ふんどしを茹でる日々の映画鑑賞〜地獄の黙示録FINAL CUT/ チェリー

備忘録のため、己を奮い立たすため、観た映画についての感想を定期的に書き残していきたいと思う。

一週間に2本を目標にしていたが、全然達成できず。定期的に2本分、書き残していきたい。

◼️地獄の黙示録 FINAL CUT(2019)

ブルーレイで観た。フランシスフォードコッポラ
ジョンミリアス、フランシスフォードコッポラ ジョゼフコンラッド 闇の奥(Heart of Darkness) 原作。マーロンブランド、ロバートデュバル、マーティンシーン、デニスホッパー主演。

カーツ大佐の暗殺を極秘で任された、マーティンシーン演じるウィラード大尉の地獄巡り。182分、ファイナルカット版。泥沼戦争映画であり、ジャングルの奥地へと踏み込み、その異常な世界を目撃させられる、ベトナム戦争、ひいては、西洋の帝国主義を相対化した試み。

ぐったりする。すげえなぁ、という。

ジャングルの中で、狂気に呑まれている様子の兵士たち。ロバートデュバル演じるキルゴア、デニスホッパー演じる報道写真家、狂気にのまれた兵士たちの中、とりわけの狂気を放つ。

ヘリでのナパーム爆撃。
https://youtu.be/nZ_zNUmr8fM

プレイメイトたちのショー
https://youtu.be/k5RLLT5psmg

屠殺もリアル。

フランシスフォードコッポラが私財投げ打って作ったまさに超大作。6週間で終わる予定が14ヶ月かかったそうな。

それを思えば、この映画に4時間弱付き合うことなど、一瞬のこと。

ジョセフコンラッドの闇の奥を読んだ後に、またもう一回観たい。

◼️チェリー(2021)

Apple TVプラスで観た。アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟監督、トムホランド主演。元米軍兵士のニコ・ウォーカーが自身の実体験をつづった同名小説が原作。

彼女にフラれた勢いで軍隊に応募。メディックとしてイラク戦争に従軍し、仲間が死に、地獄のような、トラウマ。帰国後、PTSDからの、薬物依存症、ドラッグ買う金が工面できなくなり、銀行強盗の泥沼にはまっていく男の哀しい物語。

なかなかに面白かった。

なるほど、チェリーとはつまり新兵のことだったか。

いろんなオマージュが感じられる。フルメタルジャケット、地獄の黙示録。あまりにもあからさまなオマージュすぎて、コメディ感もある。もうちょいシリアスめが良かったのかも。

こちら側に話しかけてくる、第四の壁を突き抜けてくる感じとか、銀行の名前がFuck Americaみたいになっていたりとか、信用できない語り手、な部分もある。なので、最後のエピローグが、彼の観た夢だったとしても不思議ではない。

また、2002年から2021年までの変化を生身のトムホランドが体現。ドラッグに溺れて身をやつす様子は圧巻。ドラッグ中毒は一度ループにはまるともう抜け出せない。PTSDモノでありドラッグの恐ろしさを伝えている。

恋人のエミリーとの出会いが全ての苦悩のはじまりだったとも言えるし、全ての幸せのはじまりだったとも言える。運命の人、と思える人に出会うということは、そういうことなのだろう。

そして、撮影かっこいいなと思ったら、ニュートントーマスサイジェル。ブライアンシンガー組でXMENシリーズや、ボヘミアンラプソディ(途中までブライアンシンガーが監督してた)、スパイクリーのファイブブラッズなど、多くの作品の撮影監督を務めている。

緊急事態な日々は続く。 
連続ドラマも観つつの、やはり映画が好き。

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