広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第13週、「なつよ、「雪月」が大ピンチ!」      

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第13週、「なつよ、「雪月」が大ピンチ!」第73話から78話までのまとめだ。

◆ 第 73 話

役者になるから、川村屋をやめると言い出している雪次郎。

雪次郎を応援する赤い風車の咲太郎ら。

しかし、雪次郎を役者にはできません!、となつ。

「雪次郎くんが川村屋やめたら、帯広の家族がどれだけ悲しむか。たったひとりの跡取りじゃないの!」

「そったらことわかってるから、決心したんじゃねぇか!」と雪次郎。

そして流れる、優しいあの子

月曜は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、二見 大輔。

「お兄ちゃんからも雪次郎くんとめて説得して!」となつ。

しかし、

「それはできない。いまの雪次郎の言葉を聞いて、どうしてとめられるんだ。雪次郎がどう生きていくかは、家族でもなく、雪次郎が決めることだろ。」と咲太郎。

「ようく、考えなさいよ。せっかくここまで修行してきたんだから、それを無駄にして、後悔しないように」とあやみさん。

「はい…なっちゃん、心配かけてごめん。」と雪次郎。

「でも、まだ劇団には受かったわけじゃないんでしょ?」と煙カスミ。

「受からなくても、川村屋にはもどらんつもりです」と雪次郎。

俺は、川村屋も裏切ってしまったんだ。俺の魂は、演劇の中に行ってしまったんだ! と叫ぶ。

「それなら、真っ先に帯広の家族に相談すべきでしょ!」となつ。

「それは、まだちょっと…」

「そこ、迷っちゃだめでしょや!」と怒るなつ。

翌朝。

川村屋へ出勤する雪次郎。

職長に、やめさせていただきたいのです。本当にお世話になっておりながら、申し訳ありません!と伝える雪次郎。

事情をきく職長の杉本さん。

役者になりたいというのをきき、半ば呆れて、「そんなに修行が辛かったか?」と職長。

「いえ、僕にとって、菓子職人になるのも夢でした。でも、他の夢に挑戦するのも、今しかないと思ったんです。」

「菓子職人ならいつでもなれると?」

「そんなこと思ってません!」

「だったら現実から逃げるなよ。そんなつまらないことで、人生棒に振ってどうするんだよ!とにかく俺は認めない。」

「だったら、認めてくれなくていいです」

「雪次郎、俺は、お前を、お前の親父さんから預かってんだよ!」と職長、杉本さん。

そう、結局はそこに行き着くのだ。

雪次郎の道を認めるには、北海道の親父さんを通さなければいけない。

「一方、なつは、わんぱく牛若丸の作画作業真っ只中にいる、はずでしたが…」

なにやら、考え込んでしまっているなつ。

「坂場さんのこと考えてるの?」と三村 茜。

「別のこと考えてました。ちょっと、困った友人がいるんです。」となつ。

そこで、下山さんから、原画を渡されるなつ。

この間、坂場が描き直してくれと言っていた、牛若丸と馬が坂道を下っていくところだ。

これを、坂場も、なつ自身も納得させるもので描かなければいけない。

「あの理屈ばかりのカチンコくんをぎゃふんといわしてやれ」と大沢マコ様。

「新人アニメーターのなつは、牛若丸と馬が駆ける、短いシーンに、チャレンジすることになりました。」

頑張って、動画を描くなつ。

「しかしそれは、そう簡単なことではありませんでたした。」

階段を自ら這い降りているなつ。

そこへ、坂場が通りかかる。

「なにか、落し物ですか?」

「いや、馬の気持ちと、体重移動の研究してたんです」となつ。

「ご苦労さんです」

「あ、あの、あのカットを描き直してるんです。牛若丸が馬で崖を駆け下りる、鵯越の逆落としを思わせるカットです。」

「そうですか。」

「それから、昨日はすみませんでした。」

「そのすみませんというのは、なにを指して言ってるのですか。」

「昨日、川村屋で途中で居なくなってしまったことです。」

「偶然会ったのだから、偶然いなくなるのも普通でしょう。」

「モモッチと一緒にバターカリー食べたんですか?」

「いえ、すぐに帰りました。それじゃ、」

立ち去ろうとする坂場を呼び止め。

「昨日の話の続き、聞かせてください」となつ。

「アニメーションにしかできない表現はなにか。坂場さんに聞こうとしていました。」

「それは、やはりあなたが自分で考えてください。そしていつか私に教えてください。それは、アニメーターの人への、敬意です」と坂場。

あなたが。本当のアニメーターなら。…と言い残して、去る坂場。

坂場の言い方に、プンスカプンと怒るなつ。

「結局その日は、満足な動画を描くことはできませんでした、」とウッチャンナレーション。

そして、川村屋。

まだ、川村屋で働いてはいる、雪次郎。生地をこねている。

親のゆるしがなければ、川村屋もやめることができない雪次郎。

赤い風車。

雪次郎のことに対し

「雪次郎は20歳超えた役者だぞ?」と半ば呆れ気味の咲太郎。

演劇で食えてなくても、不幸にはならないはずだ、それが好きなら。

「わたしは、雪次郎くんにも、雪次郎くんの家族にも幸せになってもらいたいから心配してんのよ」となつ。

「ひとの幸せなんて他人に決められるもんかよ!」と咲太郎。

「だったらお兄ちゃんにだって決められないでしょ」

「他人が、余計なことしないほうがいいってことかもね」とあやみさん。

「なつよ、お前だって、雪次郎くんが自由に自分を表現できること。それを願っているよな、誰よりも」とウッチャンナレーション。

◆ 第 74 話

「雪次郎くんが川村屋をやめて、役者になると言ってから数日、なつは、牛若丸と馬の動画に手こずっていました。その日、なつは、久々に徹夜をしました。」

朝、ベランダにでて、なつ、新鮮な空気を吸っていると、

なんと、外には、雪次郎の両親と、トヨばあさんが!

そして流れる、優しいあの子!
落ち着く、安らぐ。

なつ、雪月の人々と感動の再会。

雪次郎から手紙をもらって、飛んできたのだという。

しかし、川村屋へ行ったものの、雪次郎はおらず?

とりあえず、赤い風車の中にみんな入る。

雪月の人々を、あやみさんに紹介するなつ。

朝早くからすいません、と雪之助。

まもなくして、咲太郎が起きてくる。
寝起きで、髪がぼっさりしてる。

「いい男ね!」と妙子(雪次郎の母)。

「全然!見た目にだまされないで!」となつ。

「この子(妙子)は男見る目ないからね!」とトヨばあさん。

むむ、となる雪之助。

とりあえず、みな奥の部屋へ。

「とりあえず、川村屋が開くまで、ここにいさせてください」と雪之助。

すごく朝早くに来たのだ。

「なっちゃん、仕事は大丈夫なの?」と妙子

日曜日だから、となつ。

日曜日の朝っぱらから、来たわけだ。

「3人で来て大丈夫なの?雪月は」

「それどころじゃないからね」とトヨばあさん。

思い切って3人揃ってきたのだという。

「今後によると、永久に閉まることになるかもしれないからね」とトヨばあさん。

変な空気になり、

「お茶、出しますね!」とあやみさん。

いえいえおかまいなく、それより、これお土産です、と雪之助が渡したのは

十勝バター煎餅

赤い箱に入っている。

雪之助の、魂のお菓子。

お茶持ってきますね、とあやみさん奥へ。なつも、ついていく。

部屋には、咲太郎と、雪月の面々。

ジロリと、咲太郎に目を向ける雪月の面々。

雪次郎の今回の思い切った行動の、きっかけが咲太郎ではないのか、と。

「それで、雪次郎はあなたのいる劇団を受けたわけだね」と雪之助。

「はい」

「あなたが誘ったの?」

「違いますよ!…けど、そんなにいけないことですか? 雪次郎が夢を追っちゃ、そんなにいけないんですか?」と咲太郎。

ムーウ、と腕を組む雪之助。

「夢を追ってもいいけど、それがマボロシだったらどうするの」とトヨばあさん。

「マボロシでもいいじゃないですか。夢かマボロシか、追ってみなければわかりません」と咲太郎。

「へー、立派なこというね!」とトヨばあさん。

まぁ、それほどでも、と咲太郎反応するが、

「褒めてないけどね! あんたの言ってることは、誰でも雪山に登ってみなければ登れるか遭難するかわかんないってことだべさ」

「雪次郎には、菓子職人、っていう夢があったんだ」と雪之助。

「だから、それが本人にはマボロシだったってことでしょう。所詮親の決めた夢だって!」と咲太郎。

「言い過ぎだよ」となだめる、なつ。

「君はどうなんだ。夢だからマボロシだか知らんけど、借金作って、なっちゃんに迷惑かけてばっかだべ!」と激昂する雪之助。

あんた、言い過ぎよ、となだめる妙子。

「俺と雪次郎は違いますよ。親のくせにそんなこともわかんないんですか。雪次郎のこと、信じてやればいいじゃないですか!」と言い返す咲太郎。

ヌーーウ、となる雪之助。

「…信じてるから、こうやって飛んできたんだべ。 もうこれ以上、あいつの人生狂わさんでくれ。たのむ」

「おじさん、雪次郎くんは、全部ひとりで決めたんです。どこにいるか、お兄ちゃんも知りません」となつ。

それは知ってる、と咲太郎。

ええ?!

雪次郎に相談されて、とりあえず、川村屋を出てしまえ、と言ったのだとか。

いま親に会えば、確実に決意がゆらぐから。

「あいつは、やっぱりあきらめるしかない、っていうから。じゃあ、とりあえず川村屋を出てしまえ、って言ったんだよ」と咲太郎。

「部屋はどこだ!」と雪之助。

「実はあいつ、劇団の研究生に受かったんですよ。正々堂々と試験を受けて、10倍の倍率をくぐったんです。」と咲太郎。

「ほんとかい?!」と妙子

「喜んでる場合じゃねえべ!」と雪之助。

「どうか、祝ってやってください!」と頭をさげる咲太郎。

その前に、雪次郎の居場所を教えろ!と満場一致。

土間レミコと同じところだとか。

そこへ行く前に、まずは川村屋へあいさつだ、と。

川村屋へ向かうなつと雪月の面々。

マダムに対し、地面にめりこむほど深々と土下座をする雪之助。

ご迷惑おかけして、本当にすいません!

「いいんですよ、うちは。それより、せっかく北海道からいらしたのに、会わせてもあげられないこちらが恥ずかしいです」とマダム。

とりあえず、座ってお話しをしましょう。

職長の杉本さんも交えて、話をすることに。

「雪次郎は、いたってまじめに修行していましたよ」と職長の杉本(陰山 泰)

だから、いなくなるのが残念で、すこしきつい言い方をしてしまった、と。

「あの子はまじめだから、まじめなまま、道を外れたんだねぇ」とトヨばあさん。

「私もてっきり、雪次郎くんはお菓子づくりが好きなんだと思ってました。さすがは、雪之助さんのご子息だと。」とマダム。

「それだけの修行を捨てる覚悟をしたのかい、あの子は、」とトヨばあさん。

「そんなもん覚悟じゃない、ただの甘えだ」と雪之助。

言い合いになる雪月の面々。

そこへ割って入って、

「雪次郎くんは、本気です。本気で演劇が好きなんです。だから雪次郎くんも、苦しいんです、それだけはわかります。」となつ。

一方、雪次郎の隠れ家。

咲太郎、もうじき親がくるから、覚悟しろよ、と。

そんなぁ!と雪次郎。

そんな雪次郎を見かねて、

「俺は、お前を隠したんじゃないぞ、お前の覚悟を後押ししただけだ」と咲太郎。

これは、逃げ道ないぞ、雪次郎。

雪之助、部屋に入ってくる。

しかし、雪次郎、押入れに隠れる。

押入れの引き戸、開けられる。

家族、ついに対面。

どうなる。

「ああ、雪次郎の運命や、いかに。」

◆ 第 75 話

雪次郎、押入れに隠れてる。

「雪次郎くん、それはないしょ」となつ。

そして流れる、優しいあの子!

押入れからでてくる雪次郎、

「すぐに行け」と雪之助。

「どこに?」

「川村屋に決まってるべ。このまま、あいさつもなしじゃいかんべ」

「それは、落ち着いたら必ず謝りに、、」

「すぐいくのが筋だ! 」とトヨばあさん。

つれていこうとする雪之助、しかし、

「父さん、おれ、東京で、自分のやりたいことに気づいた。自分の気持ちに正直になった。」と雪次郎。

「お前は道を踏み外しただけだ!戻るならまだ間に合う」と雪之助。

「ちょっと待って!」

「あんた、役者になって、食べていけると思うのかい」とトヨばあさん。

「ばあちゃん、俺は食べていきたいんじゃない、演劇がやりたいんだ。 食べていくことよりも、なにかをやりたいというのを我慢する方が、時として、苦しいんだ」と雪次郎。

しかし

「お前、我慢が足りないだけだ!!学生みたいな、考え違いしてるだけだべ!」

と雪之助。

「違う!家のことじゃなく、自分のことだけを考えようと思っただけだ!俺はうちの店が好きだ、川村屋も好きだ、だけど、他にもやりたいことがあった。あったんだ! 俺にも、たった一度だけチャンスがほしい、自分だけの夢を、追わせてほしい!たのむ!お願いします…」

頭を下げる雪次郎。

「よしわかった。…動かんなら、無理してでも連れてくべや」

雪之助、無理やりつれていこうと取っ組み合う。

落ち着き、とりあえず、川村屋へ行き、けじめはつけてこよう、となる。

川村屋。

雪次郎と雪之助。職長の杉本さんに、謝る。
日曜の忙しい時に、申し訳ありません、と。

いえ、そんな、と杉本さん。

それと、お願いがあるのですが、と切り出す雪之助。

「こいつ、性根を入れ替えるので、雪次郎をまた、この店においてください!」と頭を下げる

おい、父さん!となる雪次郎。

それは、かまいませんが

「わたしも、働きます。もちろん、無給で。こいつがここに落ち着くまで、何日でも働きます。マダム、どうか、許してください。」と頼み込む雪之助。

言葉を失う雪次郎。

職人服に着替え、仕事に取り掛かっている、雪次郎と、雪之助。

うーぬ。

川村屋で、咲太郎、なつトヨばあさんと妙子さんがデザートを食べていると、

「ほんとにいつも話をこじらせるわね」と咲太郎につっかかるマダム。

「うるさいな」

「うるさい?!どの口が言ってるのよ、反省しなさい」

「お母さん、これからどうしたらいいですかね」と妙子さん。

「そんな情けない声出すもんじゃない!」と、とりあえず、厨房の様子をみにいくトヨばあさんとなつ。

厨房では、雪之助と雪次郎が並んで作業してる。

雪次郎、泣いている。

それをみて、トヨばあさん、

「雪次郎、行きな! ….そのかわり、もう二度とここに戻ってくるんじゃないよ、自分で決めたんなら、その覚悟、貫け!」

と涙を浮かべながら優しく厳しい言葉をまっすぐに雪次郎の胸に突き刺すトヨばあさん。

「ばあちゃん、ごめん…!」

出ていこうとする雪次郎。

「だめだ!戻れ!雪次郎!」と叫ぶ雪之助。

トヨばあさん、それを止め、雪之助の頬を思い切りはたく

「自分の子供に、惨めな思いさせるんでないわ!!」

母ちゃん….

泣きながら走って、去っていく雪之助。

赤い風車に帰る、なつと咲太郎。

なつ、店の前の神社に手を合わせる。

そして、ずっと描けなかった動画がやっと描けた模様。

翌日。

「表情はいいんだけど、馬の動きがな、なにか足りない」と下山さん。

最後の一押しがないか、と。

「やっぱり、溜めがないのよ。だから勢いがないのよ。」とマコ様。

マコ様の厳しさ、グッとくる!

また試行錯誤、描き直すなつ。

階段に座り、馬のイメージに没頭する。

すると、そこへ坂場が通りかかる

「まだ、馬を描いてるんですか?」

「まだ、馬です。」

「もし、お役に立つなら、わたしが馬になって、ここを駆け下りましょうか?」と。

「だ、大丈夫です。それ見ちゃったら、しばらく笑って馬を描けそうにないので…」

と言いかけたところで、階段から足をふみはずし、落ちそうになるなつ。

それを、なつの手をとり、助ける坂場。

二人の距離が急接近。

こ、この流れは!? 天陽くんは、どうしてる!

◆ 第 76 話

階段を落ちそうになるなつ、
手を差し出す坂場。

「だ、大丈夫?」

「か、勘違いしないでください」

とドギマギ。

そこで、なつ、ハッと閃く

階段落ちそうになった時の手のバタバタの動きに、ウマの動きのヒントを得たのだ。

急いで描いて、

できた! となつ。

「なつよ、なにができた。早く見せろ」

そして流れる、優しいあの子!
氷を散らす風すら、味方にもできるのだ。

仕上げた動画を、下山さんとマコ様にみてもらうなつ。

下山さん、一瞬、む、となり、わはは! と笑い出す

「おもしろい!おもしろいよ」

マコ様もみる

マコ様も、思わずちょっとニンマリ

馬が走る時、前足を4本にして描いたなつ。

「ちょっとした弾みで思いついたんです。マコさん、どう思いますか」

「わたしは、おもしろいと思う。仕上げの色の付け方次第なところもあるね」とコメント。

ひとつ山を越えたぞ、なつ!

昼。喫茶 リボン でお茶してるなつとモモッチ。

パフェみたいなものを食べながら、雪次郎の話をしている。

そして、坂場の話に。

坂場と話してると、知らないうちに崖っぷちに落とされそうになっている、となつ。

「だけど、もしかして、その崖から落ちた時、恋に落ちてたりするかもよ?」とモモッチ。

「そんなことあるわけないしょ!」となつ。

作画課。

露木さんが、こんな動画誰が描いたんだ!と怒鳴り込んでくる。

どうして馬の前足が4本あるんだ、と。

「残像ですよ」と下山さん。

「残像は動画を見る人の目に残るものだろ、こんなの描いたら不自然って言われるんだよ」と露木さん。

それは、私が描きました、となつ。

「誰が描いたかは問題じゃない。問題は、誰が許したか、だ。」

「わたしが、許しました」と下山さん。

「わたしも、許しました」とマコ様。

「僕も、いいと思います。」と、仲さん。

「僕も、いいと思います」と井戸原さん。

勢ぞろいでなつを守るアニメーターたち。

「ほんとにこれでうまくいくのかね」と露木さん。

「とりあえずやってみましょうよ。東洋動画には、ディズニーのような時間も予算もありません。あるのは、若い情熱だけです。それを、我々がどう活かすかです。世界の壁を越えるなら、そこに賭けるしかないじゃないですか。」

と仲さん、熱く語る。

そこまで言うならいいだろう。今回は、これやってみるか、と露木。

仕事終わり、雪次郎の部屋をたずねるなつ。

部屋には、妙子さんと雪次郎。

部屋にはいるなつ。

本棚には、たくさんの演劇の本。

「雪次郎くん、もう許されたんですか?」

「それはまだだけど、とりあえず、ましな部屋にしなきゃね」と部屋の片付けなどしてる妙子さん。

「父さんと川村屋で働いてた時は、自分でなにしてんだろう、と思ったわ。自分が間違ってるって思った。たまんなかったな。」と雪之助。

「そんなら、役者の夢諦めんの?」

「諦めたくはねえけどな。やつぱり、やめるべきだ」

「そこ迷ったら、みんながますます心配するだけっしょ。」

「そうだよね、なっちゃんの言う通りだ」と妙子さん。

「俺だって、我慢して川村屋にいたわけじゃねえよ。父さんの夢は、俺の夢でもあるんだわ。ただ、他のことを後悔したくなかっただけだ。この身体が2つあればよかったな。」

「おじさんは?」

「川村屋にいるの。この子がいつでも戻れるように、自分が働いて居場所を作っておくから、って。」と妙子さん。

えええ!

川村屋。

閉店後、掃除している雪之助。

なつ、そこを訪ねる。

「雪之助さん、今日はもういいですから、なっちゃんとお話しでもしたらどうですか」とマダム。

テーブルで、コーヒー飲み、話すことに。

コーヒーを出してくれたノガミさん、

「こぼさないように気をつけて。覆水盆に返らず。」と言い放つ。

「さすがノガミさん。嫌味にも品があるや….なっちゃん、俺は嫌味でこんなことしてるわけじゃないんだ。雪次郎には雪次郎の夢があるのはわかる、でも、わたしにもわたしの夢、生き方がある。」と雪之助。

「はい。雪次郎くんもそれをよくわかってました。自分のために、おじさんにこんな思いをさせるのは、たまんない、って。」となつ。

「あの店は、雪月は、わたしだけで作ったんじゃないんだよ。強いて言えば、おふくろの生き方そのものなんだ。」

「トヨばあさんの?」

「おふくろが開拓した。俺はその生き方を、尊重してきた。雪月を、俺はなんとしても守らなくちゃならん、いずれ雪次郎に渡してやらないかん。そう思って、今は生きてるんだ。それで、間違ってるかい。俺は、雪次郎を苦しめてるだけかい。」

「それが、間違ってないから、雪次郎くんは、つらいんです。雪次郎くんは、ちゃんと家族を大事にして生きてると思います。」

正しいからこそ、つらいのだ。

◆ 第 77 話

「雪月を、俺はなんとしても守らなくちゃならん、いずれ雪次郎に渡してやらないかん。そう思って、今は生きてるんだ。それで、間違ってるかい。俺は、雪次郎を苦しめてるだけかい。 」

と雪之助。

「それが、間違ってないから、雪次郎くんは、つらいんです。雪次郎くんは、ちゃんと家族を大事にして生きてると思います。」

となつ。

そして流れる、優しいあの子!
暗い道が続いてて、めげずに歩いたその先に知らなかった世界。

「雪次郎が、家族を大事にかい」

「はい」

マダム、バターカリー持ってくる

「頼んでないですよ」

「わたしが、ごちそうします。雪之助さんが働いてくれた、せめてものお礼です」

「そんな…すいません、わたしまでご迷惑を。」

「おじさん、マダム、わたしがいま漫画映画に挑戦してるのは、北海道にいる家族をみてて、自分らしい生き方を学んだからなんです。」となつ。

回想。

「東京耕してこい、開拓してこい」となつに語りかける泰樹じいさん。

そして、

「それは、雪次郎くんも同じだと思います。雪次郎くんはどこでどんな生き方をしようと、おじさんのように生きると思います。トヨばあさんや、妙子さんのように生きると思います。大事なお店を継ぐことも、大事だけど、そうやって自分の夢を切り拓いていくことも、ちゃんと、家族を大事にして生きているからってことになりませんか。」

となつ。

家族の生き様、後ろ姿をみて、わかっているのだ。

雪之助、目に涙をにじませる。

「雪次郎くんは、おじさんを裏切るような生き方は絶対にしないと思います。」

「よくわかるわ。わたしがこの店を守っていくことも、そういうことだから。ただお店を継いだんじゃなくて。」とマダム。

雪之助、涙を拭き、

せっかくのカレーがさめちゃうべ、いただくべ、と。

カレーたべる。

涙の味だ。

雪次郎の部屋。

ここでもカレー食べてる。

雪次郎と妙子。

「父さんがいくら反対しても、あんたの味方だからね」

「え」

「あんたに役者になってもらいたいからじゃないからね。雪次郎が、やりたいことを応援したいだけだわ。わかったら、しっかり食べなさい。」

雪次郎も、涙と鼻水まみれで、カレーを食べる。

「うめぇ….やっぱり、母ちゃんのカレーが、世界で一番うめぇ」

涙はカレーの最高のスパイス。

赤い風車に戻る、なつと雪之助。

トヨばあさんと咲太郎が、酒飲んでいい感じで陽気に歌い踊ってる。

トヨばあさん、ベロベロだ。

雪之助とトヨばあさん、二人で夜道を帰る。

「そして、二日後の朝、雪次郎くんは赤い風車に呼び出されました。」

雪次郎、なかにはいると。そこには、みな勢ぞろい。

カウンターには、お菓子をつくる道具一式が。

「お前はこの東京でこの2年近く、時間を無駄にしたことになる。それが本当に無駄だったのかどうか。ずっと俺ら家族を騙してたのかどうか。それを確かめる。と雪之助。」

ここにある道具使って、バタークリームのケーキつくれ、と。

フランス菓子の基本だ、と。

みんなに振る舞い、みんなが満足したら合格だ。

でも、オーブンがなくてケーキが…

「それは聞くな!自分で考えれ!」

わかった。やるべ!

と、ケーキを作り始める雪次郎。

みな見つめる中、緊張感はりつめる。

ケーキが、どんどんできあがる。

そして、完成。

出来は、どうか。

フライパンでは膨らまないため、ロールケーキで仕上げた。

「食ってくれ、バタークリームのロールケーキです。」

みな、食べる。

おいしいわ!とみなコメント。

そして、雪之助、じっくり見つめた後、口に運ぶ。

噛みしめるように味わっている。

しばらくした後、

「雪次郎、なにをするにも、これくらいやれ。これぐらい、努力しろ。これぐらい、一生懸命、頑張れ。」

認められた。

空気が緩む

そして、

「これだけは言っとくぞ。お前がこれからやることは、いつでも諦めてもいいことだ。諦めたら、いつでも帯広戻ってこい。お前には、お前の生まれた場所があるんだ。なにがあっても、恥ずかしがらず、帰ってこい」

負けるのも、人生の味だ、とトヨばあちゃん

いつでも。待ってるからね、と妙子さん

泣き崩れる雪次郎。

「父ちゃん、ありがとう。」

なつぞら、何度目かの涙腺崩壊のシーン。

「これで、小畑家は、北海道に帰っていきました。ひとつの夢を残して。なつよ、お前も一生懸命、頑張れ。」

◆ 第 78 話

昭和33年の春、わんぱく牛若丸の製作も佳境の作画課。

「なつにとってはじめてのアニメーターの仕事がもうすぐ終わろうとしてます」

そして流れる、優しいあの子!

わんぱく牛若丸、作業終わり、打ち上げ。

原画の枚数は、15112枚、動画は、78089枚。

「皆さん、本当にお疲れ様でした!」と仲さん。

露木さんの音頭で、みなで乾杯。

チーム下山も、お疲れ様でした。

みんな、ビールを飲む。

「なっちゃん、どうだった?はじめての動画」と下山さん。

「必死に描いたとしか言えません。やっぱり、練習で描くのとは全然違いますね。たくさん描くのがいかに難しいか、大事かということがわかりました。」となつ。

食べ物を持ち寄っているスタイルのようで、

「この煮物はまこさんが作ったんですか? おいしいです! 」と三村茜。

意外にも、料理ができるマコ様。素晴らしいギャップだ。

料理もするし、結婚もすると。

「そういう相手いるんですか?」となつ。

「今はいないわよ。親は、たくさん見合い話持ってくるけどね。」

「へぇ。心配してるんですね」と三村茜

「私をなんだと思ってるの! 奥原さん、あなたはどうなの」

「え、私はそういうのはいないですよ! わたしも、いただきます! 」と食べ物に関心を移しごまかす。

「わたしの持ってきたおでんも食べてくださいね、とくに、じゃがいもがおすすめです!北海道の!」

おお!となる面々

「あんたが作ったの?」

「じゃがいもですか? 」

「おでんよ!」

「じゃがいもの作り方なら、わかるんですけど…」

そして、井戸原さん、

誰か歌えー! 指名するぞー!と、場を盛り上げる

露木さん、 この中で、前足4本の馬描いたやつ、でてこーい、と

なつ、指名を受ける。

「なっちゃん。なんでもいいんだ。歌ってよ!」と仲さん

「わかりました、よし、歌います。」

“実る稲穂に富士と鳩
愛と平和をあらわした
ただ緑の風になる
土に取り組む若人の
息と熱とが盛り上げた
FFJ FFJ我らの誇り
FFJ FFJ 我らの希望”

と、FFJの歌を歌いあげるなつ

稽古する雪次郎、雪月でケーキを作る雪之助の映像が挟まれる。

みな、おおー!と拍手。

「誰もしらない歌をよく歌い上げた!」とモモッチ。

次は、モモッチをセンターにして、お祭りマンボを歌い踊っている面々。モモッチ、さすがに踊りにキレがある。

「陽平さん、おつかれさまです!となつ。

陽平さんに、ビールを注ぐなつ。

「なっちゃん、天陽には手紙書いてる?」

「忙しくて。でも、やっと落ち着いたんで、また書きます!」

「あ、いや。そっか、聞いてないのか…」

「なにをですか?」

「こんな時にいうのはなんだけど、天陽は、今年の冬に結婚するんだ。」

なつの周囲の音が止まる。視界がぼやける。
天陽くんの笑顔、横顔が頭を埋め尽くす。

しかし、ハッと、して

「おめでとうございます! したら、天陽くんに、お祝いの手紙書きます!なんだ、そうならそうと、手紙で知らしてくれたらいいのに。水くさいわ、天陽くん と努めて明るくふるまうなつ。」

その明るさが、ああ、切ない。

赤い風車に帰宅。

ひとり、遠い目をして水を飲むなつ。

そこへ、ノブさんがやってくる。

ちょっと報告することがあって、来たと。

なんと、帯広支局へ、転勤になったという。

「へぇ、今度は、逆になるんだ、わたしとノブさんが」

「向こうに行ったら、2年か3年は戻ってこれないと思う」

「すごい偶然だね。」

「うん。すごい偶然だ。」

「そして迎えた。わんぱく牛若丸の公開初日。子供が楽しめる漫画映画として評判を呼び、大ヒットを記録しました。」とウッチャンナレーション。

劇場で、わんぱく牛若丸をみて、子どもたちの反応に、一安心するなつ。

そして、後日。

職場の階段。

坂場と鉢合わせるなつ。

「考えてましたか。アニメーションにしかできない表現は、みつかりましたか。」と坂場。

「そんな、そう簡単にはみつかりませんよ。」

「そうですか。あの馬の足は、偶然でしたか。」

「だったら、そっちから言ってくださいよ。前に言いかけてたじゃないですか。最後まで言ってください。」

「僕の考えでいいんですか」

「それが聞きたかったんですずっと」

「それは、ありえないことも、本当のように描くこと、です。違う言い方をするならば、ありえないことのように見せて、本当を描くこと、です。そう思います。」

「そうか…ありえないことを、本当のように描くこと。ありえないように見せて、本当を描くこと。大きな嘘から、真実をかき出す、それをできるのは、アニメーションしかない」

「腑に落ちましたか?」

「はい、落ちました。」

腑に落ちたついでに、恋にも落ちていないか心配だ!

「そして、それからまた一年、なつは、動画の仕事を続けました。だけどまだ、ポスターや映画になつの名前が出ることはなく、変わったことといえば、これでした」

電話が鳴る

受話器をとるなつ。

北海道 音問別 4141番からです。お待ちください。と電話口のアナウンス

電話によって、十勝と新宿が繋がったのです!

十勝の家族からの電話だ。

「今年はどうなの、なつ、帰ってこれるの?」

「そだねー、よし、今年は帰る!」

盛り上がる、柴田家! みんな盛り上がる中、ニヤッと喜んでるじいさんがいいね。

「なつよ、目まぐるしく変わる季節の中で、来週に、続けよ」

★感想

雪次郎が役者になると言い出して、北海道から雪月の面々がやってきて大騒ぎになった第13週のなつぞら。

やりたいことがあるが、それを貫き通せば家族を裏切ってしまうという雪次郎のジレンマ。家業を継ぐべきだ、と引き止める父、雪之助の言い分は正しく、正しいからこそ、雪之助は苦悩する。彼にとって、彼自身の幸せと同じくらい、家族の幸せは大切なことなのだ。

やりたいこと、やってほしいと期待されていることの間で苦しむのは、普遍的な悩みのテーマだ。そこに決着をつけた、トヨばあさんの涙のびんたがグッときた。 そして、菓子職人としてどれだけ腕を上げたのかを試すために、雪之助が課した試練、その菓子を味わった後の、「なにをやるにしても、これくらいやれ」という言葉のズシリとくる重さ。

そして、まさかの天陽くんの結婚の報せを受けるなつ。音が消える。視界が霞む。離れていても、繋がっている。キャンパスを通して。それが、無意識のうちに、なつの心を支えていたのだ。表向き、なんでもないように振る舞うなつが切ない。

次週、なつよ、十勝さ戻ってこい!
はたして、どんなドラマが待ち受けているのか!

なつぞらを追うのは、いまがグッドタイミング。

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