広瀬すずが主演で十勝がフィーチャーされた新時代の朝ドラ「なつぞら」視聴の記録 あらすじ第19週、「なつよ、開拓者の郷へ」

ついに、2019年の春、100作目を迎えたという、公共放送の朝ドラ。

その記念すべき作品は、なんと広瀬すずが主演で、加えて、北海道の十勝が舞台!

アニメーター、奥原なつの人生を描くという。

それは特別だ、という事で、2019年4月1日からはじまったこの、「なつぞら」

追いかけていきたい!

今週は、第19週、「なつよ、開拓者の郷へ」第109話から114話までのまとめだ。

◆ 第109話

昭和41年(1966年)秋。なつと坂場は、結婚を報告すべく、北海道の十勝へ。

しばた牧場へ着く2人。

牛たちがいる景色。

「この中で君は育ったのか。」と坂場。

「見たら、駆け出したくなる。私、いまの父さんに連れられて、ここにきた時、東京の焼け野原と違うほんとうの野原をみて、思わず駆け出したのを覚えてる。」

子供のころを思い出す、なつ。
懐かしんで、感慨深げ。

坂場、思わず走り出す。

牛の糞に足を滑らせて、転ぶ坂場。

そして、しばた家の面々勢揃いの中、あいさつする坂場。

「はじめまして、坂場一久と申します。よろしくお願いします。」

じいさん、険しい顔してる。

そして流れる、優しいあの子!
重い扉を開けたら暗い道が続いてて、めげずに歩いたその先に知らなかった世界。

月曜日は、

“口にするたびに泣けるほど
憧れて砕かれて
消えかけた火を胸に抱き
たどり着いたコタン”

という部分が長い。

今週の演出は、木村隆文。

それで、あいさつはそれだけ?となにかを急かす富士子。

はやくくつろいでもらいたいんだわ!と。

もうみんな知ってるんだからさ、イッキュウさんがここになにしに来たかを。形だけのことだべさ、とゆみこ。

結婚は形が大事です!と富士子。

「あの、わたくし、坂場一久は、なつさんと結婚したいと思っています。どうか、お許しください。….お嬢さんを、ぼくにください!」

「え!そうなの、なつ?」

一応、形だけ驚く富士子。

「そうですか、わかりました。ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします。」

「母さんありがとう」

「よし、すんだね」と、まとめようとするよ、

でも、いまのは母親からだべ、普通は父親がなんかいうべ、と剛男。

あの、ふつつかな娘ですが、なつをどうかよろしくお願いします、と剛男。

同じようなこと言ってる。

「父さん、ありがとう!」

「おめでとう、なつ。」

じいさんからもないの、と話をふられ、

なつをほんとうに、幸せにできるのか」と坂場に言うじいさん。

暫し間があり、坂場答えようとするも、

「なしてすぐに返事ができん?」とじいさん。

あたふたする周り、

「し、しあわせにします、きっと」と坂場。

「きっと、ってなんじゃ」

「先のことは誰にもわからんでしょ」とフォローするなつ。

「わからんから、約束させるんじゃ!」

「あの、実は、堂々と言えない事情がありまして」となにかを切り出そうとする坂場。

「それはまだいいから!」と、あわてるなつ。

「会社を、辞めたんです。いまは、無職なんです。」とブッコム坂場。

ええ!?となる面々

「男にとって結婚はけじめじゃ。仕事もなくて、けじめがつけられるか。」と怒るじいさん。

「働かない、って言ってるわけじゃないから」とゆみこ。

「そうよね、考えがあって、やめたんでしょう」と富士子。

「いえ、仕事に失敗して、責任を取っただけです。」と坂場。

それはクビみたいなものじゃない、と目をまん丸くする富士子。

仕事とは、映画、神をつかんだ少年クリフ。

テルオとサラさんの息子、地平も帯広に観に行ったとか。

しかし、途中で地平は寝てしまったようだ。

「わたしも見たけど、わたしは面白かったわ」と成長したアケミが言う。

「大丈夫だって仕事、すぐみつかるよイッキュウさん」とゆみこ。

「東大出てんだべ、そろばんだってできんだべ」と戸村キクスケさん。

「坂場くんは、イッキュウさん、と呼ばれてるらしいじゃないか、ちょうどいい、ここで一休みだ。」と剛男。

「でも、坂場さんのキュウは、永久の、キュウでないの」と富士子。

「仕事みつけて、ここに来るのが筋だべ」と立ち去ろうとするじいさん。

しかし、

「もうどうでもいいったらそったらことは!この人は、なつが選んだ人です、結婚を望んでるのは他でもないなつだべさ、なつが選んだ結婚相手に文句があるんですか、なつが選んだ結婚相手をわたしは信じてます。したって、お父さんの孫じゃないですか」と強く言う剛男。

うーむ、と考え込むじいさん。

わたしも父さんに賛成!とアケミ。

じいさん、やはり険しい顔。

じいちゃん、お願いします、となつ。

「なつさんを、必ずしあわせにします。約束します。」と坂場。

「はじめから、そう言やいいべや。 」とじいさん。

「はい!」

「ありがとう、じいちゃん!」となつ。

立ち去るじいさん。

外に出て、牛の世話んするじいさん。
なんだか、所在なさげ、さみしそうだ。

牛舎へ行くなつと坂場。

ゆみこはいま、農協で働いてるとか。
視察旅行で外国に行ったりしてる、と。

そして、牛飼いの暮らしは素晴らしい、生産の美がある、いくらでも追求できる、と絶賛する坂場。

「牛飼いは、どんなに儲からなくても誰にも文句言えねーべ、ただ牛飼いだから仕方なくやってるだけだわ。」とキクスケさん。

「仕方なくやってるなんて言ったら、牛が泣きますよ」と坂場。

「都会からきて、牛飼いのなにがわかんだ!」とムッとするキクスケさん。

「たしかに、人は食うために働く。生きるために牛飼いをするのは正しいことだと思います。しかしそこに、生産することの喜びを見出すことができるから、人に喜びをもたらすことができるから、牛飼いを誇りに思えるのじゃないですか。どんな仕事でも、人を感動させることはできます。農業にも、酪農にも、そういう精神は必要じゃないでしょうか。」と述べる坂場。

なに言ってんだこいつこの野郎という顔で坂場の話をきくキクスケさん。

そこへ、じいさん。なにやってんだ、はやく仕事しろ、と場をおさめる。

夜。

阿川弥一郎も参加しての晩飯。

なんと、クマの肉の鍋だ!

結婚ときいて、無性にクマが撃ちたくなり、クマを撃ったという。

豪快だ。

ゆみこ、じいさんのバターを農協で売ろうとしているんだ、という話をする。

酪農農家がつくる、乳業メーカーのプロジェクト。

「なつよ、君の大好きなふるさとにも、新しい風が吹いている。」とウッチャンナレーション。

◆ 第110話

熊肉のなべを囲んでる北海道の面々。

農協が乳業メーカーをやろうとしているという話してる。

そのため、ゆみこが通訳も兼ねて組合長についてヨーロッパへ視察へ行ったりしてる。

ゆみこはそれで結婚できなさに拍車。

「ごめんね、ゆみ、先に結婚して」となつ。

「大丈夫、全然羨ましくないから」とゆみこ。

そして流れる、優しいあの子!

引き続き、なべを囲む人々。

アケミ、あんなに牛が嫌いだったゆみこが、いまやバターづくりにメインで関わっていることの驚きを指摘。

「ほんとにそだね、そだね」となつ。

「じいちゃん、よかったね。」

「新しいことをしなければ、十勝の牛飼いは、牛飼いの喜びを感じることはできなくなってるんじゃ。 」とじいさん。

そして、なんだか微笑ましく、しあわせな時間が過ぎる。

翌日、なつと坂場は帯広へ。

雪月を訪れる。

雪次郎と母が迎える。

元気そうな雪次郎!

俺はこうなると信じて待ってたんだわ!と結婚を喜ぶ雪次郎。

すっかり菓子職人の雪次郎。

奥から、雪之助、とよばあさん、もやってくる。

坂場、あいさつする。

まぁ、座って、お菓子食ってけ、となる。

しばたのじいちゃんに殺されなかったかい!と、とよばあさん。

なつ、坂場が会社を辞めたことを伝え、いろいろあったことを伝える。

しかし、なつがくぐり抜けてきた苦労を思えば、そんなことは問題にならん、と。

雪之助、ウエディングケーキは、俺にタダでつくらせてくれ、と名乗り出る。世界一の十勝のケーキつくる!と。

「坂場、ありがとうございます、仕事は、なんとかしますから!」とあたふた。

そこへ、なんと、雪月へ倉田先生が登場!

柄本祐演じる倉田先生。久々の登場だ!

雪次郎が、なつが来ることを伝えていたらしい。

奥原なつ!元気だったか、

はい!

「お前の漫画映画は、いつも見させてもらってる。神をつかんだ少年クリフ。あれは…素晴らしかったな!お前の魂を感じた!」

「よかった!」となつ。

「ありがとうございます!」と坂場。

雪次郎、坂場を、この人がその映画の演出家で、なつの夫になる人です、と倉田先生に紹介。

「そうか、君が。あの映画を演出した君なら、奥原を安心してまかせられる。奥原なつを、よろしくおねがいします。」と倉田先生。

「こちらこそ、よろしくおねがいします!」と坂場。

そこへ、なんと、高校演劇の仲間、よっちゃんとカドクラさんが!

よっちゃんとカドクラさんは結婚している。

まさかここでみんなに会えるとは!と感動しているなつ。

天陽は呼ばなかったのか?とカドクラさん。

空気読めよ!って感じで肘打ちするよっちゃん

「なんもなんも、みんなに会いたいよ。」となつ。

坂場は、天陽の絵のファンでもあるのだ。

「あいつはいまや、立派な画家だ。あいつの生き方そのものが、画家なんだ。牛を育て、家族とともに過ごし、自分の作品を生み出している。したからあいつの絵は、純粋で尊いんだ」と倉田先生。

天陽くんのところでは、一昨年、男の子を授かったとか。

ちなみに、カドクラさんとよっちゃんは子ども二人いて、もうひとり、お腹に。

雪次郎もはやく見つけろよ!とカドクラさん。

「おれはまだいいんだ、寄り道したから。まだ半人前だ」と雪次郎。

なつ、農協が乳業メーカーやろうとしている話を倉田先生にする。

「奥原、これは非常に画期的なことなんだ。農民が、企業を頼らずに、乳製品を消費者に届けようとしてるんだからな。」と倉田先生。

「北海道の酪農家は、8割は赤字経営だ。よしこの家の牧場を、俺が継いでよくわかった」とカドクラさん。

メーカーが、加工用として牛乳を安く買い叩いてる現実があるとか。

だから、農協自らが工場を作ろうとしてる。

酪農王国への道。

それをゆみこがやってる。

一方、音問別農協。

「組合長、大変です、国から横槍がはいりました!」とゆみこ。

十勝の市町村宛に、速達が届き、十勝全体を集約酪農地域に指定すると。

明後日までに返事をしなければいけない。

これは、工場建設に対する妨害。

集約酪農地域になると、国の補助が受けられる一方、勝手に工場建てたりできなくなる。

生きる道は、ひとつ。

明日中に、工場新設の届け出を出すこと。

明日は土曜日。それまでに会議で決定し、午前中の役所が空いてるうちに届け出す。

柴田のじいさん、そしてなつ、坂場も会議に出る!となる。

翌朝、皆で農協へと向かう。

「キクスケさん、先日は、みなさんの苦労をしらずに、勝手なことを言いました。申し訳ありませんでした。」と坂場。

坂場の勢いに、面食らうキクスケさん。

必ずみなさんの工場を新設させましよう、と熱くなる坂場。

その様子を、暖かい目でみているなつ。

「なつ、この人は、こういうことが本当に好きなんだな」とウッチャンナレーション。

◆ 第 111話

午前までに、工場つくる決議をして、役所に届けないといけない。

組合長となつ、久々の再会。

なつがこのタイミングで十勝に帰ってきてくれたことは、きっと天の恵みだ!と喜ぶ、宇梶剛演じる組合長。

そして流れる、優しいあの子!

かつて、なつの演劇で、じいさんが説得され、牛乳の共同販売が実現した。

なつに「なまら感謝してる!」と組合長。

そして、工場つくるかどうか決める会議にぞくぞく人が集まる。

その中には、天陽くんも。

坂場と天陽くん、初対面。

「坂場と申します。お兄さんとはいつも仕事しています。」と坂場あいさつ。

「おお!よかった、おめでとう!」と素直に喜ぶ天陽くん。

天陽くんの嫁も赤子を連れている。

天陽くんのお父さんもきてる。

「工場設置届を提出するため、十勝の各農協組合長が、決議に集まりました。」とウッチャンナレーション。

剛男が司会で会議は進む。

宇梶剛演じる組合長の田辺からあいさつ。

「計画中の、十勝農協乳業をなんとしても実現したい、国に潰される前に、届け出を出したい」と訴える。

満場一致でなければならない。

同意のひと、手をあげてください、と呼びかけると、そこで手をあげないひとりの男が。

「田辺さん、国が反対してるということは、国が我々のしようとしてることを無謀だと判断したからでしょう? これ以上乳業メーカーを敵に回して、それでもしその工場が失敗したら、農民はますます苦境に立たされるんでないですか」

「失敗したら….失敗などせん!」と感情的になる田辺組合長。

「我々は一般の乳業メーカーを締め出そうとしているわけではありません。自由競争することで、共存共栄を図ろうとしてるんです」と訴える剛男。

しかし、不安になってる酪農民もたくさんいる、とその男。

「なしてわからないんですか。この工場は、そういう酪農民が安心して暮らせるために、酪農民の誇りをかけて作ろうとしてるんです!」とゆみこ。

「そのとおりです、乳業だけが栄え、酪農が滅ぶ仕組みを変えるためには、どうしても、共同組合で作る、工場が必要なんです。これはわたしの、いや、十勝の使命だ!」と田辺組合長。

「その工場は、ほかの乳業メーカーよりもうまいバターが作れるんだべ?」とキクスケさん。

「俺らがもっと俺らの手で美味しいバターをつくろうとしてるだけだべさ。したら、なんで迷うんだ。俺らの手で、人に喜んでもらおうとしてるのに、なして迷うことあるんだ。ここにいる人らは、開拓者の二世や三世だべ。親父らのように荒地を耕した誇りは、俺らにはないかもわからんけど、俺らにだって、開拓できることはまだまだあるはずだべさ。俺は学のないただの牛飼いだけど、俺らの搾った牛乳が、人に感動を与えるものになるなら、こったらうれしいことはないもな。どうか、その工場を俺らに作ってください。」

キクスケさんの言葉に心打たれ、天陽くんも、

賛成!工場を作れ!と声を出す。

それに続いて、ほかの人たちも。

工場を作れ! 工場を作れ! とコール。

そして、もう一度、今度は全員に決をとる。

今度は、全員が手をあげる。

議決!

田辺さん、我々、組合長会も一緒に行きましょう!道庁への抗議もこめて! と組合長のひとり。

われわれ農民も一緒に行きましょう、キクスケさん! とみな、一緒にいこうとなる。

坂場も、なつも。

キクスケさん、坂場の言葉もあって、先ほどの思い切った演説となった。

さぁ、百姓一揆だ!とよっちゃん。

みな、どしどし向かう。

「おやっさん、もうわしらの出る幕じゃないですね、」とうれしそうにさみしそうに言う、ユウキチさん。

うむ、とうれしさみしそうに泰樹じいさん。

そして、十勝支庁庁舎。

新聞、テレビのメディアも集まってる。ノブさんもいる。

組合長を先頭に、支庁長室へ入る。

中に入ると、十勝支庁長の、大清水 洋 が出迎える。演じるのは、リーダー森崎。

「ここまで騒ぎを大きくされては、リーダーであるわたしが矢面に立つしかないでしょう」と大清水。

楽屋オチ的な展開。

工場設置届を、支庁長に渡す剛男。

「十勝を酪農王国にしたいというわれわれの願いを、どうか潰さないでください!」と頭を下げる組合長。

潰すだなんて、人聞きの悪い。

それなら、今回のやり方はなんですか!と声を荒げる剛男。

そうだ!そうだ!

十勝の酪農を守れ!!

それでもあんたは道産子か!!

と皆で声を出す。

それに対し、

「わたしだって道産子だ!!何を言ってるんだ!十勝を、北海道を思う気持ちは、あなた方にも負けない! この大清水が必ず、十勝を酪農王国にしてみせます。そのためにも、みなさんどうか、頑張ってください。」

と、大清水。

一同拍手。

組合長と大清水、握手。

組合長、思わず膝から崩れ落ちる。

「なつよ、十勝にとって、今日は歴史的な日になったな。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 112 話

十勝の農民会社、十勝共同乳業が立ち上がることになった、前回の終盤の場面が映し出される。

そして流れる、優しいあの子!

ノブさんとなつと坂場、立ち話。

「坂場さん、なっちゃんをどうか、よろしくおねがいします。ほんとに辛い思いをしてきた人なんです。」

「わかりました」

そして、実はノブさんも去年結婚していたとか。

身内がいない中、ひっそりと挙式。

お互い、新しい家族を築いていく。

その後、なつと坂場、二人で歩く。

「君はすごいな。ほんとにいろんな人の恵みを受けて、生きてきたんだな。」

「わたしもそう思う。」

「それを、君もちゃんと人に返している。」

「そうだったらいいけど。」

「この北海道にきて、よくわかったんだ。君の絵を動かす力はどこからきたのか。それはこの大地に吹く風みたいに、君が生きてること、そのものの力なんだって、実感したよ。」

「また難しいこというんだから。」

「君は、僕の才能じゃなくて、生きる力を好きになったんだって、そう言ってくれたよね。そのことを、ずっと考えてたんだ。僕にも、もしもしそういう力があるとしたら、才能があるないに関わらず、またやってみたいんだよ」

「なにを?」

「漫画映画を。作りたいんだ。また一から、挑戦したいんだ。その道を探りたい。だから、ほかの就職先は考えられない。君に苦労をかけるかもしれないけど、それでも、いいかな。」

「いいに決まってるしょ。」

そういって、そっと抱きつくなつ。

「ほら、こうすれば、生きる力だって、二倍になるしょ。」

「うん」

「大丈夫だって。」

そして、空に向かって

やるぞー!空ー!

と叫ぶなつ。

夜。居間でテレビをみてるしばた家の面々。

朝の、役所への工場新設の届け出を出した様子が映し出されてる。

その映像のあと、天気予報みたいのが流れる。

そこで話してる女性、佐々岡道子、この人はノブさんの結婚相手だ!となつが気づく。

めんこいな、とじいさん。

「そりゃテレビに出てる人だもん。」と誰かが言う。

「いや、めんこくないのも出てる。」

じいさんの審美眼。

テレビ関係の仕事いいな、と憧れを口にするアケミ。

どんな仕事も、できる、男女の差は無くなってきてる、と坂場。

夜遅く、剛男とゆみこも帰宅。

組合の仕事で遅くなった。

組合長は、帯広の病院に入院になったとか。
安静のため。

あれは、根っからの開拓者だ、とじいさん。

そして、組合長がなつに話があると。

翌日、病院を訪れるなつと坂場とゆみこ。

元気そうな組合長。
なにもしないで休んでる方が不安になる、と。

そして、なつに話がある、という件について。

工場の会社名のほかに、ブランド名が必要になる。

ブランド名は、たんぽぽ、を考えている。

たんぽぽが咲いてカッコーが鳴いたら、十勝の農民は、種まきの季節になったことを知る。

新しい種まきの季節を知らせ、春が来たことを実感させる花、それがたんぽぽ。

ブランド名、たんぽぽ、を考えたのは、剛男だという。

なつが十勝にやってきたのも、たんぽぽ咲く季節。なつが、たんぽぽを食べたこと、よく覚えている、と。

組合長より、なつに、その商標を考えてもらいたい、というお願い。

たんぽぽバターのマーク。

プロのアニメーターで、十勝にゆかりのあるなつにうってつけのオファー。

一方、雪月。

バターと向き合う雪次郎。

「俺のバター、おバター….おバター雪次郎…ふふふ、天才だ」と独り言。

雪月に集められる、なつ、坂場、ゆみこ、そして、よっちゃんやカドクラさんや天陽くんや倉田先生。

倉田先生は、呼ばれてないのにきた。

昨日のは面白かったな!と倉田先生。

そして、雪次郎、現れる。

自作のお菓子を持ってくる。

「俺の考えた、新しいお菓子です。先生、みんな、これが俺の、新しい魂です。」

登場したのは、まるいバターサンドのようなもの

「なつよ、この雪次郎くんの魂が、また新しい春を、呼び込むことになりそうな。」とウッチャンナレーション。

◆ 第 113 話

これが俺の考えた、新しいお菓子だ、と紹介する雪次郎。

バターにあんこを混ぜ合わせたものを、挟んでいるサンド。

その名も…

そして流れる、優しいあの子!

お菓子の名は、おばたアンさんど

みな、うまいうまい、と食べる。

「結局あんたにはお菓子屋があってたんだね、おいしいわ! 」とゆみこ

「奥原や天陽にも負けない、お前の魂を感じる」と倉田先生。

雪之助も、味わって食べる。

お前に、先越されたわ、と。

父のお墨付きを得た雪次郎!

これでもう、一人前だ!と喜ぶ。

それはまだ早い、と雪之助。

そして、

「おばたアンさんどのバターは、ゆみこちゃんのつくるバターを使うんだ」と雪次郎。

おばたアンさんどと、ゆみこちゃんのバターが、くっつくんだ、と。

なにか、意味深なことを言い出す雪次郎。

「これはもう、ゆみこちゃんと、十勝の菓子屋が、くっつくのと同じだべ。ゆみこちゃんと、雪月が、結ばれる運命だと言っても過言じゃないべさ。」

「例えすぎて意味わかんないべさ」とゆみこ。

「それじゃ、意味わかるようにいうね。ゆみこちゃん、俺と結婚してくれ」

え!

「俺と、結婚してください!!」

一同、騒然となる。

血迷ったか!とトヨ婆さん。

「俺は、ずっとこの日を待ってたんだ。ゆみこちゃんにそう言える日を。今日みんなに集まってもらったのも、そのためだ!」と叫ぶ雪次郎。

「なして、みんなを集めなきゃいけないの?!」とゆみこ

「十勝の男は昔から人前でプロポーズするのだ!雪次郎、よく言った、みんなの前で振られても、すぐにあきらめがつくからな!」とカドクラさん。

「ゆみこちゃん、ゆみこちゃんはゆみこちゃんらしく、はっきり答えてくれ。」と雪次郎。

「し、しらんわ、そったらこと」

逃げようとするゆみこ。

しかし、なつ、呼び止める

「こうなったら、逃げるわけにはいかないべさ!」

ゆみこ、覚悟を決め、

「わたしでいいのかい」

「え」

「ほんとに、わたしでいいのか、ってきいてんの!」

雪次郎、涙ぐむ。

「おじさん、おばさん、トヨ婆ちゃん、わたしは、雪次郎くんと結婚するような、そったら資格はないかもしれないのさ」

「そったらことあるわけないべさ」と雪之助。

「そったらこと、あるわけないべさ!」と妙子さん。

「東京に駆け落ちしたって話かい。わたしは、あれをきいて、ゆみこちゃんを見直したね!もしかして、そったらこと気にしてんのかい?」とトヨ婆さん。

「それなら、俺にもそんな資格はねぇ」と雪次郎。

「結婚に必要なものは資格ではない。覚悟だ。」と倉田先生。

「ゆみには、その覚悟があるの? 」となつ。

「俺にはある!結婚しても、ゆみこちゃんのしたいことすればいいべさ。うちの家族の前で、それを約束する。俺は、ゆみこちゃんが好きだ! 昔から、今はもっと好きだ!

「わたしは、もし、結婚するとしたら、あんたしかいないと思ってた」とゆみこ。

「え、、いつから?」

「いつって、いつのまにか、思ってたわ」

「ほんとかい?! やった! なっちゃん、やった!」と雪次郎。

「雪次郎くん。ゆみ。おめでとう! 」となつ。

みな、拍手!

「ひとつだけ問題があるわ!あのしばたのじいさんと親戚になるってことよ!」とトヨ婆さん。

「君のおじいさんと仲が悪いの?」と坂場。

「性格がぴったり似すぎてるだけ。」となつ。

その後、しばた家。

「お嬢さんを、僕にください! と頭をさげる雪次郎。」

びっくりしている、しばた家の面々。

こったら短い間に、2度もあるのかい、こんなことが!と富士子

これは偶然なのか!? ゆみこ、いつの間に雪次郎くんと、と剛男

「自分でもわかんない。いつのまにか、そういう覚悟は、できてたみたい。」

「覚悟!? 雪次郎くんで、いいの? 」

「え!」と雪次郎。

「へんな意味じゃなくてね、雪次郎くんのことをほんとに好きなのか、結婚のことを真剣に考えてるのか、ってこと」

「そったらこと、結婚してみなくちゃわからないでしょ」

「いいんです!こういうゆみこちゃんと、結婚したいんです!」

「変わってるねぇ、雪次郎くんも」

「昔から合ってると思ってたよ、わたしは」とアケミ。

「たしかに、ゆみちゃんに合うひとはなかなかいないかもね」とサラさん。

「ほんとに、バターとあんこだわ! 」となつ。

「みんな、わたしをなんだと思ってんの!」とゆみこ。

「わかった。したら、反対する理由はないべさ。」

「父さんにもないよ。ゆみこと雪次郎くんがそれでいいなら。」

「ありがとうございます!」と頭さげる。

「待って!じいちゃんは?」となつ。

じいさん、静かに、おばアンさんどを食べる。

「うまいな。これ。」と一言。

雪次郎、ガッツポーズ。

「ひとつだけ、問題がある。雪月のばあさんと、親戚になるのか..」とじいさん。

同じこと言ってる!

なつにも、ゆみこにも、春が。

「それじゃ、結婚式、十勝でいっぺんにやりましょう」と坂場。

「よし!そうしよう!その方が恥ずかしくない!とゆみこ。」

「わたしから、まだこれを言ってなかったな。ゆみこちゃんよ、なつよ、おめでとう。」とウッチャンナレーション。

◆ 第114話

縁側で、たんぽぽの絵を描いているなつ。

ゆみこのつくるバターのロゴ。

富士子、そばへ近寄り、なつへノートを渡す。

なつが子供のころから食べてきた料理のレシピがそこに。

母から娘への、レシピ。

ゆみこには、ノートじゃなくて、一から特訓が必要。

「したけど、あの子までが結婚なんてね。なつがまた、この家に奇跡を運んできてくれたんだわ。」

「母さん。わたしがここにきたこと、奇跡だと思ってるの?」

「奇跡でしょう。なつが生まれて、わたしの娘になったことは。そう思わんかったら、あんたに亡くなられたご両親に申し訳ないわ」

なつ、富士子に身を寄せる。

「わたしには、もうこれが普通だわ。」となつ。

「なつ、結婚しても、つらいことがあったら、いつでも、我慢しないで帰ってきなさいね。あんたは本当に、我慢強いんだから。なつが生まれてくれて、本当に良かったわ。」と富士子。

身を寄せ合い、涙を流すふたり。

一方、農協。

なつと坂場がオフィスへ訪れる。

なつ、たんぽぽバターの商標を描いて持ってきた。

一見、牛の顔に見えるが、たんぽぽがあしらわれているデザイン。Tの文字は、たんぽぽのTであり、十勝のT。

ナイスデザイン!

ほんとに大きくなったな、あのなつが、もう結婚か。と感慨深げな剛男。

kこれ、使わせてもらうよ!このマークをつけて、いずれは、バターだけではなく、いろんな乳製品を作りたいんだ」と組合長。

十勝の牛乳も、そのまま消費者へ。

そして、天陽くんのアトリエ。

なつと坂場が訪れている。

コーヒーを出す天陽くん。

「イッキュウさんのことは兄からも聞いていました。僕の絵を褒めてくれていたとか。l

「いや、褒めるだなんて。ただ、感動した、と伝えました。まさか、奥原なつさんの幼馴染だとは知りませんでした。」

と天陽くんと坂場のやりとり。

「わたしは、天陽くんから絵を教わったの。天陽くんがいなかったら、いまのわたしはいなかった」となつ。

それはお互い様だよ、と天陽くん。

「天陽さんにとって、絵とは、なんですか。絵を描くことは、畑で作物をつくることとは違いますか?」

「もちろん、違います」

「どう、違いますか」

「どう…どちらも生きるためにすることですが、畑仕事は食うためで、絵を描くことは、排泄かな。」

「排泄?」

「我慢できなくなると、漏らしてしまうでしょ。そういうものですよ、絵は。」

「なるほど、芸術的な価値を意識していないところに、あなたの絵の素晴らしさがあるんですね」

「絵の価値を描くなんて、つまらないですからね」

「そうですね」

「したけど、人から褒められると嬉しいし、けなされると悔しいんです」

「そうだね、そうやって、純粋に生きられたらいいね」となつ。

坂場、天陽くんの描いた天陽くんの肖像画をみる。

「僕が生きる場所を選んだように、なっちゃんも生きる場所を選んだだけなんだ、純粋に。アニメーションの世界は僕にはわかりません。なっちゃんと生きられるのは、イッキュウさんだけなんです。どうか、なっちゃんのこと、よろしくお願いします。」と天陽くん。

「あなたの絵を見て、僕も我慢できずに、漏らしそうです。」と坂場。

ふふふ、と微笑む天陽くん。

天陽くんはやっぱり、わたしの一番の目標です、と心のなかでつぶやくなつ。

そして、手を繋ぎ、草っ原を歩いてるなつと坂場。

「天国のお父さん、お母さん、元気ですか。わたしはこの人と、坂場一久という人と結婚します。未来のことはまだ、全然わからないけど、わたしは、幸せです。彼のご両親にもお会いして、一緒に食事をしました。」となつの心の声。

坂場の両親と会食した時の場面が映し出される。

坂場の父、一直を演じるのは、なんと関根勤。

歴史学、考古学について熱く話している一直。

もくもくと肉を食っている坂場。

そして、昭和42年。1967年の春。

たんぽぽの咲く季節。

kじいちゃん。」

なつ、結婚式の晴れ着で、牛舎に。

「そんな格好でこんなとこへくるな。汚れる。」とじいちゃん。

「じいちゃんがなかなか来ないから。ゆみも待ってるよ。」

「慌てるな、いまいく」とじいさん。

「じいちゃん、長い間、お世話になりました。」

「ありがとうな。」

「ありがとうは、おかしいべさ。育ててくれたじいちゃんが」

「わしもお前に育ててもろうた。たくさん、たくさんええものみた。ありがとうな。」

声を詰まらせ、涙で目を赤くするじいさん。

思わず、なつも涙を流す。

「じいちゃん、本当に、どうもありがとうございました。」

じいさん、背中でそれを受け止める。

そして、優しいあの子が流れる中、結婚式!

まるで、最終回かのような、大円団ムード。

十勝に、東京から咲太郎とマダムも。

「ここに千遥がいてくれたら。そうも思ったけど、この世に生まれたことを、神様に感謝したいくらい、わたしの心は、喜びに満ち溢れていました。天国のお父さん、お母さん、わたしを生んでくれて、ありがとう。なつは、今日、結婚しました。」

そして、記念撮影。

「嗚呼、なつよ、未来永劫、幸せになれよ。」とウッチャンナレーション。

★ 感想

ついに坂場と結婚式を決め込み、なんだかエンディングムードな今週。なつの物語として、一区切りついた感がある。次、どんな展開になるのか。

次週、なつよ、笑って母になれ!

 

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