリーボードがそこに。

え、これ、君が描いたの?と驚く下山さん。

この先は?魔女が裏切るところの続きはないの?

「そこはまだです。ぼくはその魔女のキャラクターが大好きなんです。怖いけど、どこか滑稽で愛嬌があって。だからつい味方にしたくなっちゃったんですよね、みてる子供たちも喜ぶんじゃないかと思って」と神地 航也

なんかすいません、失礼しやした!と店を出てく。

魔女は、マコ様の描いたキャラクターだ。

すごい、神地 航也。

「これからは、彼のような絵も描けてストーリーもできるアニメーターが現れても不思議じゃないよね」と唸る下山さん。

マコ様、なんだか神妙な顔になってる。弱さをみせるマコ様、グッとくる。

「そうですよ、これからの日本の漫画映画には、いつどんな才能が現れるかわからないです」と坂場。

「才能!なんだかワクワクしてきました!」となつ。

「なつよ。その心の高まりは、一体なんだ」とウッチャンナレーション。

◆ 第 88 話

神地 航也がすごい前回。

そして、赤い風車。

「なつが、短編づくりに夢中になっていた、ある晩のことでした。」とウッチャンナレーション。

なつが帰ると、店には雪次郎、土間レミコ、そして亀山蘭子が。茂木社長もいる。

なんの集まりか、と話をきくと、なんと、咲太郎が劇団をやめて会社を作ることにしたとか。

外国のテレビ映画、外画への、声だけの俳優 、声優を打ちだしていく会社だ。

「お前の漫画映画にも使えるぞ」と咲太郎。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開けたら続いてる道も、めげずに歩けば、知らなかった世界。

「みんなで劇団やめるってこと?」となつ。

「やめるわけねぇべさ」と雪次郎。

「別に劇団は辞める必要はないんだよ。劇団の仕事をしながら、映画に出るのと同じだ。この会社は、声の仕事だけを扱うってことだ。赤い星座だけではなく、いろんなとこの役者も集めたい。俺は、日本の劇団と役者を救いたいんだ。声の仕事は、食えない自分の救いにもなる。劇団の芝居をしながら、映画に出る日本の劇団と役者を救いたいんだ」と咲太郎。

茂木社長、「さい坊、俺は、いいところに目をつけたな、と思ってる」と、咲太郎の目の付どころを賞賛。

これからは、テレビの時代になる。テレビが、一家に一台の時代になる、と茂木社長。

フジマサ親分にもほめられたんだ、と咲太郎。

そんな話をしてると、

タイミングよくフジマサ親分登場!

「お久しぶりです!」

「なつさんか、元気かい!」

そして、今日は客じゃないんだ。咲太郎に頼みがあってきた、と言い、外で待っていたと思わしき男2人を呼ぶ。

なんと、島貫さんと松井さんだ!
第5週「なつよ、お兄さんはどこに」の週ででてきた。

時計を質屋に持っていけ、と咲太郎をだましたやつらだ。

新しく立ち上げるプロダクションに、こいつらだしてやってくれないか、と頼み込むフジマサ親分。

さすがに、ちょっと待ってくださいよ親分!となる咲太郎。

「しかし、ムーランで苦楽を共にした仲間じゃないか、罪に関しては、こいつらは、自首して償ったんだ、許してやってくれ」とフジマサ親分。

「そのことは別にいいんですよ。でも、俺が作るのは、声優のプロダクションですよ!」

「なんだそりゃ」

「主に吹き替えの仕事です。ここにいるのが、その役者です。」

役者たちを一瞥し、なるほどね、顔で売れない役者がやることか、と松井。

なんてことを!

とにかく、こいつらの面倒みてやれ、な、さい坊。とフジマサ親分。

フジマサ親分に言われちゃう仕方ないな、という感じで、わかりました、と咲太郎。

「季節は、初夏を迎えました。なつたちは、ヘンゼルとグレーテルのストーリーが決まらず、産みの苦しみを味わっていました。」とウッチャンナレーション。

そろそろストーリーを決めて作画の作業に入らないと、いろいろ間に合わない。

焦ってるアニメーターたち。

もう限界よ、とマコ様。

「あと一歩のところまできてるんです。結末が見えてないだけで」となつ。

「ここまできて結末が見えてないのが限界だって言ってるの。私たちは、作家じゃないの、絵描きなのよ。」

「あの、作画しながら考えるっていうのはどうすか」と神地 航也。

「何言ってるの!これ短編なのよ、先が見えなくて長さ合わなくなったらどうするの」とマコ様。

あとで削ればいい、と神地 航也。

時間と労働の無駄、とマコ様。

そこで、森なんですよ、と呟く坂場。

森で、何が起きるか。

子どもたちが、森を信じられるか。それは、子どもたちが自分の生きる生活、世界を信じられるかどうかにつながる。

どんなに恐ろしい世界でも、そこに生きる者が自分の味方だと思えれば、信じることができる。

「なつは、その夜遅くまで、十勝を思い浮かべながら森のイメージを描いていました。」

夜通し絵を描いて、寝落ちするなつ。

雪山の中、遭難しかけて、阿川弥太郎に助けられた時のことを、夢にみる。

助けられたと思ったら、なんお、それが坂場!

という夢。

現実。坂場、なつを起こす。

うなされてたので、具合でも悪いのかと、となつを心配する坂場。

しかし、なつ、その夢を経て、何かがひらめいた。

魔法。魔女の魔法で、森にある一本の木を、怪物に変える。その怪物が、ヘンゼルとグレーテルに味方し、悪魔と狼たちをやっつける、というストーリー。

自分の魂を、木の中に込めるんだ。、という阿川弥一郎の言葉も思い出しているなつ。

なつの話を聞き、あなたを信じましょう、と坂場。

描いてみます。

アイデアを、作画で形にしていくなつ。

こういうのどうでしょう?となつが坂場にきき、密に近い距離でコミュニケーションとりながら進めるふたり。

こうして、なつはイメージを描き、坂場はストーリーを描き、ふたりの作業は、朝まで続きました。

ふたりで迎える朝。

出来上がった、ストーリーと作画。

そして、アニメーターたちに、説明するなつと坂場。

木の怪物が魔女を倒す。

鳥たちが、集まってきて、その枝にとまる。

動かなくなる木の怪物。

森に平和がやってきた

そこで、完!

面白い!、と神地 航也。

とにかくこれですすめてくれ!と下山さん。

マコ様、なんともいえない表情。

「とんでもない、ヘンゼルとグレーテルになりそうだ。グリムさんに。怒られないか。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 89 話

ヘンゼルとグレーテルのアイデアを、絵コンテで説明するなつ。

おもしろい!と、神地 航也。

とにかくこれですすめてくれ!と下山さん。

そして流れる、優しいあの子!
めげずに歩いたその先に、知らなかった世界。

「なつたちの、ヘンゼルとグレーテルのストーリーが、出来上がりました」とウッチャンナレーション。

「それで、イッキュウさん(坂場のこと)、今後はどうやってすすめていくつもり?」と下山さん。

「僕がいままでの話を脚本に起こして、それを神地くんと一緒に絵コンテにします」

「え」と神地。

「手伝ってくれますか」

ニンマリし

「はい、よろこんで」

と神地。

「ちょっと待ってよ、新人に絵コンテやらせる気?」とマコ様。

「それに関しては、僕だって新人ですよ。時間がないんです。マコさんは奥原さんと一緒に、絵コンテができたところから原画を描いてください。」と坂場。

頭を抱えるマコ様。

「その頃、咲太郎の、声の会社、も動きだしていました。」

拳銃 渡世人 という西部劇の吹き替え。

セリフの録音は、間違えたら最初からやり直し、という高難易度。

セリフ録音には、劇団員たちに加え、山寺宏一演じる豊富 遊声も参加。

大御所感がある。

準備をすすめるスタッフたち。

効果音を作る人たちもいる。フォーリーアーティスト。

セリフだけではなく、効果音も、全て同時に一発録りなのだ。

ひとりが間違えると、多大な迷惑がかかる。

映像を見ながら、口の動きを合わせていく。

VAGABOND LEO とタイトルが出て、始まった。

まずは、豊富遊声と亀山蘭子のパート。安定感のあるセリフ録音だ。

そして、土間レミコもいい感じで入る。

いいぞいいぞ。

効果音を出す人が、馬の足音や鳴き声を作り出す。

そこから、島貫さん(岩谷 健司)が入るが、なんだか画面の俳優の間合いとあんまあってない。

そこから、雪次郎も声入れ。

しかし、ストップが入る。

ディレクターからダメ出し

まず、島貫さん、映像と合ってない

「芝居というのは間だよ!自分の間合いで芝居をしなければ、芝居の個性が死ぬんだ!」と反論。

「吹き替えってのはな、人の間を盗むんだよ!」と松井さん。

「そんな泥棒みたいな真似ができるか!お前じゃねえんだ」と島貫さん。

そして、雪次郎へのダメ出し。

訛ってるよ、と。

最初から、もう一回やり直し。

セリフを練習する雪次郎。 あんたは引っ込んでろよ、のところの、あんたは、のとこが、北海道訛りになってしまう。

再度、録音。

順調に進む。

しかし、雪次郎のセリフのところで、訛っていたため、ストップ。

いい加減にしろよこの野郎!と怒号が飛び交う。

すいません、もう一度お願いします、と頭をさげる咲太郎。

イライラした様子で、ほんとに頼むよ、と豊富遊声。

「結局これが、7回も繰り返されまして…」とウッチャン。

問題の雪次郎のセリフのところ、豊富遊声が雪次郎の口を塞ぎ、声色を変えて録音。

唖然とする咲太郎と雪次郎。

一方、喫茶店。

マコ様となつと三村茜がお茶してる。

「あなたのお兄さんは声の会社を始めたの。」とマコ様。

「そうなんです。兄は声優といいますけど、外国のテレビ映画の吹き替えが主な仕事です。」となつ。

「あ、私それよく見てるわよ。最初は違和感あったけど、慣れてくると自然に感じてくるののね。わたしのおばあちゃんなんて、この外人さん、日本語がうまいねぇ、って」と三村茜。

「茜さん、家にテレビがあるんですね!」

「うん、割にはやいときに買ったのよ。」

「その会社の俳優の子たちを、今度の短編映画に使うの?」とマコ様。

「いや、そうじゃないですけど、声を探したい、と思った時には、兄に相談することは、できます。」

わかった。と言い、帰ろうとするマコ様

ひきとめる2人。

「まだなにかあるの?」

「マコさんは、今度の短編映画、あんまり乗り気じゃないですか?」となつ。

「え」

「ヘンゼルとグレーテル、あまり面白くないと思ってますか?」

「面白くないと言ったら、どうするの?」

「やめます。わたしはマコさんが納得してないとやなんです。わたしはマコさんと一緒に作りたいんです。日本ではじめて原画になる女性は、マコさんしかいないと思ってますこの会社に入った時から、マコさんはわたしの目標なんです。だから、納得のいく漫画映画を作ってほしいんです。わたしも一緒に、作りたいんです。」

「あなたってずるいわ。」

「え」

「そうやってなんでも一途に自分の情熱だけを貫こうとするんだから。周りで悩んでるひとはなにも言えなくなるでしょ」

「それは、すこしわかる」と三村茜。

「でも、ものを作るには大事なことよ。それがないと、すぐ妥協する。だから、わたしのことなんて気にしなくていいの。あなたは、作品のことだけ考えてなさい」

「マコさん、わたしは…」

「それでいいって言ってるの!」

「そうね、なっちゃんにはそれしかできないかもね」と三村茜。

「そんな!それじゃわたしが、人のこと考えられないみたいじゃないですか!」

「考えなくていいのよ。それが若さってもんでしょ。わたしだって、そうありたいのよ。」

思わず黙ってしまうなつと三村茜。

マコさんだって、まだまだ若いですよ、と取り繕うように言う三村茜。

「若くないとは言ってない。とりあえず、やるしかないんだから、頑張りましょう。お互いに。」

わかりました!と言い、

アイスティーを飲み干すなつ。

その様子を見つめるマコ様。

◆ 第 90 話

「短編映画のストーリーが出来上がり、なつのキャラクター作りも、おおづめを迎えていました。」

むかしのノートを開き、阿川弥一郎を描いたものを取り出すなつ。

これだこれだ

そんな時、なにやら、赤い風車の店内が騒がしい。

行ってみると、雪次郎が酔いつぶれてる。

声の役を降ろされたのだ。

おれはもう北海道帰るよお 、とうなだれている。

すると、ひとりの女の子が赤い風車に入ってくる。

なんと、ゆみこ!

「東京についたー!」

ええええ!驚くなつ、

雪次郎も、酔いが覚めたように起き上がる

そして流れる、優しいあの子!
めげずに歩いたその先に、知らなかった世界。

赤い風車のカウンター。咲太郎、土間レミコ、なつ、ゆみこ、そして雪次郎が座ってる。

雪次郎、たったひとつのセリフで、ダメだった、何回言わしてもらってもだめで、訛りがね、と。

雪次郎の、訛りがある、あんたは引っ込んでろよ、テイクが回想映像で流される。

プライドずたぼろの雪次郎。

「わはは!なによそれ」と笑うゆみこ

「おれはもうダメだぁ。蘭子さんにも言われてしまったんだ。」とうなだれる雪次郎。

「一度幕のあいたお芝居は、やり直しがきかないのよ。いまのあなたには、舞台に立つ資格はないわね」と亀山蘭子に言われたことを思い出してる雪次郎。

「別にダメじゃないって。ディレクターの藤井さんも、お前のやる気は買ってた。」とフォローする咲太郎。

「チクショー!」と叫ぶ雪次郎。

「だったら帰れ、北海道に、帰れ雪月に」とゆみこ。

「というか、なぜゆみこは東京に、いきなり来たらびっくりするしょ」となつ。

「それは…ごめん。」

「ねぇ、お一人で、いらっしゃった?」とあやみさん。

ひとりではないという。友達ときた、と。

「友達って….ドライブしてた人?!」となつ

「え、え、ゆみこちゃん、男の人いるのかい?」と雪次郎。

「あのね!いくつだと思ってるの。わたしがどこで誰といようが、それが男だろうが女だろうが、わたしの自由でしょ」とゆみこ。

「ねぇ、母さんは知ってるの、ここにいること。」となつ。

「もし母さんに言ったら、もうここに来ないから!」とゆみこ。

むむ、なんだか訳ありだ。

「誰にも邪魔されず東京にいたいだけよ」

「大学は?来年卒業でしょ」

「なつ、いまは個人の将来を考えてる時でないべさ。この国の将来を考えないでどうするの」

「学生運動か?劇団でも話題になってた」と咲太郎

「その運動のために、東京にきた?」とあやみさん。

「まぁ、わたしも、今やるべきことを、やろうと思ってます。だから、なつ、家にはしらせんで。過剰に心配するべ、ウチの人。私がときどき電話して、無事を伝えるから。もし、あんたがそのとき喋ってたら、もう二度とここにはこんからね!」

うーむ。

「それじゃ、お邪魔しました。」と帰ろうとするゆみこ。

「どこに行くの?!」

友達が、東京にいる先輩の家で飲んでる。とりあえず、その先輩の家に行く、と。

したらね!と出て行くゆみこ。

追いかけるなつ。

見失ってしまった。

またくる、みたいな感じではあったから、大丈夫よ、とあやみさん。

「ゆみこちゃんはね、僕のね、初恋の人なんです。ゆみこちゃんはね、男にね、恋に溺れるような人じゃないんですよ!」と雪次郎。

「それはあんただったからでしょ」と土間レミコ。

「雪次郎、お前は大丈夫なのか」と咲太郎。

「はい。目が覚めました。」

「いまは、ゆみこちゃんをここで待つしかありせんでした。そして、なつの仕事は、待ってはくれません。」とウッチャン。

翌朝、作画課。

手が止まり、考え込んでいるなつ。

「なにぼんやりしてるの、絵、描けたの?」とマコ様。

なつ、自分が描いた、ストーリーの最後に出てくる木の怪物の絵をみせる。

よくこんなもの思いついたわね、と感心するマコ様。

「わたしの知り合いの作ってる彫刻からイメージしました」となつ。

「あなたの周りにはいろんな人がいるのね」。

「はい、ほんとに色々います。」

「なんかあったの? これ、面白いじゃない」といい、イッキュウさんにみせるマコ様。

「いいと思います。とにかくこれで、絵コンテを最後まで作ります。」と坂場イッキュウ。

「そして、数日が経ち、短編映画の絵コンテが、やっと出来上がりました。」とウッチャン。

絵コンテをみて、

「面白いわよこれ、やっとやりたいことが見えてきた気がする!」と盛り上がるマコ様。

「よかった!」と喜ぶなつ。

「よし、やっとここまできたんだ、必ず成功させよう。人手が足りないかもしれないけど、マコちゃんとなっちゃんはどんどん原画を描いて、ラフでもいいから書き飛ばして!それで、茜ちゃんと堀内くんはそれをクリンナップして、どんどん動画を書き進めてね!」と士気を高め、指示を出す下山さん。

「あの、僕も原画を描いちゃいけないでしょうか?」と神地、

「絵コンテも描いてもらったし、わたしは構いません」と坂場。

「マコちゃんとなっちゃんは、どうかな?」と下山さん。

ニヤリと笑い「できるものなら、やってみれば?」とマコ様。

「わたしも、みんなが良ければ。」となつ。

よし、じゃあ、やってみる?となる。

「なつたちの足並みも、ようやく揃ったようです。」とウッチャン。

夜。赤い風車へくる、作画課のひとたち。

店内には、なんとゆみこがまた来てる。

一同、勢ぞろい。

今日は、決起集会。

「決起集会! 座れないけど、とりあえず、決起の乾杯ね!」とあやみさん。

作画課、会議室。
仲さん、井戸原さんに、絵コンテを見せている下山さん。

「はちゃめちゃだな! ヘンゼルとグレーテルじゃなくなってる」と井戸原さん。

「はちゃめちゃだけど、なにか、新しいものを感じますよ」と仲さん。

「もしかしてこれは、社会風刺じゃないか」と井戸原さん。

「いやー、そんなことはないと思うんですけど、坂場くんは、象徴とか、隠喩とか、そういうのが、すきな傾向はありますね」と下山さん。

「坂場くんだけ?」

「なっちゃんも、多少彼の影響を受けているような」

「なっちゃんが?」と仲さん。

一方、赤い風車。

みんなで乾杯してる。

カスミさん、なんか歌ってください!と、その場にいる煙カスミに頼み込むゆみこ。

決起を鼓舞するような、歌を。

よし、歌おう!と煙カスミ。

わーい!となる面々。

そして、外に出て、マイムマイムのメロディーにのせて、歌い踊る

“朝空の大地が
なつの日差しに潜る
ひまわりをゆらして
時を惜しんで歩く
恋しくて通う道
果てなき里道よ
2人の夢は純粋な歌に似て
どんと晴れやかに 咲いてはちりゆくとて
恋しくて通う道
果てなき里道よ”

と歌う、煙カスミ。

「ああ、なつよ、笑え、踊れ、狂おしいほど、青春を楽しめ。平和を楽しめよ。来週に続けよ。」

★感想

神出鬼没のゆみこ、そして、天才と思わしき新人アニメーターの神地、演出家としてますますその濃厚なキャラクターを発揮する坂場が、ドラマを盛り上げていく。どんどんドライブ感を増し、面白くなっていくぞ。雪次郎は北海道訛りで苦戦。がんばれ雪次郎。

次週、なつよ、恋の季節がきた!

なつぞらをみて、夏を盛り上げよう。

 

いおりんの好きなアニメ映画の話、そして、スタンダップコメディアンのキラーラ・センが登場。人工知能犬どっちくんとグラビア・コスプレの伊織もえがリスナーの悩みに答えたりしていく番組、伊織もえの冠ラジオ「いちごとレモンとマスカット」第14回目の放送を聞いた(7月6日)  

時刻は土曜の夜8時30分、こんばんは、伊織もえです」とはじまった。

七夕。

いおりんの七夕の思い出と言えば、昔、七夕になると絶対に出てきた七夕ゼリー。小学校でいつも出てきた、星型のやつ。

それを食べるために毎年七夕が楽しみないおりん。

「もえちゃんは、1年に1度、会いたい人っている?」とドッチくん。

会いたい人間は別にいないが、会いたい動物ならいる。

それは、フクロウ。

フクロウカフェには1年に1度行きたい。

猫とか犬は本当に毎日会いたいが、フクロウは年1で載せたいとか。

いおりんが短冊に書くのは、

健康でいたい風邪ひかない熱を出さないインフルエンザにかからない、とにかく健康でいたい。

そして、7月2日発売の別冊ヤングチャンピオンを買ってくれますように

という願い。

「別冊ヤングチャンピオン買って一緒にいおりんと七夕を過ごしましょう」といおりん。

そして、曲。 ポップアートタウンで、ペトリコール。

ペトリコールとは、

雨が降った時に、地面から上がってくる匂い

のこと。

雨降った時の、葉っぱの匂い、アスファルトの匂い。

今週のテーマは、アニメ映画。

いおりん、好きなアニメ映画はたくさんある。

新海誠作品をはじめとし、聲の形、サマーウォーズ、うる星やつら ビューティフルドリーマーなど。

「どっち君の好きなアニメ映画は」と話を振るいおりん。

「僕はご主人様の好きな映画を一緒にみます」とドッチ。

「一緒にスヌーピーの映画を観ましょう、ポップコーンキャラメル味特大サイズ、コーラLLサイズどっち君にあげるので」といおりん。

なんて羨ましい、ドッチ。

そして、ドッチが街角で拾ってきた声を紹介。

「エビ、21歳です。エヴァンゲリオンが好きです。劇場版のだったら、全部好きです。劇中歌もいいし、作画もかっこいいし。僕一番びっくりしたのが、Qの冒頭の、大気圏突入するシーン、あれ、ちゃんと計算されてて、ジェットの噴出の時間とか、本当にあの時間でやんないと大気圏突入できないっていうやつらしいんですよ。」

いおりん曰く、エヴァは、オタク間で一番すれ違いが起きる作品。ストーリーが好きな層と、腐女子層と、監督が好きな層と、色々な理由で好きな人がいる作品。安易に、エヴァ好き、というと、大変なことになる。

次。

「プロスーパー、21歳です。聲の形、ですね。うまく喋れない障害を持ってる女の子と、もと不良の、その子をいじめてて、みたいな人々の物語なんですけど、すごい難しい題材だと思うんですけど、アニメを通してその題材を扱うことで、伝わってくるものがあったので。やはり、コミュニケーションって大事だな、って。言葉だけじゃないコミュニケーションとか、大事にしたいと思いました。」

「わたしも、聲の形めちゃくちゃ好きです。」といおりん。

漫画から読んでる。好きだけど、コスプレにできない作品だとか。

ヒロインが、声が出せない。出せるけど、ちゃんと言葉にならない。映画化で、耳の聞こえない女の子をどう描くのだろうか、と思ったが、そうきたか!と膝を打ったとか。

夏始まる前や、夏の終わりに見てほしい、という。

ということは、今観るべき作品。

次。

「カエデ26歳です。ずっと大好きなのが、眠れる森の美女、なんですけど、ちっちゃいころから、ビデオが擦り切れるまでみてて、森の描写とか、動物の描写とか、お姫様のエレガントさとかが印象に残ってます。ほかのディズニー映画とも群を抜いて、色使いが少ないながらも大好きだったのを覚えています。」

眠れる森の美女は怖かった印象があるといういおりん。

最後、魔女がドラゴンに変身して火を噴く。そこが、小さいころすごく怖かったと。

そして、ゲスト登場。

スタンダップコメディアンの、Kilara Senさん。

◆要は、漫談、です

キラーラ「I’m half Japanese, and half Japnese。みなさんこんばんは、スタンダップコメディアンの、Kilara Senです。よろしくお願いします!」

いおりん「さっそくなんですけど、スタンダップコメディアンって、なんなんですか。」

キラーラ「スタンダップコメディアンは、スタンダップコメディをする人、ですね」

いおりん「スタンド、立ってやるんですか」

キラーラ「そうですね、落語家の人は、シットダウンコメディ、って呼ばれたりもするんですけど、スタンダップコメディ、立ってやる人も座ってやる人もいて、あんまり決まった形はないんですけど、要は、漫談、ですね。」

いおりん「漫談。」

キラーラ「日本以外では、世界中に普及してる、みんなが知ってる、コメディの形で。ほんとに、話す内容のジャンルはなんでもいいんですけど、政治だったり恋愛だったり宗教だったりセックスだったり、そこはタブーなしで。自分がおもってることを話す、という。」

いおりん「自分が思ってることを話して、お客さんに笑ってもらうという。」

キラーラ「そうですね。」

◆どっち「どんな感じか、やってもらえますか」

いおりん「型にとらわれずに。英語でやってるんですか?」

キラーラ「私は、日本語と英語でやってますね。世界中に、どんな言語のスタンダップコメディもあります。」

どっち「どんな感じか、やってもらえますか」

キラーラ「じゃあ、英語でも日本語でもわかるジョークを。Okay, do you like traveling? 旅行は好きですか?」

いおりん「好きです!」

キラーラ「I like traveling too. わたしも旅行が好きなんですけど、Especially, I like to go to places nobody speaks English or Japnese. 誰も、日本語とか英語をしゃべらない、自分の言葉が通じないとこに行くのが好きなんです。so, the other day, I went to Osaka。なんで、先日、大阪へ行ってきました。」

いおりん「ウフフ」

キラーラ「あの、これは本当の話なんですけど、立ち飲みでひとりで飲んでたら、サラリーマンのひとたちが入ってきて、わーって話しかけれたんですけど、ただ聞いてたら、なんやねん、つっこまなー、って言われて。」

いおりん「ひとりで飲んでる時に!」

キラーラ「そうなんです。その皮肉も込めて、ジョークで。」

◆ わたし、子供の頃から、木梨憲武さんにめちゃくちゃ憧れてまして。ノリさんになりたかったんですよ。野猿の、女の子バージョンの、女猿ってののオーディションも受けてましたし

いおりん「無茶振りにこたえてくれてありがとうございます!一年間、アメリカにいらっしゃったんですよね。」

キラーラ「そうです。それは、スタンダップコメディアンはじめる前のことなんですけど、学生時代に、黒人大学、というところへ行って、そこで、たまたま、超有名なスタンダップコメディアンをライブでみて、すごかったんですよ。かっこいい!と思って。」

いおりん「笑いを目指したのも、海外のスタンダップコメディアンをみて、ということなんですか。」

キラーラ「それが実は、わたし、子供の頃から、木梨憲武さんにめちゃくちゃ憧れてまして。ノリさんになりたかったんですよ。野猿の、女の子バージョンの、女猿ってののオーディションも受けてましたし。ほんとに、とんねるずさんが好きで、芸人になりたかったんですが、家の方針で、勉強ばかりで。それで、留学していた時も勉強で疲れていて、スタンダップコメディアンいつかやりたいな、って帰ってきたら、たまたまあるお笑いのユニットが、欠員募集してまして。そこに応募したら、採用されて、エンタの神さまとかに運良く出れたのが、デビューのきっかけになりました。」

いおりん「お笑い自体は、小さい頃からやりたいと思ってたんですね。」

キラーラ「そうですね」

◆ 高校、ほんとは卒業できたはずなのに、学校の先生に嫌われて、卒業できない、という。

いおりん「いま芸人であるキラーラさんに対して、いまご両親は?」

キラーラ「えー、そうですね。全く、笑ってくれないですね。両親にとっては、一番笑えないジョークなんじゃないかと。賛成はしてもらってないですね。」

いおりん「失敗や挫折とかっていままでありますか?」

キラーラ「あります! 失敗や挫折ばかりです。まず、高校ドロップアウトしましたし。その高校も、日本の女子校では、最難関、のところで。そこに入るためにもずっと勉強して。中学は中高一貫校なんですけど。空気が合わないじゃないですか、中学一年からずっと勉強してて。その冷たい視線を浴びながらもその高校に入学したんですけど、全然合わなくてですね。そのあと、高校、ほんとは卒業できたはずなのに、学校の先生に嫌われて、卒業できない、という。」

いおりん「学校の先生に!?」

キラーラ「わたしはちょっと反抗的だったので、余計に。わたしにも原因はあるんですけど。たった一日の、たった1時間のために。しかも、その問題になった1時間も、先生側もいなかったんですよ。それで、高校三年生の全部が終わって、ほんとにわたしは高校が辛かったから、やっと終わった、って思っていたら、その1時間のために、無くなって。自分でも、けじめをつけるために、早稲田の第二文学部って、夜間の、受験の日程の最後だったんですけど、これだけ受けて、受験生人生終わりにしよう、って受けたら、受かっちゃったんですよ。でもダメだったんで、3月30日に、なくなく辞退届けを出しに行って、その場で、泣きましたね。」

いおりん「でも、先生のいない時間なんて、学校側は証明できないじゃないですかね」

キラーラ「そうなんです、それで四年間裁判をして、最終的に、わたしの卒業資格は、あった、って結論が出たんですよ。」

いおりん「四年!それで、早稲田には行けず?」

キラーラ「そこで、弁護士さんに言われて、もういちど早稲田に再チャレンジしたら、裁判官のウケもいい、みたいなとこもあり。当時はフリーターだったんですけど、意地で勉強して、前に受かった学部だけ受かったんですよ。でも、目標もないし、過去に執着してる両親と、自分の未来をどうにかしたいわたしの考え方がすれ違って、どうしたらいいんだろうみたいな。でも、留学はすごくしたかったんで、それを親に話して、黒人大学ってところ行ったんですけど、それでちょっとずつ自分の視野はひらけたかな、と。」

こんな感じで、今回はダークサイド中心に。次回は、より明るいサイドの話で、キラーラセンの話が引き続く。

そして

イオリンクイズ

前回は、いおりんが次にやりたいコスプレのキャラ、が問題

答えは、

ライザのアトリエの、ライザちゃん。

ふとももが有名なキャラクター。

ぶちこまれた答えは、

仮面ライダー
おじゃる丸

など。

次の問題、

いおりんかディズニー映画の中で一番好きな作品はなにか

ヤングジャンプにいおりんサイン入れてもらえたリスナーは

サンタナ
シュータ
となりのキャイ獣

羨ましい。

土曜の夜20:30は、リアルタイムでもえドッチ、盛り上げていこう。

次回のテーマは、

我が家ならではのもの。

#もえドッチ にぶちこもう。

 

世間の恋愛事情にいおりんが物申す。人工知能犬どっちくんとグラビア・コスプレの伊織もえがリスナーの悩みに答えたりしていく番組、伊織もえの冠ラジオ「いちごとレモンとマスカット」第13回目の放送を聞いた(6月29日)  

時刻は土曜の夜8時30分、こんばんは、伊織もえです」とはじまった。

もうすぐ上半期終わる。

1年の本当の半分の日は、7月2日。

7月2日はいおりんが表紙の別冊ヤングチャンピオン発売。

「今回が初めて用紙を飾らせていただくので皆さんぜひチェックしてみてください」といおりん。

そして、

先週の土曜日ビジュアルクイン撮影会に来て下さった皆様本当にありがとうございました

と感謝を、述べる。

途中からゲリラ豪雨のような大雨が降って大変だったとか。しかし、最終的には雨が止ん撮影ができたと。

水着でプール入っていたいおりんは雨打たれてすごい寒かったという。

カメラ小僧たちは、対策してカメラのレンズにゴミ袋やビニール袋をかぶせていたとか。

そして曲。

Awesome City Clubで 今夜だけ間違いじゃないことにしてあげる。

ドッチくんアプリをダウンロードの推奨。

見た目はゆるいが、人工知能が搭載されており、使う人次第でどんどんカスタマイズされる。ぼやきもどっちくんにぶつければスッキリ。

そして、先週から予告されていた、恋人に隠していること、についての話題に。

1番多い意見は、

実はもう1人いてまだ引きずっている。

「二股してる人がいっぱいいる世の中なんてやだ!」といおりん。

次に多いのが、

LINEでまだ時々連絡をしている。

「恋人から友達に戻れる関係性がまだちょっとわかんないんですよ。」といおりん。

いおりん曰く、言葉で説明できない感情は信用ならない。なぜなら、言葉で感情ができないという事は、感情的になったら全く予想できない行動するから。

「元カノとか元彼と連絡をとってるということは、ちょっと気になる気持ちが残っている状態で今の人と付き合ってるってわけで、それはとても、不誠実なことだし、理性的じゃない」と述べ、

「元カノとなに話すのか、天気いいねとかじゃないじゃないですか。絶対。今の彼女と仲良くやってるか、とかそういう会話絶対してるって言うのは容易に想像できるじゃないですか」と言い放ち、

「もともと男女関係があった人たちが親密にしてるのは信用できない!」

と一喝するいおりん。

そして、今週のテーマ。

近々解決したい事。

いおりんの解決したい事は、つい猫背になってしまうことと、深夜までゲームをしてしまうこと。

この2つは繋がっており、ゲームしてるとどんどんどんどん画面に集中して前のめりになり猫背になる。画面に前のめりになっちゃうほど集中してるからどんどん時間が過ぎて深夜になる。

昨夜もAOVというモバをやり、寝たのがなんと4時ぐらいだといういおりん。

「今も単純に眠い」

Twitterでの声を紹介。

「近々解決したいこと、外食。お菓子など家にあるだけ食べてしまうこと。ポテトチップスなどはかなり危険です」

めっちゃわかります、といおりん。

ずっと我慢してると突然頭おかしくなって、ポテチの袋をぶちあけるという行為を繰り返してしまうとか。

ポテチは家に置かないのが解決策。

次、

「早急に解決したいことはUFOキャッチー症候群です。ほしいものがないのにゲーセンに立ち寄ったら、ついつい散財してしまいます」

これも、めっちゃわかる、といおりん。

秋葉原に行き、ゲームセンターでUFOキャッチャーですごい色のかわいいフィギアとかがあると、ほしくなる。そして、3000、5000円位かけて諦める。

しかし、ある日同じUFOキャッチャーの商品がメルカリやヤフオクで2、3000円で売ってるのを発見。5000円かけて全く取れないものがメルカリで売ってる現実に気づいてからは、UFOキャッチャーあまりやらなくなったと。

次、

「いますぐ解決したいこと。シャワーヘッドを20年間同じの使っていてもう限界、おすすめのシャワーヘッドはなんなのか。」

この方、いいですね、とコメント。

「アマゾンで、口コミのいい、シャワーヘッド買ってください。明日には解決できます。」とアドバイス。

そして、ドッチくんが街角で体当たり。

「ハブちゃん、20歳です。よるさみしいなって思ってて。よく友達とかに電話するんですけど、12時くらいに。全然出てくれないです。やはり男性同士のほうが話しやすいんで。ただ通話の状態で、作業することもあるし。ほんとは、誰かと住みたい。シェアハウスでもいいかなって。だれか一緒に住んでください。」

「ハブちゃんって名前かわいいですね」とコメントするいおりん。

いおりんも夜さみしいことはある。しかし、そういう時は、配信を見る。もしくは、めちゃくちゃゲームする。

そして、AOVのアカウント名を伊織もえ、でやってるという。そうすると、対戦ゲームの時に、あまり文句言えない。なので、名前変えて、めちゃくちゃに楽しもうかと最近思ってる、とか。

ハブちゃんへは、ご飯食べる動画、配信をみるのがいい、とアドバイス。

次。

「はらはる、19歳です。家にWi-Fiを置きたいです。おばあちゃん家に住んでて、電気のプランを最近変えて、それを変えたいな、みたいな。ほんとに煩わしくて。学校ではWi-Fiあるので、全部学校でいろいろやって、家では、ダウンロードしたやつをみます」

今は、置き型のWi-Fiもあるので、それを使ってみては、といおりんアドバイス。

いまの若い人は、家にWi-Fiがあるということそのものを知らない人も多いとか。大学や店にあるフリーWi-Fiしかしらない。

ちなみに、いおりんはいまWi-Fi通信制限かかってる。ツイッターで猫動画をみて、60ギガくらい使っていたとか。

動物動画をあげてくれるお気に入りアカウントがあるという。

最近の一番のお気に入りは、一生懸命手をあげるアライグマ。ドッチくんよりお気に入り。

Wi-Fiはオタクには死活問題。いおりんも、第五人格やAOVという対戦ゲームをよくやるため、Wi-Fiがないと、通信のせいで負ける。

次。

「キャラメル、17歳です。彼氏とけっこう最近わかれたんですけど、そのあと、相談してた人が、わたしのこと好きになったのかなんなのか知らないけど、めっちゃなんかライン送ってくるんですよ。好きじゃないし年下なんで、対象外だな、っていう。一個下なんですけど、年下あんまり好きじゃないし、ガキにしかみえない。告白してくれたらフレるし、いいんだけど、俺病んだ、みたいなどうでもいいライン送ってくるから、諦めさせたい」

惚れさせた、あなたが、悪いです、といおりん。

変にライン返して期待させるのもかわいそう。

「16歳だよ、16歳。かわいいー、16歳かわいいー」といおりん。

そして、ここで、いおりんオススメの曲。サカナクションで、忘れられないの

なぜこの曲を選んだのかというと、サカナクションのボーカル山口が、めちゃくちゃいおりんの父親に似てるから、だそうだ。

この曲のPVで、サングラスをかけて白いスーツを着て踊る姿が、いおりんパパにくりそつ。

今度父親にスーツとシャツを買おうかと思うくらい、そっくり。

そして、ドッチくんが街角人生相談。

◆エアライン系の学校なので毎日スーツ登校なんですけど、もう、足がくさすぎて、パンプスの。家に帰って、玄関で靴を脱いだ瞬間から香る匂い

ドッチ「どもども、人工知能犬のドッチです。お名前教えてもらえますか」

「アンジーです。18歳です。」

ドッチ「アンちゃんは、将来の夢は?」

アンちゃん「客室乗務員です。日本の素晴らしいところを世界に伝えられるCAになりたいです。」

ドッチ「絶対になって、世界に僕の良さを伝えてください。アンちゃんの悩みは?」

アンちゃん「エアライン系の学校なので毎日スーツ登校なんですけど、もう、足がくさすぎて、パンプスの。家に帰って、玄関で靴を脱いだ瞬間から香る匂い」

ドッチ「まわりの子はどうなの?」

アンちゃん「それはあるあるですよ。いっちゃいけないけど、みんなくさいと思う!4時間目くらいになると疲れてくるじゃないですか、その時、ちょっと脱いでパカパカすると教室に匂いが香る」

ドッチ「デートのときとかは?」

アンちゃん「靴を脱がなければならないときは、一番の悩みどころですよ。脱げないじゃないですか。座敷の飲み屋は禁止!」

足の臭いは菌の増殖ゆえ。

一日履いた靴は、二日くらい乾燥させないと、菌が繁殖しやすいのだとか。

パンプスを3、4足同じの買ってローテーションにし、プラス、抗菌のとのを使う。これで解決なのでは。

もしくは、教室に、くさやを飾る。

みんな足臭いということで、教室を臭くしてしまう。

誰かが臭いのではなく、教室が臭いということにする、といおりんアドバイス。

メールでもお悩み紹介。

「会社で好きな人がやめることになりました。どんな話をすれば悔いなく見送ることができますか。」

手紙を送ってはどうか、といおりん。

やめる時、お菓子とお手紙。

ちょっとした贈り物は、あげるほうももらうほうも嬉しいもの。

言わなかった後悔より、言った後悔。

いおりんに、悩みを相談してみよう。
ichigo@tbs.co.jpへぶちこもう。

そして、イオリンクイズ!

先週のクイズは、いおりんが好きなコンビニのスイーツ。

間違えた答えの中では、どら焼き、が一番多かったとか。ドッチくんのヒントの誘導のためだ。

いろんな答えがあるが、もちぽにょ、というのもあったと。

いおりんの好きなコンビニスイーツは、

ローソンに売ってるドラもっちのあんこ版。

今週の問題。

いおりんが準備している、次にコスプレしたいキャラクターはなにか。

ちなみに、これから発売するゲームのキャラクター。

これまた難しい。

次回のテーマは、印象に残っているアニメ映画、について。

そして、次回、メールを送った人の中から、抽選でいおりん表紙のヤンジャンにサイン入ったのがもらえるとか。

もえドッチ、盛り上げていこう。

 

広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第14週、「なつよ、十勝さ戻って来い」      

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第14週、「なつよ、十勝さ戻ってこい!」第79話から84話までのまとめだ。

◆ 第 79 話

「昭和34年の5月です。入社から3年、なつは二本の漫画映画で動画を描き、その腕前をあげていました。」

「なっちゃん、大事な話があるんだ」と下山さんに呼び出されるなつ。

その頃、北海道で、おおきな出来事が近づいていました。

柴田牧場を訪れる、若い女の子の後ろ姿….

そして流れる、優しいあの子!

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、渡辺哲也

上層部に呼び出された、なつとマコ様。

若手の育成をかねて、20分程度の短編映画を作る。その原画を、マコ様に頼みたいというのだ。

「ぼくも白蛇姫のあと、短編映画で鍛えられたからね」と下山さん

「ぜひ、やらせてください」とマコ様。

「わたしはマコさんの下で、動画をやるんですね」となつ

しかし、

「いや、思い切って、なっちゃんにも原画を任せたいと思うんだ。」と下山さん。

まさかの大抜擢。

二人で、原画を描いてくれないか、ということのようだ。

「わたしに断る理由はありません、二人でやれと言うことなら、やります」とマコ様。

監修で、下山さんがつく。

題材は、決まってない。

演出部からもひとりつくとか。

そう、坂場だ。

部屋に入ってくる坂場。

「カチンコくん」とマコ様。

「マコちゃん、その呼び名はやめよう。彼は、イッキュウさんだ!」と下山さん。

坂場 一久、なので、かずひさを、イッキュウと読み。

「普通の呼び方だと、普通だからね!」と下山さん。

「じゃあ、下山さんは、ゲザンさん、ですね」となつ。

ゲザン!

とにかく、3人でチーム、短編映画の企画、演出、制作に取り組むことに。

中庭。

「原作があるものがいいと思います。いまのぼくたちに求められてるのは、話をつくる能力ではなく、話を広げる能力だと思うんです」と坂場。

そうですね、となる。

そうと決まれば、ここで話してても無駄なので、各自考えて、また集まることに、といい、

一足先に去る坂場。

あきれるマコ様。

「とにかく、考えましょ! がんばりましょ!」となつ。

一方、北海道。柴田牧場。

のどかな牧場風景。

牛舎に、女の子が、迷い込む。

物音がして、テルオが気づく。

「誰かいるのか?」

「あの、…すみません」

なんだなんだ、とみにくるサラさんと富士子。

「お姉ちゃん?」とその迷い込んだ少女。

「え、なんで?」とサラさん

富士子が、ハッと、なにかに思い当たる。

いや、道に迷っただけなんです、お邪魔しました、と去ろうとするが

「待って!あなた、もしかして、千遥ちゃん?」と富士子。

ふりかえる、その女の子

「あなた、なっちゃんの妹?」とサラさん。

「あたしらは、なつが北海道にきて、9つからの家族だけど、ここは今でも、奥原なつの家で、間違いないの。」と富士子。

「あなたを待ってたのよ。ほんとに、ほんとに、あなたが千遥ちゃん?」

黙って、頷く、千遥。

奥原千遥、演じるのは、清原果耶。
あさが来た、にもでていた、フレッシュ17歳。

じいちゃん!とテルオ、じいちゃんを呼びに行く。

なつがずっと探してた妹がきたぞ!

「なんだって!」とじいさん。

居間に上がり、牛乳を飲む千遥。

おいしい!

千遥に、なつはいま東京にいて、漫画映画を描いてる、と事情を話す富士子。

「千遥ちゃんはいまはどこに?」

「東京です」

「それじゃ、いまは二人とも東京だ」とサラさん。

東京のどこ?

そこで、じいさんもそこに合流。

ようきたな!!とニンマリ
「はよ、なつに、すぐ知らせてやれ」

「そだね、電話あるもんね」と富士子、電話をかけようとするが、しかし、

「いや、あの、知らせないでください。無事なら、それでいいんです。」

「え」

「姉には、会いたくないんです。すいません、許してください。」

「したけど、ここがわかったのはどうしてなの?なつは、ずっと心痛めていたんだわ。いつかあなたが会いに来てくれるかも、って待ってたのよ。」と富士子。

だまりこんでしまう千遥。

「しゃべりたくないこともある。来てくれただけでええ。ここは、なつの家だ。妹のあんたの家でもある。好きに過ごせ」と優しく言うじいさん。

東京。

短編映画のために、いろんな物語の本を読んでいるなつ。

そこへ、北海道から、富士子からの、電話だ。

「どしたの会社にまで。」

「なつ、落ち着いて聴いてね。いま、千遥ちゃんがうちにきてるんだわ。千遥ちゃんからここをさがして来てくれたみたい。」

「…ほんとに?」

「なつよ、千遥はいま、あの懐かしき人々に、囲まれているよ。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 80 話

「もしもし、どしたの会社にまで。」となつ。

「なつ、落ち着いて聴いてね。いま、千遥ちゃんがうちにきてるんだわ。」と富士子。

「え!?」

そして流れる、優しいあの子!

「ほんとに、千遥がきてるの?」

「千遥ちゃんには内緒で電話してんだわ。なつには来たことを知らせないで、と言ってんだけど、そういうわけにはいかないしょ。」

「なんで? 千遥が私に会いたくないって言ってるの?」

「そんなわけは、ないと思うんだけど。だって、ここまできたんだから。とにかく、なんか事情があるんだわ」

「そっちに直ぐ行くから!」となつ。

「千遥のことは、できるだけひきとめておくね」と富士子。

「母さん、そんで、母さんからみて、千遥はいま、どんな風に見えてるの。」

「とてもステキな、いいお嬢さんにみえる」

「ほんと?ほんとに?」

「千遥ちゃんも東京にいたらしいの。本当のところはわからないけど、わたしには、とても幸せそうな、いいお嬢さんにみえた」

「ほんとかい」

「なつ、帰れるなら、急いで帰ってきな」

「うん、母さん、千遥をお願い」

電話を切り、

こんどはそのまま、赤い風車に電話をかけるなつ。

あやみさんが出る。

「あやみさん、千遥が、見つかった!」

そして、下山さんら、アニメーターのとこにいくなつ。

「すいません、おやすみをいただきたいんです。北海道に帰りたいんです」と切り出すなつ。

「なんか、あった?」と下山さん。

「妹が、きたんです」

「わかった、いいよ。妹さんが、きたんだろ、ほら、いつか話してくれた、良かったじゃないか、行ってあげなさい!」と興奮ぎみの下山さん

「よくわかんないけど、短編のことなら、どこにいたって考えられるでしょ」とマコ様。

はい、すいません!

急いで帰るなつ。

赤い風車。

咲太郎も急いで帰ってくる。

一方、北海道の柴田牧場。

サラさんが搾乳してるところを、泰樹じいさんとふたりでみている千遥。

「なつは、乳搾りが得意でな、千遥も、やってみるか?」とニコニコと話しかける泰樹じいさん。

なんともいえない反応の千遥

夕方。

そろそろ失礼します、と帰ろうとする千遥。

そこへ、剛男、帰宅。

よくきてくれたなぁ!と感動してる様子。

一方、赤い風車。

千遥が、会いたくないと言ってる、ということについて話してる。

どういうことなんだ、と。

それなら、電話してみる?となる。

「お兄ちゃん、わたしなんだか怖いわ」となつ

北海道。

「今日は、許してください、すいません、こちらからまた連絡しますから」と帰ろうとする千遥。

そこへ、電話がかかってくる。

じいさんが受話器とる

「なつか?」

「じいちゃん、千遥はいま、そこにいるの?」

「ああ、いま、変わる。」

千遥へ受話器を渡す。

千遥、受け取る。

おそるおそる、耳にあてる

「もしもし、千遥? 千遥なの?」

「お姉ちゃん…」

「千遥….千遥、ごめんね」

「心配をおかけして、すみませんでした。」

「何言ってんの、千遥」

咲太郎、受話器をとり、

「千遥、俺だ、兄ちゃんだぞ!」

「お兄ちゃん….」

「そうだ、咲太郎だ、お前の兄ちゃんだぞ!悪かった、お前をあの家に預けて、本当に悪かった、今からそっち行くから、すぐ行くからな!まっててくれ!」

しかし、受話器を置いて、電話を切ってしまう千遥。

「わたし、昔のことは、姉や兄と一緒にいたころは、あまりよく覚えてないんです。ところどころ、はっきりと覚えてるんですけど、それがいつの記憶で、どういう時の記憶なのか、思い出せないことが多くて」と動揺している胸中を語る千遥。

「無理もないよ」と富士子。

「忘れてしまいたいようなことも、多かったろうしな」と剛男。

「でもいま、電話で声をきいたら、わたしの姉だとわかりました。兄の声だと、わかりました。そのことに、なんだか驚いてしまって、なんていえばいいか、わからなくなって」

静かに涙をながす、千遥。

すいません、こちらから、もう一度電話をかけてもいいでしょうか、と・

電話をかける

赤い風車、受話器をとる

「もしもし、千遥?」

「先程…すいませんでした….お姉ちゃん」

「千遥….声が、すっかり大人になったね、それは、お互いか。千遥、お願いだから、そこでまってて。どうしても、千遥に会いたい、」

「わかりました…わたしも、会いたいです」

「なつよ、その瞬間にはっきりと、家族の時間が、繋がった。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 81 話

「千遥、まってて、どうしても、千遥に会いたい。」となつ。

「なつは、13年ぶりに妹、千遥の声を聞きました。」

そして、なつと咲太郎、旅の支度を整え、出かける。

「なつと咲太郎は、その日の夜行で、北海道へと向かいました。」

そして流れる、優しいあの子!
めげずに歩いたその先に、知らなかった世界。

柴田家の晩御飯。

「千遥ちゃんの好きなものわからなくて、なつの好きなものばっか作ったわ 食べてみて! 」と富士子。

皆が見守る中、芋のようなものを食べ、「いただきます….おいしい。とても美味しいです! 」と千遥。

なんともいえず品がある!

「それで、いつ、なつはこっちに着くんじゃ」とじいさん。

「今夜出て、上野から青森までで半日以上かから、明日の午前中に青森に着くとして」とテルオ。

「それから青函連絡船に乗って5時間くらいかかるからね」とサラさん。

「函館から帯広までは半日以上かかるから、着くのは明後日の明け方になるな」と剛男。

「待たせちゃってごめんね、千遥ちゃん」と富士子。

「千遥が待つと言ってるんだから、心配することねぇべや、な?」とじいさん。

「お父さん、千遥と呼ぶのは、早すぎませんか! 随分馴れ馴れしく感じますけど!」と剛男。

「なつはなつ、千遥は千遥だべ。家の中でちゃんとかさんつけて呼べるか」とじいさん。

「わたしは半年間サラさんでした」とサラさん。

ありゃ!

「僕はいまだに剛男と呼ばれたことありませんよ!あれ、とか、おい、とか! 」と剛男

顔を綻ばせる千遥。なごやかな雰囲気。

「千遥ちゃん、こういうじいちゃんだから気にしないでね!偉そうにしてるからって、偉いと思わなくていいんだからね!」と富士子。

「いえ、すごいですね、姉は、こんなに恵まれて育ったんですね。 」と千遥。

自分の父や母のことは、顔も思い出せないくらい、だという。

「僕は君のお父さんと、戦地で一緒に戦って、どっちが亡くなっても、残された家族に手紙を届けようって約束したんだ。だから僕は復員してすぐ、咲太郎くんとなつを探して、会いに行った。残念ながら、その時千遥ちゃんは、いなかったけど」と剛男。

「はい。そのことは、兄が親戚の叔母に出した手紙に書いてありました。」

千遥、その後、家出をして、ある人に拾われて、東京の置屋に預けられた、という。

置屋!

置屋とは、芸者がいるところ。

そこで、よくしてもらって、何不自由なく、食べるものにも困らず、育ててもらったという。

「千遥ちゃんは、幸せに暮らしてたんかい。」と富士子。

「はい。とても幸せです。」と千遥。

思わず涙ぐむ剛男。

それを知ったら、なつや咲太郎だけでなく、亡くなられた奥原さんやお母さんも、どんなにホッとするか、と。

「ありがとう、柴田くん。でも、わたしと家内は、知っていました。ずっと、見守っていますから。」とウッチャンナレーション。

「でも、幸せではわたしは姉にかないそうにありません。」と千遥。

「よし、明日早起きして、一緒に働くべ」とじいさん。

「なにが、よし!、ですか!」と剛男。

「はい、わたしにも教えてください」と元気よく答える千遥。

え!

夜中。

アケミ、千遥になつの写真をみせる。

「これが、わたしのお姉ちゃん….あけみちゃんに、にてるね。人は一緒に暮らしてる人に、にてくるものだ、って」と千遥。

感慨深げに、写真をみつめる。

富士子と剛男の寝室。

「あの子はほんとに、きちんとしつけられてるわ。洋服も、姿勢も行儀もきれいだし、きっと、ちゃんとした置屋で、そんな悪いところじゃないでしょ」と富士子。

「もし、このままここにいたいと言ったら、どうする?」と剛男。

「なつがいないのに?」

「あの子は幸せだと言ったけど、辛いことがないはずないけどな。」

「….芸者のこと、よく知ってるの?」

「え?! いや、本物は、みたことない」

「嘘でしょ」

「ほんとだって!」

「嘘」

「ほんと!」

反対側を向く剛男。

「こっちみろ」と富士子。

女の勘は鋭い。

翌朝。

なつが着ていた、農作業の時のオーバーオールを着てる千遥。

なっちゃんが帰ってきたみたいだ!と喜ぶ戸村キクスケとユウキチ。

「千遥、搾乳をやってみるか。」とじいさん。

搾乳をしてみることになる千遥。

かつての、搾乳デビューのなつと重なる。

じいさんのアドバイスを受けながら、おそるおそる、搾乳する。

うまくできた!

清原果耶もまた、搾乳映えする、フレッシュスマイル。最高だ。眼福だ。

気づけば、そこにノブさんも。
帯広支局にいるからだ。

写真を撮る。

しかし、フラッシュに驚く、千遥

「ごめん、驚かせた?」

「ノブ、佐々岡信哉だ。なっちゃんと千遥ちゃんには、ノブさん、って呼ばれてた。」とノブさん。

「ノブ、さん。」

「そう、覚えてる?」

「すこしだけ、なんとなく、ですけど」

「よかった。なんとなくでも、覚えていてくれて嬉しいよ。」

「その写真は、どうするんですか?」と千遥。

「あ、これ?どうも、しないよ、ただ、なんとなく撮りたくなっただけで」

「誰にも、見せないでください。」

「どうして?」

「どうしても…写真が、嫌いなんです」

「わかった、ごめん、勝手に撮って。」

むむむ、これは、なにか訳がありそうだ。

その翌朝。

早朝、北海道につくなつと咲太郎。

あさいちで、雪月をたずねる。

「朝早くにすいません、いま着きました。」と、雪月ののれんをくぐる。

「なつよ、やっと来たか。」

◆ 第 82 話

早朝、雪月へついた咲太郎となつ。

「おじさんは、もう会った?」

「いや、先に会ったらなんか悪いしな。すぐいくか?ちょっと休むか?」と雪之助。

すぐ行きたい、となつ。

そして流れる、優しいあの子!

なつ、柴田家到着

「ただいまー!」と元気よくなつ。

「なつ、おかえり! いらっしゃい、咲太郎さん」と出迎える富士子。

「ごぶさたしてます」と咲太郎。

柴田家の面々、現れる。

咲太郎とじいさんは初対面。

よう来たな、と出迎えるじいさん。

「じいちゃん、千遥は?」ときくなつ。

しかし。

「おらん。おらんようになった。」とじいさん、衝撃の答え。

「え!? どういうこと?」

「いないんですかここに?」

驚きを隠せない様子のなつと咲太郎。

「急に居なくなってしまったの」と富士子。

「どうして?!」

「それが、わかんないのよ」

放牧された牛を見に行ってるもんだと思ったら、いつのまにかいなくなってしまっており、あたりを探したが、見つからなかったという。

「千遥は、みなさんに言わずに、帰ってしまったということですか?」と咲太郎。

「そうとしか、思えんのよ」

思わず、家を飛び出してしまうなつ。

咲太郎、追いかける。

泣き崩れてるしまうなつ。

茫漠とした広大な十勝、引きの絵。

そして、朝ごはん。

なんともいえない雰囲気。

「ほんとはもっと楽しい朝ごはんになってたはずなのに、ごめんね、なつ。」と富士子。

「母さん、千遥がここに来て、みんなに会って、嫌な思いをしたとは思ってないわ。やっぱり、千遥はわたしに会いたくなかったんだ、きっと」と意気消沈しているなつ。

「それを言うなら、俺だよ。電話も切られたし」と咲太郎。

「あれはね、千遥ちゃん、ふたりのことを忘れてたと思ってたらしいの。」と富士子。

そして、

“電話で声をきいたら、わたしの姉だとわかりました。兄の声だと、わかりました。そのことに、なんだか驚いてしまって、なんていえばいいか、わからなくなって”

と静かに涙流していた千遥の映像が差し込まれる。

そんなこと言っていたんだ、と驚くなつ。

「そっから明るくなって、少しずつ自分で話もしてくれるようになったんだわ」

「話って?」

「千遥ちゃん、置屋で育ったんだって」

「置屋?」

「芸者の、置屋ですか?!」と驚く咲太郎。

「でもね、そこの女将さんがとてもいい人で、周りの人からもすごく可愛がられた、って。自分は運が良かった、って言ってたわ」

「運が良かった…そう言ってたの、千遥が?」

「ずっと幸せだったって、言ってた。だけど、東京のとこにある置屋かは、聞かなかったの。なつや咲太郎さんに自分から話すのがいいと思って」と富士子。

そこへ

ごめんくださーい

ノブさん登場。

撮った、千遥の写真を咲太郎となつにみせるノブさん。

「ごめん、もしかしたら、この写真のせいかもしれないんだ。」

「どういうことだよ、ノブ」と咲太郎。

写真を撮られた時、誰にも見せないでください、と千遥が言った時の映像が差し込まれる。

何かに、怯えていた様子の千遥。

なにか後ろめたいことがあって、逃げたのかもしれない。

「ノブさんは、千遥と話した?」となつ。

「いや、あまり…なつや咲太郎がきたら、また話そうと思って」

「どうしてもっと話を聞いててくれなかったの!」と大きい声を出すなつ。

そのあとも、変わった様子はなかったという千遥。

いったいどこへ…

牛舎。

「この牛を、千遥が搾乳したんじゃ」となつに話すじいさん。

何度も搾乳にトライして、やっとできた時には、うれしそうな顔をしてた、と。

「昔のお前と同じじゃ。あの笑顔に、嘘はなかった。」

「じいちゃん…」

「だからなつも信じろ、心配するな。必ず、あの子のほうから連絡がくる。」

すこし、安堵の表情のなつ。

そして、なつの部屋。

「ここで、千遥ちゃんが寝たの、なつの服を着て。」と富士子。

そして、壁には千遥が着てきてたピンクのワンピースがかけられている

なつのオーバーオールを着たまま、いなくなってしまった千遥。

縁側。

咲太郎が寝転んでいると、そこへテルオとサラさんが。

「咲太郎兄さん。」とテルオ。

「あ、テルオ兄さん。」

「今日は、兄さん同士で寝てください。わたしは、なつの部屋で寝ますから。」とサラさん。

咲太郎、サラさんのお腹のふくらみに気づき、

「おめでとうございます。テルオ兄さん、良かったな。二人が幸せで良かった。」

「千遥ちゃんのこと、なんにも力になれなくて、すいませんでした。」と頭を下げるテルオ

「なに言ってんだ、すごく良くしてもらって、俺もなつも、感謝してるよ。」と咲太郎。

夜。

サラさんとなつ、川の字で寝てる。

「なっちゃん、起きてる?千遥ちゃん最初わたしをみて、お姉ちゃん?って言ったんだよ。それが最初にきいた声だった。会いたくない人なら、呼ばないしょ。どうしても会いたくて、ここまできたってことよ」とサラさんにそっと語りかけるサラさん。

「ありがとう、サラさん。」

「千遥ちゃんは、いつか、なっちゃんのそばに帰ってくると思う。あの、お姉ちゃん、って声は、それを望んでる声だったから」

翌朝。

バターチャーン登場。

「ふたりがきたら、作ろうと思ってたんじゃ。」とじいさん。

そこへ、アケミ、牛舎へ駆け込んでくる

千遥ちゃんから、手紙きてた!

なんと、なつと咲太郎に向けて、手紙が。

「なつよ、千遥のおもいは、そこにある。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 83 話

千遥から手紙が来たのは、千遥が消えて、2日後のこと。

消印は、帯広になっている。

千遥の手書きの宛名を見つめるなつ。

そして流れる、優しいあの子!

手紙を開くなつ。

読み上げる。

「お姉ちゃん、お兄ちゃん、急に帰ってしまいごめんなさい。柴田牧場の人にも、大変失礼なことをしました。わたしは子供のころ、おばさんの家にいるのがつらくて、逃げ出しました。線路をみつけて、そこをたどっていけば、お姉ちゃんやお兄ちゃんのいる東京へいけると思ったのです。どこかの駅でひとりの復員兵の人に助けられました。いまでは、顔も思い出せないその人は、わたしをつれて、東京へ行ってくれました。そして、私を自分の娘だと言って、置屋に売ったのです。わたしは18歳になるまで、そこの女将さんをお母さんと言って、人並みに育つことができました。」

そして、回想映像で、千遥の養母、光山 なほ子登場。

稽古を受けている千遥。

「わたしはいま、奥原千遥ではありません。女将さんがわたしを戦争孤児として申請して、養女にしてくれたからです。いまでも独身の女将さんは、本当にわたしのお母さんなになってくれたのです。わたしは、置屋の娘になりました。そんなわたしに最近、結婚してほしいという人が現れました。とても立派な家柄の人で、わたしにはとても不釣り合いな人です。」

なんと、結婚するのか、千遥!

なつ、驚きで、一旦読むのがとまる。

そして、読み進める。

「その時、お母さんから兄からの手紙を見せられました。どこかでなくしたと思っていましたが、お母さんが、わたしの荷物からみつけて、預かってくれていたのです。」

回想映像。

「それは、お前の兄さんからの手紙だろ。」と、千遥に手紙を渡す、女将さん。

「はい。でもお母さん、わたしはこの手紙にどんなことが書いてあったのかあまり知らないんですよ、あのころは、字があまり読めなかったもので。」

「その手紙に、お前の姉さんが住んでいるっていう、北海道の住所が書いてあったんだよ。」

「え

「そこは、親戚でもなく、戦死したお父さんの、友人の家だそうだ。」

「わたしの姉がそこに

「で、その北海道に、お前のことを連絡しようか迷ったんだよ。でも、お前の姉さんがそこでどんな暮らしをしてるのか、どう思うのか、二人とも幸せになれるのかどうか、いくら考えても答えが出なくてね。そのうち、お前を手放すのが惜しくなってしまったのさ。千遥、すまなかった。その手紙を隠していて、申し訳なかった。」

頭をさげる、光山なほ子。

「お母さん、やめてください、お母さんがわたしに謝ることはひとつもないです」

「だけどね、千遥、もしあの方と結婚するなら、昔の家族とは、縁を切らなくてはいけないよ」

手紙に戻る。

「昔の家族とは、縁を切らなくてはいけないと言われました。相手は立派な家柄なので、わたしが浮浪児だということを、先方の親に知られたら破談になってしまうからです」

また回想映像。

「お母さん、わたしにはもう、兄や姉の記憶がないんです。あるのは、ここにきてからのことばかりで、幸せなことです。お母さんが望むなら、わたしは喜んで結婚します。」

「わたしの幸せは、お前が幸せになることだけだよ。」

「大丈夫、わたしは幸せです。お母さんの娘になれて、本当に幸せです。」

手紙の続き。

わたしの幸せを願うお母さんのためにも、わたしは結婚をすることにしました。それでも最後に、北海道に行くことを、お母さんに許してもらいました。もしお姉ちゃんが不幸でいたなら、わたしは今の幸せを投げ出してでも助けなければならないと、そう思いました。だけど、もし幸せでいてくれたら、わたしはお姉ちゃんとは永遠に、別れなくてはいけない、と、そう決意しました。」

なんという….

千遥が柴田家で過ごした様子がダイジェストで流れる。

「この家でお姉ちゃんがどんな風に暮らしていたか、それを知るのに、時間はかかりませんでした。それから、お姉ちゃんとお兄ちゃんと電話で話したとき、突然昔のことを思い出したのです。空襲のあと、おばあちゃんに芋をもらってお姉ちゃんと食べたこと。アメリカ軍人の靴磨きをしてチョコレートをもらったこと。お兄ちゃんが大勢の人を前にかっこよく踊っていたこと。ノブさんも一緒に、みんな家族のように、池のほとりでザリガニを釣り、焚き火をしたこと。石蹴りをして転んで泣きわめくわたしを、お姉ちゃんが力いっぱい抱きしめてくれたこと。わたしは柴田牧場でお姉ちゃんの服をきて働いたとき、なんだか、お姉ちゃんに抱きしめられてるような気がしました。ここで、わたしまで幸せを感じて、お兄ちゃん、お姉ちゃんに会ってしまったら別れられなくなると怖くなってしまい、逃げ出しました。一生、会うことはありません。お兄ちゃんも元気でいてくれて、本当に良かった。わたしは一生、自分の過去とは別れません。柴田牧場ですごした短い時間も忘れることはありません。みなさん、お世話になりました。…..さようなら。ごめんなさい。 千遥」

涙でぼろぼろになってるなつ、咲太郎、柴田家の面々。

「追伸、わたしの記憶の中にある、お兄ちゃんとお姉ちゃんを思い出して、絵を描きました。感謝をこめて。ありがとう。」

最後の一枚に、絵が描いてある。

笑ってる、なつと咲太郎の絵。

上手い絵だ。

上手だね、千遥、と言って、涙ぼろぼろのなつ。

なつの部屋に残された、千遥のワンピース。

なつ、それに、そっと抱きつく

「なつよ、千遥を、抱きしめてやれ」

◆ 第 84 話

「どうかみなさん、お元気で、さようなら」

手紙を読み、涙をながすなつ。

縁側、

ノブと咲太郎。

唯一残された、千遥の写真を見て、しんみりしている。

「ほんとに、いい写真を残してくれた。ありがとう、ノブ。」と咲太郎。

「千遥ちゃんの幸せを祈ることしかできないのかな」とノブ。

「いままでと同じだよ。でも、これからは確信を持って祈ることができる。それだけで十分だ」

「そうだな。」

一方、なつは、天陽くんに会いに。

天陽くんを見つけ、遠くから手を振るなつ。

しかし、天陽くんの側には、ある女性が…

そして流れる、優しいあの子!

なつに気づく天陽くん。

「なっちゃん! 帰ってきたんかい。」

「久しぶり!」

「ほんと久しぶりだな、何年ぶりかい」

「3年ぶり。」

「そうかぁ、もうそんなになるかい。」

「天陽くん、結婚おめでとう」

天陽くん、おい、やっちゃん、と、妻になる、靖枝、を呼ぶ。

東京で、漫画映画を作ってるなっちゃんだ、と紹介。

「はじめまして、靖枝です」

「はじめまして、天陽くんとは、幼馴染で」

「祝電をいただいて、ありがとうございました

「あ、仕事で式に行けなくて、すいませんでした」

ようちゃん、ウチに上がっていってもらったらいいべさ、とよっちゃん。

ようちゃん、よっちゃん、で呼び合う仲なのだ。

いや、でも、ちょっと寄っただけだから、と断ろうとするなつだが、流れで、ウチに上がることに。

天陽くん家族と久々の再会。

すっかり、靖枝が家族として溶け込んでいる様子に、ちょっと複雑な表情のなつ。

今回の里帰りは、妹に会いにきた、という事情を話すなつ。

しかし、妹は結婚するみたいで、別れを言いにきた、と。

「別れをいいにきたってどういうこと?」

千遥が、いい家のところの人と結婚するから、昔のことを知られたくないから、という事情があることを話すなつ。

「東京で、なっちゃんは結婚するの?」ときく天陽くんの母。

ん、という表情になる天陽くん。

「しないよ!まだ仕事が面白くて、そのことしか考えてないから」となつ。

「そんなに楽しいかい、漫画映画は」と天陽くん。

「うん、あ、今度、原画を任されることになって。短編だけど。すぐ、東京へ戻らないといけないのさ」

「また、しばらく会えなくなるのか」

「うん、でも、ほら、もう、さみしくないしょ」となつ

え、という表情になる天陽くん

「あ、ほら!牛も、二頭に増えたし!」とあわてるなつ。

和やかな空気に。

天陽くんのアトリエにいく天陽くんとなつ。

「これが入賞した馬の絵だね!とはしゃぐ」なつ。

私も、馬の絵描いたよ、と

「観たよ!一緒にディズニーの映画見た、帯広の映画館で、牛若丸」と天陽くん。

「ありがとう!

「まぁ、べつにみなくても、なっちゃんが楽しんで描いてるなら別にいいんだけどね、俺は」

「昔の友達はありがたいね、いつまでも応援してくれるから」

「あ、昔演劇で一緒だった、イムラ よしこ さんと、門倉くんがいるべ」

「ああ、ようちゃんと番長」

「あの二人が、青年団で演劇やってるんだわ。その舞台美術を頼まれて、俺が背景を描いた。」

「天陽くんもやってるの!」

「その舞台を、妻も手伝ってたんだわ。それで仲良くなって、気づいたら好きになってた」

うんうん、と頷きつつも、なんともいえない寂しさを顔に滲ませるなつ。

「いかったね!いい人が見つかって」

「まぁ結婚して喜んだのは俺より、父さんや母さんだったけどね。….俺もいかったと思ってる。開拓農家の娘だし、ここでの辛いことも、一緒に楽しめるから。」

「…..そっか。」

微笑んではいるが、目は遠くを見つめ、寂しさと切なさがすごい。

そこへ、コーヒー、入れましたよ、と靖枝登場。

なつ、コーヒー飲み、おいしい!と笑顔。しかし、笑顔にどこか、さみしさ。

自転車で、帰るなつ。

嗚呼。

帰宅して、牛舎へ。

「じいちゃん、ただいま。」

「おお。天陽に、おうてきたんか」

「うん。」

「そうか。」

「いいお嫁さんだった。千遥の結婚も、あんな風になるといいな。」

作業してるじいさんを手伝うなつ。

「じいちゃん、もし私がここに残って、酪農続けてたら、じいちゃんは嬉しかった?」

「そったらこと考えるな。そったらこと考えるなつにはなってほしくない」

「けど、じいちゃん。私だって。さみしいんだ。じいちゃん、さみしくて、さみしくてたまんないんだわ。じいちゃん」

「なつ、わしだってさみしい。お前がおらんようになってずっとさみしい。さみしくてたまらん。人間はひとりで生きようと思えば、さみしいのは当たり前じゃ。それでも、ひとりで生きなきゃならんときがくる。だれといても。家族といても。だから、支え合う。離れてたって、支え合う。わしとお前は支え合ってるべ。千遥に会えんでさみしいのは、わしも同じじゃ」

「ありがとう」

「天陽はどうだっていいな」

「そんなこと言わず、天陽くんもお願いします」

「そっか。フフ。」

やはり、じいさんの言葉はいつもなつの心にどっしり響く。

夜。

居間で、勢ぞろい。

「明日、東京に帰ります、なつも一緒に」と咲太郎。

「なつも帰っちゃうのかい! 残念だな、もっとゆっくりできるかと思ってたのに!と」剛男。

「仕事だから、しかたないっしょ」と富士子。

そこへ

「ただいまー」

ゆみこ登場!

「なにさこの家は。女は働いて飯をつくり、男は座って飯を待つ。相変わらず遅れてるわね」

と、パンチの効いたセリフをかます!さすが!

「去る者もいれば、来るものもいる、なつよ、寂しさを乗り越えて、来週へ続けよ!」とウッチャンナレーション!

★  感想

千遥が急遽現れ、しかし、なつと咲太郎が来る前にいなくなってしまい、千遥が残した手紙に皆が涙する第14週。 千遥を演じるフレッシュ17歳、清原果耶の品があってしっとりしていながらもはじけるイノセンスな佇まいが眼福。

千遥とも会えず、それに加えて、嫁がいる天陽くんと会い、すでに自分のいないところで出来上がった新しい人間関係の様子にふれ、寂しさを募らせるなつ。

さみしくてたまらん、と弱音を漏らすなつに対し、「人間はひとりで生きようと思えば、さみしいのは当たり前じゃ。それでも、ひとりで生きなきゃならんときがくる。だれといても。家族といても。だから、支え合う。離れてたって、支え合う。わしとお前は支え合ってるべ」と説くじいさんの言葉がずっしり響く。

次週、なつよ、ワクワクがとまらない。

文字で読む、なつぞら。

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広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第13週、「なつよ、「雪月」が大ピンチ!」      

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第13週、「なつよ、「雪月」が大ピンチ!」第73話から78話までのまとめだ。

◆ 第 73 話

役者になるから、川村屋をやめると言い出している雪次郎。

雪次郎を応援する赤い風車の咲太郎ら。

しかし、雪次郎を役者にはできません!、となつ。

「雪次郎くんが川村屋やめたら、帯広の家族がどれだけ悲しむか。たったひとりの跡取りじゃないの!」

「そったらことわかってるから、決心したんじゃねぇか!」と雪次郎。

そして流れる、優しいあの子

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、二見 大輔。

「お兄ちゃんからも雪次郎くんとめて説得して!」となつ。

しかし、

「それはできない。いまの雪次郎の言葉を聞いて、どうしてとめられるんだ。雪次郎がどう生きていくかは、家族でもなく、雪次郎が決めることだろ。」と咲太郎。

「ようく、考えなさいよ。せっかくここまで修行してきたんだから、それを無駄にして、後悔しないように」とあやみさん。

「はい…なっちゃん、心配かけてごめん。」と雪次郎。

「でも、まだ劇団には受かったわけじゃないんでしょ?」と煙カスミ。

「受からなくても、川村屋にはもどらんつもりです」と雪次郎。

俺は、川村屋も裏切ってしまったんだ。俺の魂は、演劇の中に行ってしまったんだ! と叫ぶ。

「それなら、真っ先に帯広の家族に相談すべきでしょ!」となつ。

「それは、まだちょっと…」

「そこ、迷っちゃだめでしょや!」と怒るなつ。

翌朝。

川村屋へ出勤する雪次郎。

職長に、やめさせていただきたいのです。本当にお世話になっておりながら、申し訳ありません!と伝える雪次郎。

事情をきく職長の杉本さん。

役者になりたいというのをきき、半ば呆れて、「そんなに修行が辛かったか?」と職長。

「いえ、僕にとって、菓子職人になるのも夢でした。でも、他の夢に挑戦するのも、今しかないと思ったんです。」

「菓子職人ならいつでもなれると?」

「そんなこと思ってません!」

「だったら現実から逃げるなよ。そんなつまらないことで、人生棒に振ってどうするんだよ!とにかく俺は認めない。」

「だったら、認めてくれなくていいです」

「雪次郎、俺は、お前を、お前の親父さんから預かってんだよ!」と職長、杉本さん。

そう、結局はそこに行き着くのだ。

雪次郎の道を認めるには、北海道の親父さんを通さなければいけない。

「一方、なつは、わんぱく牛若丸の作画作業真っ只中にいる、はずでしたが…」

なにやら、考え込んでしまっているなつ。

「坂場さんのこと考えてるの?」と三村 茜。

「別のこと考えてました。ちょっと、困った友人がいるんです。」となつ。

そこで、下山さんから、原画を渡されるなつ。

この間、坂場が描き直してくれと言っていた、牛若丸と馬が坂道を下っていくところだ。

これを、坂場も、なつ自身も納得させるもので描かなければいけない。

「あの理屈ばかりのカチンコくんをぎゃふんといわしてやれ」と大沢マコ様。

「新人アニメーターのなつは、牛若丸と馬が駆ける、短いシーンに、チャレンジすることになりました。」

頑張って、動画を描くなつ。

「しかしそれは、そう簡単なことではありませんでたした。」

階段を自ら這い降りているなつ。

そこへ、坂場が通りかかる。

「なにか、落し物ですか?」

「いや、馬の気持ちと、体重移動の研究してたんです」となつ。

「ご苦労さんです」

「あ、あの、あのカットを描き直してるんです。牛若丸が馬で崖を駆け下りる、鵯越の逆落としを思わせるカットです。」

「そうですか。」

「それから、昨日はすみませんでした。」

「そのすみませんというのは、なにを指して言ってるのですか。」

「昨日、川村屋で途中で居なくなってしまったことです。」

「偶然会ったのだから、偶然いなくなるのも普通でしょう。」

「モモッチと一緒にバターカリー食べたんですか?」

「いえ、すぐに帰りました。それじゃ、」

立ち去ろうとする坂場を呼び止め。

「昨日の話の続き、聞かせてください」となつ。

「アニメーションにしかできない表現はなにか。坂場さんに聞こうとしていました。」

「それは、やはりあなたが自分で考えてください。そしていつか私に教えてください。それは、アニメーターの人への、敬意です」と坂場。

あなたが。本当のアニメーターなら。…と言い残して、去る坂場。

坂場の言い方に、プンスカプンと怒るなつ。

「結局その日は、満足な動画を描くことはできませんでした、」とウッチャンナレーション。

そして、川村屋。

まだ、川村屋で働いてはいる、雪次郎。生地をこねている。

親のゆるしがなければ、川村屋もやめることができない雪次郎。

赤い風車。

雪次郎のことに対し

「雪次郎は20歳超えた役者だぞ?」と半ば呆れ気味の咲太郎。

演劇で食えてなくても、不幸にはならないはずだ、それが好きなら。

「わたしは、雪次郎くんにも、雪次郎くんの家族にも幸せになってもらいたいから心配してんのよ」となつ。

「ひとの幸せなんて他人に決められるもんかよ!」と咲太郎。

「だったらお兄ちゃんにだって決められないでしょ」

「他人が、余計なことしないほうがいいってことかもね」とあやみさん。

「なつよ、お前だって、雪次郎くんが自由に自分を表現できること。それを願っているよな、誰よりも」とウッチャンナレーション。

◆ 第 74 話

「雪次郎くんが川村屋をやめて、役者になると言ってから数日、なつは、牛若丸と馬の動画に手こずっていました。その日、なつは、久々に徹夜をしました。」

朝、ベランダにでて、なつ、新鮮な空気を吸っていると、

なんと、外には、雪次郎の両親と、トヨばあさんが!

そして流れる、優しいあの子!
落ち着く、安らぐ。

なつ、雪月の人々と感動の再会。

雪次郎から手紙をもらって、飛んできたのだという。

しかし、川村屋へ行ったものの、雪次郎はおらず?

とりあえず、赤い風車の中にみんな入る。

雪月の人々を、あやみさんに紹介するなつ。

朝早くからすいません、と雪之助。

まもなくして、咲太郎が起きてくる。
寝起きで、髪がぼっさりしてる。

「いい男ね!」と妙子(雪次郎の母)。

「全然!見た目にだまされないで!」となつ。

「この子(妙子)は男見る目ないからね!」とトヨばあさん。

むむ、となる雪之助。

とりあえず、みな奥の部屋へ。

「とりあえず、川村屋が開くまで、ここにいさせてください」と雪之助。

すごく朝早くに来たのだ。

「なっちゃん、仕事は大丈夫なの?」と妙子

日曜日だから、となつ。

日曜日の朝っぱらから、来たわけだ。

「3人で来て大丈夫なの?雪月は」

「それどころじゃないからね」とトヨばあさん。

思い切って3人揃ってきたのだという。

「今後によると、永久に閉まることになるかもしれないからね」とトヨばあさん。

変な空気になり、

「お茶、出しますね!」とあやみさん。

いえいえおかまいなく、それより、これお土産です、と雪之助が渡したのは

十勝バター煎餅

赤い箱に入っている。

雪之助の、魂のお菓子。

お茶持ってきますね、とあやみさん奥へ。なつも、ついていく。

部屋には、咲太郎と、雪月の面々。

ジロリと、咲太郎に目を向ける雪月の面々。

雪次郎の今回の思い切った行動の、きっかけが咲太郎ではないのか、と。

「それで、雪次郎はあなたのいる劇団を受けたわけだね」と雪之助。

「はい」

「あなたが誘ったの?」

「違いますよ!…けど、そんなにいけないことですか? 雪次郎が夢を追っちゃ、そんなにいけないんですか?」と咲太郎。

ムーウ、と腕を組む雪之助。

「夢を追ってもいいけど、それがマボロシだったらどうするの」とトヨばあさん。

「マボロシでもいいじゃないですか。夢かマボロシか、追ってみなければわかりません」と咲太郎。

「へー、立派なこというね!」とトヨばあさん。

まぁ、それほどでも、と咲太郎反応するが、

「褒めてないけどね! あんたの言ってることは、誰でも雪山に登ってみなければ登れるか遭難するかわかんないってことだべさ」

「雪次郎には、菓子職人、っていう夢があったんだ」と雪之助。

「だから、それが本人にはマボロシだったってことでしょう。所詮親の決めた夢だって!」と咲太郎。

「言い過ぎだよ」となだめる、なつ。

「君はどうなんだ。夢だからマボロシだか知らんけど、借金作って、なっちゃんに迷惑かけてばっかだべ!」と激昂する雪之助。

あんた、言い過ぎよ、となだめる妙子。

「俺と雪次郎は違いますよ。親のくせにそんなこともわかんないんですか。雪次郎のこと、信じてやればいいじゃないですか!」と言い返す咲太郎。

ヌーーウ、となる雪之助。

「…信じてるから、こうやって飛んできたんだべ。 もうこれ以上、あいつの人生狂わさんでくれ。たのむ」

「おじさん、雪次郎くんは、全部ひとりで決めたんです。どこにいるか、お兄ちゃんも知りません」となつ。

それは知ってる、と咲太郎。

ええ?!

雪次郎に相談されて、とりあえず、川村屋を出てしまえ、と言ったのだとか。

いま親に会えば、確実に決意がゆらぐから。

「あいつは、やっぱりあきらめるしかない、っていうから。じゃあ、とりあえず川村屋を出てしまえ、って言ったんだよ」と咲太郎。

「部屋はどこだ!」と雪之助。

「実はあいつ、劇団の研究生に受かったんですよ。正々堂々と試験を受けて、10倍の倍率をくぐったんです。」と咲太郎。

「ほんとかい?!」と妙子

「喜んでる場合じゃねえべ!」と雪之助。

「どうか、祝ってやってください!」と頭をさげる咲太郎。

その前に、雪次郎の居場所を教えろ!と満場一致。

土間レミコと同じところだとか。

そこへ行く前に、まずは川村屋へあいさつだ、と。

川村屋へ向かうなつと雪月の面々。

マダムに対し、地面にめりこむほど深々と土下座をする雪之助。

ご迷惑おかけして、本当にすいません!

「いいんですよ、うちは。それより、せっかく北海道からいらしたのに、会わせてもあげられないこちらが恥ずかしいです」とマダム。

とりあえず、座ってお話しをしましょう。

職長の杉本さんも交えて、話をすることに。

「雪次郎は、いたってまじめに修行していましたよ」と職長の杉本(陰山 泰)

だから、いなくなるのが残念で、すこしきつい言い方をしてしまった、と。

「あの子はまじめだから、まじめなまま、道を外れたんだねぇ」とトヨばあさん。

「私もてっきり、雪次郎くんはお菓子づくりが好きなんだと思ってました。さすがは、雪之助さんのご子息だと。」とマダム。

「それだけの修行を捨てる覚悟をしたのかい、あの子は、」とトヨばあさん。

「そんなもん覚悟じゃない、ただの甘えだ」と雪之助。

言い合いになる雪月の面々。

そこへ割って入って、

「雪次郎くんは、本気です。本気で演劇が好きなんです。だから雪次郎くんも、苦しいんです、それだけはわかります。」となつ。

一方、雪次郎の隠れ家。

咲太郎、もうじき親がくるから、覚悟しろよ、と。

そんなぁ!と雪次郎。

そんな雪次郎を見かねて、

「俺は、お前を隠したんじゃないぞ、お前の覚悟を後押ししただけだ」と咲太郎。

これは、逃げ道ないぞ、雪次郎。

雪之助、部屋に入ってくる。

しかし、雪次郎、押入れに隠れる。

押入れの引き戸、開けられる。

家族、ついに対面。

どうなる。

「ああ、雪次郎の運命や、いかに。」

◆ 第 75 話

雪次郎、押入れに隠れてる。

「雪次郎くん、それはないしょ」となつ。

そして流れる、優しいあの子!

押入れからでてくる雪次郎、

「すぐに行け」と雪之助。

「どこに?」

「川村屋に決まってるべ。このまま、あいさつもなしじゃいかんべ」

「それは、落ち着いたら必ず謝りに、、」

「すぐいくのが筋だ! 」とトヨばあさん。

つれていこうとする雪之助、しかし、

「父さん、おれ、東京で、自分のやりたいことに気づいた。自分の気持ちに正直になった。」と雪次郎。

「お前は道を踏み外しただけだ!戻るならまだ間に合う」と雪之助。

「ちょっと待って!」

「あんた、役者になって、食べていけると思うのかい」とトヨばあさん。

「ばあちゃん、俺は食べていきたいんじゃない、演劇がやりたいんだ。 食べていくことよりも、なにかをやりたいというのを我慢する方が、時として、苦しいんだ」と雪次郎。

しかし

「お前、我慢が足りないだけだ!!学生みたいな、考え違いしてるだけだべ!」

と雪之助。

「違う!家のことじゃなく、自分のことだけを考えようと思っただけだ!俺はうちの店が好きだ、川村屋も好きだ、だけど、他にもやりたいことがあった。あったんだ! 俺にも、たった一度だけチャンスがほしい、自分だけの夢を、追わせてほしい!たのむ!お願いします…」

頭を下げる雪次郎。

「よしわかった。…動かんなら、無理してでも連れてくべや」

雪之助、無理やりつれていこうと取っ組み合う。

落ち着き、とりあえず、川村屋へ行き、けじめはつけてこよう、となる。

川村屋。

雪次郎と雪之助。職長の杉本さんに、謝る。
日曜の忙しい時に、申し訳ありません、と。

いえ、そんな、と杉本さん。

それと、お願いがあるのですが、と切り出す雪之助。

「こいつ、性根を入れ替えるので、雪次郎をまた、この店においてください!」と頭を下げる

おい、父さん!となる雪次郎。

それは、かまいませんが

「わたしも、働きます。もちろん、無給で。こいつがここに落ち着くまで、何日でも働きます。マダム、どうか、許してください。」と頼み込む雪之助。

言葉を失う雪次郎。

職人服に着替え、仕事に取り掛かっている、雪次郎と、雪之助。

うーぬ。

川村屋で、咲太郎、なつトヨばあさんと妙子さんがデザートを食べていると、

「ほんとにいつも話をこじらせるわね」と咲太郎につっかかるマダム。

「うるさいな」

「うるさい?!どの口が言ってるのよ、反省しなさい」

「お母さん、これからどうしたらいいですかね」と妙子さん。

「そんな情けない声出すもんじゃない!」と、とりあえず、厨房の様子をみにいくトヨばあさんとなつ。

厨房では、雪之助と雪次郎が並んで作業してる。

雪次郎、泣いている。

それをみて、トヨばあさん、

「雪次郎、行きな! ….そのかわり、もう二度とここに戻ってくるんじゃないよ、自分で決めたんなら、その覚悟、貫け!」

と涙を浮かべながら優しく厳しい言葉をまっすぐに雪次郎の胸に突き刺すトヨばあさん。

「ばあちゃん、ごめん…!」

出ていこうとする雪次郎。

「だめだ!戻れ!雪次郎!」と叫ぶ雪之助。

トヨばあさん、それを止め、雪之助の頬を思い切りはたく

「自分の子供に、惨めな思いさせるんでないわ!!」

母ちゃん….

泣きながら走って、去っていく雪之助。

赤い風車に帰る、なつと咲太郎。

なつ、店の前の神社に手を合わせる。

そして、ずっと描けなかった動画がやっと描けた模様。

翌日。

「表情はいいんだけど、馬の動きがな、なにか足りない」と下山さん。

最後の一押しがないか、と。

「やっぱり、溜めがないのよ。だから勢いがないのよ。」とマコ様。

マコ様の厳しさ、グッとくる!

また試行錯誤、描き直すなつ。

階段に座り、馬のイメージに没頭する。

すると、そこへ坂場が通りかかる

「まだ、馬を描いてるんですか?」

「まだ、馬です。」

「もし、お役に立つなら、わたしが馬になって、ここを駆け下りましょうか?」と。

「だ、大丈夫です。それ見ちゃったら、しばらく笑って馬を描けそうにないので…」

と言いかけたところで、階段から足をふみはずし、落ちそうになるなつ。

それを、なつの手をとり、助ける坂場。

二人の距離が急接近。

こ、この流れは!? 天陽くんは、どうしてる!

◆ 第 76 話

階段を落ちそうになるなつ、
手を差し出す坂場。

「だ、大丈夫?」

「か、勘違いしないでください」

とドギマギ。

そこで、なつ、ハッと閃く

階段落ちそうになった時の手のバタバタの動きに、ウマの動きのヒントを得たのだ。

急いで描いて、

できた! となつ。

「なつよ、なにができた。早く見せろ」

そして流れる、優しいあの子!
氷を散らす風すら、味方にもできるのだ。

仕上げた動画を、下山さんとマコ様にみてもらうなつ。

下山さん、一瞬、む、となり、わはは! と笑い出す

「おもしろい!おもしろいよ」

マコ様もみる

マコ様も、思わずちょっとニンマリ

馬が走る時、前足を4本にして描いたなつ。

「ちょっとした弾みで思いついたんです。マコさん、どう思いますか」

「わたしは、おもしろいと思う。仕上げの色の付け方次第なところもあるね」とコメント。

ひとつ山を越えたぞ、なつ!

昼。喫茶 リボン でお茶してるなつとモモッチ。

パフェみたいなものを食べながら、雪次郎の話をしている。

そして、坂場の話に。

坂場と話してると、知らないうちに崖っぷちに落とされそうになっている、となつ。

「だけど、もしかして、その崖から落ちた時、恋に落ちてたりするかもよ?」とモモッチ。

「そんなことあるわけないしょ!」となつ。

作画課。

露木さんが、こんな動画誰が描いたんだ!と怒鳴り込んでくる。

どうして馬の前足が4本あるんだ、と。

「残像ですよ」と下山さん。

「残像は動画を見る人の目に残るものだろ、こんなの描いたら不自然って言われるんだよ」と露木さん。

それは、私が描きました、となつ。

「誰が描いたかは問題じゃない。問題は、誰が許したか、だ。」

「わたしが、許しました」と下山さん。

「わたしも、許しました」とマコ様。

「僕も、いいと思います。」と、仲さん。

「僕も、いいと思います」と井戸原さん。

勢ぞろいでなつを守るアニメーターたち。

「ほんとにこれでうまくいくのかね」と露木さん。

「とりあえずやってみましょうよ。東洋動画には、ディズニーのような時間も予算もありません。あるのは、若い情熱だけです。それを、我々がどう活かすかです。世界の壁を越えるなら、そこに賭けるしかないじゃないですか。」

と仲さん、熱く語る。

そこまで言うならいいだろう。今回は、これやってみるか、と露木。

仕事終わり、雪次郎の部屋をたずねるなつ。

部屋には、妙子さんと雪次郎。

部屋にはいるなつ。

本棚には、たくさんの演劇の本。

「雪次郎くん、もう許されたんですか?」

「それはまだだけど、とりあえず、ましな部屋にしなきゃね」と部屋の片付けなどしてる妙子さん。

「父さんと川村屋で働いてた時は、自分でなにしてんだろう、と思ったわ。自分が間違ってるって思った。たまんなかったな。」と雪之助。

「そんなら、役者の夢諦めんの?」

「諦めたくはねえけどな。やつぱり、やめるべきだ」

「そこ迷ったら、みんながますます心配するだけっしょ。」

「そうだよね、なっちゃんの言う通りだ」と妙子さん。

「俺だって、我慢して川村屋にいたわけじゃねえよ。父さんの夢は、俺の夢でもあるんだわ。ただ、他のことを後悔したくなかっただけだ。この身体が2つあればよかったな。」

「おじさんは?」

「川村屋にいるの。この子がいつでも戻れるように、自分が働いて居場所を作っておくから、って。」と妙子さん。

えええ!

川村屋。

閉店後、掃除している雪之助。

なつ、そこを訪ねる。

「雪之助さん、今日はもういいですから、なっちゃんとお話しでもしたらどうですか」とマダム。

テーブルで、コーヒー飲み、話すことに。

コーヒーを出してくれたノガミさん、

「こぼさないように気をつけて。覆水盆に返らず。」と言い放つ。

「さすがノガミさん。嫌味にも品があるや….なっちゃん、俺は嫌味でこんなことしてるわけじゃないんだ。雪次郎には雪次郎の夢があるのはわかる、でも、わたしにもわたしの夢、生き方がある。」と雪之助。

「はい。雪次郎くんもそれをよくわかってました。自分のために、おじさんにこんな思いをさせるのは、たまんない、って。」となつ。

「あの店は、雪月は、わたしだけで作ったんじゃないんだよ。強いて言えば、おふくろの生き方そのものなんだ。」

「トヨばあさんの?」

「おふくろが開拓した。俺はその生き方を、尊重してきた。雪月を、俺はなんとしても守らなくちゃならん、いずれ雪次郎に渡してやらないかん。そう思って、今は生きてるんだ。それで、間違ってるかい。俺は、雪次郎を苦しめてるだけかい。」

「それが、間違ってないから、雪次郎くんは、つらいんです。雪次郎くんは、ちゃんと家族を大事にして生きてると思います。」

正しいからこそ、つらいのだ。

◆ 第 77 話

「雪月を、俺はなんとしても守らなくちゃならん、いずれ雪次郎に渡してやらないかん。そう思って、今は生きてるんだ。それで、間違ってるかい。俺は、雪次郎を苦しめてるだけかい。 」

と雪之助。

「それが、間違ってないから、雪次郎くんは、つらいんです。雪次郎くんは、ちゃんと家族を大事にして生きてると思います。」

となつ。

そして流れる、優しいあの子!
暗い道が続いてて、めげずに歩いたその先に知らなかった世界。

「雪次郎が、家族を大事にかい」

「はい」

マダム、バターカリー持ってくる

「頼んでないですよ」

「わたしが、ごちそうします。雪之助さんが働いてくれた、せめてものお礼です」

「そんな…すいません、わたしまでご迷惑を。」

「おじさん、マダム、わたしがいま漫画映画に挑戦してるのは、北海道にいる家族をみてて、自分らしい生き方を学んだからなんです。」となつ。

回想。

「東京耕してこい、開拓してこい」となつに語りかける泰樹じいさん。

そして、

「それは、雪次郎くんも同じだと思います。雪次郎くんはどこでどんな生き方をしようと、おじさんのように生きると思います。トヨばあさんや、妙子さんのように生きると思います。大事なお店を継ぐことも、大事だけど、そうやって自分の夢を切り拓いていくことも、ちゃんと、家族を大事にして生きているからってことになりませんか。」

となつ。

家族の生き様、後ろ姿をみて、わかっているのだ。

雪之助、目に涙をにじませる。

「雪次郎くんは、おじさんを裏切るような生き方は絶対にしないと思います。」

「よくわかるわ。わたしがこの店を守っていくことも、そういうことだから。ただお店を継いだんじゃなくて。」とマダム。

雪之助、涙を拭き、

せっかくのカレーがさめちゃうべ、いただくべ、と。

カレーたべる。

涙の味だ。

雪次郎の部屋。

ここでもカレー食べてる。

雪次郎と妙子。

「父さんがいくら反対しても、あんたの味方だからね」

「え」

「あんたに役者になってもらいたいからじゃないからね。雪次郎が、やりたいことを応援したいだけだわ。わかったら、しっかり食べなさい。」

雪次郎も、涙と鼻水まみれで、カレーを食べる。

「うめぇ….やっぱり、母ちゃんのカレーが、世界で一番うめぇ」

涙はカレーの最高のスパイス。

赤い風車に戻る、なつと雪之助。

トヨばあさんと咲太郎が、酒飲んでいい感じで陽気に歌い踊ってる。

トヨばあさん、ベロベロだ。

雪之助とトヨばあさん、二人で夜道を帰る。

「そして、二日後の朝、雪次郎くんは赤い風車に呼び出されました。」

雪次郎、なかにはいると。そこには、みな勢ぞろい。

カウンターには、お菓子をつくる道具一式が。

「お前はこの東京でこの2年近く、時間を無駄にしたことになる。それが本当に無駄だったのかどうか。ずっと俺ら家族を騙してたのかどうか。それを確かめる。と雪之助。」

ここにある道具使って、バタークリームのケーキつくれ、と。

フランス菓子の基本だ、と。

みんなに振る舞い、みんなが満足したら合格だ。

でも、オーブンがなくてケーキが…

「それは聞くな!自分で考えれ!」

わかった。やるべ!

と、ケーキを作り始める雪次郎。

みな見つめる中、緊張感はりつめる。

ケーキが、どんどんできあがる。

そして、完成。

出来は、どうか。

フライパンでは膨らまないため、ロールケーキで仕上げた。

「食ってくれ、バタークリームのロールケーキです。」

みな、食べる。

おいしいわ!とみなコメント。

そして、雪之助、じっくり見つめた後、口に運ぶ。

噛みしめるように味わっている。

しばらくした後、

「雪次郎、なにをするにも、これくらいやれ。これぐらい、努力しろ。これぐらい、一生懸命、頑張れ。」

認められた。

空気が緩む

そして、

「これだけは言っとくぞ。お前がこれからやることは、いつでも諦めてもいいことだ。諦めたら、いつでも帯広戻ってこい。お前には、お前の生まれた場所があるんだ。なにがあっても、恥ずかしがらず、帰ってこい」

負けるのも、人生の味だ、とトヨばあちゃん

いつでも。待ってるからね、と妙子さん

泣き崩れる雪次郎。

「父ちゃん、ありがとう。」

なつぞら、何度目かの涙腺崩壊のシーン。

「これで、小畑家は、北海道に帰っていきました。ひとつの夢を残して。なつよ、お前も一生懸命、頑張れ。」

◆ 第 78 話

昭和33年の春、わんぱく牛若丸の製作も佳境の作画課。

「なつにとってはじめてのアニメーターの仕事がもうすぐ終わろうとしてます」

そして流れる、優しいあの子!

わんぱく牛若丸、作業終わり、打ち上げ。

原画の枚数は、15112枚、動画は、78089枚。

「皆さん、本当にお疲れ様でした!」と仲さん。

露木さんの音頭で、みなで乾杯。

チーム下山も、お疲れ様でした。

みんな、ビールを飲む。

「なっちゃん、どうだった?はじめての動画」と下山さん。

「必死に描いたとしか言えません。やっぱり、練習で描くのとは全然違いますね。たくさん描くのがいかに難しいか、大事かということがわかりました。」となつ。

食べ物を持ち寄っているスタイルのようで、

「この煮物はまこさんが作ったんですか? おいしいです! 」と三村茜。

意外にも、料理ができるマコ様。素晴らしいギャップだ。

料理もするし、結婚もすると。

「そういう相手いるんですか?」となつ。

「今はいないわよ。親は、たくさん見合い話持ってくるけどね。」

「へぇ。心配してるんですね」と三村茜

「私をなんだと思ってるの! 奥原さん、あなたはどうなの」

「え、私はそういうのはいないですよ! わたしも、いただきます! 」と食べ物に関心を移しごまかす。

「わたしの持ってきたおでんも食べてくださいね、とくに、じゃがいもがおすすめです!北海道の!」

おお!となる面々

「あんたが作ったの?」

「じゃがいもですか? 」

「おでんよ!」

「じゃがいもの作り方なら、わかるんですけど…」

そして、井戸原さん、

誰か歌えー! 指名するぞー!と、場を盛り上げる

露木さん、 この中で、前足4本の馬描いたやつ、でてこーい、と

なつ、指名を受ける。

「なっちゃん。なんでもいいんだ。歌ってよ!」と仲さん

「わかりました、よし、歌います。」

“実る稲穂に富士と鳩
愛と平和をあらわした
ただ緑の風になる
土に取り組む若人の
息と熱とが盛り上げた
FFJ FFJ我らの誇り
FFJ FFJ 我らの希望”

と、FFJの歌を歌いあげるなつ

稽古する雪次郎、雪月でケーキを作る雪之助の映像が挟まれる。

みな、おおー!と拍手。

「誰もしらない歌をよく歌い上げた!」とモモッチ。

次は、モモッチをセンターにして、お祭りマンボを歌い踊っている面々。モモッチ、さすがに踊りにキレがある。

「陽平さん、おつかれさまです!となつ。

陽平さんに、ビールを注ぐなつ。

「なっちゃん、天陽には手紙書いてる?」

「忙しくて。でも、やっと落ち着いたんで、また書きます!」

「あ、いや。そっか、聞いてないのか…」

「なにをですか?」

「こんな時にいうのはなんだけど、天陽は、今年の冬に結婚するんだ。」

なつの周囲の音が止まる。視界がぼやける。
天陽くんの笑顔、横顔が頭を埋め尽くす。

しかし、ハッと、して

「おめでとうございます! したら、天陽くんに、お祝いの手紙書きます!なんだ、そうならそうと、手紙で知らしてくれたらいいのに。水くさいわ、天陽くん と努めて明るくふるまうなつ。」

その明るさが、ああ、切ない。

赤い風車に帰宅。

ひとり、遠い目をして水を飲むなつ。

そこへ、ノブさんがやってくる。

ちょっと報告することがあって、来たと。

なんと、帯広支局へ、転勤になったという。

「へぇ、今度は、逆になるんだ、わたしとノブさんが」

「向こうに行ったら、2年か3年は戻ってこれないと思う」

「すごい偶然だね。」

「うん。すごい偶然だ。」

「そして迎えた。わんぱく牛若丸の公開初日。子供が楽しめる漫画映画として評判を呼び、大ヒットを記録しました。」とウッチャンナレーション。

劇場で、わんぱく牛若丸をみて、子どもたちの反応に、一安心するなつ。

そして、後日。

職場の階段。

坂場と鉢合わせるなつ。

「考えてましたか。アニメーションにしかできない表現は、みつかりましたか。」と坂場。

「そんな、そう簡単にはみつかりませんよ。」

「そうですか。あの馬の足は、偶然でしたか。」

「だったら、そっちから言ってくださいよ。前に言いかけてたじゃないですか。最後まで言ってください。」

「僕の考えでいいんですか」

「それが聞きたかったんですずっと」

「それは、ありえないことも、本当のように描くこと、です。違う言い方をするならば、ありえないことのように見せて、本当を描くこと、です。そう思います。」

「そうか…ありえないことを、本当のように描くこと。ありえないように見せて、本当を描くこと。大きな嘘から、真実をかき出す、それをできるのは、アニメーションしかない」

「腑に落ちましたか?」

「はい、落ちました。」

腑に落ちたついでに、恋にも落ちていないか心配だ!

「そして、それからまた一年、なつは、動画の仕事を続けました。だけどまだ、ポスターや映画になつの名前が出ることはなく、変わったことといえば、これでした」

電話が鳴る

受話器をとるなつ。

北海道 音問別 4141番からです。お待ちください。と電話口のアナウンス

電話によって、十勝と新宿が繋がったのです!

十勝の家族からの電話だ。

「今年はどうなの、なつ、帰ってこれるの?」

「そだねー、よし、今年は帰る!」

盛り上がる、柴田家! みんな盛り上がる中、ニヤッと喜んでるじいさんがいいね。

「なつよ、目まぐるしく変わる季節の中で、来週に、続けよ」

★感想

雪次郎が役者になると言い出して、北海道から雪月の面々がやってきて大騒ぎになった第13週のなつぞら。

やりたいことがあるが、それを貫き通せば家族を裏切ってしまうという雪次郎のジレンマ。家業を継ぐべきだ、と引き止める父、雪之助の言い分は正しく、正しいからこそ、雪之助は苦悩する。彼にとって、彼自身の幸せと同じくらい、家族の幸せは大切なことなのだ。

やりたいこと、やってほしいと期待されていることの間で苦しむのは、普遍的な悩みのテーマだ。そこに決着をつけた、トヨばあさんの涙のびんたがグッときた。 そして、菓子職人としてどれだけ腕を上げたのかを試すために、雪之助が課した試練、その菓子を味わった後の、「なにをやるにしても、これくらいやれ」という言葉のズシリとくる重さ。

そして、まさかの天陽くんの結婚の報せを受けるなつ。音が消える。視界が霞む。離れていても、繋がっている。キャンパスを通して。それが、無意識のうちに、なつの心を支えていたのだ。表向き、なんでもないように振る舞うなつが切ない。

次週、なつよ、十勝さ戻ってこい!
はたして、どんなドラマが待ち受けているのか!

なつぞらを追うのは、いまがグッドタイミング。

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広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第12週 「なつよ、千遥のためにつくれ!」

 

いおりんのラーメン愛が炸裂。人工知能犬どっちくんとグラビア・コスプレの伊織もえがリスナーの悩みに答えたりしていく番組、伊織もえの冠ラジオ「いちごとレモンとマスカット」第12回目の放送を聞いた(6月22日)  

時刻は土曜の夜8時30分、こんばんは、伊織もえです」とはじまった。

収録しているのは、6/17。

この回の放送日は、ビジュアルクイーン撮影会。

天気予報が雨で、心配、といおりん。

去年のビジュアルクイーンが大雨だったので、今年も心配。

今回も、どうなるか不安だが、「雨でカメラ、壊れてないといいな」といおりん。

そして、6/20発売のヤングジャンプ表紙。伊織もえ、怒涛の表紙ラッシュ。
それと連動して、ビジュアルクイーンにも参加。

終わった後、いおりんは一日撮影疲れてるだろうからツイッターなどで励ましを推奨。

「今回のヤンジャンのグラビア、大人っぽい感じでしたね」とコメントするドッチくん。

ヤンジャンのグラビア撮ってくれた人がすごくしっかりライティングを組んでくれたために、肌が艶っぽく写り、大人っぽく仕上がってるのでは、と分析するいおりん。

海などの自然光だとフレッシュな感じになるが、ライティングだと、艶っぽくなる。

「もえちゃんは、大人っぽく見られるのと子どもっぽくみられるのどちらがいいの」とかますドッチくん。

「大人っぽく見られるほうがいいです!」

陽の光が苦手なので、撮影は室内が大好きだとか。

そして、髪を切ったといういおりん。二回に分けて切ったと。

一気に髪を切るのは勇気がいる。

先週2センチ切って、今日5センチ切ったとか。

「7cm髪を切った伊織もえ、楽しみにしておいてください。」と期待を高める。

そして、曲。

ずっと真夜中でいいのに、で、勘冴えて悔しいわ。

ゲスの極み乙女チック。

ドッチくんアプリダウンロードの推奨。

一見ゆるいが、ガチガチの人工知能が搭載。

困ってることや、暇つぶしの会話など、なんでもいいので話しかけるべし。

ダイエット中にラーメンだされたら、バカになっちゃうといういおりんだが、

今週のテーマは、ラーメン、つけ麺、僕….

ちなみに、いおりんの好きなラーメンは、

一風堂のからかめん。

その理由としてはまず、細麺じゃなくて、太麺が好き、それに加えて、担々麺のようなひき肉が乗ったラーメンがめちゃくちゃ好き、というのがある。

しかし、担々麺の味自体はそんなに好きではない。味噌ラーメンテイストで、ひき肉が乗っていて、ちょい辛。それらのポイントを押さえてるのが、一風堂のからか麺。

それに博多のチカラめし、というのをつけるのがいおりんスタイル。ご飯にチャーシューが乗って、その上に明太子が乗ってるチカラめし。

「炭水化物祭りや!」とどっちくん。

どっちくんアプリに寄せられた解答例

天下一品
ラーメン次郎
冷やし中華

冷やし中華は大好きだが、ラーメンという名前がついてないので、いおりん的にはラーメンにカテゴライズされない。

ちなみに、いおりんのアニメ漫画で、ラーメンの印象深いシーンは、銀河鉄道999でのアンドロメダの雪女のシーン。

雪女がいくらラーメンを食べようとしても、凍ってしまい食べられない。しかし、あったかいラーメンが食べたい。そこで、すごく気持ちのこめられたラーメンが出されると、なんと食べられた、というような話。

冬にあったかいラーメンや鍋焼きうどんを食べるときは「また凍ってしまうのね」といいながらいつも食べている。

銀河鉄道999の中では、

「ラーメンは、人類の口の、永遠の友。」

というセリフもある。

いおりんがラーメンを食べる時にいつも唱えるセリフ。

https://youtu.be/BsB-7wZv_kI

ラーメンに関するツイートの紹介。

「最近、いろいろなラーメンがあるけれど、何回か一回には、シンプルな醤油ラーメンが食べたくなる。」

「すごいわかる。シンプルに、メンマとネギと薄いチャーシューが乗ったラーメンが食べたくなるわたしも 」といおりん。

シンプルなラーメンが食べたくなり、パーキングエリアのフードコートのラーメンなど、よく食べるという。

次。

「ラーメン食べたい。その昔、しば漬け食べたい、ってCMあったのは、伊織もえさんはご存知あるまい。」。

柴漬け食べたい、のCMは、1987年のものなので、いおりんは当然知らず

そして今回も、ラーメン犬のドッチが街角で体当たり。

「ゆたか、19歳です。ラーメン次郎ですかね。ぼくは全増しで。けっこう店舗によって違いますね。地元が神奈川なので、関内店によく行ってました。汁なしメニューがあって、トッピングに粉チーズがあって、カルボナーラみたいにして食う。だいぶ普通のラーメンとは違っておいしいです。」

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14001518/top_amp/

「めっちゃおいしそう」といおりん。

しかし、ラーメン次郎は、残したら嫌われそうでなかなかいけない。

見た目の上の野菜だけでお腹いっぱいになりそうで。

次。

「あい、18歳です。我孫子のてらッちょです。豚骨ベースです。麺太麺で背脂マシマシのコッテリがめちゃくちゃおいしいです。替え玉無料。重いけど、それもいけるんですよね。ほんとにおいしいです。」

https://www.google.co.jp/amp/s/ramendb.supleks.jp/s/3865/amp

高校生くらいのころは、ラーメン二杯くらいなら余裕で食べられたといういおりん。味噌ラーメンでチャーシュー3、4枚くらいのを。

しかし20代になり、背脂マシマシのラーメンを食べると、脂でお腹を壊すようになってきた。

次。

「アキラ、20歳です。ぶらぶら、ってところがあるんですけど、油そばで、こってりで。トッピングで自分で好みの油そばが自分で作れるので。」

https://www.bura-2.com

「さやか、18歳です。茅ヶ崎駅にある、ヌードルワークスっていう。大分ラーメンですね。細麺のとんこつで。キクラゲも乗ってて、チャーシューが薄いんですけど、おおきい。あと、バリカタがおススメです。」

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/kanagawa/A1404/A140406/14056503/top_amp/

「たべたい!」といおりん。

さっぱり系のラーメンが好きだといういおりん。

ここで、いおりんおすすめの一曲。

先週末に、倉木麻衣のミニライブへ行ったといういおりん。

ハイタッチしてもらい、メダルを首からかけてもらったそうだが、その時に髪の毛にメダルが引っかかり、それを、倉木麻衣が優しくとってくれたという。

それにめっちゃ興奮したので、この曲

倉木麻衣で、ウインターベルズ
https://youtu.be/Occqyu3AedM

クリスマスが好きすぎて、真夏でもジングルベルを、聞くいおりん。

メリークリスマス!

そして、ドッチくんの街角お悩み体当たり。

ドッチ「へい、彼女、お名前は」

「まなみです。19歳です」

ドッチ「まなみはなにか悩んでそうだけど、なんか悩んでることある?」

まなみ「いつも自分がへらへらしてるので、周りからムカつかれることが多い。慣れて来たんですけど、たまにグサッとくるんですよ。」

ドッチ「いわれてみればたしかに。僕の人工知能で、対処を考えますね。自分を変えるにはどうしたらいいか、人工知能よ、答えるのだ。….でました。心理学を勉強してみると、いいかもしれません。現場からは以上です。」

「私は、へらへらしてるのは、全然いいと思います」といおりん。

へらへらというか、ニコニコしてるわけだから。

どうしても場の雰囲気に合わないということなら、マスクをしてみては。

夏で暑いが、物理的な対処をためしてみては、とアドバイス。

メールでもお悩み。

ラジオネーム、バニャニャさん。

「いおりんに憧れる高校二年生です。レイヤーです。付き合って半年になる人がいるんですけど、わたしがコスプレすることも、オタクということも、隠しています。別に一緒に楽しんでほしいわけではないですが、隠し事はよくないし、知って嫌われるかもしれないし、伝えるべきでしょうか。どんな風に伝えたらいいか、教えていおりん。」

高校二年生、フレッシュ。

「付き合って半年はまだ短いと思うので、信頼関係とか、土台を作ってから、自分の趣味などは伝えたほうがいいかも」といおりん。

もしくは、彼氏に自分の好きなアニメをプレゼンしたり、オタクにひきずりこむのもいいかもしれない。そしてそのまま育成し、相手もコスプレイヤーに仕立て上げる。

彼氏、オタクコスプレ化計画。

「みなさんは、恋人にどんなことを内緒にしていますか。ドッチくん、来週までに集結、よろしく。」といおりんのなげかけ。

そして

いおりーんくーいず!

今回はひそひそ声で。声が裏返るから。

前回は、いおりんの好きなラーメン屋と、好きなラーメンの名前。

前回の答えは、

一風堂のからか麺 with 博多のチカラめし

今回の問題は

いおりんの好きなコンビニスイーツは

ヒントは、

見た目で楽しむというより、普通にうまい。
要冷蔵。

1日撮影で疲れた後に食べたら、疲れた身体に染み入って、感動したという。

次回のテーマは、

早急にいま、解決したいこと

「今日、ラーメン食べてかえりまーす」しめくくられた。

じめじめした梅雨をラーメンで乗り切り、もえドッチ、盛り上げていこう。

 

日本でまもなく公開する映画の海外サイトのレビューを勝手に訳出:さらば愛しきアウトロー(原題The Old Man and the Gun)日本公開:2019/7/12

原文:https://www.rogerebert.com/reviews/the-old-man-and-the-gun-2018
Brian TallericoSeptember 28, 2018

今作を手がけた、デイビッドロウリーは A GHOST STORYの監督。

◆ 見かけ通りではない映画

ディビッド・ロウリー監督による「さらば愛しきアウトロー(原題: The Old Man & the Gun)」はその中で描かれる主人公と同じくらい、見かけどおりではない。今作は、アメリカの犯罪の歴史の中でも最も悪名高いとされる銀行強盗の遂行において、銀行の窓口とマネージャーが実質的にそのままお金を手渡してしまうほどの、あるとても魅力的で紳士的な男についてのストーリーを紐解いていく。

◆ レジェンドのファイナルフィルムとして完璧。

しかし、映画それ自体がどれほど牧歌的であれ、今作はその興味とアウトプットの幅で我々を驚かせ続けている、とある映画監督の新たな達成であり、そして、かつて、ひとりの俳優としてのステータスを超越し、アイコン的存在として君臨していた、映画界のレジェンドへのラブレターであり、パーフェクトなファイナル・フィルムなのだ。もちろん、そのレジェンドとは、ロバート・レッドフォードだ。彼は、「さらば愛しきアウトロー」を彼の最後の映画だと発言している。レッドフォードはここ数年で彼が見せたこのないような笑顔で目を輝かせ、彼が演じてきたいくつかの愛すべきキャラクターたちの自然な延長であるかのように今作の役に臨んでいる。彼が劇中で、馬には乗ったことがない、と言う時、そのセリフはジョークとして機能する。なぜなら、私達はみんな、乗馬しているサンダンス・キッドを思い浮かべることができるからだ。

◆ 18回も投獄と脱獄を繰り返してきた主人公

ここでロバートレッド・フォードが演じるフォレスト・タッカーは、生涯を通じての犯罪者で、人生で18度も投獄されている。15歳の時の最初の投獄以来、彼は、彼を閉じ込めようとするほとんどの監獄から脱獄している(脱獄のモンタージュは最高に喜びにあふれ、いくつかのレッドフォード映画のフィルム・フッテージも使用されている)。彼は犯罪者としてのキャリアの終盤で、いわゆる紳士的な銀行強盗とでもいえるようなところに落ち着いている。オーバー・ザ・ヒル・ギャングとして名を上げている2人組(ダニー・グローバーとトム・ウェイツ)と一緒に、ジャケットをカジュアルに広げ、銃を見せて、被害者に優しい言葉を投げかけて、フォレストは銀行を襲う。

◆ その笑顔が武器

フォレストは泣きだしてしまった銀行窓口の女の子に、君はよく働いているよ、と声をかけ、元気づける。彼は必然的に、銃器とおなじくらい彼自身の人をひきつける魅力を武器としている。ローリーは、フォレストがジャケットを広げる時も、画面に銃を映すのではなく、顔と肩のショットにとどめている。その笑顔と青い目が、一番の武器なのだ。
オーバー・ザ・ヒル・ギャングの最後の日々は、2人のサポートキャラクターによって形成される。まず、シシ―・スペイセク演じるジュエル。フォレストは彼女が車の故障で車を道路脇に停めているところで出会う。警察がフォレストを追跡している最中で、彼は機転を利かして彼女のトランクを覗きこむ。フォレストは、彼女に、彼が生業にしている犯罪のことについて話すほどに、ジュエルを気に入る。しかし、ジュエルはフォレストの話を信じない。

◆ 映画的マジックが宿る場面

フォレストとジュエルが、ダイナーやジュエルの家の大きな敷地に一緒に座っている場面では、映画的マジックが宿っている。ローリー監督にはわかっているのだ、レッドフォードとスペイセクが作り出す空気には、ほかの俳優では作り出せないなにかがあるということを。その瞬間には魔法が宿り、なにかタイムレスで、コントロールを超えたものがある。二人がただ笑って話しているのを何時間でも観ていられる。彼らはとても説明が難しいなにかを、こともなげに作り出しているのだ。

◆ ケーシーアフレックがパチーノなら、レッドフォードはデニーロ

そして、ケーシー・アフレック演じる、ジョン・ハント。フォレストを捕まえようとする警官だ。彼は犯罪が起きていることを最初に理解する。ハントは、「ヒート」に例えると、レッドフォードがデニーロであるのに対してのパチーノのキャラクターだ。フォレストのずうずうしさにハントは感心すらし、彼自身40代にさしかかるタイミングで、ただ生計をたてるためではなく、本当の意味で、生きようとしている人物に魅了される。フォレストはお金のために犯罪をするのではない。彼は、胸がざわつき、それが得意だから、それをするのだ。

◆ もう誰もこんな風にはつくらない

ローリーとカメラマンのジョー・アンダーソン、コンポーザーのダニエル・ハートのチームは、「さらば愛しきアウトロー」に、とても歴史映画的な印象を与えている。今作は、おもに1981年に実際に起きた事をベースにしつつ、違う時代に作られた映画であるかのような印象を与える。フィルム・ストック、音楽のチョイス、映画的言語、すべてが2018年に慣れ親しんでいるものとは違い、全体における、マジカルでタイムレスな印象を高めている。陳腐に聞こえるかもしれないが、今作は「もう誰もこんな風には作らない」というフレーズがあてはまる映画のうちののひとつなのだ。

◆ 忘れがたい映画。レッドフォード自身のように。

結局のところ、これは、その人生のストーリーをポーチでビールを両手に語られることを望む、レジェンド自身の心についてのストーリーであり、作り手はその美学を尊重している。そして、ローリー監督はチャーミングなアウトローを描き、今作を観る人によってはただ飛んでいきそうなほど軽妙に感じられる作品に仕上げている。最初は、たぶんそう思う。しかし、誤解しないでほしい。この映画を思い返した時に思い浮かぶのは、ちょっとした会話のやりとりの中の言葉であり、レッドフォードのチャームであり、スペイセクの笑顔であり、もしくはアフレックの態度であると。それはあなたの記憶に何度も去来する類の映画のひとつであり、フォレスト自身のように、去ることを拒絶する。そして、レッドフォード自身のように、忘れ難いものだ。

◆ 日本での扱い

2019/7/12より公開。

関東では

トーホーシネマ シャンテ
立川シネマシティ
MOVIXさいたま
千葉劇場

あたりで上映。
https://longride.jp/saraba/

場所が都内ってだけで値上げでアレなトーホーシネマより、映画ファンへの愛あるサービスを展開する立川シネマシティあたりで観たいものだ。

日本版サイトでは、7/21まで、あなたの忘れられないレッドフォード映画、の投票を募っている、
https://longride.jp/saraba/vote/index_sp.php
応募するだけで、いろいろもらえるチャンス。

ラクをしたいわけではない、人生を楽しみたい、というセリフがグッとくる。

今年の夏は、ロバートレッドフォードの笑顔に乾杯し、真夏のビールをキメこみたい。

 

広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第12週 「なつよ、千遥のためにつくれ!」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第12週、「なつよ、千遥のためにつくれ!」第67話から72話までのまとめだ。

◆ 第 67 話

先週からの続き。

1957年の8月15日、千葉の船橋のところへ、千遥を訪ねるなつと咲太郎。

千遥らしき女の人にこえをかけるが、

その人

「わたしは、違います。」と。

「わたしは、ということは、それじゃあ、千遥は? 」と咲太郎。

「あなた方は? 」と一緒にいた足の悪い中年男性。

「姉と兄です! 千遥の家族です! 千遥に会いに来たんです!」となつ。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開いて、前に進む勇気をくれる曲!

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、田中 正。

家の中に入り、仏壇に手をあわせているなつと、咲太郎。

テーブルに麦茶が出され、四人で話す。

「トシおばさんは、いつ亡くなったんですか?」と咲太郎。

「2年前に、病気で。これは、下の娘のユキコです」と足の悪い中年男性。

「ユキちゃんか。ユキちゃんは確か、千遥の二つ上だったよね?」と咲太郎。

「いま、19です」とユキちゃん。

「千遥が大変お世話になって…それで千遥はいま、どこにいますか? 」と切り出すなつ。

足の悪い中年男性、頭を下げ、

「申し訳ない、千遥ちゃんは、いないんです。」

「いない、ってどういうことですか?」と狼狽えるなつ。

「いないんです、許してください」

「千遥は….死んだということですか?」と咲太郎。

「いえ、それが、家出をしたんです。」

え!

その男が復員してからの、昭和21年の夏だという。

そんなに前に!と驚きを隠せないなつと咲太郎。

「それなら、どうして教えてくれなかったんですか!」と咲太郎。

手紙もあったはずだ、と。
なつの北海道の住所も書かれていた。

「その手紙は、千遥ちゃんが持って、出て行ったようです」と、ユキちゃん。

いづれ、なつたちに出会うだろうと、一縷の望みを抱いていた。

「千遥は、わたしや兄に会いたくて、家を出たんですよね?」となつ。

「….うちの母から、逃げたんだと思います」と、言葉を絞り出すユキちゃん。

え!

「母が、千遥ちゃんに、きつく当たっていたからだと思います。千遥ちゃんにばかり、きつい仕事をいいつけて、食べ物も、わたしよりも、少なく与えて。それで、我慢しきれなくなって、逃げ出したんだと思います」

「おばさんが…!? おばさんはそんな人じゃなかった。俺は、よく覚えてます。母にとって、唯一の姉妹みたいな人で、俺たち家族全員で疎開しようとしてたくらいなんです」と動揺を隠せない咲太郎。

「あの頃の家内は、本当の家内ではなくなっていました。わたしがこんな身体になり復員して、ユキコの上にも三人の子供がいて。食べ物もなくて、働けてもいなくて…」と足の悪い中年男性。

「だから、千遥をいじめたんですか? 」と悲しみと怒りで涙をためて声を出す咲太郎。

「千遥は、ずっと苦しんでたんですか?」となつ。

「千遥ちゃんはずっと、笑っていました。だから私も、平気なんだと思って。作り笑い浮かべて。それで母は、余計にイライラして。バカにしてるのか、って怒鳴って。….ごめんなさい。私たちのせいなんです!」

ユキちゃんとその父、頭を下げる。

部屋を出て行くなつ。

外。

蝉が鳴いている。

たまらず、こらえきれず、涙を流すなつ。

咲太郎、そっと横に座る。

「なんて辛い日だ。私はもう、そちらへは帰れない。千遥がどうしてるのか、なにも話してやれない。この日は、なつたち兄弟にとっても、特別な日だったのです。」とウッチャンナレーション。

赤い風車に帰ってくるなつと咲太郎。

あやみさんとノブさんが明るく出迎え。

しかし、なつと咲太郎、肩を落としている、暗いムード。

どう、だった?

「千遥は子供の頃に、家出をしたらしい。」

「子供の頃に?!」と驚くノブさん。

「大丈夫だよ、なつ、警察には届けているし、千遥の身になにかあったら、そういう知らせが届いてるはずだよ」と咲太郎、前向きに考えようと努める。

「道で暮らす子も、亡くなる子も、町にたくさんいたころだよ」と遠い目をしてつぶやくなつ。

「どこかで元気にやってるはずだ!」と咲太郎。

「そんな奇跡、信じろっていうの?お兄ちゃんの手紙だって、持ってってるんでしょ。それなのに、どうして連絡ないの。千遥は、6歳だったんだよ。どうやってひとりで生きてくというのさ」

「ひとりじゃなかったかもしれないだろ!俺やお前も、ひとりじゃなかった!俺たちが、生きられたのだって、奇跡だろ」

「私は、なんも知らないまま、いままで生きてた。千遥の悲しみや、絶望を知らないまま。幸せに。千遥を見捨てたのに」となつ

「そんな風に考えちゃだめ!」とあやみさん。

しかし、なつ、

「お兄ちゃん、奇跡なんて、ないんだわ。」

と言い放ち、部屋へ行ってしまうなつ。

重く苦い余韻。

机の上には、北海道から届きました、と手紙が置いてあった。

北海道の母、富士子からだ。

“なつ、20歳の誕生日、おめでとう。
東京へ行って、一年半だね。
仕事へは少し、慣れたかい。
なつのことだから、きっと頑張ってるね
二十歳の記念に、万年筆を送ります。
父さんと選びました。
たまには手紙書いてね。
みんな、喜びます”

と、松嶋菜々子ボイスで読み上げられる。

このタイミングで、この手紙は、心に響いて大変だ。

千遥、ごめんね….

「なつ、20歳の誕生日、おめでとう。どうか、その夢が、その道が、いつまでも続きますように」とウッチャンナレーション。

◆ 第 68 話

奇跡なんてないんだわ、となつ。

夜通し絵を描いて、寝落ち。

小さい頃、千遥と過ごした日々を夢の中で見ている、なつ。

そして流れる、優しいあの子!

夜。

考え込んでる、咲太郎。
顔は険しい。

なつの部屋をそっと見に行くあやみさん。

「なっちゃん。ちゃんと寝ないと、明日から、仕事でしょ。」と声をかける。

「はい」

「明日、きてく服、みてみようか?」

「大丈夫です。….なんのために、私は生きてるんだろ。自分だけ好きな夢を追って。それでいいんでしょうか。」

「生きてるんだから。しょうがない。生きてる理由なんて、どこにもないんじゃないの。自分で、作るしかないのよ、きっと。」とあやみさん。

咲太郎、部屋に入る。

かわりに、あやみさん、部屋を出る。

「なつ、俺が悪かった。俺が千遥を、あんな目にあわせてしまったんだ。けど、俺は千遥がどこかで生きてると信じてる。」

「お兄さん、だったら、いますぐ千遥を探さないと、私は絵なんて描けないよ。」

「どうして。千遥のために描くんだよ。お前言ったよな。漫画映画は、子供の夢なんだって。だったら、その夢を、千遥に見せてやれよ。」

「千遥に?」

「ああ。」

そう言って、なつがずっと大事にしていた、父が描いた家族の絵をみせる咲太郎。

「お前、これをずっと動かしてたんだろ。子供のころ、この絵を生かそうとして。それで、漫画映画を作ろうとしたんだよな。」

なつの、表現を志した、その原点。

「みんな、生きてたんだろ。そんないい夢、千遥にみせてやらないでどうするんだよ。これからも、千遥に見て欲しいものをつくれ。千遥のために、つくれ。絵を描け、なつ。お前は、絵を描け。」

咲太郎の切実な言葉、なつに響いたか。

「兄ちゃん。これ描かないと、明日会社に行けないから…」

「うん。わかった。」

咲太郎、部屋をでてく。

咲太郎の言葉に、家族の絵に、自分が最初に抱いた表現衝動に、千遥のために、絵を描くなつ。

一方、北海道。夜。

真夜中、目を覚ます富士子。

「夢見たわ。子供の頃のなつが、一人で泣いてた。誕生日だから、そんな夢みたんかね。大丈夫かね。」

「大丈夫だよ。なつは、もう子供じゃないんだから。」と剛男。

「そだね。」

じいさんも、寝室で、目を覚ましている。

なにかを、感じているのだ。

涙を拭き、ペンをとり、絵を描くなつ。

翌朝。

そのまま寝落ちしていたなつ。

今日から仕事なのに!

速攻で着替え、出かける準備。

寝落ちした後、速攻で着替えたわりに、パーフェクトにきまってるなつ! 眼福。

下に降りると、

ハッピーバースデーなつ!

咲太郎とあやみさんが、ケーキ用意してる。

願い事して、

手を合わせ、ジッと祈るなつ。

ろうそくかき消す。

一口だけ食べ、時間ないから、いってきます。

なつ、いってらっしゃい。と咲太郎

笑顔で、いってきます、となつ。

なつがでかけた後、なにか張り詰めたものが切れたかのように肩の力を抜く咲太郎。

「あんたも、ゆうべは寝てないんでしょ。偉かったね、咲太郎。」とあやみさん。

「なつだけでも、守らないとな…千遥には、ほんとに可愛そうなことをした 」と、涙を流す咲太郎。

遅刻してるから、急いで出社するなつ。

牛若丸のキャラ会議の最中に、入るなつ。

「遅れてすいません!」

「なつよ、千遥のために、夢を捨てるな」

◆ 第 69 話

おはようございます。

遅れて、キャラクター検討会に参加するなつ。

牛若丸は、もう、ナカちゃんの絵で決まったぞ、と井戸原さん

「君は出さないのか?」

「え、いいんですか?」

「そのために、遅刻してきたんだろ? 」と、ニンマリして井戸原さん。

フッフッフ、と笑う仲さん、マコ様。

これです、と描いてきた絵をみせるなつ。

常盤御前だ。

それぞれ描いてきた常盤御前を張り出す。

「なつは、千遥への不安を抱えながら、アニメーターとしての第一歩を踏み出しました。」とウッチャンナレーション。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開いて、暗い道を進むような日々に、切実に響く曲。

「やっぱり、みんな美人を描こうとしてるなぁ。牛若丸の母親という点では、僕はこの絵に一番母性を感じるけどな。」

と、仲さん、なつの描いてきた常盤御前をチョイス。

「それはまた、仲さんのなっちゃんびいきではないのかい? 」と井戸原さん。

「ひいきで作品はきめないよ。ただの意見。」仲さん。

しかし、常盤御前がただの母親でいいのでしょうか。 と切り出す、堀内くん。

「常盤御前は、再会した牛若丸を冷たく突き放しますよね。それで絶望する牛若丸が前半の山場になる。最初からいい母親みたいな顔してたら、牛若丸が絶望しても、観客は感動しないんじゃないですか」と意見。

「うーん、それはあるな、最初は常盤御前を悪者のように描いたほうが、見る人に衝撃を与えることになる。その点では、僕は、この表情に惹かれるんだけどね」と井戸原さんがチョイスした、なんだか悪女感のある常盤御前。大沢マコ様の描いたものだ。

「やっぱり絵には、描く人の人柄がでますね」と下山さん。

「どういう意味?」と鋭くマコ様。

「いや、女性の内面は女性がよくとらえるものだな、と」とタジタジの下山。

これで、流れとしては、なつとマコ様の対決。

「マコちゃんはどうしてこうしようと思ったの?」

「常盤ははじめ、その美貌と知性で1000人の女の人から選ばれ、侍女のような身分で召し抱えられたに過ぎませんでした。そこから、源義朝の側室に上り詰めたんです。常盤御前は、したたかで強い女性なんです。」とマコ様。

「なっちゃんは、どう思う?」

「私は….そんな怖い顔の母親を、子どもに見せたくありません」となつ。

マコ様の顔がひきつる。

は?

「子どもだっていろいろ考えてみると思うんです。ただ怖いだけの母親を見せられてあとで優しくなっても、納得できないんじゃないですか」

「顔が怖いからって、根っから優しくない人だとは思わないわよ、子どもだって。」

「そうでしょうか。子どもには、どんなに怒られた時でも、子どもの愛情は伝わると思うんです。」

「なんの話をしてるのあなた」

「漫画映画は、子どもが見るものです。子どもが、夢を見るように見るものだと思うんです。」

ふーむ、と考え込む皆々。

「確かに、両方の見た目の常盤御前、それぞれ内面には優しさとこわさの両方を併せ持ってるはずだね」と仲さん。

「そ、結局、ふたりとも中途半端ってことだな。一面的で、人物の奥行きが感じられないってことだろう。」と井戸原さん。

なつとマコ様、ふたりとも、はい、と認める。

会議、一旦終わり、休み時間。

毎日、なつの着ている服をスケッチで記録している下山さん、この日のなつの服装が、何日か前のものと同じであることに気づく。

いままで、同じコーディネートだったことはないのに!

ムムム、となる下山さん。

中庭で、なつ、座ってなにやら考えてる。

下山さん、近くに行き、

なんかあった? と声かける。

「別に、なんも」

「別に、なんも、ね。明らかになんかあった。明らかに、様子がいつもと違う。」

「そんなに明らかですか?」

「明らかだよ。だって、その服装、前にも見たことあるもん!とうとう前と同じ格好で来ちゃったよ! 証拠見せようか? 」と描いた絵を見せようとする下山さん

「いいです! いいです。 毎日変えるのは無理ですよ。夏はそんな重ね着しないし。」

「それは、いいけど。なんかあったなら、話してみなよ。 」と言い、敬礼のポーズとり、

本官に話して、ラクになれ! と下山さん。

「警察…あの、私の住んでるおでん屋によく来るお客さんの話なんですけど。親戚の家から幼い妹が一人で家出をしたんです。その家では、警察に届けたって言うんですけど、もしその子どもになにかあったら、そういう知らせが届くものですか? 路上で暮らす子どもも、亡くなる子どももまだたくさんいた、戦後まもないころです」と、元警官の下山さんに聞くなつ。

「うーん、あの頃は、警察も混乱していたかもしれないけど、そこにいるのは、人間だからね。僕がまだ、新米で派出所に勤務していたころ、近くの飲食店から逃げ込んだ娘さんがいたんだ。生活に困って娘を売るって記事が新聞に載ってたころだから、その子は、その店が怖くなって、逃げたんだ。店との間には、斡旋業者が入っていて、まだその時点では違法とは言えない、って、警察の上司が判断した。でも、そこにいた、僕の先輩は、諦めなかった。法律を勉強して、日本国憲法の中に、何人もいかなる奴隷的拘束を受け入れない、という条文があるのを発見して、それを根拠に、その子を自由にしたんだ。上司も、飲食店の店主も、怒ってね。先輩は、辞職も、覚悟してた。いまその子は、先輩の知り合いの旅館で、元気に働いてるよ。」

と言い、そして

「奇跡みたいなもんは案外、人間が当たり前にする勇気みたいなものだよ。その勇気を持ってる人間は、どこにでもいるよ。」

と、グッとくることを言う。

「….その、先輩、は、下山さんじゃないんですか? だから警官を辞めたんですか?」なにかを見抜くなつ。

「….僕? 僕なんて、勤務日誌に似顔絵ばっか描いて、怒られてた人間だよ! だからやめたんだ!」とおどける下山さん。

きっと、そのお子さんも、誰かに助けられてるんじゃないかな。

ゆっくりね、と肩を叩き、去る下山さん。

なつ、お昼ご飯をアムる。目には涙にじませている。

午後、なつとマコ様を呼ぶ仲さん。

それぞれが描いた常盤御前を合わせて、ひとつの常盤御前を描いてみたという。

すごい! 二つの特徴を、絶妙にブレンドしてる。

なつ、マコ様、驚きを隠せない。

「なっちゃんは、誰かを思い浮かべて、常盤御前を描いた?」

「はい。北海道の母を。」

「やっぱりね。お母さんを描くのは悪くないんだけど、自分の母親には、優しさばかりを、求めてしまいがちだからね。お母さんは、子どもが見たくないものだって、いっぱい持ってるはずだよ」と仲さん。

「はい、私は子どもの気持ちばかり考えて、常盤御前のこと考えてなかったかもしれません」となつ。

「私は、生い立ちだとか、理屈ばかり考えてました」とマコ様。

「どれも、大事なことだよ」と仲さん。

「それと、なっちゃんの悩みは大切だと思うよ。子どもがみて、本当だと思ってくれる絵を、僕らは探し続けて行かなきゃいけないんだから。子どもの力を侮ったら、それで終わりだ。ね、マコちゃん。」

「もちろんです。」

「あの、マコさん、さっきはすいませんでした。」

「だから、謝らなくていいのよ。口に出したことは、仕事で返すしかないんだから。」とマコ様。

じゃないと、本当に認めるなんてできないでしょ

「仕事でみとめ会うしかないのが、アニメーターのつらいところだ。なっちゃんはもう、アニメーターなんだから。」と仲さん。

アニメーターは、実力の世界。

「なつよ、いまは、がんばるしかないぞ」

◆ 第 70 話

赤い風車の前で、ノブさんと会うなつ。

店の中に入る。

店は繁盛してる様子。

リリーフランキー演じる、角筈屋の社長の茂木もいる。

「お久しぶりです、茂木さん」なつ、話しかける。

「川村屋のマダムにきいたよ。やっとアニメーターになれたんだってね。おめでとう。」

「まだまだ見習いみたいなものですけど。ありがとうございます。」

お祝いだ、とある冊子を渡す茂木。漫画映画の教科書だ、と。なにやら洋書。ディズニーのアニメーターが描いた本だという。

全部英語で書かれてる。

そこで、もう一つのプレゼント、英語の辞書。

「自分で訳すんだよ。もっともっと勉強しなさい。」と茂木。

「ありがとうございます、茂木社長。一生、大事にします」と感激しているなつ。

「いやはや、古くなったらさ、買い換えていいんだよ、うちの商売もあるからさ」と照れ隠しの茂木社長。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開けたら、暗い道が続く。
でもめげずに歩けば、知らなかった世界があるのだ。世界は、広がるのだ。

ノブさんと、なつの部屋へと行くなつ。

込み入った話か。

「なっちゃん、僕にできることがあれば、なんでも言ってくれ。無駄かもしれないけど、もっと、千遥ちゃんの力になれることがいいんだけどね」とノブさん。

「ノブさん、千遥のことは誰にも言わないで。心配させちゃうから。北海道には、手紙を書いて知らせておく。千遥が、いまからでも手紙を読んで、頼って行かないとも限らないし。 」

「なっちゃん…」と優しい笑みのノブさん。

暑いね、と窓を開けるなつ。

「ねぇ、ノブさん、六歳の女の子が、いくら辛いからといって、読めもしない手紙を持って、大人のいる家から逃げ出すなんてこと。そんな勇気、よく持てたよね。お兄ちゃんも、私も、そういう千遥を信じてる。私は、千遥の生きる力を信じてるから。」

「うん、そうだね。、」と噛みしめるように、優しい微笑みのノブさん。

客が出払った後、赤い風車のカウンターに、なつとノブさん、残ったおでんを食べようと集まる。そして、咲太郎も帰宅。

「お、みんな揃って。なつ、お前のところ、新しい作品やるんだってな。うちの亀山蘭子が、また役の声やることになった。」と咲太郎。

白蛇姫の評判が良かったそうだ。

そして、白蛇姫のポスターを眺めながら、なつが、ハッ!と気づく。

クレジットのところ、そこに奥原なつ、って名前が乗れば、どこかで千遥が目にすることがあるのでは?!と。

それはいい考えだ!となる。

「だったら、もっともっと頑張らないとね!私も、ムーランルージュの看板に名前乗るまで頑張ったなぁ」とあやみさん。

「あやみさん、私がんばる。絶対がんばる。」となつ。

夜、部屋。

茂木さんからもらった、ディズニーのアニメーターが描いた本を読むなつ。

STRETCH AND SQUASH ON HEADS

と書いてある。

ストレッチ あんど….?

辞書を引くなつ。

顔の伸び縮み、とようやく訳す。

「なつは、また、一心に夢を追い始めました。その、いつか、を信じて。」とウッチャンナレーション。

「お母さん、千遥のことは、兄と相談して、あらためて警察にまた届けることにしました。千遥は、必ずどこかで、元気にしてます。母さん、心配しないで。私は、千遥のためにも、一生懸命生きます。千遥にも、私のお母さんみたいな人がいることを、心から祈ります。信じています。母さんも、一緒に信じてください」

と、北海道の富士子へ手紙を送るなつ。

噛みしめるように読んで、涙ぐむ富士子。

「そして、秋になり、わんぱく牛若丸の製作がはじまりました。」

なつは、チーム下山。下山さん、三村 茜、堀内さん、大沢まこ様、そしてなつ、の布陣。

「うちにきたカットは、責任持って、僕たちで、いいものにしよう!」と下山さん!

頑張りましょう!となつ。

「一番下っ端のあなたが鼓舞してどうするのよ。なんかこのチーム、わたしには嫌味に感じるんですけど」と大沢マコ様。ゾクゾクする冷たい流し目!

どういう意味?!と、なつと堀内さん。

相性が悪いって意味よ! とマコ様。

「仲良くやろうよ!あ、今日のランチ、僕が奢っちゃおう!」と下山さんが言うと、

全員揃って、お願いします!

そこは全員気があった!

昼飯食う場面。

カレーライス食べてる。

「それにしても、堀内くんが辞めなくて良かったよ。芸大出の人で、アニメーターの仕事に失望してやめちゃう人も多いからね」と下山さん。

「どうして、失望するんですか」と堀内さん

「漫画映画あまり好きじゃなかったでしょ?」とマコ様。

「好きで入ったわけじゃないけど、今辞めたら、僕が使えなかったことになるじゃないか、」と堀内さん。

マコ様は、漫画映画が好きでこの世界に入ったとか。

「意外です」と三村 茜。

「失礼ね。わたしにはディズニーの世界は似合わないっていの。白雪姫に感動しちゃ悪いの。」

「白雪姫なんですか、きっかけは」

「そうよ」

「それなのに、あんな怖い常盤御前を…」と三村 茜。

睨みつけるマコ様。

「やっぱり、描く人に似ちゃうんだよね、絵は」と下山さん

「茜さんはどうしてこの世界に?」

「わたしは…なんとなく。短大の頃は、いろんなところを放浪しながら、好きに絵を描くのが好きだったのよ」と三村 茜。

山下清だ!と堀内さん。

「下山さんは、拳銃を撃ちたくて、警察官になったんですよね。」とマコ様。

バン!と手で銃をうつ仕草をする下山さん。

「それで、アクションばかりかかされるんだけどね!…あ。僕のとこだと、あんまり常盤御前のシーンは回ってこないと思うよ」

「描いてみたいです。亀山蘭子さんが、声やるんですよねぇ」となつ。

「奥原さんは、聞くまでもなく、好きの塊だね。」と三村 茜。

「はい。今の私にできるのはこれしかありませんから」

「できる?」とマコ様

「あ、いや、できるようにがんばるのは、これしかありませんから!」と言いなおす。

よろしい、と厳しい愛あるマコ様指導。

「あ、常盤御前のライブアクションには参加できるんですか?」と三村 茜

もちろんだよ!

ライブアクションの撮影スタジオ。

「ライブアクションとは、俳優が実際に演じたものを撮影し、それを、アニメーションの資料にすることです。ディズニー映画でも行われていて、東洋動画でも、この作品で本格的に取り入れようとしていました。」とウッチャンが説明。

牛若丸を演じるこどもが走ったりしてるところ、アニメーターたちが、イラストに描いている。

そして、スタジオに、亀山蘭子登場。

心を鬼にして、牛若丸を突っぱねるシーン。

よし、撮影だ、となるが、撮影の合図のカチンコ、を鳴らす青年が、ちゃんと鳴らせない。

カメラマンが怒り、おいテメェ、ちゃんとカチンコくらい鳴らせよ!カチンコの音で芝居が決まるんだからよ!と、その青年に怒鳴る。

「なつよ、この不器用な青年はいったい何者だろう。なぜか、わたしも気になります。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 71 話

青年、カチンコを無事にカチーーン!

ライブアクションの撮影。

「なつは、ライブアクションに参加しました。ライブアクションとは、俳優が実際に演じたものを撮影し、それを、アニメーションの資料にすることです。ディズニー映画でも行われていて、東洋動画でも、この作品で本格的に取り入れようとしていました。」

亀山蘭子演じる常盤御前が、牛若丸を突き放す場面だ。

ひとつのシーンがおわり、次のシーンへ行く時、またカチンコで、青年が失敗してしまう。

演出助手の、坂場 一久。演じるのは、中川 大志。

ぶきっちょだな!と笑われている。

なつ、ニンマリしながら、その様子を、スケッチ。

「この不器用な青年が、アニメーターとしてのなつに、その後影響を与えていくことに、なるかもしれません。霊感です。」とウッチャンナレーション

そして流れる、優しいあの子!
心が暗く淀んで自信も失い気味な時でも、グッと響く切実な曲。

「東洋動画、総天然色長編漫画映画、第2弾。わんぱく牛若丸の作画作業が始まりました。この作品から、3つ穴のタップというものが、動画用紙を固定するために使われるようになりました。重ねた紙がずれる心配がなくなり、これが日本のアニメーションにとって、大きな技術革新になりました。」

そして、鏡をみて、表情をつくりながら、絵を描いてるなつ。

「アニメーターの机には、鏡があります。こうして、表情を確認しながら、キャラクターを描いていくのです。馬にだってなんだって、ならなければなりません。」とウッチャンナレーション。

そして、作画作業が佳境に入ったある日。

演出助手の、坂場くんが作画課に入ってきて、下山さんに話しかける。

「この動画はこれでいいんですか。この動画の動きは、おかしくないですか。」と坂場。

おかしい?

チェックしてみる下山さん。別に、おかしいところはない様子。

なつが描いた部分だ。

「なにかおかしいですか?」となつ。

「おかしくないですか、と僕が聞いているんです」と坂場。

むむむ!

これは、馬が崖を下っていくシーンで、牛若丸も馬も、怖がりながら下っていってて、と説明するなつ。

しかし、

「怖がってるなら、なんで身体が前につんのめってるのですか。怖がっているなら、後ろに仰け反りませんか?」

「それだと、速く走ってるようにみえないじゃないですか」となつ。

「速く走っているから、怖がるんですよね?」

「そうです、だからそれを、表情で表すんです。」

「表情で説明していれば、それで済むんですか?」

「え….」

言い返してやれよ、という視線を投げかける大沢まこ様。

「表情は説明なんかじゃありませんよ!アニメにとってキャラクターの表情は、大事な表現なんです。みてください、馬が崖を下っていく動きに合わせて、牛若丸や馬の顔が伸びたり縮んだりしてますよね、これが….」

「STRETCH AND SQUASHですか? ディズニーの原書ですよね。そういう表現は、動きにリアリティがなければ、ただの説明になりませんか?」

坂場に押され気味のなつ。

「それは、わかってます」

「だったら、どうしてこういう動きになるんですか」

「それは….牛若丸の、性格です!」

「性格?」

「この牛若丸はわんぱくなんです!だから怖くても後ろに引かないんです!」

あちゃー、という顔の面々。

「なるほど、危ないからやめろと言われても、見ていろと言わんばかりに崖を下ってく。それがのちに、鵯越の逆落とし坂落としにつながる、ということを想像させる場面ですからね。牛若丸が前のめりになるのは、わかるとしましょう。では、馬はどうでしょう。」

ウグヌヌヌ、となるなつ。

「わかった!君の言いたいことはわかった。それは、演出の露木さんの意見なのか?それとも、君の意見?」と割って入る下山さん。

「露木さんも、同じことを疑問に思ってました。けど、僕が最初にそう思ったので、聞きに来たんです」と坂場。

「そうか….うん、直すよ。直すって、露木さんに伝えといてくれない」と下山さん。

それじゃ、よろしくおねがいします、と去ろうとする坂場を呼び止め、

「リアリティってなんですか?」となつ。

アニメーションのリアリティは、人間や動物の動きをそっくり同じに描くことなのか、と。

「それで子供は楽しいんでしょうか? アニメーションにしかできない動きをするから楽しいのでは?」となつ。

それを聞いて、なんとも食えない反応の坂場、

「アニメーションにしかできない表現ですか…子供がみるから、リアリティは無視していいということですか?」

「そんなことは言ってません!」

いちいち腹立つ言い方するやつだ!

「僕には実際、まだわかってないんです。みなさんのやろうとしてることが。現実的な世界のリアリティを追求しようとしているのか、それとも、アニメーションにしかできない表現を追求しているのか。どこに向かっているのか。わかってないんです。すいません新人なもので。これからも、教えてください。」

そして、出て行く坂場。

「カチンコも叩けなかったくせに」とまこ様。

「東洋動画の問題点をズバリ指摘しやがった」と堀内くん。

「問題点?」と若者たち。

「この会社の方向性だよ!どこに行きたいのか。今やってるのだって、日本の時代劇に、ディズニーの要素を適当にいれてるだけじゃないか」と堀内くん。

「適当なんですか?! 私は、仲さんや下山さんの動画は、その2つを結び付けていてすごいなと思います!」となつ。

「あの新人のいうことも、堀内くんのいうことも、正しいんだよ。アニメーションの作り方に、まだ明確な答えはないわけだから。」と仲さん。

「ディズニーの原作だって、もう古いのかもしれないしな」と井戸原さん。

「我々は、我々ができる新しい表現を、見つけていかなければいけないんだ。」と下山さん。

フーム

「ところで奥原さん、鵯越の逆落とし、がなんなのか、知らないわけじゃないわよね?」とまこ様。

え?と周り見渡し、知ってますよ、それくらい!となつ。

さては、知らないな!

昼休み。中庭。

モモッチとばったり。久しぶりに一緒にランチ。

「今日はなんとなく、もやもやしてて。…演出助手の坂場って人知ってる?」

「知ってるよ、東大出身の。哲学を専攻してた。そういう情報は仕上げ課にへんなこといっちゃった。」

「そんな人に、生意気なこと言っちゃった。でも、すごく変な人だった。」

事情を聞くモモッチ。

「ふーん。アニメーションにしかできない表現か。逆にいえばなんでもできるからね。」

「そう。なんでもできるから、やりたいことがわかってないとダメなのかな。」

「やりたいことってなに?」

「それが自分でもなんかのか、わかってないんだわ。どこに向かって絵を描いてんのか、そんなことも考えなくなってたんだ私は」

「アニメーターになったばかりで、そんなこと考えなくてもいいんじゃない」

「だけど、向こうだって新人だよ。こっちよりも!」

パンをアムるなつ。

「なつよ、早速あの青年が、君に影響を与えたようだな。」

◆ 第 72 話

なつが鵯越の逆落としの意味やなんやらで悩んでた一方、新劇の入団試験を受けている雪次郎。

21番、オバタ 雪次郎です!

ピアノの音を聴いて、イメージしたことを、自由に身体を使って表現してください、と咲太郎が出題。

「ここにも、どこに向かってるかわからないやつが、ひとりいました。」

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開いてめげずに歩けば知らなかった世界があるのか

熱意を持って演じる雪次郎。
その様子をみて、感心した様子の咲太郎、

「雪次郎の乱が、ひそかに始まっていました。」

なつ、モモッチと一緒に川村屋へ。

なんと、そこには演出助手の坂場が客としていた!

ひたすら本を読んでいる。

モモッチが乗り気で、坂場さんのテーブルに同席することになったなつとモモヨ。

本をよみ続けている坂場。

バターカリーを2つ注文する二人。

「どうして、ここに居るんですか」と坂場にきくなつ。

新宿で本を買って、すぐ読みたくて川村屋に来たという。

「ここ、前にわたしが働いてた店なんです」となつ。

「僕がここにいることと、あなたがこの店で働いてたことは、単なる偶然ですよね」と坂場。

「偶然だとおもいます」

「だったら、どうしてここにいるのかと驚くようなことでもない。それだけのことです。」と言い放ち、熱心に本を読む坂場。

「それだけのことですね。もういいです。」となつ。

カリーパンを食べてる坂場に対し、

「バターカリーは食べないんですか?」とモモッチ。

「なぜ?ここの名物ですが、しかし、値段が高すぎる。カリーパンでも贅沢です。あなたたちのバターカリーを、見学させてください。」

「わたしの半分食べてください!」とモモッチ

しかし

「けっこうです、パンで十分です」と坂場。

すると、カリーパンのカリーの部分が読んでいた本にポトリ!

あわててふきとる。

「ほんとにぶきっちょなんですね」となつ。

「はい…不器用がいいと思ったことはありません。だから、私はあなた方のような絵を描けません。絵を描けるということは、ほんとに素晴らしいことだとおもいます。」と坂場。

「あの、どうしてアニメーションを選んだんですか。映画が好きなら普通の映画だってあるし、絵を描かないなら、どうして漫画映画を作ろうと思ったんですか。」となつ。

「思ったんです。アニメーションは、子供に夢を与えるだけのものではなく、大人にも夢を与えるものだと思ったんです。フランスのアニメーションで、アンデルセンの動画を原作にして、戦争を描いたものがありました。ナチスドイツを思わせる独裁的な力から、人々が解放されて自由になる話を、子供が見ても、ワクワクドキドキするような、アニメーションの語り口を見たんです。そんな表現方法は、ほかにないと思いました。しかし残念ながら、そういう可能性がアニメーションにあるとは、まだ思われていないようです。」と坂場。

「それじゃ、アニメーションにしかできない表現ってなんですか?なんだと思いますか?」

「そうですね、自分の考えしか言えませんが、それは….」

言いかけたところで、

川村屋のマダムに声をかけられ、奥に呼ばれるなつ。

ちょっと話があると。

モモッチと坂場さんが二人に。ニンマリするモモッチ。

奥の部屋。

なんと、雪次郎が川村屋をやめると言い出したそうだ。芝居をしたいから、と。

驚くなつ。

「止められそうにないのよ、わたしでは」とマダム。

急いで雪次郎の部屋へいくなつ。

ドアをノック!

雪次郎くん!

「なっちゃんどしたの」

「どしたのじゃないしょ!いま話きいたわ!」

「咲太郎さんからか…」

「え?」

とにかく、部屋にあがるなつ。

「お兄さんのせいなの?」

「違う。咲太郎さんに言われたわけではねぇ。」

「ほんとに劇団に入って、役者になんの?!」

「劇団に受かれば、ね」

「え?まだ受かってないの」

「今日受けたから。結果はまだ出てねえ」

「受かってもないのに、なんで川村屋やめると!」

「なっちゃんだって、同じだべ。受かる前に、酪農やめたんだべか。決心するって、そういうことだ。」

「帯広のおじさん、おばさん、トヨばあちゃんにはなんて言ったの?」

「それはまだこれからだ」

「なして!そこが一番大事だべさ!ここやめる前に言うべきでしょうが!」

「そこは、なっちゃんとは違うんだよ!」

「何が違うの?!」

「なっちゃんには、兄弟がいたべさ。俺の場合は、ほんとに裏切ることになってしまうんだ。したけど、親の期待を裏切っても、俺は…」

「だめ、それは絶対だめ。」

無理やり、雪次郎を赤い風車に連れていくなつ。

そこには、咲太郎、煙カスミ、土間さん。

「お兄ちゃん、ちょっと話があんだわ。」

雪次郎、店の中に入る

「雪次郎くん!思い切ったことしたね」とあやみさん。

「よく決心した!」と煙カスミ。

「あんたには負けないからね」と土間さん。

そんなムードに対し、

ちょっとまって!となつ。

「雪次郎くんを、役者にはできません!」

「どうして?」と咲太郎。

どうしても。

「ああ、なつよ。いまのわたしに言えることは、来週に続けよ」とウッチャンナレーション

次週、なつよ「雪月」が大ピンチ!

★感想

千遥の真相が明らかになるところは衝撃的であった。そして、わんぱく牛若丸の制作がはじまり、あらわれた新キャラ、坂場 一久、がからんでくる。演じるのは、中川 大志。なつに影響を与えていくということだが、このナイーブなぶきっちょインテリ青年は、まさかなつと男女の関係になったりはしないだろうなと一抹の不安もよぎる。天陽くんはどうするのだ! 切ないぞ! そして、役者の夢を諦めきれず、川村屋をやめると言い出している雪次郎。ドラマは尽きない。なつぞらは続く。

わんぱく牛若丸の行方を見守るべく、今からでも遅くない、なつぞらをみよう。

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