サウナってみんなが知ってる通り最高なんですよ。現代における生命維持装置なわけじゃないですか。週4回くらいのハイペースで行っていたときは、仕事や待ち合わせの合間を縫って、ちょっとした時間をみつけては、サウナに行っていました。
サウナの良さはあのひりひりとした人間模様をかいまみれる空間と、その後の爽快感。中年の青春と言っても過言ではありません。
サウナと水風呂はきってもきれない関係性で、ドラマでいうと反町と竹野内みたいな関係です。
反町見ると竹野内思い出して、
竹野内みると反町が思い出されて。
その永遠の反復運動がサウナです。
けして、反町派か竹野内派かという問題ではなく、二人でビーチボーイズなんです。
サウナの良さ
サウナで極限まで体をあたためて、その後水風呂で体をひやしてみてください。
肩こりはとれますし、夜はよく眠れるし、なにより、その瞬間も俗世から解脱したような、高尚な気持ちになれます。
一度はまると、本当に体と時間が許す限り繰り返してしまうので、やめどきがみつからなくなります。
サウナと水風呂を覚えると、銭湯とかスーパー銭湯のコスパがぐっとよくなります。なんせ滞在時間が大幅にのびますからね。子供の頃は、なんでこんなに長い時間風呂にいる人がいるんだと思っておりましたが、今では住み着くようにいますからね、僕。サウナを知ったときはこの世の中の謎が解けたっていう充足感がみちみちてましたね。
中にはサウナと水風呂の間に休憩をはさむ玄人もいるのですが、僕ははさんだりはさまなかったり、自由なスタンスでした。
サウナを知らずんば、人を知る無きなり
サウナには、玄人も素人もいて、その銭湯によって、雰囲気は千差万別。
そこが楽しみでもあります。
どこのだれだれがどうしたとか、
あそこのなになにがうまいなど。
ネットニュースにもテレビにも流れないような、
土着的な会話って本当に落ち着くというか。
情報社会の昨今、聞き流せる話ってとてもありがたいんですよね。
ちなみに僕はサウナにテレビがなくてもいい派です。
こんなに好きなのにサウナをやめた理由
狂ったようにサウナ通いしていたのに、サウナをやめることになってしまったのは、いくつか理由があるのですが、
その大きな理由の一つとしては、健康診断で、血色素の値が著しく悪くなってしまったためです。
今まで健康診断の優等生だった僕は、この判定が出たときばかりは、こんなに徳をつんでいるのに、なんで僕が。。。前世でなんかしたのかと、自分を責めました。
なにが原因だったか、振り返ってみれば、それはサウナなんじゃないかなと独断と偏見で決めつけました。
だって、変わりようのない人生で、その1年で一番変化したことがサウナの発見だったので。。
なので、血色素がなにで下がってしまったのかがわかるまでは、サウナをやめることにしました。
これで、血色素が上がらなかった場合は、またサウナ生活始めたいと思います。
サウナにかわるもの、それが交互浴
サウナがなくなってからというもの、ぽっかり空いちまったわけですよ、心に穴が。
似たようなものじゃないと埋まらないってこの歳になると知ってるじゃないですか、その穴。
なにかないかなーっと思っていたら、交互浴というものを見つけました。
交互欲とは、風呂と水風呂を交互に入るというものです。簡単な説明ですが。
これが、とてもサウナに似ていて、気持ちいい。
風呂が熱いほどいいね!
高円寺の小杉湯と阿佐ヶ谷の玉の湯が好みです。
密閉されたあの空間は恋しくなるときはありますが、
健康診断まで我慢することにします。
水風呂からサウナに帰らず、風呂に帰る。
そして、また水風呂へ行く。
やったことのない人は、本当に一度でいいから、やってほしい。
とても神秘的な体験がまっていますので。